安達太良山 〜18きっぷ珍道中、絶景山行〜

2022年08月15日(月) ~ 2022年08月16日(火)

• GPS: 08:19
• 距離: 23.0km
• 登り: 1,094m
• 下り: 1,555m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:14
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:14

14:42 奥岳登山口
15:23 15:23 八の字
15:38 15:38 勢至平分岐
15:49 15:49 金明水
15:56 くろがね小屋

2日目

• 山行: 4:38
• 休憩: 2:15
• 合計: 6:53

3:39 くろがね小屋
4:09 4:14 峰の辻
4:29 5:11 安達太良山
5:20 5:23 沼尻分岐
5:23 5:27 峰ノ辻分岐
5:29 5:31 矢筈森
5:45 6:13 鉄山
6:24 6:24 矢筈森
6:36 6:36 峰の辻
6:55 7:26 くろがね小屋
7:30 7:32 塩沢分岐
8:01 8:09 天狗岩
8:10 8:15 八幡滝
8:18 8:21 相恋の滝
8:23 8:25 屏風岩
8:28 8:28 三階滝
9:01 9:01 馬返し分岐
9:12 9:12 塩沢登山口
10:32 岳温泉バス停

山行よりも電車の長旅が大変な18きっぷ山行。

天候

1日目：曇り　　　2日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自転車

最寄り駅まで自転車
最寄り駅〜乗り継ぎ3回〜小山駅
　ここで宇都宮駅にて架線断線トラブル発生
　小山駅でしばらく足止めを食らう。
　復旧遅そうなので郡山駅に大回り迂回決断!
小山駅〜（JR水戸線）〜水戸駅　(18駅)
水戸駅〜（JR水郡線）〜郡山駅　(40駅)
郡山駅〜（JR東北本線）〜二本松駅
　本当は11時ごろに二本松駅到着だったが、
　この時点で2時間以上の遅れ…
二本松駅〜(タクシー5800円涙)〜奥岳登山口
　（1日目山行）

　（くろがね小屋宿泊）

　（2日目山行）
岳温泉BS〜（福島交通バス500円）〜二本松駅前BS
二本松駅〜乗り継ぎ4回〜小金井駅
　（落とし物回収、感謝！）
小金井駅〜乗り継ぎ4回〜最寄り駅
自転車で帰宅

コース状況／危険箇所等

危険箇所、特になし。

その他周辺情報

杉乃家：
　二本松駅近くのお食事処。
　なみえ焼きそば650円。大盛り＋200円。
　量多く、ボリュームあり美味しく満腹になれる。

くろがね小屋：
　山中にある源泉かけ流しの素晴らしい温泉宿。
　素泊まり4100円。寝具持参。
　
mt.inn(マウントイン)：
　岳温泉街にある日帰り入浴可能な宿泊施設。
　湯釜から直接源泉をひく素晴らしい泉質。
　大人600円。

写真

8/15 7:21

18きっぷで東北へ。だが途中で宇都宮線トラブルで運転見合わせ。小山駅で下車し、水戸方面に逃げ水郡線で東北に向かう。

8/15 12:34

水戸線18駅、そして水郡線40駅。距離にして209kmの大迂回でなんとか郡山に12時30分到着。このドタバタの中、大切な帽子を車内に置き忘れ、ブルー(涙)

8/15 13:16

そして東北本線で二本松駅に着いたのは13時過ぎ。登山口へのバスも少なく、小屋に遅く着くのは迷惑をかけてしまう。タクシーかな…。

8/15 13:26

取りあえず腹ごしらえ。杉乃家のなみえ焼きそば大盛りを注文。大量の麺で満腹。本日は素泊まりなので丁度良い。

8/15 14:02

時は金なり。それならば金で時を買おう。タクシーで一気に奥岳登山口に。

8/15 14:53

そして奥岳登山口から小屋を目指す。

8/15 15:19

旧道は泥濘箇所多いが、馬車道より早く着く。靴を汚さないように旧道を急ぐ。

8/15 15:51

くろがね小屋が見えてきた。食事無しの素泊まりだが前日の電話予約で受け入れてくれて有難い。

8/15 17:06

背後の鉄山方面はガス。明日の朝は晴れてほしい。長いこと電車に揺られ、帽子を無くし、タクシー代を払って、ここまで来たのだから…。

8/15 17:04

もう先着した方々は、良い感じに団らんモードだった。良い雰囲気の小屋である。

8/15 16:17

受付を済まし、あてがわれた自分専用の部屋で荷物整理や寝具準備をする。

8/15 16:29

ひと段落したところでcoffee&sweetsタイム。道のり遠く、いろいろトラブルがあったが無事ここに辿り着けて何より。

8/15 17:20

そして楽しみのお風呂。源泉かけ流し。しかも源泉に一番近い温泉。

8/15 17:25

他の皆様は今、食事タイム。素泊まりの自分はこのタイミングで入浴し貸し切り状態。極楽。最高の湯。

8/15 18:26

入浴がよほど気持ちよかったのか、部屋に戻って爆睡。他の皆様と飲んだり、話したりしたかったのに残念。

8/16 3:28

たくさん寝たので夜中3時から元気。準備して夜明けの景色を狙いに行く。月齢18の月明かりで結構歩ける。

8/16 4:06

夜明けが近い。急ぐ。

8/16 4:10

峰の辻。

8/16 4:10

振り返ると福島の街灯り。思えば遠くに来たもんだ。

8/16 4:39

そして安達太良山ピーク登頂。家から遠い百名山、18きっぷで強引にget!

