ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 550883
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

天平(でんでえろ)尾根から雲取山散策〜鴨沢起点

2014年11月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:19
距離
28.5km
登り
2,237m
下り
2,247m

コースタイム

日帰り
山行
7:56
休憩
2:23
合計
10:19
6:26
24
6:50
7:40
37
8:17
8:20
33
8:53
8:53
25
10:59
11:17
84
12:41
13:06
20
13:26
13:26
4
13:30
13:32
3
13:35
13:52
17
14:09
14:09
11
14:20
14:20
1
14:21
14:21
22
14:43
14:43
106
16:29
16:29
16
権現平
16:45
16:45
0
16:45
ゴール地点
※ルートは全て手書きです。が、ミスルート中の場所も入れましたので、このデータを参考になさる際はご注意ください。
※コースタイムはデジカメのタイムスタンプを元に手入力しています。
※道迷いの際の廃道地点は登録出来ない為、高畑集落跡の一回目通過時、三回目通過時の時刻を入力することでコースタイムの帳尻を合わせています。
天候 快晴
日の出前は肌寒いものの、日中は長袖だと暑いくらい。但し風はそこそこ冷たい。
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青梅街道 鴨沢橋手前、留浦の駐車場に車を停めました。
そこから天平尾根登山口までは徒歩。
コース状況/
危険箇所等
間違えて登った廃道(後述します)以外は、いずれも良く踏まれた歩きやすい道。
ただ天平尾根はこの時期、落ち葉で踏み跡が消えているので、定期的にくくりつけられたリボンを注意深く確認した方が良いと思います。
山と高原地図 「奥多摩」
国土地理院1/25,000地形図 「雲取山」「丹波」
その他周辺情報 ■登山届ポスト
 鴨沢登山口、及び親川登山口周辺には見つけられませんでした。

