鎧岳・兜岳
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- GPS
- 08:00
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,454m
- 下り
- 1,402m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:07
6:44-701 長野バス停
(バスに乗車して移動)
7:12-17 新宅本店前バス停
8:29-32 鎧岳
9:00 峰坂峠
9:34-43 兜岳
10:18 目無橋
10:33 済浄坊の滝
11:22 クマタワ
12:04-38 国見山
12:53 ゼニヤタワ
13:10-15 住塚山
14:10 屏風岩公苑バス駐車場
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
三重交通バス(長野バス停-新宅本店前バス停)10分、300円 |
写真
装備
備考 | ハイドレ消費1ℓ 出432 着542 |
---|
感想
「鎧岳」「兜岳」の鋭角的で存在感のある山容は
「曽爾高原」に行った人ならきっと目にするであろう。
それを見て山に登る趣味の人なら「いつかは登ってみたい・・・」と思うはず。
そして私もその一人であった。
週末はあいにく大型の台風が迫ってきていた。
それでも日曜日の予報は「曇り」で雨は降らなさそう・・・
事前情報では「鎧岳」も「兜岳」も山頂からの展望は期待できないらしいので
ここを歩くには問題はなさそうだ。
それから地図を眺めて歩くルートを研究する。山好きの人には楽しい時間だ・・・
ただ「鎧岳」と「兜岳」だけを歩くなら距離的にも物足らなさそう。
バスを利用して車の駐車地から移動して「鎧岳」と「兜岳」を登り
以前に歩いたことのある「国見山」「住塚山」も歩いて
周回するプランが頭に浮かんだ。
当日はバスの時間があるので朝の暗いうちから車で目的地まで移動する。
でも、問題はないはず・・・
目的地の「屏風岩公苑駐車場」には1年半前に訪れた場所だからだ。
だが、たどり着いた駐車場は屏風岩公苑の駐車場ではあったが
どうも記憶とは違う場所であった。
でも、場所的にはほぼ同じような場所だったし
ここ最近に作られた感があったので新たに増設された駐車場と解釈して
とりあえずはバスに乗車するために1時間ほどバス停まで歩くことにした。
歩きはじめて気が付いたのは道路脇にある看板を見て
私はどうやら「バス専用」に駐車場に行ってしまったらしい。
まだ、暗い中を運転していたので案内の看板がよく見えなかったのが原因だ。
ここで引き返すとバスの時刻には間に合わない。
なんせバスは2時間に1本しかない。これを逃すわけにはいかない。
それに、今は桜のシーズンじゃないので観光バスが来ることもないだろうし
そこに普通車を駐車しておいても迷惑じゃないだろうと判断して
そのままバス停に向かうことにした。
バス停には順調にバスが来る10分前には着いた。
定刻より数分遅れで着いたバスに乗って「鎧岳」の登山口近くまで移動した。
日曜日の早朝だったのでバスは目的地に着くまで私一人の貸切状態だった。
バスを降車して林道を登り「鎧岳」の山頂を目指した。
その途中で景色は杉の植林帯に変わり
ここ最近に枝打ちされた木の枝が登山道に敷き詰められていた。
上を見ても下を見ても同じような植林帯の単調なつづらおりの登山道を登り続けた。
枝打ちされたばかりなので日の光が差し込んで幾分かは明るいのが救いだ。
登り切ったところにある「鎧岳」山頂はそんなに特徴ある場所でもなく
木々の隙間から「曽爾高原」や周辺の山々が見えた。
次はもう一つの目的地の「兜岳」を目指す。
いったん下ってから登る際にルートが左右に分かれていて
表示もなくどちらに行くか迷った。
なんとなく、右のほうがルートはしっかりしていたので「右」へと行ってみることにした。
歩きだそうとした瞬間に左の方から登山者が降りてくるのが見えた。
今日初めて遭遇する登山者だった。お蔭で道を間違えずにすんだ。
ロープを掴んでの急な登りの先に「兜岳」の山頂はあった。
「事前の情報では展望はない」だったが
意外にも西南の方角は開けていて山々が見渡せた。
周囲を観察してみるとここ最近に山頂付近の展望を遮る木が伐採されたようであった。
そこからあとはロープを伝っての激下り。慎重に降りれば問題はなかったが
足元が濡れている時には歩きたくないと思うルートだった。
「兜岳」を下山してからは平和な「済浄坊渓谷」を歩き「国見山」を目指す。
そろそろ昼食の時間(山ではいつも11時くらいと早い目に食べています)だったが
食べるのに適当な場所がなくて12時過ぎにようやく「国見山」で昼食にありつけた。
朝食は食べないスタイルの私にはこの時間は遅すぎた・・・
「住塚山」を経由して「屏風岩公苑」へと戻ったが
最後は「バス駐車場」がどこにあるかが問題だった。
周辺を探すとどうやらそこへと向かう道を見つけることができた。
そこを歩くもやがてススキに包まれた薮ルートになった。
しかし、ここで撤退するわけにはいかない。
ススキをかき分けて進むとようやく「バス駐車場」に着いた。
ポツンと居心地の悪そうに私の車が私の帰りを待っていた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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orisさん
車&バスの組み合わせで、面白いルートですね。
しかもえらい距離で...
