【★尾瀬のショボ山★大清水〜尾瀬沼〜皿伏山〜白尾山〜冨士見峠〜冨士見下★】
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,091m
- 下り
- 973m
コースタイム
◎群馬県利根郡片品村
【■今回のコース■】
【▲6月21日(土)▲】
『大清水(標高1200m/4:17am/登山開始)-
一ノ瀬休憩所(5:18am)-岩清水(5:45am/10分休憩)-
三平峠(標高1762m/6:30am)-尾瀬沼山荘(標高1665m/6:42am)-
南岸分岐(7:07am)-大清水平(7:28am)-
皿伏山(標高1916m/8:24am)-セン沢田代(8:57am)-
白尾山(標高2003m/9:45am)-白尾田代(9:54am)-
冨士見峠(標高1881m/10:29am)-冨士見小屋(10:33am)-
アヤメ平下(10:52am)-元休憩所(11:09am)-
馬洗渕(11:20am)-田代原(11:32am)-
十二曲り(11:47am)-冨士見下駐車場(12:02pm)-
冨士見下バス停(標高1310m/12:07pm/登山終了)』
<水は1.5リットル飲んだ・所要時間は7時間50分>
※岩清水・皿伏山・冨士見小屋での休息時間含む
※冨士見峠と冨士見小屋の『冨』の字は『富』ではなく
ワ冠で、上に点が付かない『冨』の字です(^^;
天候 | 曇り⇒晴れ⇒雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
◎新宿駅新南口-尾瀬大清水(関越交通バス/夜行高速バス/3900円) 【●復路●】 ”攣慮下-尾瀬戸倉(関越交通バス/400円) 尾瀬戸倉-新宿駅東口(関越交通バス/高速バス/3900円) 【●往路詳細●】 新宿駅新南口(代々木)22:00-3:50尾瀬大清水 <関越交通高速バス尾瀬号(夜行)> 【●復路詳細●】 冨士見下13:10-13:20尾瀬戸倉13:30-17:20新宿駅東口 <関越交通路線バス・関越交通高速バス尾瀬号(昼行)> 【●交通機関リンク●】 【鳩待峠・大清水・冨士見下からの入山(群馬県側)】 関越交通バス尾瀬号(夜行高速バス) http://kan-etsu.net/publics/index/17/ 関越交通バスHP http://kan-etsu.net/ 上毛高原駅or沼田駅〜尾瀬戸倉or大清水or冨士見下 http://kan-etsu.net/files/lib/5/47/201403071854151416.pdf 尾瀬戸倉〜鳩待峠 http://kan-etsu.net/publics/index/43/&anchor_link=page43_246#page43_246 【沼山峠&御池からの入山(福島県側)】 尾瀬夜行(東武トラベル) http://www.tobu.co.jp/2355oze/ 東武鉄道(浅草〜新藤原/伊勢崎線・日光線・鬼怒川線) http://www.tobu.co.jp/ 野岩鉄道(新藤原〜会津高原尾瀬口) http://www.yagan.co.jp/ 会津鉄道(会津高原尾瀬口〜西若松) http://www.aizutetsudo.jp/ 会津バス (会津高原尾瀬口駅〜会津駒登山口〜尾瀬沼山峠) http://www.aizubus.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【▲全区間一般登山道▲】 ‖臉郷紂前譽寮サ抃峠蝓未舗装林道歩き 一ノ瀬休憩所〜尾瀬沼山荘:木道など有り・歩きやすい H瀬沼山荘〜南岸分岐:崩壊地の巻道あり て邊瀛岐〜皿伏山:積雪箇所は滑りやすい セ伏山〜白尾山:道がかなり荒れている η鯣山〜冨士見小屋:危険箇所はとくに無し・雪田横断注意 冨士見小屋〜冨士見下バス停:未舗装林道歩き・熊の痕跡あり ※皿伏山〜白尾山の間は軽度のヤブ道ですので、 濃霧時の通行注意。赤テープは多いが道迷いしやすい。 ※ちなみに今回は残雪箇所でのアイゼンは不使用でした。 【▲登山者数情報▲】 ‖臉郷紂前譽寮サ抃峠蝓2名 一ノ瀬休憩所〜岩清水:2名 4篝郷紂組瀬沼山荘:0名 と瀬沼山荘〜南岸分岐:0名 テ邊瀛岐〜皿伏山:0名 皿伏山〜白尾山:0名 白尾山〜冨士見小屋:1名 冨士見小屋周辺:約20名 冨士見小屋〜冨士見下バス停:3名 【▲読み方▲】 ‖臉郷紂Гおしみず ∋以親宗Г気鵑擇い箸Δ H瀬沼:おぜぬま せ伏山:さらふせやま デ鯣山:しらおやま η論渕:うまあらいぶち 田代原:たしろっぱら 【■尾瀬情報■】 尾瀬国立公園(環境省) http://www.env.go.jp/park/oze/ 財団法人尾瀬保護財団 http://www.oze-fnd.or.jp/ 尾瀬Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E7%80%AC 【■今回の経路上の山小屋リンク■】 大清水小屋 