■下山後の湯
のめこい湯を利用させていただきました。
さほど濃くは無いものの、私の好きなぬめりのある硫黄泉で、じわじわと身体に沁み込んで来るような心地よさでした。詳細は公式Webサイトがありますので下記をご参照ください。
http://www.nomekoiyu.com/
鴨沢橋手前の駐車場に車を停め、しばらく車道を歩いていきます。既に足元は見える明るさでしたが、車に視認しやすいよう、ヘッドライトを弱めにつけ、車道の右側を歩きました。
で、目標の親川のバス停。でも登山口はその少し手前。
2014年11月22日 06:23撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 6:23
鴨沢橋手前の駐車場に車を停め、しばらく車道を歩いていきます。既に足元は見える明るさでしたが、車に視認しやすいよう、ヘッドライトを弱めにつけ、車道の右側を歩きました。
で、目標の親川のバス停。でも登山口はその少し手前。
です。この山域を歩く時は熊除けの鈴をお忘れなく。この日私も子熊に遭遇しました。
2014年11月22日 06:23撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 6:23
です。この山域を歩く時は熊除けの鈴をお忘れなく。この日私も子熊に遭遇しました。
親川のバス停から少し戻って、ここが登山口。
しかし登山ポストは見当たらず。。。
2014年11月22日 06:26撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 6:26
親川のバス停から少し戻って、ここが登山口。
しかし登山ポストは見当たらず。。。
歩き始めてすぐ。この写真の少し先で、ガサガサと音が鳴り、鹿かと思ったら、黒い毛に胸元の白い月の輪も鮮やかな熊が慌てふためいて逃げて行きました。距離にして50mほど先だったでしょうか。大きさからして子熊かと。とっさのことで写真は撮れませんでした。上方向に登っていく登山道方向では無く、水平方向やや下の方に逃げて行きましたので、そのまま歩き続けます。とはいえ、子熊がいるなら親熊も近くにいる可能性も高い訳で、熊除けの鈴を手で持ってリンリン慣らしながら歩きました。熊除けの鈴が無ければ至近距離で出合頭になったかもしれませんね。
2014年11月22日 06:31撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/22 6:31
歩き始めてすぐ。この写真の少し先で、ガサガサと音が鳴り、鹿かと思ったら、黒い毛に胸元の白い月の輪も鮮やかな熊が慌てふためいて逃げて行きました。距離にして50mほど先だったでしょうか。大きさからして子熊かと。とっさのことで写真は撮れませんでした。上方向に登っていく登山道方向では無く、水平方向やや下の方に逃げて行きましたので、そのまま歩き続けます。とはいえ、子熊がいるなら親熊も近くにいる可能性も高い訳で、熊除けの鈴を手で持ってリンリン慣らしながら歩きました。熊除けの鈴が無ければ至近距離で出合頭になったかもしれませんね。
朝日が山裾を照らし始めます。今日は天候に恵まれました。
2014年11月22日 06:48撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 6:48
朝日が山裾を照らし始めます。今日は天候に恵まれました。
ほどなく廃屋の立派な石垣が現れます。まさかこの時は、この場所を三度も通ることになるとは思いませんでした。
2014年11月22日 06:50撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 6:50
ほどなく廃屋の立派な石垣が現れます。まさかこの時は、この場所を三度も通ることになるとは思いませんでした。
しばらく進んで、ふと我に帰ります。それが道間違いの始まり。
前日に行った地形図による脳内シミュレーションでは、こんな谷筋のトラバースは続かず、すぐに尾根に取りつくはずと。。
結局、持っていた地形図が古く、登山道がつけ変わっていたのですが、その時は分からずに引き返します。念の為、スマホのGPSを起動して地形図ソフトを立ち上げますが、このソフトも古い地形図をローカルに保存しているという有様。。(^_^;
2014年11月22日 07:04撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 7:04
しばらく進んで、ふと我に帰ります。それが道間違いの始まり。
前日に行った地形図による脳内シミュレーションでは、こんな谷筋のトラバースは続かず、すぐに尾根に取りつくはずと。。
結局、持っていた地形図が古く、登山道がつけ変わっていたのですが、その時は分からずに引き返します。念の為、スマホのGPSを起動して地形図ソフトを立ち上げますが、このソフトも古い地形図をローカルに保存しているという有様。。(^_^;
こんなに明確に「丹波天平(たば でんでえろ)」はこっちと標識で示されているのに、この時の私はこのルートは巻き道だろうと思いこんでました。せっかく始めて来たのだから、巻かずに正面ルートを歩こうと。馬鹿です。。
2014年11月22日 07:13撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 7:13
こんなに明確に「丹波天平(たば でんでえろ)」はこっちと標識で示されているのに、この時の私はこのルートは巻き道だろうと思いこんでました。せっかく始めて来たのだから、巻かずに正面ルートを歩こうと。馬鹿です。。
で、天平尾根上まで戻ってきました。ここを(古くて間違った)地形図の登山道通りに直登していきました。
落ち葉が多くても、明らかに足裏の感覚では最近踏まれた形跡が無いのですが、明瞭な地形ですので登って行くうちに巻き道と合流するだろうと高をくくっていました。。傾斜が急で滑りやすい斜面を強引に登っていきます。。
2014年11月22日 07:20撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
11/22 7:20
