恐怖の毛無岩☆イデミとトヤ山も〜沢コース↑尾根コース↓
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- GPS
- 05:38
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,321m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
山神宮の先、星尾地区浄水場を右手に見送って、林道が未舗装となる。 山神宮から約300m(感覚)で、数台分の未舗装駐車場。道は細い。 ここが、登山口駐車場である旨を明示する看板はない。 無料。出入り自由。トイレなし。 駐車場が近くなると、「駐車場←登山口↑」みたいな看板が出てきます。 車で直進すると、スイッチバックしないと曲がれない狭路になります。 通れないこともないですが、案内に従ったほうが無難です。 最寄りトイレは、蝉の渓谷にある公衆トイレ。水洗。水道あり。TPあり。 もしくは、三段の滝駐車場に、公衆トイレある。水洗。水道あり。TPあり。 ポストは、道の駅オアシスなんもくに設置。そこに入れてくださいとあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根コース、沢コース共に、整備していませんと、現地に張り紙あり。 かつては整備されていた登山道が整備されずに放置されている状態です。 沢コースは荒れていて不明瞭だったが、尾根コースはそこまで荒れておらず、明瞭だった。 尾根コースへは、山神宮の脇を沢へ降りて、渡渉して左岸に渡ります。 ○登山口駐車場〜沢コース〜相沢越 序盤難航。沢沿いを何度も渡渉しながら、高度を上げる。 6割くらい登山道が残っているが、4割は不明瞭。 テープがこれでもかと設置されているが、林業関係者がつけたと思われるテープは、最終的にはあさっての方へ向かう。 ピンクと黄色のテープが幹に巻いてあるのが、林業関係者と思われる。 沢を越えれば、比較的、明瞭になるが、相沢越の手前が不鮮明。 テープも少ない。 一箇所、「毛無岩→」の看板が、あさっての方に向いて設置されてる箇所あり。 掲載の写真参照のこと。 自分が来た方と逆なので気づくとは思うが、矢印が尾根のほうへ向いているようにも見えるので要注意。 かつてはルートがあったのか、矢印の先にはその痕跡すらない。 むしろ、矢印とは逆に薄い踏み跡が続いており、木にはペインティングもある。 実際、私は矢印の向きとは逆に進んだが、自分で正しいと判断できる方向に進めばよいと思います。 こういったルートでの軌道修正は逐次必要なことなので。 ○相沢越〜イデミ かつての遊歩道の名残があり、尾根上なので歩きやすい。 イデミは、バリエーションルートとなるので、適当に登りやすい斜面をみつけて、取りつく。 傾斜は急だが、手掛かりになる木が多数生えている。 ただし、朽木が多いので要注意。 イデミの山名板は、朽ちて落下していた。 ○相沢越〜毛無岩 毛無岩直前のナイフリッジまでは、特段、難しくはない。 ナイフリッジは、登りで通るなら、そこまで難しくはない。 足元の幅は50cmくらいから1mくらいまである。 50cm区間はごくわずか。両サイドが崖。 落下した場合、ヘルメットの有無は、関係ない。 強風時、危険。 ○毛無岩〜東のコル ナイフリッジのような場所はないが、急斜面の下りになる。 滑落注意。 ○東のコル〜独標(1275mピーク)〜トヤ山 尾根上に作られたかつての遊歩道の残骸をたどる。 崩落場所などなく、明瞭。数か所の倒木があるくらい。 道形が残ってるので、安楽ではあるが、尾根からはずれて、くだっていくテープには、注意が必要。 遊歩道の残骸も、そちらに続いている。引き込まれないよう。 トヤ山の分岐は、分かりづらい。 トヤ山へは「黒滝山分岐」の先、左手にある妖しい踏み跡へ入る。 泥付きの急斜面を注意して登ると、やがてトヤ山に着く。 ○東のコル〜尾根コース〜登山口 たまに足元の細い箇所もあるけど、沢コースに比べたら格段に歩きやすく極めて明瞭。 最後、渡渉して、山神宮の脇に出る。 |
その他周辺情報 | ▼食事 ○ビッグマム 11.00-20.00 木休 群馬県甘楽郡南牧村大日向1102-1 050-3188-6500 駐車場は隣の南牧村住民センターか村役場駐車場に止めて可 店のキッチンカーの隣が、駐車場所 https://bigmom.nanmokushoko.com/ ▼毛無岩バッジ 調べた限り、なし。 |
写真
感想
西上州のへアーレス・マウンテン。無毛岩、、、じゃなくて、毛無岩。つまり、ノーヘアーだ。ノーヘアーが、格好いいんじゃない。ノーヘアーだから、格好いいんだ。西上州のジェイソン・ステイサムと異名をとる毛無岩は、群馬県南牧村(なんもくむら)にあります。同村の南牧トレッキングガイドで上級コースとして紹介されている山で、標高は1300mあり、南牧村の最高峰。山頂部の南側は、高低差300mの大岩壁となっている。登山ルートは、沢コースと尾根コースがあり、沢コースはバリエーションルート? 不明瞭気味。以前は、登山道の表記があったような。尾根コースは、明瞭。どちらから登っても、山頂手前にナイフリッジ状の痩せ尾根があります。安全に登るのであれば、尾根コースの往復。周回するのであれば、沢コースで登って、尾根コースをくだるのがよいと思います。山頂西側のナイフリッジはくだりでは、なかなかスリリングと思いますので。
毛無岩は、山頂周辺のナイフリッジが、ことに有名で、怯懦な私はもう聞くからに怖くて怖くて、見たことも無いのに勝手に総毛だって、今に至るまで登りに行くことを躊躇しておりました。でもまあ、そろそろ行ってみるかなと思い立ち、登ってみたら。案外に登りやすくて。思えば、いつの間にか、毛無岩以上のところをいくつも登ってきていたではないかと、しみじみ思った。もっと早くに登りにくればよかった。沢コースが荒れる前に。
ついでに、イデミちゃんにも登ります。山名の由来はまったく分かりません。丸っこい岩峰です。登山道はありません。登りやすいところでも、かなりの急斜面で、手掛かりとなる木は多数生えてますが、朽木が多かったので、注意が必要でした。
毛無岩を越えた後は、トヤ山まで行って戻ってきます。これまた、ついで。かつての遊歩道の名残か、かなり歩きやすくルートも明瞭でした。鉄塔周辺につけられていた巡視道のテープが紛らわしくて厄介でした。
下山後は。またしても、ビッグマムへ。3日おきの3度目。とりあえず、気になるメニューは食べ尽くしたので、次回は、久しぶりに千歳屋飲食店に炭ラーメンを食べに行こうか。
これにて。なんもくトレッキングガイドで紹介されてる13座のうち、12座を登りました。あとは、烏帽子岳を残すのみ。なんもくトレッキングガイドの山を全て登ろうと思ってから、ここまで何年かかっただろう。途中、西上州から、遠ざかっていた時期もありましたけど、ここへ来て不意に意欲が出てきました。最後の1座、気を引き締めて登ります。
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