http://www.oze-fnd.or.jp/main/culture/culture4/hiwa9.htm 物見小屋 http://www.oze-fnd.or.jp/main/culture/culture4/hiwa6.htm 大清水休憩所 http://travel.biglobe.ne.jp/tguide/spot/s03342.html 一ノ瀬休憩所 http://travel.biglobe.ne.jp/tguide/spot/s03343.html 尾瀬沼山荘 http://www.welcome-to-oze.com/yamagoya.php?Cd=0001 冨士見小屋 http://www5.kannet.ne.jp/~fujimigoya/ 尾瀬山小屋一覧 http://www.tepco.co.jp/oze/iku/lodge/list-j.html 尾瀬山小屋詳細情報 http://jitoh.jp/oze/info/koya.html 尾瀬テント場情報 http://www.env.go.jp/park/oze/guide/institution.html 尾瀬戸倉観光協会(尾瀬の玄関口) http://www.oze-navi.com/ 【■群馬県側と福島県側の立ち寄り湯■】 尾瀬戸倉温泉・ぷらり館(大人500円)<群馬県側> http://www.joy.hi-ho.ne.jp/ma0011/T-Gunma67.htm 御池ロッジ(立ち寄り湯/大人500円)<福島県側> http://www.ozejin-yamagoya.jp/lodge.html 【■尾瀬3自治体観光案内■】 片品村観光協会(群馬県) http://www.oze-info.com/ 魚沼市観光協会(新潟県) http://www.city.uonuma.niigata.jp/kankou/ 檜枝岐村観光案内(福島県) http://www.oze-info.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1 LEDヘッドライト
予備電池 2 単三4個・単四4個
ザックカバー 1
ガイド地図 1 山と高原地図
コンパス 1 普通の方位磁石
笛 1 プラスチック製
筆記具 1 ノート・ボールペン・マジックインキ
保険証 1
飲料 4 コカコーラ1リットル・麦茶500ml・水500ml
ティッシュ 3 トイレットペーパー1ロール・ちり紙・紙製おしぼり
三角巾 1
バンドエイド 15 大小さまざま15枚
タオル 2
携帯電話 2
軍足 1
雨具 3 雨具・ポンチョ・折りたたみ傘
防寒着 2 ジャンパー2着
ストック 2
冬用手袋 2
時計 1
非常食 1 カンパン
着替え 1
軍手 1
六本爪アイゼン 1
鈴 3 直径2cmの鈴
ラジオ 1
ライター 3
ビニールテープ 5 5個とも赤色
10m簡易ザイル 1
スパッツ 1
菓子パン 4 4ヶ
山神ノ御札 1
ピーナッツ 1 1袋
使い捨てカイロ 3
小型懐中電灯 1
小銭(100円玉20枚) 20 山小屋や茶屋での使用
帽子 2
予備メガネ 1
替えの靴下 1
替えのパンツ 1
小型裁縫道具 1
荷物固定用ゴムバンド 1
新聞紙 1
サングラス 1
携帯電話電池式充電器 1
眼帯 1
ゴーグル 1 ヤブ漕ぎ用
緊急シェルター(アルミ製) 1
ブランデー300ml 1 低体温時の緊急用
塩・角砂糖・タバコ 1
デジカメ電池 2
ツェルト 1
小型救急箱内の薬 20 パブロン・太田胃散・イソジン・正露丸・目薬・バファリン・バンドエイド・オキシドール・タイガーバーム・包帯・ピップエレキバン・灸・アリナミンA・モカアンプル・リポビタンD(タウリン2000)・去痰カプセル・トゲ抜き・ナロンエース・乗物酔い止・梅仁丹
デジカメ 1
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感想
【■■■感想と解説■■■】
今回は3週間ぶりの尾瀬周辺の登山でした。まず初めに新宿駅新南口(東京)22:00発の尾瀬大清水行の関越交通夜行高速バス尾瀬5号に乗車して、翌朝3:50amに大清水に到着しました。大清水に到着した時はまだ真っ暗で薄明るくなるのを待って尾瀬沼方面口である沼田街道の未舗装林道部分に入りました。本来の目的は大清水から物見山(毘沙門山)と鬼怒沼を越えて裏側の奥日光へ下りるのが目的でしたが、天気が悪そうでしたので中止して尾瀬沼方面に切り替えました。大清水から一ノ瀬休憩所までは歩きやすい未舗装林道で、一ノ瀬休憩所から上が登山道になりましたが、尾瀬沼まで普通の登山道と木道が交互されている道でしたので足への負担は軽かったです。尾瀬沼から南岸分岐(冨士見峠方面分岐)までは崩壊箇所の巻道や古い木道などの影響で歩きにくかったです。だけど尾瀬沼の景色は抜群で、本来は対岸に見えるはずの燧ヶ岳が霧の影響で見えなかったのが残念でした。南岸分岐からは冨士見峠までは尾瀬の中でもほとんど人が居ない場所ですので、軽度のヤブや倒木や道形不明瞭箇所などがいくつかありました。南岸分岐から少し登ると大清水平の湿原が見えてきて水芭蕉の群落も堪能できましたが、南岸分岐〜冨士見峠までの醍醐味は大清水平の一ヶ所くらいです。あとは無展望のショボ山が冨士見峠まで続いているだけで、白尾山から先のみが眺望良好なだけでした。