で、天平尾根上まで戻ってきました。ここを(古くて間違った)地形図の登山道通りに直登していきました。
落ち葉が多くても、明らかに足裏の感覚では最近踏まれた形跡が無いのですが、明瞭な地形ですので登って行くうちに巻き道と合流するだろうと高をくくっていました。。傾斜が急で滑りやすい斜面を強引に登っていきます。。
ほどなくこのような歩きやすそうな登山道と合流。やはりこっちで正しかったと安心したのもつかの間。。
2014年11月22日 07:32撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 7:32
ほどなくこのような歩きやすそうな登山道と合流。やはりこっちで正しかったと安心したのもつかの間。。
えっ!そうなんですか?土砂崩れ崩落で通れない。。。だから巻き道のトレースの方が明確だったのか?と思ってました。
仕方なく引き返します。
そして正規ルートに戻ったところで、年配の登山者の方に遭遇。その方から尾根伝いの道は廃道になっていいること、新しい地形図ではそのルートは消えていることを教えて頂きました。。。orz。
2014年11月22日 07:34撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 7:34
えっ!そうなんですか?土砂崩れ崩落で通れない。。。だから巻き道のトレースの方が明確だったのか?と思ってました。
仕方なく引き返します。
そして正規ルートに戻ったところで、年配の登山者の方に遭遇。その方から尾根伝いの道は廃道になっていいること、新しい地形図ではそのルートは消えていることを教えて頂きました。。。orz。
本日3回目。廃屋の立派な石垣を通って行きます。。
2014年11月22日 07:39撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 7:39
本日3回目。廃屋の立派な石垣を通って行きます。。
引き返しポイントに戻る。。これは振り返って撮った写真。
こうして50分ほど時間を無駄に使ってしまいました。。orz
2014年11月22日 07:50撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 7:50
引き返しポイントに戻る。。これは振り返って撮った写真。
こうして50分ほど時間を無駄に使ってしまいました。。orz
しばらく谷筋をトラバース気味に進むと、改めて案内標識があり、天平尾根に側面から登っていきます。
2014年11月22日 07:53撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 7:53
しばらく谷筋をトラバース気味に進むと、改めて案内標識があり、天平尾根に側面から登っていきます。
天平尾根上に到達。下山時に間違わないよう、かつての道はトラロープで封鎖されていました。
2014年11月22日 08:17撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 8:17
天平尾根上に到達。下山時に間違わないよう、かつての道はトラロープで封鎖されていました。
そんなこんなで天平尾根上に到達したわけですが、いやはや気持ちの良い尾根です。
ただ、落葉松は殆ど葉を落としてしまったようです。その状態でこんなに気持ち良く美しかったのですが、これが黄金色に輝いていたら目を奪われていたでしょう。前週来ようとして寝坊して来られなかったのですが、そのことが悔やまれます。。
2014年11月22日 08:53撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 8:53
そんなこんなで天平尾根上に到達したわけですが、いやはや気持ちの良い尾根です。
ただ、落葉松は殆ど葉を落としてしまったようです。その状態でこんなに気持ち良く美しかったのですが、これが黄金色に輝いていたら目を奪われていたでしょう。前週来ようとして寝坊して来られなかったのですが、そのことが悔やまれます。。
しばらく気持ちの良い歩きやすい道を堪能するとサオラ峠に到着。道間違いによる50分ロスのせいで、ここまで3時間近くかかってしまいました。
2014年11月22日 09:18撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 9:18
しばらく気持ちの良い歩きやすい道を堪能するとサオラ峠に到着。道間違いによる50分ロスのせいで、ここまで3時間近くかかってしまいました。
この休憩適地でしばし一人作戦会議。
時間ロスによる全体計画への影響を検討。
結果、ルート変更をせずに進むことに決定。
2014年11月22日 09:18撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 9:18
この休憩適地でしばし一人作戦会議。
時間ロスによる全体計画への影響を検討。
結果、ルート変更をせずに進むことに決定。
改めて道迷い内容を確認。
(古い)地形図とスマホの地図アプリのローカルデータは一致して間違えた昔の廃道を示していました。ただ、持参していた昭文社の山と高原地図、およびGARMINのローカルの地図では、新しい正しいルートが記載されていました。。
地形図はもう使えないということで帰路のコンビニで捨ててしまいましたが、古いガイドブックにも廃道が示されてました。
上が山と高原地図、現在の新しいルート。下が廃道のルート。ずっと尾根上を直登しています。。
しかし新しい地図でも破線は尾根伝いに書かれている。そしてこの時に尾根を直登途中に現れた登山道が尾根道を横切っている異なるルートであることに気づきました。そうすると、尾根をそのまま直登し続けたら土砂崩れなどなく登れたのかな?
2014年11月23日 14:25撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/23 14:25
改めて道迷い内容を確認。
(古い)地形図とスマホの地図アプリのローカルデータは一致して間違えた昔の廃道を示していました。ただ、持参していた昭文社の山と高原地図、およびGARMINのローカルの地図では、新しい正しいルートが記載されていました。。
