記録ID: 5130184
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ハイキング
箱根・湯河原
梅が咲き始めた曽我丘陵(不動山+曾我兄弟史跡巡り)
2023年01月29日(日) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:04
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 518m
- 下り
- 513m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
G 国府津駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・浅間山〜不動山〜不動山分岐 1.5km程度 今回のコース唯一の登山道。踏み跡明確。分岐には片方は小さな指導標、もう片方は赤テープあるが、わかりにくいかも。 ・上記以外は、舗装道。とはいえ、車はほとんど通らない狭い農道/林道っぽい道で、ウォーキングにはうってつけな道。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
靴
飲料
GPS
保険証
携帯
タオル
カメラ
|
---|
感想
曽我丘陵には、麓の大きな梅林など何度か足を向けたことがあるが、しっかり歩いたことがなかった。「曽我物語」の舞台ということもあり、史跡めぐりと併せて一回りしてみた。
意外だったのは、梅林が曽我丘陵のてっぺんの尾根にまで広がっていたこと。従って、舗装された農道が張りめぐされている。このコースでは、わずかに不動山周辺に残された森も、スギ・ヒノキの人工林ばかりであり、自然林はほとんど残っていなかった。私が日頃散歩しているお隣の大磯丘陵が、高麗山などに照葉樹林が残っているのに比べると随分違う。いや里山ではこちらが普通で、高麗山が例外的なのだろう。
今回のコースも、だから舗装された農道が多い。しかし、県道や市道などの車中心の車道歩きはほとんどなかった。ほとんどが梅林やミカン園が散在した農村歩きであり、富士山や海を眺めながらの快適で気軽なウォーキングコースだ。早咲きのウメもすでに咲き始めていて楽しませてくれた。実際、日曜日とあって多くの人が散策していた。
「鎌倉殿の十三人」の前半にも出てきた曽我兄弟の「曽我物語」の舞台でもあり、その史跡もめぐってみた。中世史の石井進さんが1960〜1970年代に現地を調査していて、中世の武士の館の特徴がよく残されている、としているが、今もなお景観的には変わっていないようだ。照葉樹林が人工林となり、ミカン園や梅園がたくさん作られ中身は変わっていても、その風光明媚な風景にはいまだ中世を偲ぶことが出来た。
参考文献 石井進「中世武士団」(1974 講談社学術文庫)
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