晩秋…、静寂の丹波天平
- GPS
- 06:59
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 1,167m
コースタイム
※だいたいのコースタイム書きましたが…ゆっくり撮影したりしながらなので、普通に歩く場合には参考にならないタイムかと思います…
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山後、親川から丹波山温泉までバス利用。(本数少ないので注意。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の駅『たばやま』〜サヲウラ峠】 道の駅からしばらく車道歩きなので車に注意。 サヲウラ峠への看板があり山道までは数回、動物避けのフェンスを通過します。 峠へは九十九折れの急登やトラバースがあります。 峠の手前付近で熊に遭遇。 【サヲウラ峠〜丹波天平】 針葉樹が立ち並ぶ平坦な尾根道。この時期は落葉が多くハッキリした登山道は分かりにくいですが、目印(赤テープ・リボン)を辿れば迷うことはありません。 【丹波天平〜親川バス停】 丹波天平以降もなだらかな登山道。落葉が多くほぼ登山道は埋もれていますが目印や要所に道標があります。廃屋跡を過ぎ、植林帯の手前の空家(?)付近に『土砂崩れのためこの先通行禁止』の看板があり焦りましたが、普通に下山できました。あの看板は何だったんでしょうか? 一部トラバースにおいて登山道が柔らかくなっているので注意。 人家の横を通って411号線、道の駅方面に歩くとすぐに親川バス停。 運賃:親川〜丹波山温泉で390円也。 |
写真
感想
紅葉の時季に歩いてみたかった、天平尾根。
土曜ハイクということで、gaiaさんとご一緒していただきました。
サヲウラ峠までの登りは、地味な樹林帯の道ですが、植林帯から自然林に変わってくると、控えめながらも旬の紅葉が色とりどり。
天気予報があまり良くなかったので、ガスガスの中を歩くものかと思っていましたが、何故か、青空…。
gaiaさんが晴れ男ぶりを発揮してくれました^^
このコースはあまり展望のないコースですが、サヲウラ峠より少し下の登山道にて、木々の間から大菩薩方面の山並みを眺めることができまして、なんだか大興奮。
この場所から、あの山が見えちゃうんだ!みたいな、うまく言葉に出来ませんが、かなりぐっときたポイントでした。
そして、天平尾根。
紅葉は終わりかけ、という感じでした。
ですが、山の上とは思えない広い尾根道、やわらかい落ち葉の絨毯、立ち並ぶ木々…なんとなく哀愁漂う雰囲気が、また良くって。
落ち葉の絨毯に両手をうずめると…なんだか温かい^^
落ち葉の目線で尾根を見渡すと…また違う風景。
今回わたしはあまり撮影はせず、目と手と足で沢山山を感じてきました。
そんな感じで、サヲウラ峠から丹波天平間に1時間かけ、(昭文社地図のCTは30分^^;)ステキな尾根道を愛で歩きました♪
何度でも歩きたい、天平尾根…ですが、今回は熊に遭遇してしまいました。
奥多摩は熊の目撃情報が多いですが、特にこのコースは人が少ない静かなコースですので、熊鈴やラジオは必携、それなりに心の準備も必要かと…。
お互い、静かに穏やかにすれ違いたいものです。
無事に歩けたこと、感謝です☆☆
昨年から気になっていた丹波天平。
merry女史とご一緒させていただき、今回ようやく歩くことができました。
予報はあまり良くなかったですが、ガスのかかった丹波天平もきっと幻想的なハズ、そう思って逆に意気込んでいましたが…、晴れてしまいました。
麓や中腹までは紅葉も綺麗でしたが、尾根上は落葉が進んでいて、あとは冬を待つだけの寂しい雰囲気。しかしそれがまたこの尾根の美しさを一段と引き立てており、個人的にはかなり“ツボ”でした。
決して派手ではない、もはやある種の『侘・寂』の世界観…。
先日歩いたウノタワはとても人気で多くのハイカーさんが歩かれていましたが、こちらは対照的にとても静かでした。
お会いしたハイカーさんはほんの数組、尾根を歩いている間は誰にもお会いしませんでした。
景観も一般的には渋い感じかもしれませんが、私的にはそそられる景色満載。
展望はそれほど良くない尾根ですが、『展望が無くても楽しめる尾根』の代表だと思います。
【クマさん情報】
まもなくサヲウラ峠というところで、後方でガサガサっと…。
鹿かと思いました(そう思いたい)が、振り返って見ると黒い…。
カモシカかと思いました(そう思いたい)が、クマさんでした。
以前、岩菅山登山口の駐車場で見たことはありましたが、登山道でお会いし、さらに目まで合わせたのは人生初。
まぁ山をやっていればいつかはこのときが来るだろうとは思っていましたが…。
とにかく慌てず騒がず刺激しないようにゆっくり歩き、なんとか事なきを得ました。
麓に熊避けフェンスがあるくらいですから、歩かれる際はご注意ください。
コメント
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gaiaさん、こんにちは!