皿伏山も頂上は無展望のショボ山で山頂直下に小規模の田代(湿原)が点在していただけでした。白尾山を過ぎると左側に荷鞍山が見えてきて遠くにアヤメ平の天平(でんでえろ)が見えてきます。冨士見小屋に着くとアヤメ平と横田代をピストンする日帰り登山者など大勢の人がおりましたが、私が歩いてきた白尾山方面に行く人は誰もいませんでした。冨士見小屋から先は冨士見下まで未舗装林道を延々と下って田代原の準湿原を通って冨士見下バス停に至ります。バスが来るまで1時間もありましたので、冨士見下バス停のバス回転場で食事をしながらバスを待っておりました。そのとき30mほど先に人の気配がしたので振り向くと、東電の巡視小屋の前を親熊と小熊の3匹が歩いているのが見えました。親熊はこちらを振り向くとゆっくりとヤブの中に消えてしまい、小熊も親熊に付いてヤブに消えました。ほんの数十秒ほどの出来事でしたが、久々に冷や汗かいてビビってしまいました。バスが来る15分ほど前に2名の登山者が冨士見下バス停に下りてきましたので、それまでは私一人だけで他には誰も居ませんでしたので、ビクビクしながらバスを待っている非常に長い45分間でした。今回の総括は尾瀬のショボ山を歩けた事に満足した事です。反省面は冨士見下バス停での熊とのニアミスで、誰も居ない林道上のバス停でも自分一人の時は常にラジオをMAXで鳴らしたほうが良策である事を改めて実感しました。
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【※尾瀬の参考↓】
【★尾瀬の春★鳩待峠(沼田口)〜アヤメ平〜
長沢新道〜温泉小屋〜尾瀬御池(会津口)★】
2014年05月31日(土)[日帰り]<Yamaotoko7>
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-457561.html
【★冬が近づく尾瀬★会津口
(沼山峠)〜尾瀬〜沼田口(鳩待峠)★】
2013年10月19日(土)[日帰り]
<Yamaotoko7>
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-359835.html
尾瀬(鳩待峠〜尾瀬〜沼山峠)
2010年06月26日(土)[日帰り]
<Yamaotoko7>
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-69316.html
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サラプセでしたか。「皿伏せ」も燧ヶ岳から眺めたら、それなりの説得力がある名前でしたが、サラプセもなるほどと思いました。
こんなショボ山(皿伏山)がなんで「群馬100名山」に入るのか?と
私なりに一所懸命に考えました。そして出した結論は、「保護され
原始林に近い状態の奥山に、遊歩道の通る希少な山」でした。本当は?
原始林に近い深山は他にもあるだろうけど、一般の人は入れませんし。
親子熊遭遇は危なかったですね。
hao_z先輩こんにちは
平地の地名でも3000年は残ると言われておりますので、このような山奥の地名なら500
0年〜1万年くらい前の地名が残っていても不思議な事ではありません。ちなみに古代の
関東地方に住んでいた人達は縄文人で、アイヌ語系の言語を喋っていたと言われており
ます。そして群馬県北部や栃木県北部にはアイヌ語を漢字に宛てたような地名が結構あり
ます。皿伏山は『皿を伏せたような山』と言われておりますが、古代の人がそのような名
前を付けるとは思えません。現代もそうですが、とくに大昔は生きていくのが大変な時代
でしたので、地名も生活の良し悪しに関するものを付けたと思います。なので『サラ(湿
地)+プセ(草)』なども『草が多い田代=草取場』と解釈できます
>「群馬100名山」に入るのか
私としましては、皿伏山よりも白尾山の隣にある準バリエーションルートの荷鞍山を群馬
100名山にしたほうが良いと思います。確かに他の原始林の山は人が入れませんが、荷鞍
山は東電巡視路がありますので、行こう思えばある程度の登山知識がある人だったら誰で
も行けると思います。いずれにしましても皿伏山付近の原始林は美しかったです
>親子熊遭遇は危なかったですね。
ツキノワグマとの遭遇は久々でしたので、本気でビビりました。こちらにツキノワグマ
が来るとヤバいのでカマを右手に持ちながらバスを待っておりました
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