地形図はもう使えないということで帰路のコンビニで捨ててしまいましたが、古いガイドブックにも廃道が示されてました。
上が山と高原地図、現在の新しいルート。下が廃道のルート。ずっと尾根上を直登しています。。
しかし新しい地図でも破線は尾根伝いに書かれている。そしてこの時に尾根を直登途中に現れた登山道が尾根道を横切っている異なるルートであることに気づきました。そうすると、尾根をそのまま直登し続けたら土砂崩れなどなく登れたのかな?
です。ここは山梨県ですけれど。
2014年11月22日 09:18撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 9:18
です。ここは山梨県ですけれど。
行動食も補給し、気を取り直して三条の湯に向かいます。
2014年11月22日 09:46撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 9:46
行動食も補給し、気を取り直して三条の湯に向かいます。
目的の山も綺麗に見えてますし。
2014年11月22日 10:14撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 10:14
目的の山も綺麗に見えてますし。
数は少ないですが、楓の紅葉が目を楽しませてくれます。
2014年11月22日 10:42撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
11/22 10:42
数は少ないですが、楓の紅葉が目を楽しませてくれます。
数本でもこれだけの見事さ。武尊山や谷川岳もそうでしたが、今年は紅葉の当たり年ですね。
2014年11月22日 10:45撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 10:45
数本でもこれだけの見事さ。武尊山や谷川岳もそうでしたが、今年は紅葉の当たり年ですね。
三条の湯に到着。
こちらの水場で飲料水を入れ替えたり、チップを払ってトイレをお借りしたりしばしまったり。
2014年11月22日 10:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 10:59
三条の湯に到着。
こちらの水場で飲料水を入れ替えたり、チップを払ってトイレをお借りしたりしばしまったり。
幕営指定地は少し下りたところにあります。展望は効かないと思いますが、気持ちの良さそうな幕営地です。そして何よりお風呂に入れますしね。今度一度ここで幕営してみたいと思います。
2014年11月22日 11:00撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 11:00
幕営指定地は少し下りたところにあります。展望は効かないと思いますが、気持ちの良さそうな幕営地です。そして何よりお風呂に入れますしね。今度一度ここで幕営してみたいと思います。
向かいます。
2014年11月22日 11:17撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 11:17
向かいます。
周囲が笹に覆われてくると程なく。
2014年11月22日 12:33撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 12:33
周囲が笹に覆われてくると程なく。
三条ダルミ、雲取山と飛龍山をつなぐ尾根への合流点に到達します。休憩適地です。
2014年11月22日 12:41撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 12:41
三条ダルミ、雲取山と飛龍山をつなぐ尾根への合流点に到達します。休憩適地です。
目の前に富士山が見える絶景でもあり、周囲に誰もいない静けさを独占できましたので、ここで昼食を頂きます。
当初は雲取山の避難小屋横で頂く予定だったのですけれどね。
2014年11月22日 12:51撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
11/22 12:51
目の前に富士山が見える絶景でもあり、周囲に誰もいない静けさを独占できましたので、ここで昼食を頂きます。
当初は雲取山の避難小屋横で頂く予定だったのですけれどね。
さて、最後の一登りに出発します。
ここから雲取山荘へのトラバースルートはロープで封鎖されていました。
2014年11月22日 13:06撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 13:06
さて、最後の一登りに出発します。
ここから雲取山荘へのトラバースルートはロープで封鎖されていました。
最後の登りは、やや急登となっており、一気に高度を稼げます。青空に向かって登ります。
2014年11月22日 13:19撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 13:19
最後の登りは、やや急登となっており、一気に高度を稼げます。青空に向かって登ります。
ほどなく到着。この看板は北向きですので、朝に来ないと逆光になります。
2014年11月22日 13:30撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
11/22 13:30
ほどなく到着。この看板は北向きですので、朝に来ないと逆光になります。
予想外に人が少なかったです。
山頂周辺も休憩適地ですが。。
2014年11月22日 13:32撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 13:32
予想外に人が少なかったです。
山頂周辺も休憩適地ですが。。
避難小屋横の方が富士山や石尾根の展望が素晴らしいので、そちらで少々まったりします。休憩多過ぎですが、この絶景では仕方なしと自身に言い訳をします。。
2014年11月22日 13:35撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 13:35
