御堂山：藤井入り口BS(下仁田バス)⇒千平駅(上信電鉄)、半袖隊長、列車バス便あったらどこでも行くよ春編��

2023年04月10日(月) [日帰り]

• GPS: 05:53
• 距離: 18.4km
• 登り: 604m
• 下り: 723m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:13
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:53

10:54 藤井入り口バス停
10:58 10:59 西牧関所跡
11:42 11:46 みの滝
11:59 じじ岩ばば岩のコル
12:09 じいとばあ展望地
12:20 じじ岩ばば岩のコル
12:31 御堂山分岐
12:40 12:55 御堂山
13:04 御堂山分岐
13:13 じじ岩ばば岩のコル
13:24 13:26 みの滝
14:00 14:12 西牧関所跡
15:50 15:56 下仁田駅
16:47 千平駅

合計距離： 18.44km/ 最高点の標高： 894m/ 最低点の標高： 226m
累積標高（上り）： 604m/ 累積標高（下り）： 723m
★EK度数(地理院標高値)：28.095=18.44+(604÷100)+(723÷100÷2)
→→→判定「●EK24〜32未満　ふつう」
EK度数＝合計距離＋（累積標高上り÷100）＋（累積標高下り÷100÷2）
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

【参考文献 ／記録 】
分県登山ガイド09群馬県の山(山と渓谷社／2016年12月1日初版)
48御堂山(みどうやま)879m：奇岩のジジとババの待つ岩山

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

★☆★JR北海道＆東日本パス(普通列車限定)を利用★☆★
【往路】地元駅新宿駅赤羽駅下仁田駅藤井入り口BS
【復路】千平駅高崎駅新宿駅地元駅
(注1)往路：埼京線ダイヤ乱れが湘南新宿ラインにも影響し、計画していた乗換・接続が不能となり、急遽、行き先を変更した。
(注2)しもにたバス(下仁田町営バス)…一律200円/現金前払い

コース状況／危険箇所等

コース状況【emj:158]】
　全長で約18.4kmとそこそこ長いも、
　●分県群馬Gに紹介されている登山コースは約6.3kmだけ
　●残る約12km(登山口⇒下仁田駅⇒千平駅)は全て舗装道路歩き
　登山道に関すれば、途中から転石が多いゴロゴロ道になるも、先人の踏み跡が色濃く残り、要所に道標類が設置されており、際立った危険箇所なし。
　但し2〜3mと短いながらも、斜めに登降するみの滝の岩場(17番＆34番)は慎重に通過しましょう。
　
★水場：みの滝…但し飲用可否は不明
★渡渉箇所：なし
★泥濘状況：なし
★積雪状況：なし
★蜘蛛の巣 ：なし…今後は要注意
(注)ヒル生息地域にて、気温上昇に連れ今後は要注意

☆半袖 タイム：全行程
★半袖 出会い指数：ゼロ
☆半袖 驚かれ指数：ゼロ
★入山者：遭遇せず

その他周辺情報

★登山ポスト：なし
★トイレ：下仁田駅のみ
　(注)登山コース沿いにはないので、西牧関所跡の隣にあるガソリンスタンドで借用するしかありません
★携帯 ：ほぼ圏内だったように思う
★飲食料調達処：ローソン下仁田馬山店(下仁田駅と千平駅の間)
★酒類調達処：せず
★お土産処：せず
★飲食店：寄らず
★温泉：寄らず
★宿泊施設：日帰り

