秋田駒ヶ岳〜花の名山
- GPS
- 05:00
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 391m
- 下り
- 846m
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
早起きして行ってきました秋田県の最高峰秋田駒ヶ岳。
雪は融けたか?花は咲いたか?
週末の天気はどうだ?台風はどうだ?
気を揉んでいましたが、やっと訪れることが出来ました。
台風の影響はなかったようですが、前線の影響か微妙な天気。
しかし湿った方が花たちが生き生きして見えるのでそれも良し。
8合目避難小屋からのスタートですが、さすがに人気の山。かなりの人です。
賑わいはまるで富士山の5合目のような雰囲気ですよ。
さてさて登山口では外来種の侵入を予防するため靴底を洗ってからの入山。
道は狭いですが余りすれ違いもなく、人が多い割にはスムーズに歩けます。
硫黄の採掘跡を左に男女岳を反時計回りに巻き込むように登っていきます。
ほどなく男女岳北側の肩に乗り、ここからはなだらかな道を巻いて行きます。
途中片倉岳で小休憩を取り、さら南側に回り込むと目の前にはゼンテイカの群落が登山道の両脇に。
この辺りの男女岳と男岳の鞍部には、ゼンテイカ、エゾツツジ、チングルマなどなど。
さらに進むと阿弥陀池が目に飛び込んできます。
振り返って男女岳の山裾にはチングルマの花穂がいっぱい!
なんとも形容しがたい色合いで山裾を染めていました。
阿弥陀池を右に木道を進み、そろそろお腹がすく時間ですがここは男女岳へ。
約100mの階段の登りはエゾツツジ、ミヤマダイコンソウに励まされ、右に岩手山を見て、息を切らさないようにゆっくりと。
先ほどまではガスに隠れていた女岳が姿を現し、阿弥陀池を足元にすると間もなく山頂へ。
山頂からは乳頭山を見ることが出来ました。
阿弥陀池まで降りてきて小屋の近くで簡単な昼食をとります。
急ぐわけではないのですが、次々に人が入れ替わるので急かされたように出発します。
横岳まで一気に登りそのまま大焼砂までお目当てのコマクサ目指して。
急に歩きにくい砂礫地帯となり目の前にはコマクサの大群落が。
特に尾根の西側斜面は一帯が全てコマクサです。
それも一つ一つの株が大きい。
今年は当たり年なんていう声も聞きましたが、素晴らしい景色に大感動です。
コマクサに感動したら、やはりここまで来たらあれも見たいということで谷へ降りることに。
砂礫の斜面をトラバースして灌木帯に入り間もなくすると…
チングルマが待っていていてくれました。
谷の中でもこの辺は雪解けが遅いんでしょうね。
他にはイワカガミ、ヒナザクラ、トキソウなんかも見ることが出来ました。
たっぷり花を楽しんだので下山口の国見温泉へ踵を返します。
横長根から国見温泉への降りは滑りやすい赤土なので注意しながら。
見慣れた感じのブナ樹林を歩き、擬木の階段を降り、硫化水素の匂いがすると終点は間もなく。
下山後は石塚旅館で汗を流します。
グリーンの湯船には湯の花がいっぱい。
最後まで花いっぱいの楽しい秋駒でした。
最後に、花の同定に誤りがありましたらどうぞご指摘をお願いいたします<(_ _)>
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