避難小屋横の方が富士山や石尾根の展望が素晴らしいので、そちらで少々まったりします。休憩多過ぎですが、この絶景では仕方なしと自身に言い訳をします。。
石尾根はいいですね。
火事の類焼を避ける日除け地として尾根上は木々が伐採されていると誰かから聞いたことがありますが、真偽は未確認です。
ただ、そのおかげで西側は絶景が開けています。
2014年11月22日 13:35撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/22 13:35
石尾根はいいですね。
火事の類焼を避ける日除け地として尾根上は木々が伐採されていると誰かから聞いたことがありますが、真偽は未確認です。
ただ、そのおかげで西側は絶景が開けています。
避難小屋横は休憩適地。それにしてもこの好天なのに人が少ない。年始の初日の出の際は、寒いのに大勢のギャラリーで溢れる場所です。
2014年11月22日 13:35撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 13:35
避難小屋横は休憩適地。それにしてもこの好天なのに人が少ない。年始の初日の出の際は、寒いのに大勢のギャラリーで溢れる場所です。
名残惜しいですが石尾根を下山します。
この写真は石尾根から避難小屋を振り返ったところ。
いや本当に天候に恵まれました。
2014年11月22日 14:03撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 14:03
名残惜しいですが石尾根を下山します。
この写真は石尾根から避難小屋を振り返ったところ。
いや本当に天候に恵まれました。
奥多摩小屋の周辺はカラフルなテント多数。
そうかみんなここにいたのか、そして明日早朝に雲取山でご来光を見るのかな?私も以前、初日の出登山の際に、ここで幕営して明朝、雲取山をピストンしました。樹林帯にある雲取山荘横の幕営地と違って、眺望が見事ですからね。その代わり水場はややここから下に下りねばならず、トイレはワイルドですが。。
2014年11月22日 14:20撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 14:20
奥多摩小屋の周辺はカラフルなテント多数。
そうかみんなここにいたのか、そして明日早朝に雲取山でご来光を見るのかな?私も以前、初日の出登山の際に、ここで幕営して明朝、雲取山をピストンしました。樹林帯にある雲取山荘横の幕営地と違って、眺望が見事ですからね。その代わり水場はややここから下に下りねばならず、トイレはワイルドですが。。
奥多摩小屋。昔ながらの山小屋風。
2014年11月22日 14:21撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 14:21
奥多摩小屋。昔ながらの山小屋風。
七ツ石の手前を
2014年11月22日 14:40撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 14:40
七ツ石の手前を
標札に従って下山し、石尾根から分岐します。
車を鴨沢に置いているので止むを得ないのですが、このまま石尾根を歩いて奥多摩駅まで到達したいと思わせるほどの気持ち良さでした。
2014年11月22日 14:43撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 14:43
標札に従って下山し、石尾根から分岐します。
車を鴨沢に置いているので止むを得ないのですが、このまま石尾根を歩いて奥多摩駅まで到達したいと思わせるほどの気持ち良さでした。
石尾根から離脱。
情けないことにこの辺りから左足の腸脛靱帯に違和感が。。久しぶりにストックを出してそろそろと下っていきます(^_^;
2014年11月22日 14:45撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 14:45
石尾根から離脱。
情けないことにこの辺りから左足の腸脛靱帯に違和感が。。久しぶりにストックを出してそろそろと下っていきます(^_^;
夕闇迫る中。
2014年11月22日 16:00撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 16:00
夕闇迫る中。
登山口まで下山。
2014年11月22日 16:25撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 16:25
登山口まで下山。
しばらくアスファルト舗装路を歩くと小袖乗越の駐車場に。
鴨沢から雲取山ピストンだと、いつもここに車を停めます。
2014年11月22日 16:29撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 16:29
しばらくアスファルト舗装路を歩くと小袖乗越の駐車場に。
鴨沢から雲取山ピストンだと、いつもここに車を停めます。
しかし今日はもうしばらく登山道を下山。
2014年11月22日 16:29撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 16:29
しかし今日はもうしばらく登山道を下山。
で、鴨沢のバス停に帰還。
ハプニングもありましたが、最高の天気に恵まれ、気持ちの良い山行でした。やはり同じルートのピストンより、周回ルートを取った方が楽しいです。
なお、ここにも登山ポストが無いのですよね。
少なくとも私には見つけられなかった。
不本意ながらこの日は登山計画書はザックに入れたまま。意味無し。。。
2014年11月22日 16:45撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 16:45
で、鴨沢のバス停に帰還。
ハプニングもありましたが、最高の天気に恵まれ、気持ちの良い山行でした。やはり同じルートのピストンより、周回ルートを取った方が楽しいです。
なお、ここにも登山ポストが無いのですよね。
少なくとも私には見つけられなかった。
不本意ながらこの日は登山計画書はザックに入れたまま。意味無し。。。