写真

上信電鉄高崎駅から

約1時間で終点・下仁田駅へ
さらに駅前バス乗り場から

下仁田町営バスで約30分
登山口最寄バス停はこちら

少しばかり戻ると西牧(さいもく)関所跡
その裏手へ進むと…

作業道・西ノ入(さいのいり)線の起点が登山口
電気柵を跨いだ先に「御堂山入口」標柱

御堂山とは…ふむふむ[[pencil]]
簡潔に纏められた案内文

そうそう…夏場は要注意
なので4月中に来ました

沢沿いに続く作業道
最初は倒木・陥没もなくスイスイと

お〜、左右に張り出す巨岩
西上州の風情を醸し出す

分県Gの通り、最初の分岐は右へ
ちゃんど指導標が設置されてます

続いて涸れ沢の二俣は左へ
次第に道は荒れ気味となり…

足下にはもう転石がゴロゴロ

そして落ち葉もたっぷり堆積
踏み抜き注意です

でもスミレちゃんは咲いてます

やがて正面に小滝と出合います
ヤマレコ登録は「みの滝」

確かに「みの」のような幾つもの細い滴
もちろん顔ザブしました
そしてごくりと水分補給

小滝の右側には垂れ下がるロープ
左斜め上に向かって岩場をひと登り

次第に傾斜が緩んで牧歌的モード

鞍部に至るとまず「じじ岩ばば岩」へ

Uターンするように南に向かう細尾根
久しぶりなので緊張したなぁ

あっ！！！これは一つ花だね
アカヤシオだ

今年初めてで最後かもね

これは似てるけど…アカヤシオじゃない
ミツバツツジだろうか？

大きな岩稜に突き当たると…

西(右)側の基部に巻き道
恐る恐る進んで行くと…

あれ？立入禁止になってる(+o+)
事故って保険金を減額されても困るので進軍中止

見上げた頭上をパノラマ撮影し引き返しました

戻った鞍部からジグを切りながら急斜面

支尾根に達するとまだまだ冬枯れ道

高石峠分岐点は杉林の中

お助けロープを借りながら北へ登り詰めます

頂上手前で右手(東側)を見渡せます
大桁山(左)と稲含山(右奥)だよね

御堂山878.3mにトウチャコ
久しぶり群馬百…72座目だ

山頂から北方向に表妙義のギザギザ

北西方向には辛うじて浅間山
今後葉っぱが生い茂ると見えませんね

三角点にはチョウチョが休憩中

拙者も久しぶりの山カレーパン

サクサク下山しながら大桁山

ミツバツツジとヤマツツジの競演？

じいとばあ裏展望所(登って来た尾根筋の東側)には寄らず

行く手左側に三ツ岩…740mPかな？
そして右下が帝釈岩だねぇ

最後に見上げたじじ岩ばば岩

17番写真の岩場だけは慎重に

跡はスイスイと登山口まで戻って来ました
正面が西牧関所跡でバス道です

振り返ると…
お〜こんな所にも岩峰がある！
さすが下仁田・西上州だと感じますね

さてこの後の第二幕に備えて足乾タイム
ヤマビル・チェックも欠かせません

朝バスに乗って来た道をひたすら戻ります

休憩場所候補�，�かた茶屋

同じく��下仁田こんにゃく観光センター

お〜この岩山も凄いぞ
こんな岩峰が次々と現れます

山間の道が開けると稲含山
その奥は赤久縄山など御荷鉾山系でしょう

里は春を迎えたばかりで満開の桜

これはスモモ系かなぁ？

色んな種類が咲き乱れ、まさに春を謳歌

約8.3kmのロードで下仁田駅に戻りました

なお駅近くにスーパー・ドラッグストア各1軒
調達先には困りません

…がこの機会を逃す手はありません
近付く稲含山を見上げながら…

名門・下仁田高校を横目に見て…

鎧川の右岸に新興住宅地(⇒緑ヶ丘)があるのに驚き…

このローソンには立ち寄ったことあるなぁ

この道の駅にも来たことあるなぁ
…と昔を懐かしみつつ

不通(とおらず)渓谷を越えました

因みに橋上から見下ろす川筋
両側には巨岩がせり出してます

下仁田駅から4km弱で千平駅
無事に赤線繋ぎを終えました
お疲れさんどした<m(__)m>

感想

半袖隊長👕

【登録日：2023年4月23日(日)⇒遅レコです】

【JR北海道＆東日本パス(普通列車限定)を利用】
JR北と東管内の普通列車が一週間に亘って乗り放題となるパスを利用し、このところご無沙汰気味だった北関東の低山を巡ります。
なお「列車バス便あったらどこでも行くよ」は、NHKBS「こころ旅」の火野正平さんのセリフ「手紙があったらどこでも行くよ」をもじったものです。
その初日…勇んで出発したら、埼京線ダイヤ乱れが湘南新宿ラインにも影響し、赤羽まで来たところで予定した吾妻線への乗り継ぎが不可能であることが判明。
急遽代替策を考え、まだ間に合う上信電鉄・下仁田町営バスに乗って、奇岩(ジジ岩・ババ岩)で知られる御堂山へと目的地を変更します。
一帯はヒル生息地域でもあるので、暑くなる前に行っておきたかったこともあります(⇒幸いヒル被害には遇いませんでした)。

【バス乗客は老人ばかり4名】
地域住民のための町営バスですが、乗客はご老人ばかり4名。全て先に下車され、拙者は最後の乗客でした。
税金を投入し維持している町営バス路線網でしょうが、料金は(町民であろうがなかろうが)一律200円。
特に事前予約もなしに乗車できることも含め、クルマを使わないハイカーにはとても有難いことです。

【技術度2★★☆☆☆の山】
このところ歩行距離は長くとも超低山あるいは街道歩きが多く、久しぶりの岩稜の道に「キンチョウの春」。
しかし道筋は明確ですし、足許の転石も困難なものはありませんでした。
特に注意すべきは「みの滝の斜めの岩場」ぐらいで、意外とあっさりと登降できました。
しかしジジババ岩の展望地への道は途中で通行禁止になっていたので深追いしませんでした。
一方で、一本だけでしたが「アカヤシオ」に出逢えました。

【赤線繋ぎで下仁田駅〜さらには千平駅へ】
残念ながら下山後の町営バス・ダイヤはタイミングが合いません。
だったら歩くしかない…のをいいことに、まず下仁田駅まで歩きました。
さらには隣の千平駅まで歩いて自宅と軽井沢を結んでいる既存赤線と接続させました。
まぁ、列車バス利用ハイカーの趣味の世界です。

【本日登った主な山／展望台など】
●御堂山(みどうやま)878m：初…ぐんま百72/100・分県G群馬57/73・続薮岩魂11/41 ・西上州31/120

お疲れさんどした<m(__)m>

　 隊長