谷川岳・馬蹄形 撤退(土合〜朝日岳〜蓬峠〜土樽駅)
- GPS
- 11:30
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,892m
- 下り
- 1,965m
コースタイム
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 11:43
天候 | 曇り時々晴れのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ガレ場、路面崩落個所多数 |
その他周辺情報 | 水上温泉など |
写真
装備
備考 | 反時計回りの場合、水場は清水峠までなし。清水峠の水場も怪しいので、多めに持参しておいた方が無難。 |
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感想
谷川岳の紅葉が見ごろとのニュースから、馬蹄形で周遊してみようとチャレンジ。
前日の天気予報では、土日ともにA判定。特に問題はない天気だった。
当日は混雑の可能性もあるので、深夜0:30頃に自宅を出発。
途中、関越道・赤城高原SAで小休止を入れ、AM 4:30頃に白毛門駐車場に到着。駐車場にはそこそこの車が停まっており、先行する登山客の姿もチラホラ。早々に準備して、AM 5:00頃に出発。
白毛門までの登りは結構な急登。(朝日岳まで続いたけどね・・・)テント装備の為、朝日岳までピストンの人や、日帰りで馬蹄形を踏破しようとする人達にガンガン抜かれる。こちらは重い荷物があるので仕方なし。マイペースを貫く。笠ヶ岳まで登ると、反対側には翌日歩くことになる予定の武能岳、茂倉岳、谷川岳などを一挙に見る事ができるビューポイント。厳しい急登だが、眺めの良い景色を見ると足取りも軽くなるような気がする・・・。
大鳥帽子を通り過ぎ、朝日岳にはAM10:00過ぎに到着。ここらで清水峠側から登ってきた登山者もチラホラ見掛けるようになる。ルート上の状態は良好だとのこと。軽い補給と一息入れて再出発。
ジャンクションピークを過ぎたころから下りが始まるが、崩落個所があったりとなかなかの曲者。歩行スピードを上げられると思いきや、段差も大きく、なかなか削ることができない。無理せずやり過ごすことにした。
清水峠には、ちょうどお昼に到着。
ここに到着する直前に職場から電話が・・・。この応対で10分程度取られたが、緊急だったので仕方なし。とりあえず要件も済んだので、避難小屋や裏手にあるビバーク地をチラ見してみる。なかなか良い場所だと思ったが、反時計回りだと位置的に中途半端かな、と。蓬ヒュッテまで行けば翌日の移動がかなり楽になるし。(実際、そうだった)
清水峠を再出発後は冬路ノ頭までは再びの急登。なかなか堪える登りで、しかも偽ピークもあったりなのでペース配分を間違えるとショックはデカいかも。大源太山との分岐を過ぎ、もうひと登りすると七ツ小屋山。ここは見晴らしがよく、ここまで歩いてきた山々やその先、この後歩くことになるであろう武能岳、茂倉岳などへの稜線道が見え、大変素晴らしい場所だ。だが、この辺りからパラパラと雨が降り出してきた。
本日の宿泊地である蓬峠(蓬ヒュッテ)には、14:00前に到着。
ビバーク地にはテント一張を確認。雨はずぶ濡れになるほどではないが、若干強まってきた。蓬ヒュッテで飲み物を購入しようとしたが、ビール以外は無いとのこと。とりあえず缶ビールを購入。小屋のスタッフさんと会話している中で、翌日の天候は悪化するとの情報をもらった。どうやら谷川岳は朝から雨らしい。場合によっては雪の可能性もあるとのこと。この情報を聞いた後、しばらくこの先について考えた。その理由は、一ノ倉岳からオキの耳まではそれなりの高低差のある岩稜帯を歩くことになる。しかも、ドライでも滑る蛇紋岩だ。今回はテン泊装備で重量もそこそこ(水を含め約20kg少々)あることから『週末のレジャー』としては、かなりリスキーかな、と。また、自宅からオートバイで移動してきたので雨の関越道を走りたくないというのが2つ目の理由。色々と悩んだ挙句、ここで撤退を決意。
蓬ヒュッテからは土樽へ抜けることができる蓬新道も分岐しているので、そちらから下山して、土樽駅から電車で一駅、土合駅まで向かうことにした。
蓬新道の途中には水場が多く、山頂に近い水場の湧き水は大変冷たく、美味しかった。この水を自宅でのコーヒー用に少し持ち帰った。この道は途中から樹林帯に入るので、雨が降っても濡れる心配は少ないようだ。九十九折りが続く登山道で、しかも長い。途中に渡渉地的な場所があったりと変化はあったが、結局飽きてしまった。
約2時間40分掛けて、17:00前に土樽駅に到着。
この駅から出発する水上方面の電車は、18:08とのこと。この電車がこの日の最終電車のようだ。待ち時間が長いので、駅のトイレで体を清潔にしながら着替えをし待機する。すると、登山者が次々とこの駅にやってきた。お互いに歩いてきたルートなどを話しながら、電車の到着を待つ。ここは無人駅なので、券売機はおろか、整理券の発券機などもない為、電車内で車掌へ申告し切符を購入するようだ。ICカードは使えないエリアのようだ。しばらくすると電車が到着し、この日最終の水上行に乗車して土合駅へ向かう。
18:20頃、土合駅に着くと今度は谷川岳を下山してきた登山者でホームは一杯だった。こちらは降りようとしているのに我先に、と、座席の取り合いが始まってしまい、なかなか車内から降りることができなかった。そのような行為をしているのは、自分よりも見た目が年配の人ばかり。なんだかなぁ・・・と思った。
ちなみにこの土合駅で降りた人は、私を含め数人いた模様。電車を登山行程の移動手段に使うのは意外とメジャーなのか?
土合駅の外に出て空を見上げると星が煌々と輝いていた。あれれ、雨は!?
とりあえず駐車場まで歩き、登山の片づけをした後、19:00過ぎに駐車場を出発。
途中、寒かったのでどこか温泉でも、と思ったが、ブーツを脱ぐのは面倒だし、オートバイ移動の為、湯冷めする可能性もあるので止めた。結局、給油以外の休憩はせずに帰宅した。
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なお翌朝にTwitterなどで谷川岳周辺の情報を確認してみると、朝のうちは曇ってはいたようだが、基本的に天気は良かったようだ。判断誤ったなぁ・・・と思った。
でも今回のことは自分の意思で決めたことなので仕方ない。次の機会を考えよう。ということで、谷川岳・馬蹄形は近々再チャレンジ予定。
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