merry_mmさん、はじめまして!
季節の進み、早いですね。
私の歩いた10月末は丹波天平は緑が多く残ってましたが、もう落葉の感じ
展望の無い尾根なのでこの時期が一番かも知れませんね
ハイカーよりも動物に遭遇する事が多いのもこの山の特徴のような・・・。先日私が歩いたときも、熊さんには会わなかったものの、鹿、猿、カモシカの動物園状態でした
今回の写真も gaiaワールド全開!!!
晩秋の”でんでえろ”堪能させていただきました。
お疲れ様でした
teru-3さん、こんばんは。初めまして。
実はteru-3さんの10月末のでんでえろレコを参考にさせて頂いてました。紅葉予想も^^
ぎりぎり間に合うかな、と思ったのですが、落葉はあっという間だったようです…が、個人的には晩秋とか冬枯れの山道がいちばん好きなので、良い時季に歩けたと思います。
やはり、この辺りは動物たちとの遭遇率が高いようですね
カモシカはまだ会ったことないので会ってみたいです^^♪(熊は、もういいかな…^^;)
ありがとうございました^^☆☆
merryさん、
gaiaさん、おつかれさまです
私も 同日に、奥多摩に行っておりました。
紅葉が 始まりましたね。
そして、
お二方が、ここから 登るのは ちょっと渋くて素敵ですね〜^^
いつか、この丹波〜飛龍山〜雲取山へと 歩いてみたいと思っていました。
でも、私では 厳しそうなので、
まさに、このルートを 歩いてみたいと思っておりました。
※それでも、このコースも それなりに 厳しそうで^^;
なかなか、実行していませんでしたけどw
メジャールートでないと、落ち葉がトレースを 覆い隠して
しまうので、ちょっと 不安ですが、
11月中に 行ってみたいなぁ^^ノ
hayakazeさん、こんばんは。
hayakazeさんたちも、奥多摩でしたか。
わたしも久しぶりに奥多摩に帰ってまいりました♪
この辺りのルートは渋みがきいてますよね。
飛龍山へのコース、わたしも気になっていますが、登るのは大変そうなので雲取から下ってくるコースで考えています。
晩秋・初冬の天平尾根、すごくおすすめです!
トレースが見えにくかったり実際見えなかったりするので少し怖いですが、地形図やGPSログなどで確認、テープを追っていけば大丈夫だと思います。
どちらかというと、保之瀬天平から先のトラバース道が崩落しかかっていたり、熊との遭遇が怖かったので、、そちらもお気を付けください
今後は奥多摩が良い季節、足繁く通おうと思います(^^ゞ
お互いに気を付けて楽しく歩きましょう☆彡
teru-3さん、いらっしゃいませ。
丹波天平もウノタワ同様、昨年のteru-3さんをはじめとしたユーザーさんのレコで知った場所です。歩くなら秋に、と思っていました。
奥多摩方面は賑やかというイメージがありましたが、もうこの辺りは地理的に奥秩父と言っていいんでしょうかね。もう山梨県ですし。
とても静かでのんびりできるところで、ウノタワとはまた違う良さがありました
クマさんにお会いするとは思ってもみませんでしたが、実は奥多摩は出没率が高いようですね。
サヲウラ峠で休憩していても何となく落ち着かない感じでした。
以前、冬にドラム缶橋から三頭山を目指した時にヌカザス尾根で敗退したり、熊に会ったり…、なんとなく奥多摩恐怖症があります。
hayakazeさん、いらっしゃいませ。
いよいよ奥多摩湖畔もイイ感じになってきましたね。
時間があれば御岳渓谷の紅葉も見てみたいです。
このコース、本当に渋いですw
ドバーンと開けた箇所も無いですし、沢や滝があるわけでもなく。
しかし、何と言ったらいいのかうまく言葉にできないんですが、私にはツボでしたw
尾根上の木立が美しくて、いろんな角度から見ると万華鏡のように景色が変わって…。倒木ですらどこかの芸術家が配置したような倒れ方をしています。
本コースはサヲウラ峠までつめてしまえば、あとはのんびり落ち葉ラッセルを堪能できます。
目印があるので大丈夫だと思いますが、途中、ルートを外していたようでGPSを確認して修正しながら歩きました。
コース状況にも書きましたが、廃屋跡(高畑集落跡?)にあった通行止めの看板は何を意味しているのでしょうか?
