百貝岳 「蜻蛉の滝」より晩秋の吉野を歩く。
- GPS
- 08:35
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,321m
- 下り
- 1,292m
コースタイム
6:58-7:03 蜻蛉の滝
7:14-19 聖天岩屋
8:04-15 仏ケ峰
9:22-25 青根ヶ峰
9:48-58 西行庵
(途中ルートロス)
10:39-48 西行庵
11:32-56 百貝岳
11:29 理源大師石の廟塔
12:22-30 鳳閤寺
13:17 金峯神社
13:45 青根ヶ峰
14:33 トビロ谷出合
15:19 蜻蛉の滝駐車場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
備考 | 出548 着641 ハイドレ消費1400ml ケストレル48 フィッション |
---|
感想
週末には未踏の「釈迦ケ岳」にでも行こうかと思っていたが
そんなに天気もよさそうではなかったので
3年ほど前に行った「吉野」に紅葉目当てで行ってみることにした。
今回は「蜻蛉の滝」から登ってみるルートで
いろいろと調べてみると「山と高原地図」にある音無川沿いのルートだけでなくて
その北の尾根沿いを登るルートもあるみたいだ・・・
それと今回は未踏の「百貝岳」にも足を伸ばしてみようとも思った。
スタートは7時前に「蜻蛉の滝駐車場」から。
いつもそうだが、初めてのルートはワクワクする。
それと同時に「迷わないだろうか?」「ルートは安全だろうか?」
「そして無事に歩き通せるか?」とかの不安感もある。
それに、すべてが珍しくていろんなものを探しながら歩くので立ち止まったり
写真をたくさん撮ったりで忙しくて歩くのに時間がかかってしまう。
少しばかり歩き始めてすぐに自分の今回の準備を間違えたことに気が付く。
もう、11月も末なので今日からパンツも冬用にして
薄手のフリースを着て歩き始めたが予想以上にまだまだ暑くて歩いていて汗が出てくる。
(それに、ここは標高が低いし思った以上に暑い・・・)
もう、寒いだろうと思ってザックの中には半袖の上着はなく
万が一のためにと準備した軽アイゼンとチェーンスパイクはただの重い荷物となった。
それでも、ルートは予想以上にはっきりしており
所々でルート案内の標識もありで迷うことはなく、それについては安心だった。
予報ではそんなに好天ではなかったが
実際は快晴の一日となったこともうれしい誤算だったし、
尾根上のルートで予想外に展望が開けた場所があったのもうれしい誤算だった。
「青根ヶ峰」を無事に通過して「西行庵」までは順調に歩けたが
そこから西へと「百貝岳」へと移動する際に杉林の中をさまようことに・・・
GPSの地図上ではちゃんとした登山道があったので
必死にルートを探しながら歩いて、踏み跡を追ってそれがなくなって
また踏み跡を見つけてそれを追ったらなくなっての繰り返しで
意地になって40分ほど格闘したが諦めて戻って違うルートから歩くことにした。
お蔭で登山靴とパンツはドロドロになってしまった・・・
(その後は無事に歩き通せたが、ルートを見失ったら
意地を張らずに素直に戻ることが大事だと思った。)
その後は問題なく順調にここからも明瞭なルートで「百貝岳」に着いた。
ここは小さな祠があるだけで残念ながら展望はなかった。
それからは一旦、「鳳閤寺」へと下りまた違う道から「青根ヶ峰」へと戻った。
その途中で夫婦連れの登山者と出会った。
今日は「鳳閤寺」に車を置いて「青根ヶ峰」までピストンされたらしい・・・
お互いにこの山中で会った初めての登山者だった。
(さすがに「西行庵」や「金峯神社」では人に会ったが観光客ばかりだった。)
その後は音無川沿いのルートで下山した。
雨上がりの登山道は木橋が濡れていてツルツルと滑るので通行には注意を要した。
今日は思ったよりも暑くて、そしてたくさん歩いた一日となった。
来週末からは「霧氷」を追いかけられるかな?