orisさんのレコ、説明と写真で、いつもルートが分かりやすいです。
しかし、下山後に藪漕ぎとは...お疲れ様でした。
Love_Greenさん
八経には私のレコを参考にして行っていただいたみたいで恐縮です。
私自身は山を歩き始めたころはどんな山に行ったら楽しいか、
どんなルートを歩いたらいいのか情報がなくて困っておりました。
5年ほど前なのでヤマレコもあるかないかで普及もしていなかったので・・・
それで、ネット上での山ブログを参考にして
ブロガーさんたちの軌跡をよちよち歩きで追いかけていました。
キバラーさんとか、スロトレさんとか・・・
なので、このヤマレコの記録は一番の目的は私自身のために記録ですが
そんな経緯もあり、私のレコを参考にして山を歩いていただけるのも目的です。
ですので、見ていただいた方が参考になるようにとは心がけてはいます。
拙いレコですが今後も少しでも参考になれれば幸いです。
兜に鎧
私も登ってみたいと思っています(^_^)
住塚、国見と合わせてのルート いいですね♬
あと、古光山も未踏なので行ってみたいです(過去に後古光山で力尽きたことありw)
multifloraさん
鎧岳・兜岳は未踏でしたか・・・
それはぜひぜひ行ってみていください。
multiflora さんならそこだけじゃ歩き足りないので
私のように国見山・住塚山をセットにするか
曽爾高原や古光山もセットにするといいですね。
ただし、後古光山のようにロープありの激登り・激下り個所もあるので
足場の悪い時期には足元が滑るのでおすすめできないです。
晴れた日が続いたいい日にチャレンジしてください。
うまく周回コースを立案されましたね
早朝到着で、このようにできるのですね
私は家内と曽爾高原にはたびたび訪れています。
曽爾村に入るといきなり鋭い山容の鎧岳が目に入ります。いつもこの風景を見ると「ああ、曽爾に来たなぁ」と感慨を新たにします。
以前、鎧、兜はちょうど逆コースで回りましたが、途中、静寂の中で突然鹿の群れが現れて驚いた記憶があります。
桜シーズンだと、とても人が多くて大変ですが、これからしばらくは静かに山行が楽しめそうですね。
いいコースを紹介いただいてありがとうございました。
s_fujiwaraさん
マイカー+バス移動で周回コースでうまく回れました。
鎧岳・兜岳はピストンする気にはなれなかったので
われながらいい段取りで歩けたと思います。
ただし、私が乗ったバスは2時間に1本くらいしかないので気をつけけないとですね。
今回改めてs_fujiwara さんのヤマレコでの山行記録を拝見して
思わずニンマリしてしまいました。
と言うもの行っている山域が私と同じような場所ばかりだからです。
今まで山でお目にかかれていないのは不思議なくらいですね。
ユニークでよく考えられたコース
ガイドブックなどでは二つに分かれて紹介されていますよね。
長いし、標高差もかなりのもの!
orisさんは自分ならいける。とふんだからこその立案・実行ですね。
57枚目のススキの写真が季節感を感じます。(藪こぎはお疲れ様です)
曾爾高原のススキは見ごろで人出も多かったかもしれない。
orisさんの歩いたこちらは、静かに山を楽しまれたようでよかったですね。
neko-obabaさん
今回は台風が迫ってきているので軽めでいいかなと思っていいたのですが
計画していていると欲が出てきて4座登ることになりました。
それでも充実していてよかったです。
普段は山に登って降りるというパターンが多いので
4座登るということは登っては降りるの繰り返しなので
いつもと違うパターンで疲れましたよ。
鎧岳・兜岳はマイナーな登山ルートですがそれでも3組の登山者に遭遇しました。
最後はそこまでひどい薮漕ぎではなかったですが
そこを通らないで迂回すると時間がかかるので必死で突破しました。
この山域は、昔から気に入ってまして家族を連れて何度か行きましたけど、もっぱら屏風岩公苑とか、お亀池、それに四十八滝など山行というよりは簡単なハイキングとして・・・。
明るい雰囲気がいいですよね
鎧・兜岳はそんなときから気になってた山でした。
私なら2山だけで止めてましたね
でも入山口と下山口を変えると面白いコースが組めますよね。
その辺が電車バス山行の面白みかと。
今後も面白いコース提案してくださいね
metsさん
そうですよね。
この鎧・兜岳のツートップはここら辺りでは目立ちまくっています。
あのとがった山容を見るに登ってみたいが登れるんだろうか?って思いますね
まあ、実際は横から登るんですが・・・
この2山は事前情報ではあんまりおもしろそうなルートじゃなかったので
どうもピストンする気にならずにバスを利用しての周回となりました。
どのルートから登るのか?って考えるのも山を歩く楽しみの一つですね。
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