想定外の伊豆山陵線歩道<南側>(天城峠〜猫越岳〜仁科峠〜湯ヶ島)
- GPS
- 09:39
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,448m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 9:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
G 湯ヶ島温泉の奥のテルメいづみ園(後泊) 湯ケ島温泉入口BSまで20分 いずれも修善寺駅←→河津駅の東海バス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北側に残雪あり。アイゼンやチェーンスパイクの必要性は感じなかったものの、片面急傾斜の巻道が多く慎重にならざるを得なかった。この巻道はルートは明確。 一方、尾根道は広く危険は感じなかったが、踏み跡が薄くて、こちらも慎重にならざるを得なかった。 コースタイムが標準よりかなり遅かったのは、とりたててのんびり歩きしたつもりはないのだが、慎重歩きだったためか。あるいは後泊ため制限時間を設けなかったためか。と考えたが長時間歩行のためだろう。かなり疲れた。 |
その他周辺情報 | 後泊 テルメいづみ園 日帰り温泉に宿泊施設が付属(素泊まりのみ) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
天城峠と金冠山を結ぶ伊豆山稜歩道は、1日で歩けるものではない。私の脚力だと3日かかると思われた。
数年前に、手始めに北側の金冠山→土肥峠まで歩き、「大展望を見ながらハイク」を満喫した。快適な草地の尾根歩きだった。しかし、この北側は車道が並行して走っていて、車で簡単に来れてしまう。
一方、南側の天城峠→仁科峠は、車道はなく歩くしかない。仁科峠から湯ヶ島温泉に降りるのは車道歩3時間近くかかり、長丁場となる。躊躇していたのだが、北側の「大展望の尾根歩きの記憶」が忘れ難く、歩いてみたのだった。歩いた後のゆったり温泉(テルメいづみ園)も魅力だった。
しかし、想定外だったのは、今回の南側は、なんとずっと展望のない森歩きだったのだ。しかも雪が残っていてすべりそうだし、崩落して転落しそうな箇所も多い、と想定外ばかり。ゴールには真っ暗でした。
しかし、苦労して森を抜けた末に開けた富士山の大展望は、ご褒美ものでした。
そして冷えきった身体で飛び込んだ温泉の心地よさ。苦労あればこその喜びです。
まあ、これもひとえに事前調査不足のせい。思い込みとは怖いものです。考えてみれば、車道がないということは、森が残されていることを意味するわけで、天城の冬の森を楽しむことが出来たのは良しとしましょう。
常緑樹の植生の観点から言うと、アセビとシキミばかりだったのは興味深かった。それがこの森の個性なのか。あるいは、アセビもシキミも毒で鹿が食べないために、そればかりが残ったのか。
翌日、修善寺観光のついでに、狩野城という山城に行ってみたら、ちょうど鹿狩りの管理捕獲の最中で一時的に封鎖されていた。ハンターは山城のある山一帯に鹿狩りに入ると言っていた。猟犬を連れていたので巻狩だろう。この地域のシカ被害の大きさを痛感したのだった。
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