感想

今回の教訓と言いますか反省点は、「地図は常に最新のものを用意すべし!」

天平と書いて「でんでえろ」と読むこの尾根は、数年前に山雑誌でイラストレーターの方が紹介されており気になっていました。そんな中、ここヤマレコで天平尾根のレポートを拝見し、雪山前の今シーズン最後の紅葉狩山行として登ろうとしていました。
ところが、仕事であったり、友人との自転車を優先したり、先週に至っては起床が6AMと寝坊で断念する有様で、その時期を逸してしまいました。
とは言え、一度気になったら頭に離れず、40日ぶりとなる登山のリハビリも兼ねて登ってきました。
天平尾根はやはり落葉松もその名の通り落葉済みでしたが、噂通りの気持ちの良い尾根でした。今まで雲取山は何度も登っているものの、鴨沢から石尾根経由のピストンが殆ど、その他も三峰神社からくらいでした。距離や累積標高は増えますが、ピストンよりはやはり周回できるルートが楽しいので、また異なる季節に再訪したいと思います。特に天平尾根、サオラ峠、三条の湯、三条ダルミ界隈は、人が少なく静かな山歩きが出来るのも魅力的です。

本日の最大の反省点は、天平尾根下部での痛恨のルートミスでした。
天平尾根下部は一部数年前から廃道となりルートが変わっているのを知らず、次の通りの失態。。

 ・古い地形図(平成12〜14年頃の修正版 帰路に捨ててしまったので詳細未確認)で脳内シミュレーション&当日も行動
 ・標札を巻き道を示すものと思い込み無視
 ・明確なトレースを無視
 ・廃道を登っている際、足裏の感覚でしばらく踏まれていない道であることを感じたのに無視

結果、50分のタイムロスをしてしまいました。

いつも、そして当日も持参していた地図情報は下記の通り。

 1.国土地理院1/25,000地形図 「雲取山」「丹波」
 2.昭文社 山と高原地図 2008年版 「奥多摩」
 3.GARMIN eTrex
 4.スマホ 地形図アプリ

2と3が正しい新しいルートが掲載されていたものの、当日確認した1と4が古い廃道を示していました。。
八ヶ岳や丹沢、北岳周辺、穂高、谷川岳など毎年訪れる山域は、山と高原地図については毎年購入しています。それは、この事業が赤字だと聞いた為、事業継続を頂く為の僅かながらのカンパという気持ちでのものでした。
しかし、レアケースであるとは思うのですが、今回の件を受けて、全ての地図は毎年最新のものを用意することを肝に銘じたいと思います。
まぁ、50分のタイムロスで済みましたし、常に現在地点は把握できていましたので、被害が少なかったです。悪天時やレベルの高い高山で起こる前に教訓が得られたのは幸運だったと前向きに捉えたいと思います。

天平尾根もようやく歩け、相変わらず石尾根は絶景。天候に恵まれた素晴らしき山行となりました。
さて12月に入ったら雪山に向かおう。とその前に三連休の残りで雪山装備のチェックとメンテナンスを行いたいと思います。

追記:
早速地理院の「丹波」の地形図を買ってきました。
新しい多色刷りで平成25年8月調製の最新版。
しかし問題の箇所の登山道表記は古いものと同じで、今の登山道は表記されていませんでした。
考えてみれば地形図はその名の通り、地形を正しく表記する事が最重要なので登山道の正確な表記を求めてはいけないのでしょう。政府の機関が毎年登山道の踏破確認は難しく、また税金の使い道として優先度が低くて当然だと思います。
改めて頻繁に登山道の実地調査をされ、毎年更新される昭文社の「山と高原地図」の有り難みが分かります。その不断の努力に敬意と感謝も込めて、訪れる山について毎年新しいものを購入しようと思います。
事前のルート確認、脳内シミュレーションは山と高原地図で行い、細かな地形確認や現在地確認などを地形図で行う併用の形が望ましい形かもしれません。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1026人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [2日]
雲取山(東日原から三条経由で丹波山へ)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら