烏帽子岳.シラケ山.天狗岩.マル☆シボツ沢登山口〜なんもくトレッキングガイド完登
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- GPS
- 03:39
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 902m
- 下り
- 896m
コースタイム
天候 | 晴れ曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
特段、駐車場を示す看板はない。広い傾斜のある草地。 無料、出入り自由、区分けなし、ポストなし、トイレなし。 ポストは道の駅オアシスなんもくに設置。 最寄りトイレは、大仁田ダム前の三ツ岩岳登山口にあり。 水洗、TPあり、水道あり、飲用不可、無料、24時間利用可能、夜間電灯なし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○シボツ沢登山口〜烏帽子岳 シボツ沢沿いを何度か渡渉して高度を上げる。テープはあるけど、足元は、多少、分かりづらいかもしれない。 実際、下山時に、沢の中をあさってのほうへ進んでいる登山者がいた。 シボツ沢を離れると、急登。たまに、ロープ出てくる。 烏帽子岳の分岐の先は、2,3か所のロープ。 山頂手前は、崖のキワ歩き。 ○烏帽子岳〜マル 分岐まで戻って、登り返し。分岐からマルまでは難しくない ○マル〜岩稜ルート〜シラケ山 横道分岐の看板が枝に隠れて、若干、分かりづらかった。 岩稜ルートは、マル側から行くと、P7からはじまり、P1まである。 正直、どれがどれだか分からない。7つもピークがあったようにも思えない。 転落すると命の危険のある岩稜通行もあるけど、ルートははっきりしていた。 何か所かロープがかかっていた。 ○シラケ山〜天狗岩 シラケ山の先、鞍部におりると、その先は踏み跡が錯綜。 どこを歩いても天狗岩には行けそうではあった。 ○天狗岩〜横道コース〜シボツ沢下降点 あちこちに踏み跡があるので、横道コースへ降りていく入り口が分かりづらい。 天狗岩山頂付近から、降り口がある。 横道コースは、ほぼ平坦で抑揚のなよく整備された一般登山道。 いわゆる西上州っぽさを感じられない登山道。 シボツ沢への下降点は、テープが木に巻いてあるだけ。案内なし。 尾根上には、その先にも踏み跡らしきものが続いているので、直進しないよう。 ○シボツ沢下降点〜シボツ沢登山口 九十九折りの急下降。登山道明瞭。 烏帽子岳分岐の先は、登りで通ったシボツ沢沿い。 |
その他周辺情報 | ▼食事 ○ビッグマム 11.00-20.00 木休 群馬県甘楽郡南牧村大日向1102-1 050-3188-6500 駐車場は隣の南牧村住民センターか村役場駐車場に止めて可 店のキッチンカーの隣が、駐車場所 https://bigmom.nanmokushoko.com/ ○千歳屋飲食店 11.30-14.30 夜要予約17.00-21.00 水休(HP情報)しかし、火曜も定休か。ある意味、不定休かも P10台分 向かいの医院がある広場にも置ける。そういう案内あり 群馬県甘楽郡南牧村磐戸141 0274-87-2027 https://chitoseya.nanmokushoko.com/ ▼烏帽子岳バッジ、シラケ山バッジ、天狗岩バッジ 全てなし。別の烏帽子岳ならある。 |
写真
感想
烏帽子岳にて、なんもくトレッキングガイドに選定されている13座すべて登りきりました。つまり、完登です。なんもくトレッキングガイドのパンフレットを手に入れてから、何年経ったことだろう。最初に登ったのは、2012年4月の立岩だった。もうそんなに前のことになるのか。完登まで、11年かかったということね。まあ、そんなに注力して取り組んでいたわけでもないからなあ。でも、この山域は面白い山が多いので、なんもくトレッキングガイドの山にこだわらずに、ちょいちょい登りに来ていた。で。やっと、完登でした。最後の方は意識して登ってましたけどね。
シボツ沢の新緑が目にも鮮やか。この辺りは紅葉時期に来ることが多いけど、この時期の西上州もいいねえ。爽やかな沢沿いを進み、分岐から烏帽子岳へ。取りつきには、ロープ。少し面倒。その先は、キワにつけられた登山道。見晴らし良すぎで、風が強く、足元は崖。なかなかスリリング。烏帽子岳山頂は少し広かった。これから行く岩稜ルートを眺める。一箇所、飛び出しているのが、一本岩稜だろうか。見る限りは、そんなに難しそうでもない。実際に行ってみると、ルートは明瞭。落ちたらアウトな箇所もあるにはあったけど、そこまで難しいものでもなかった。シラケ山は、山名板が2か所に取り付けられていた。秩父の山賊氏の山名板があった場所が標高が高く、山頂のようであった。
シラケ山から先、天狗岩までは、踏み跡が錯綜してます。どこを通っても正解かもしれませんが、ややこしかった。当初は、二輪草群生地に行く予定だったが、大きく下って登り返してくるのも面倒だし、そもそも二輪草は、もう何年も前から群生していないようなので、パス。横道を通って、マルを経由し、戻る。
下りの途中。シボツ沢ですれ違った二人組が、明らかに登山道の無い沢の中をあさってのほうへ向かって進んでいて、登山道を歩く私の姿を見て「やっぱりこっちじゃない」とおっしゃってました。そこまで不明瞭でもないですけど、分かりづらいことは確か。登山者の乏しいこの山域で、鈴をつけていないところを見ると、あまり、この辺りには来たことがないのだろうか。
以前。この近くの山で見かけた登山者のこと。西上州で練習してから穂高岳に行くという方がいました。逆ですね。見上げるような大岩にぶち当たって、直登するのか、右から巻くか、左から巻くか、そもそもルートを間違えているのか。西上州では、その都度、判断を求められます。ここを歩いて下さいとばかりに、頑丈な鎖や梯子、足場が設けられ、ご丁寧に足の置き場所にまでマーキングしてあるような遊歩道とはわけが違います。遊歩道で練習してから、この辺りの山に登られたほうが、危険は少ないかと思います。そうでないと、シボツ沢の登山口辺りで沢の中をあさってのほうに行ってしまうかもしれません。とはいえ。難解な山ばかりではないですけどね。
最後に。夜の9時半過ぎに県道45号線を下仁田町から南牧村へ向けて、車を走らせていた時のこと。真っ暗闇な道路脇に何やら、光るモノが。すわ。動物か。飛び出しか。いや、ヘッドランプだ。ヘッドランプを付けたニンゲンだ。番号の入ったゼッケンのようなものを付けて、車道を歩いている。歩道はない。もう22時近くだ。まさか、この時間にこんなところを歩いているニンゲンがいるとは思わなかった。しかも、45号線上にゼッケン付が断続的に10人近くいた。なにか大会でもあったのか。この時間に山奥の車道を歩かせる大会とは、いったい、どのような大会だ。どこが主催してるのか、調べてみたけど、分からなかった。
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