盛金砦跡と熊の山(城砦集落高井釣)[茨城低山ハイク]

2023年03月19日(日) [日帰り]

• GPS: 05:29
• 距離: 9.7km
• 登り: 520m
• 下り: 514m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:56
• 合計: 5:28

9:18 下小川駅
9:33 9:34 国神神社
9:53 9:55 盛金峠
10:18 10:20 第2ピーク
11:06 11:15 国神神社
11:20 11:21 御在所 熊野山登山口 分岐
12:23 12:25 下高塚山
12:56 13:27 熊の山
13:35 13:43 金毘羅山
14:46 14:46 下小川駅
14:46 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

JR水郡線下小川駅駐車場に車を駐めた。
先行車2台。これまで満車だったことはない。

コース状況／危険箇所等

盛金砦跡の東側は崖であり，滑落注意
金比羅山(金比羅神社)から高井釣への石段の降りは注意(今回一番気をつかった)

写真

3/19 9:17

下小川駅駐車場に駐めた
先行車2台

盛金砦跡と盛金峠の地図
『図説/茨城の城郭3/県北編』(茨城城郭研究会,2022,3)から

まずは盛金峠に向かい，そこから盛金砦を南下して進むことにした

3/19 9:34

下小川駅から国神神社へ

3/19 9:38

神社の先，県道から南郷道に入る

3/19 9:40

この先でちょっと道間違い

3/19 9:51

しっかりした道がついている

3/19 9:53

盛金峠の切り通し
峠を越えると次第に藪になり，廃道になっているそうだ

3/19 9:54

峠まで戻り，峠の南側に取り付く

3/19 9:56

予想外にピンクテープがついていた
「みんなの足跡」は皆無だが，城跡探索の人がけっこう来るのかもしれない

3/19 10:05

咲き始め
まだちゃんと開いてない
もっと太陽があたるといいのかな

3/19 10:07

蕾もいっぱいあった

3/19 10:08

3/19 10:09

3/19 10:12

3/19 10:15

ピーク3あたりから(もしかしたらピーク1)
奥久慈男体山を望む

3/19 10:15

あとで登る高塚山方面を望む

3/19 10:18

3/19 10:19

ピーク2あたりから，久慈川を見下ろす

3/19 10:19

3/19 10:19

3/19 10:20

この先を，国神神社目指して降りる
木につかまりつつ「道なき道を急下降」で，写真を撮る余裕なし

3/19 11:01

国神神社の東側，久隆川が久慈川にそそぐ近くに降りた

3/19 11:06

すぐ脇が神社だったから，ルート取りとしてはおおよそOKだ

少し休憩して，熊の山へ向かう

3/19 11:16

下小川橋から盛金砦方面を眺める
特に山名があるわけではないようなので，個人的に，そのまま盛金砦山と呼ぶことにしよう！

3/19 11:20

コースの途中で

3/19 11:20

コースの途中で

3/19 11:20

3/19 11:32

生長しすぎのフキノトウ

3/19 11:34

3/19 11:46

3/19 11:48

3/19 12:09

3/19 12:12

道標
左は田野平，右は熊野山
右に向かうと下高塚山を巻くルートになる
私たちは下高塚山山頂を経由すべく直進(案内標識は無し)する

3/19 12:26

山頂付近
以前は山頂標識があったと思ったのだけれど...
単に見逃しただけかな？

3/19 12:26

3/19 12:39

下高塚山-熊の山ルートのイワウチワ群生地も，まだ咲き始めたばかりだった

3/19 12:44

下高塚山を振り返る

3/19 12:51

あと少しだ
途中，2人(夫婦?)とすれ違い
本日出会ったのは，このお2人だけだった

3/19 12:57

熊の山山頂到着

3/19 12:57

いつ来ても，これほどの低山にもかかわらず，眺望が良いことに驚く

3/19 12:57

景色を堪能しつつ，ちょっと遅めの昼食にする

3/19 12:57

3/19 13:24

那須連山をアップで撮り，高井釣方面へ

『図説/茨城の城郭3/県北編』(茨城城郭研究会,2022,3)から，高井釣付近の地図

3/19 13:30

熊の山(熊野神社)から降りて来て，振り向いて撮影

3/19 13:32

金比羅山に向かう

3/19 13:35

3/19 13:36

3/19 13:37

3/19 13:42

金比羅山(金比羅神社)の石段を降りる
慎重に降りた

3/19 13:43

3/19 13:44

3/19 13:49

高井釣
よく使われる桃源郷という言葉がぴったりするような雰囲気の良い集落だった

3/19 13:51

3/19 13:53

3/19 13:54

3/19 13:56

下小川駅に向かって下降
東側は谷

3/19 14:00

3/19 14:01

3/19 14:04

高井釣の南斜面は急峻で，つづら折れに車道がついていた

3/19 14:14

谷に降り切ったあたりも，雰囲気が良い

3/19 14:20

3/19 14:35

国道118号を渡ると久慈川にかかる沈下橋が見えて来た

3/19 14:39

沈下橋を渡る
下小川駅まであと少しだ

撮影機器：

PowerShot A2400 IS CANON

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

fushimiy

熊の山に行くついでに，『図説/茨城の城郭3/県北編』(茨城城郭研究会,2022,3)に載っていた「盛金(もりがね)砦」と「城砦集落/高井釣(たかいつり)」にも立寄ってみることにした。

盛金砦は，南郷道(水戸-南郷[棚倉])の盛金峠一帯を監視する目的でつくられたという。盛金峠付近は戦国時代より前の時代には常陸国と陸奥国の境で，峠は木戸などがある関所だった由。

まずは南郷道を盛金峠まで進み，そこから尾根伝いに盛金砦を南下することにした。東側は絶壁で注意が必要。
西側少し下に帯曲輪らしき細長い平坦地あり。
ピーク2まではところどころにピンクテープがあった。
途中のイワウチワ群生地はちょうど咲き始めといったところだった(下高塚山-熊の山の間のイワウチワ群生地も咲き始めだった)。あと10日ぐらいかな。

ピーク2から国神神社方向へ降りたのだが，道はなく木につかまりながらだった(この間は写真撮る余裕なし。ピーク2から元の道を折り返した方が，遠回りだが時間はかからないのではないかな。

でもともかくも，盛金砦跡探索は予想以上に面白かった。

高井釣地区(標高200mぐらい)は，北と西が山(標高300mぐらい)，東と南は谷(標高100mぐらい)の山腹の平坦地だ。谷の傾斜は予想していたよりもずっと急峻で，確かに城砦集落と呼びたくなる地形だった。熊の山は見張り台に最適だったろう。

こっちも面白かった。