大渋滞の筑波山に困惑★ホシザキユキノシタには癒される
- GPS
- 05:31
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 858m
- 下り
- 854m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 5:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
つくばエクスプレス線つくば駅から筑波山シャトルバス ★筑波山あるキップ使用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく歩かれていて、指導標完備、コース明確。危険個所なし。ただし、鎖は必要ないものの巨岩の急登が意外に多いので留意した方がいいかも。 |
写真
感想
豪雨が続いた後の思わぬ晴天の日曜日。山に行かずにはいられない。とはいえ、豪雨直後の登山道は荒れている場合が多く、下手には行けない。メジャーどころで筑波山ならいいだろう。この山ならさくっと、のつもりで。
つくば学園都市に行くたびに筑波山の雄姿が見え、登りたいと思っていた。ただ入門コースと言われているので、いつでも行けるやと機会を逃していた。日曜日にさくっと登って早めに帰るには、うってつけだと思ったのだが、あまりに安易だったようだ。
まず、バスが乗り切れないほどの満員。まあどうせ皆さんケーブルカーだろうと思ったのに、登山道が数珠つなぎで終始大渋滞なのだった。こんなのは初めて。雨後を待ってと考えることはみんな同じなのか。軽装の若い人とインバウンド(中国・韓国だけでなく西欧系が目立った)が多かったので、最近はいつもこうなのか。
渋滞登山道のせいなのか、えらく疲れた。自分のペースで歩けないだけでなく、幼稚園程度の子ども連れが多くて気を遣う。西欧系の親子は、幼稚園程度の子どもに一切手を貸さずに岩を登らせるので、通り過ぎるのを待つしかなかった。子どもを訓練させているみたいだった。
インバウンド(西欧系)の多い山と言えば、瑞牆山を思い出す。こちらも巨岩の多い山だ。西欧系の方々が山と言えば、岩の山を指すのかもしれない。あるいは西欧向けの日本の登山案内書に筑波山と瑞牆山が紹介されているのか。
筑波山が、こんな巨岩だらけの岩場が多いとは、正直思っていなかった。鎖は必要なく、危険個所はないものの、私にとっては大変だった。筑波山って、こんなハードだったの?というのが、正直な感想。それにしても、幼稚園児はすごいのがいる。岩をピョンピョン登って降りていく。
そのなかで、山頂の「自然散策路」だけは静かだった。ここはケーブルカーですぐ行ける園路だけど何故か人がいない。ブナとモミをはじめ立派な美しい森で、まさに自然が楽しめた。植生が豊かなことをちょっとだけだが垣間見ることが出来た。偶然、固有種のホシザキユキノシタもみつけられた。
筑波山は、万葉集以来、中禅寺の修験、弁慶伝説、水戸天狗党など歴史に彩れている。そうした面も、今回時間が無くなり一切パスしてしまった。
今回、思いのほか時間がかかってしまい、下山はわき目も振らずに急がざるを得なかったのは、渋滞のせいばかりではないのだろう。計画が安易だったのだと思う。
つくばエクスプレス線のおかげで、近くなったが、やはり弾丸日帰りでは、筑波山は味わい尽くせないと思う。時間をたっぷりとって、コース選択を見極め(裏筑波もよいかもしれない)、そして時期を選んでリベンジしたい。
そうなんてすよ〜。筑波山は超人気の山なのですよ〜。
山難民の千葉県民も、とりあえず登ろうと思う山ですし、小学生の遠足でも登る山ですから。
つくばエクスプレスのおかげで人口急増してますし、特に暑くなる手前のこの時期は平日をおすすめします。
でも、翔亀さんも感じられたように、森はなかなかですよね☆
私も子どもが小学1年のときに家族で登りました。
あまり天気の良くない平日(県民の日)だったので、渋滞もなくのんびり楽しめました。私の場合、全く期待してなかったので、森の美しさに、えっ!?ここ、いいじゃん!!って思いました。
ただ、山頂に着いたら、コンクリでショックで、一回登ればいっかなと思ってしまいました。
山に登ったことのない人から、筑波山ならと言われることが時々あるので、話が現実になればまた行くことがあるかもしれません。
その時は、うっかり土日に行かないように気をつけます(笑)
あと、自然研究路にも足を伸ばしたいです。
翔亀さんも、ぜひまた、今度は平日に行って筑波山を堪能してください。
迎場コース〜つつじが丘経由で登るコースもよかったですよ。
それにしても、確かに筑波山の山頂はいただけないですね。金時山も麓は仙石原ですから観光地そのものですが、山頂は茶屋を含めて趣がありますからね。やはりケーブルカーとロープウェイのせいでしょうか。かつて、丹沢もロープウェイ計画があって(大倉尾根)、実現直前で中止になったと聞いていますが、開通していたらどうなっていたか、ぞっとします。
もっとも、3000m級の高山などでは、ロープウェイはよく使わせてもらっているので、私などにはありがたいのですが、山頂の直下まで通すことないだろうと思ってしまいます。
このところコロコロ天気が変わるので、天気の良さそうなエリアを狙って、日帰りで未経験の山を漁っていますが、どうしてもメジャールートばかりになってしまっていて、面白みがない感じもしています。まあ今のうちなので、しばらくこの路線を続けようと思います。
筑波山は森が素晴らしいので、次のステップとして、ルートをうまくとれば、また別の姿を見せてくれるのではないかと期待しています。
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