コメント
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こんばんは
ここから見ると高見山の鋭鋒がかっこいいですね。
この辺りの山行記録を見ると苦い思い出がよみがえってきます。
明日から寒波到来ですね。
12本刃のアイゼンが大活躍の季節がやってきましたね
metsさん
高見山は男前ですよね。これからは霧氷で人気となりますね。
吉野を歩いていてまさか高見山が見えるとは思わなかったので
現地では何度も地図を広げて方角を確認しました。
metsさんの苦い思い出を糧にして、私も車からスタートする時は気を付けています。
12本はオーバースペックかもですが、実戦投入が楽しみですわ。
蜻蛉の滝から百貝岳とは足を延ばされましたね
今年の計画コースにはしていたのですが、未だ実行できず来年廻しになりそうです
もっとも、行っても西行庵から金峯神社辺りまでですけどね
往路復路とも詳しく紹介していただきましたので、ありがたく参考にさせていただきます。このようなUPをしていただくと大変助かります。
お疲れさまでした
s_fujiwara さん
今回は尾根ルートと川沿いルートとで違う道で往復できて楽しかったです。
途中のルートミスは余計でしたが・・・
遠慮なくログをお使いください。
ルートは往復とも迷う個所なくしかも道もはっきりしています。
このルートは低山なので、暑い時期は避けた方がいいですね。
ピンポイントで言えば、西行庵の紅葉の頃でしょうか。
行かれる際は川沿いルートの木橋は濡れていれば
まるで油を撒いたみたいに滑るので十二分に注意してくださいね。
orisさん、こんにちは。
蜻蛉の滝は桜の季節に歩いたことがあります。
虹がかかって綺麗だったな〜。と懐かしく思い出していました。
私は音無川沿いのルートのほうがまだ歩けていないので
次の機会のための勉強させていただけました。
百貝岳もどんなところなのかな?と地図だけ見て気になっていた場所。
ご紹介いただいて感謝です。
日曜日はとても暖かかったのに、急に寒くなりましたね。
樹氷を追いかけるシーズンのはじまりですか?
私は雑多な用事に追いかけられるシーズンのはじまりです
樹氷レコで和ませてやってくださいね。
neko-obabaさん
このルートは往復ともに道ははっきりしていて迷うことのないルートでした。
初めてのルートって、以前に予習も大切ですがあんまり調べすぎると
初めて行ったような気がしなくて歩いていて新鮮がないのでその塩梅が難しいです。
今回は行きのルートで展望が開けて大峰の山や高見山まで見えたのは
想定外でうれしいサプライズでした。
「百貝岳」のピークは小さな祠があり展望もないので
そんなに楽しい場所ではありませんですが、
やはり地図を眺めているとどんな場所でも行けるなら行ってみたくなりますね。
そうそう、今日から寒くなりましたね。
世間の人は「寒くなった」と辛そうに話をするのですが
そんな時には私の頭の中は霧氷の山の風景が広がっていて
うれしそうな顔をしていると思います。罪作りな趣味です。
こんにちは〜
蜻蛉の滝
ここは十数年前訪れたことありますが、季節はいつだったか?
たしか滝を間近で見るのに、高度感ある階段?で
嫁さんが怖がって、引き返した様な記憶があります。
今の時期、服装装備は難しいですね。
今日の様なハッキリとした寒い日だったら、迷いと失敗なくチョイス出来るんですけどね。
寒いのに薄着装備だと、先日の私の様に風邪こじらせてしまいます。
いよいよ、雪の季節を迎えます。
新たに新調した冬装備、使用が大変楽しみですな。
余談になりますが、
m氏の苦い思い出には、触れないでそっとしておきましょう。
popoiさん
確かに「蜻蛉の滝」は迫力がありました。
この時期は服装は難しいですね。
私の場合は寒さには強いので、昨日までは通勤用の服装も
カッターシャツは夏用で、パンツも薄い夏用でした。
さすがに今日から上下ともに冬バージョンになりましたが・・・
寒波到来でいよいよ冬山の季節ですね。
週末には車のタイヤもスタッドレスに交換して山の冬景色を追いかけます。
新しい登山用具を使うのは楽しみです。
Mさんの苦い思い出はNさんと山行くときに必ず話題となります。
11月30日、鳳閣寺吉野間でお会いしましたね。
あの時の夫婦連れです。
まさかヤマレコの人だとは思いませんでした。
私も1年程ヤマレコに投稿していますが、こんな事もあるもんですね。
今度お会い出来たらヤマレコ話でもしたいです。
col82さん
コメントありがとうございます。
ヤマレコのユーザーさんだったとは・・・私もびっくりです。
記録を拝見したら関西中心にいろんな山を歩いてはりますね。
まだ、和歌山方面の山まで登る余裕はないですが
機会があれば記録を参考にさせていただきます。
「初めての山・山道を登る時、胸の高鳴り感はたまらないです。」
↑
このセリフは名言です。私も激しく同意です。
またどこかの山でお目にかかることがありましたらその節はよろしくです。
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