北海道の山旅 2022（1） 久しぶりの北海道 〜まずは藻岩山から〜

2022年09月26日(月) [日帰り]

• GPS: 03:29
• 距離: 8.6km
• 登り: 598m
• 下り: 600m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:51
• 休憩: 0:38
• 合計: 3:29

12:40 旭山記念公園口
13:40 13:47 T6分岐点
13:58 14:00 馬の背
14:34 15:02 藻岩山
15:21 馬の背
15:39 15:40 日本初のスキーリフト跡地
15:50 藻岩山ルート慈啓会病院入口
16:09 旭山記念公園口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旭山記念公園に無料の駐車場あり。

コース状況／危険箇所等

登山道は良く整備されており、道標も多い。

その他周辺情報

麓から山頂展望台まで、ロープウエー（＋ミニリフト）がある。また、地図によると車道も頂上付近まで通じている。
山頂展望台には、それらを使ってやってきた観光客も多かった。

写真

9/26 16:08

まず、藻岩山登山口のひとつ、旭山記念公園の入り口へやって来た。

大都市　札幌近郊の公園にもかかわらず、「クマ出没注意」の看板があるところ、ある意味、いかにも北海道だなぁ〜

9/26 12:42

公園登山口から歩き始める。遊歩道のような良く整備された登山道が続いている

9/26 12:48

少し進むと山道っぽい道になった。
・・が、明るい森の中に道が続いており、なんだか心地良いな〜

9/26 13:26

平日の午後にもかかわらず、登山道を行く人が多い。
「登山」というより、都市近郊のハイキングコースといった面持ちだからだろうな

9/26 13:20

この山の森は、北海道開拓以前からの「原生林」だそうで、低山にもかかわらず、巨木が多い

9/26 13:36

大きな樹には、名札が付けてあり、自然観察にも良い森だ。
・・「ウダイカンバ」という樹の名前は初めて知った

9/26 13:39

広葉樹に加え、一部には針葉樹もある。
いわゆる「針広混交林」という植生。本州以南ではあまり見かけない植生

9/26 13:14

赤い実をつけた樹があった。名前が解らないのが残念

9/26 13:50

標高が低いので紅葉シーズンには早いけど、足元の草は、少し赤くなっているものもあった。
北海道の季節の歩みは速そう

9/26 13:58

旭山公園からの登山道は、思いのほか長い。途中で木々の合間から見えた頂上は、意外と遠い

9/26 14:26

山頂近くも豊かな森の中を行く。
小さく写っているのは下山する空身のハイカー

・・都市近郊でこういう自然豊かな低山があるって、ちょっと羨ましい

9/26 13:10

足元も観察してみた。低山にしては登山道沿いには岩が多く、ゴツゴツしている。
火山岩（安山岩）と思われる

9/26 14:33

ようやく、藻岩山の山頂に到着。展望台を兼ねたリフトの駅舎がでっかく居座っており、ちょっと興覚めではある

9/26 14:34

展望台にあった山頂の標識。さて、観光客に混じって展望を楽しもう

9/26 14:43

山頂展望台より札幌市の街並みを眺める。さすが200万人に近い人口を誇る都市だけあり、でっかい街だ

9/26 14:43

札幌市の中心部を写してみた。ずいぶんと高いビルが多くなった感じがする

9/26 14:43

西のほう遠くには、石狩湾の海辺に沿って、風力発電の風車群が立ち並んでいるのも見えた

9/26 14:56

札幌市のさらに北側、薄っすらと見えている山並みは、増毛山地だろう

9/26 14:54

北東方向を望むと、札幌ドームと、野幌（のっぽろ）森林公園も望めた

9/26 14:45

南へと目を転じる。遠くに見える特徴ある山は、「恵庭岳」。
（・・この山は翌日に登った）

9/26 14:45

遠景の山は「樽前山」。台形をした溶岩ドームが特徴的。
この山は、20年ほど前に登った山で、ちょっと懐かしい

9/26 15:37

下山は、馬の背分岐より、「慈恵会コース」を下ってみた。このコースも自然林が豊かな道だった

9/26 16:03

市街地に降り、藻岩山の山頂を振り返る。思いのほか心地良い山歩きができたな

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

SH-54B SHARP

感想

ベルクハイル

【山行No.　706（1）】

※　北海道の山々は、これまで7〜8回　訪れているが、よくよく考えると、2006年の「夕張岳、芦別岳遠征」　以降、はや14年も、ご無沙汰している。
　・・で、急に思い立ち、「どっこらしょ！」と、重い腰を持ち上げ、久しぶりに北海道の山旅をやってみることにした。

・四国〜舞鶴〜（フェリー）〜小樽、と足かけ2日の長旅で、ようやく久しぶりに北海道の地にやってきた。
この日は午前中、小樽の街並み観光をし、午後は「足慣らし」と称して、札幌市近郊の「藻岩山」に登ってみることにした。

・藻岩山は、実は1990年の北海道遠征時に、ロープウェイを使って登ったことがあるが、既に記憶も定かではないし、その時は歩いて登ってはいないので、今日は歩いて登ってみよう。

・この山は、都市近郊にしては、自然の森の雰囲気が素晴らしく、また札幌市民の憩いの山なのだろう、登山道もよく整備されていて歩きやすく、「足慣らし」などと言っていては申し訳ないほど、気持ちの良い山歩きができた。

・また、頂上展望台からの展望も、予想以上に素晴らしかった（詳細は写真をご覧ください）。

今回の「北海道の山旅」の始まりとして、良いスタートが切れた山歩きだった。