8/16 4:40

空が凄いことになっている。風も凄い。

8/16 4:50

coffeeで温まりながら日の出を待つ。

8/16 4:58

そして日の出。眩しい。

8/16 4:59

ちょうど3人組が登頂してきたので写真の撮り合い。自分も撮ってもらう。

8/16 5:01

美しい。

8/16 5:06

風に波打つ雲海。

8/16 5:08

日の出の絶景ショーも落ち着いてきたので、鉄山方面に散歩に行く。

8/16 5:19

これが高村光太郎詩集『智恵子抄』『あどけない空の話』に出てくる「ほんとの空」？

8/16 5:26

進行方向左手に沼ノ平噴火口の異様な景色。

8/16 5:38

正面にはこれから向かう鉄山方面。

8/16 5:47

鉄山に向かう途中にある矢筈森に到着。特に何もないのでスルー。

8/16 5:57

進行方向右手には、くろがね小屋を見下ろせる。真ん中やや左下。

8/16 6:01

そして鉄山到着。山名標らしきものは無い。ケルンや三角点のみ。

8/16 6:03

鉄山といえば万年蹴り。知る人は多分ごくわずか。

8/16 6:08

そろそろやることも無くなったので撤収。来た道を戻る。

8/16 6:05

このままあのもう一つの百名山、磐梯山に行くアイデアも浮かんだが、面倒だしそこまでがっつく必要もないので即却下。

8/16 6:24

最後に沼ノ平をガン見で見納め。

8/16 6:26

矢筈森の近くから峰の辻に下り、小屋に戻る。

8/16 6:58

小屋でお世話になった10号室。荷物をまとめ出発の準備。

8/16 7:23

最後にTシャツとジュースを購入し、小屋番に挨拶をして出発。

8/16 7:32

下山は塩沢登山道にて。

8/16 7:52

塩沢登山道は、一部片側が切れ落ちたところや徒渉箇所、藪っぽいところもあるが、沢沿いの爽快ルート。

8/16 8:13

途中、滝も何種類か鑑賞できる。

8/16 8:52

金剛清水の水場。試しに飲んでみたが自分は普通に飲めた。感じ方には個人差あり、自己責任で。

8/16 9:10

塩沢登山道を下りてくると最後に二本松塩沢スキー場に辿り着く。ここからは道路歩きで、岳温泉を目指す。

8/16 9:45

振り返ると安達太良山のピークが見えた。早朝はあそこに居たんだね。人間の足って凄い。

8/16 9:52

ここの道路歩きは長く、そしてやたらと暑い。地球温暖化。

8/16 10:40

そして岳温泉に戻ってきた。バス待ちの間に日帰り入浴できるところを探し、マウントインに行きつく。ここも素晴らしい温泉だった。

8/16 11:07

入浴後は自販機でビールを購入し、休憩所（自炊室）で休憩。極楽極楽。

8/16 11:35

そしてバスに乗り、二本松駅へ。そこからは家までの18きっぷ超ロング電車の旅。

8/16 12:34

途中、郡山で乗換待ち時間が長かったので、その時間を利用して、立ち食い蕎麦屋で昼食。

8/16 16:02

無くした帽子についてJRに問い合わせたら、なんと小金井駅で預かっているとのこと。もちろん立ち寄り回収。感謝感謝で帰路につき、本日の山行、これにて終了。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

JiroDai

　くろがね小屋のお風呂と安達太良山の絶景のためなら、18きっぷの電車の長旅も耐えられる。だけど突然の電車トラブルには参った。諦めて計画を変更しようとも思ったぐらいだった。でも調べてみると何とか強引に迂回もできそう。思い切って迂回路線を選択し、タクシーを利用して何とか計画通りに宿に到着できて良かった。そして長旅の疲れや嫌なことを吹き飛ばすような安達太良の大自然、最高だった。



　あと置き忘れた帽子、まさか回収できるとは思わなかった。届けてくれた方やJRの方々に心より感謝。本当に嬉しい。

コメント

山のロザリア

JiroDaiさん、こんばんは。
青春お疲れ様です😌
電車トラブルに帽子紛失、宿泊費より高いタクシー！😭涙が滲むスタートでどうなることやらと思いましたが、くろがね小屋の湯に癒され３時にはぱっちり目を覚まされて鉄山では華麗なジャンプまでされて安達太良山を満喫されたようで良かったです。(足はくじきませんでしたか？(笑))
シェラフ持参とのことで抜かりない美しい寝床作りに感動しました。あぁやって山で人は寝るんですねぇ。。。
青春18なので帰りにお酒が飲めるのが醍醐味ですね♪え？はらぺこあおむし？🤔
帰りに帽子が見つかって本当に良かったですね〜！なんだか泣いたり笑ったりのもりだくさんなレコで私もお腹一杯になりました！

JiroDai

Yamano-Rozariaさん
　コメントありがとうございます。なかなかのハプニング続きで1日目は気分的にもブルーでしたが、2日目には計画していたことが無事実施でき、挽回できました。良質の温泉と安達太良の朝の絶景が嫌なことを全て忘れさせてくれました。確かにタクシー代は宿代よりも高い❕！（笑）そこだけは心残りですが、18きっぷで得し過ぎなので気にしないことにしています（笑）。
　シュラフを準備しながら、Rozaria先輩達がシートだけで一晩過ごす強者エピソードを思い出しました。東北の山の夜は結構寒かったので、その凄さを実感しました。
　入浴後のはらぺこあおむしを読みながらのビール、帽子との奇跡の再会、本当にいろいろあり、夏の忘れられない18きっぷ山旅となりました。珍道中レコを読んでいただき、ありがとうございました。