でも実際あの辺り、トラバースするのにいやらしい箇所がありました。
奥多摩って谷底が結構深いですね…。
熊にだけはどうぞ御用心を!
"熊倉山"ですからね
merryさん、gaiaさん、おじゃまします。
予報では天気が芳しくなく、僕は家で大人しくしていたのですが、
この日は丹沢や奥多摩などは意外や意外、好天に恵まれたようですね
それにしても気持ちの良さそうなルートですね。
後半の写真は落葉の寂しさを感じつつも、褐色の絨毯がとても暖かそうで、
不思議な気分になります^^
お疲れさまでした。
shoytomoさん、こんばんは。初めまして。
ほんと、予想外の青空でした…他の山だったら、わたしも大人しく自宅でゆっくりしていたと思います。
ラッキーでした☆
仰るように、天平尾根は景色だけながめると物寂しい雰囲気なのですが、落ち葉の絨毯に触れると、なんとなく温かくてぬくもりを感じました。
そのままごろん、と寝ころびたい衝動にかられましたよ^^
不思議だけど、どこか落ち着く、とてもステキな空間でした。。☆
しょいともさん、いらっしゃいませ。
おっしゃるとおり…w
麓の柵にも“高電圧、さわるな!”の文字が…。
予報が予報だっただけに、ビックリしました。
午後に降られることも予想して折りたたみ傘まで持っていたのに、青空って…。
山の天気は予測不能です。
地形図を見ていただければ一目瞭然ですが、なにせこの尾根は幅が広くて気持ちが良いです。
そして丹波天平が異空間のようにぽっかり。
のんびり本でも読んだりしたいものです。
夜分に失礼します。
今回は久しぶりのペンタックス出動でしたか
立体感が凄い・・
いくつも記録を拝見すると、メーカーの特徴というか傾向がわかりますね。
いずれにしても、このくらいの画素数がベスト
変な高画素化はしないで欲しかったなぁ・・と思います。
(また議論が再燃しますのでこの辺で)
クマさん、会ってしまいましたか!
「欲を言えば」、なんですが、写真に収めて欲しかったです。
歩いているところの流し撮りとか・・
冗談はともかく、無事でなによりでした。
わたしなら、万が一襲われてもカメラを守ってしまうかも知れません
noronoroさん、いらっしゃいませ。
天気が悪い予報でしたので、悪天でもガンガン使えるかな、と思ってペンタでした。
写真1と2は道の駅で三脚に据えて撮っていますが、このカメラの画素数でも解像感はとても高いです。
それ以外の写真は手持ちですから『ねむい』ですね、はっきり言って。
ピントはあっているように見えますが、等倍で見るとほぼすべて微妙にブレています。
風景写真の天敵はやはりブレだと思います。
高画素になればなるほど三脚は必須だと思います。
まぁ『登りながら』ですと使用に限界はありますが…。
ヤマレコでもたまにクマさんを激写されている方がいますが、私には無理でした。
とにかく『まずい、どうしよう』から始まって『とにかく冷静に』とか『ゆっくり離れよう』ということしか頭に浮かびませんでした。
かなりやり過ごした後に、撮れれば良かったのに…とは思いましたが。
でも、すべて命あってのこと。
無理は絶対にしませんw
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