山行記録: 読売新道＋黒部源流山小屋徘徊

今年の「極上の休日」その２

その２は「贅沢に小屋泊を重ねよう！」
という分不相応な（＝カネがかかる(_ _;)）建て付けにしてしまったが、
やはり山は登らねば！ということで、、

初日
黒部ダムから奥黒部ヒュッテまで土砂降り全身ずぶ濡れ（泣）
・平の渡しは屋根付きの舟に乗せてくれた
この10分間だけ雨風を凌げた(_ _;)
・奥黒部ヒュッテは小屋番さんの心温まるご配慮で乾燥室のストーブ全開、靴の中以外は大体乾く、ありがたいm(__)m

二日目
同宿同部屋になったYさんに同行をお願いして、雨は上がった読売新道へ　曇り時々ガス
・とにかく長い（泣）、飽きる（笑）
赤牛まで７時間、そこから水晶まで5時間、
12時間以上歩いたのは多分初めて（泣）
・４リットル担いだ水は、赤牛までで１リットル、温泉沢分れまでで１リットル、水晶小屋までで１リットル、と消耗発汗口渇が指数関数的（泣）
・水晶小屋のたぷたぷのカレーが沁みる

・双六まで行ってみるか、とも思ったけど三俣蓮華まで上がったら稜線はガス、初志は潔く捨てて小屋に戻る(_ _;)
・三俣山荘、晩ごはんは鹿肉のシチュー、朝ごはんは鹿肉の太いソーセージがごろん、若干ひるむが（普段たべないので、、）選択肢がなければ味わえるもんだ
・山荘のコウヤ君、カヤちゃんはすでに下山、今年はカヤちゃんのお菓子は食べられなかった

四日目
三俣から雲ノ平へ　ガス時々雨
・お風呂に入ろう！と思い立ってしまって、ガスと霧雨の中、鷲羽に登って高天原に下る
・露天に浸かって缶ビール、至福に悶絶してたらお嬢さん二人が現れ狼狽、真っ直ぐ竜晶池へ向かってくれてやれやれ、クマより難儀だ
・高天原峠からの登り返しは足場の悪さとたまに滑る石に泣きながら、要するにこの日は7時間余計に歩く(_ _;)
・雲ノ平山荘の晩ごはん、酒粕の濃さが尋常でない石狩汁、三杯いただいてしまう

五日目
雲ノ平から薬師沢へ　ガス・霧雨
・雲ノ平を徘徊するつもりが朝はガスと霧雨、しばらく山荘で様子をみるけど好転の兆しはないので、仕方ない、真っ直ぐ下りるか、、
・と、木道の果てまできたらほらやっぱり、ガスが晴れて水晶が見え始める（けど、戻る気概もないのでそのまま薬師沢へ(_ _;)
・下りには使いたくないなぁと思っていた急登をよたよた下る、確かに石は滑るが足場はしっかりしてるので、昨日の岩苔から高天原までのガレ場に比べればかなり楽
・同宿のUさんにワインをいただきお昼過ぎから酔眼酩酊(_ _;)

六日日
薬師沢から折立へ　曇り・ガス
・下りたくない、とつぶやきながら淡々と歩く
・太郎小屋はお気の毒に感染で営業休止、酒と飲み物だけは販売していたので、最後の気合い入れに「ガソリン350ml補給」してしまう
・あとは一気に折立まで、途中の「アラレちゃん」の肖像画は無かった

下界で
・バスで富山、地鉄で不二越駅の満天の湯で心おきなく湯に浸かる
・今年はもう富山に下りることはないので、金沢まで足を伸ばして広坂ハイボール、オムレツと上海ソーメンと燻製肴に一時間一本勝負
・21世紀美術館をちらっと眺めて最終かがやきで帰宅、翌日は会社に顔を出して（世間体が大事！）体力回復を図る(_ _;)

ということで、
前半は「気力体力点検行軍」
後半は「山小屋徘徊型リゾート」
というまことに贅沢な一週間、ありがたい限り
来年もまた来れるよう善行と勤労を重ねねば、、m(__)m

※すみません、タダ乗り会員なので、写真のアップは打止め、アゲられません（泣）
YAMAPは寛大なので、同じハンドルネーム同じ内容で少し上げてますm(__)m

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borav64m

年金暮らしが３，４００円払っているのに現役がただ乗りとはこれ如何に。
しかし初日に土砂降りの中登ったり降りたり、よく黒部湖に落っこちなかったですね。
しかし小屋でお風呂に入れて服も乾いてさっぱりしてよかったですね。
松川村からは稜線はずーーと雲の中でした。
お疲れさまです。

2022/8/27 13:09

307pujio

borav64mさん
現役のフリしてるだけです（笑）
「お金払ってまでこれ以上個人情報を提供したくない」とへ理屈こいてウソぶいてます^^;

ダムから奥黒部ヒュッテまでの桟道・梯子の谷側には全てしっかりした手すりがついてましてまずオチません
尾瀬の東電と並んで黒部の関電、丁寧に手を入れてくれてます

奥黒部ヒュッテに着くまでにたっぷりシャワーを浴びてました(_ _;)ので入浴願望は皆無、
晩ごはん食べて速攻でオチました

しかし我ながらホント、元気ですね、、

2022/8/28 21:12