白馬岳

2016年07月31日(日) ~ 2016年08月02日(火)

• GPS: 47:20
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,891m
• 下り: 1,301m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:10

13:50 猿倉荘
14:00 白馬尻小屋

2日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 1:20
• 合計: 5:40

5:40 白馬尻小屋
6:10 6:25 アイゼン装着地点
7:40 7:50 大雪渓終了地点
9:15 9:40 避難小屋
10:50 11:20 頂上山荘
11:00 白馬山荘

3日目

• 山行: 6:05
• 休憩: 1:25
• 合計: 7:30

6:20 白馬山荘
6:40 白馬岳
7:25 7:30 三国境
8:10 8:20 小蓮華山
10:00 10:30 白馬大池山荘
13:00 13:40 栂池山荘
13:50 栂池パノラマウェイ 自然園駅
13:50 ゴール地点

天候

初日曇、2日曇時々晴、3日目曇、後雷雨。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

白馬駅に集合して路線バスで猿倉に行き、歩き始めた。
メンバー2人は白馬大池から蓮華温泉に下山。
私は栂池自然園に下山して、ロープワイ、ゴンドラで栂池へ、路線バスで白馬駅へ行き、翌日の雨飾山に備えて小谷温泉へ移動した。

コース状況／危険箇所等

大雪渓は6本爪軽アイゼンがあれば安心して登れる。雪渓終了地点からしばらく急斜面をジグザグに登る。
白馬岳から白馬大池、白馬乗鞍岳は問題ないが、天狗原までは大岩の積み重なった急な坂を下る。

感想

yoriton

東京の友人2人と白馬岳に登った。
白馬駅で合流してバスで猿倉に行き、白馬尻小屋まで歩いて前泊、翌日、大雪渓を詰め白馬岳に登り、白馬山荘に泊まり、三国境から白馬大池に出た。ここで友人は蓮華温泉に下り、私は大雪渓の登りから同行していた千葉の女性と一緒に栂池自然園に下山した。
友人は蓮華温泉泊の予定だったが、入浴だけしてその日の内に糸魚川経由で帰京した由。
栂池自然園で昼食を採り、ロープウェイ、ゴンドラを乗り継いで栂池へ、バスで白馬駅に出た。

大雪渓は6本歯の軽アイゼンで安心して登れた。グズグズの雪なので、チェンアイゼンは無いよりはましだが、あまり利かないのではないだろうか。
大雪渓を登りきると葱平の斜面に花が咲き乱れていた。
ミヤマオダマキ、シロウマアサツキ、ミヤマキンポウゲ、ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ、イワギキョウ、チシマギキョウ、ウメバチソウ、ヨツバシオガマ、オニユリ、等々挙げるときりがないくらいだ。
頂上山荘を過ぎるとウルップソウも咲いていた。
山荘下ではライチョウのお出迎えもあった。

部屋に落ち着いてから昼食を食べ、山頂に向かった。山頂への道の周りもたくさんの花が咲いていて癒された。
小屋に戻って、ビール、ワインなど楽しんだ。白馬山荘のテラスは街のレストランのようだ。

山頂から三国境、小蓮華岳は花が咲き乱れる稜線歩きだ。時折コマクサやミヤマアズマギクも咲いている。
船越ノ頭を越え雷鳥坂に差し掛かると、ライチョウが現れ、コマクサも沢山咲いていた。トウヤクリンドウもあった。

白馬大池から乗鞍岳までは大岩の上に付けられた登山道となり、乗鞍岳を過ぎると天狗原までの急坂を下る。ここは大きな岩の間を縫うようにして下る。天狗原の木道を過ぎると、単調な登山道となり、栂池山荘の横に出る。
白馬岳は何といっても花の種類と数が多いし、景観も素晴らしい。大雪渓もあるので、変化のある山歩きが楽しめる。
ただ、大雪渓は落石の危険が大きいので、周囲に怠りなく注意を払って置くべきだ。落石が雪面を転がる時、殆ど音がしないそうだ。
この時も杓子岳側の斜面が絶えず崩落していたし、雪面に大小様々な石が転がっていた。
（2022年7月 記）