越沢バットレスから御岳山へ

2014年12月27日(土) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 11.1km
• 登り: 984m
• 下り: 472m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:00

7:20 鳩ノ巣駅
14:20 御岳ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

感想

borav64m

年明け早々に腎臓癌の手術が控えているので、少しは体を動かさなくてはと、
あれこれ考えました。しかし明後日は天気が崩れるし、まともな時間で歩けない
最近の体力を考えると日帰りしかない。中学生の時に登って以来行っていない
大岳山に行こうかと考えるが、結構時間がかかる。
そうだ。
40年ぶりに越沢バットレスを見て、あの尾根をそのまま登れば、
御岳山に出るはずなので、このコースで行ってみることにする。

早速地図で確認するが登山道がない。古い地図にもない。
しかし越沢バットレスで遊んでいるとき、あの上の尾根を歩く人がたくさんいたの
を覚えている。「どこに出るんですか。」と聞くと「御岳山への参道だよ。」と
教わった記憶がある。まーいいや、どうにかなるだろうと行くことにする。

懐かしの鳩ノ巣駅に降りる。
トイレに寄ったのでいつもの左ではない、右から青梅街道に降りる。遠回りだ。
40年前と変わらないのはあの狭い急坂と狭い橋ぐらいだ。
集落最後にあったスケートリンクは土木作業場になっていた。
その上に道が開発されているようだ。懐かしい道を進み下降点に着くが、
四阿が建っている。
記憶を信じ降りる。
越沢を渡る橋があった。
やっと稜線に出る。
途中「越沢キャンプ場鳩ノ巣へ」という小さな道標が谷に向かう小路にあった。
稜線の苗木はすべて見上げる高さに成長して面影が殆どない。
それでも記憶にある小さな沢を渡る。
寝泊まりした四阿は二軒とも潰れている。
お宮のハングも見当たらない。
取敢えず金毘羅様まで行く。
第二スラブへの下降路は怖そうなのでパス。
右ルートの滑り台を覗く。
懸垂下降の支点に使っていた木は鎖などで補強されている。
現役の時、階段にしか思えなかった滑り台は今は垂壁になっている。
途中のテラスなど怖くて覗けない。
鬱蒼とした森だった岸壁基部は取り払われ広場になり四阿がある。
対岸にはバットレス全体が眺められるであろう展望台ができている。
アイガー北壁か！

さて、御岳山に向かう。
道がなかったらどうしよう。
なんだしっかりある。
岸壁右手の下降路は「アルペンルート」という標識がある。
岩団扇の手作り看板がある。
気持ちの良い尾根道だ。
地元の人だけの参道にしておきたいのか、これ程の道を地図に記載しないのは。
「広沢山」という山に出た。
さらに行くと前方が白く靄っている。
ちがう。巨大な建造物。NTTの中継基地局だ。
脇をすり抜けると人がいる。
大塚山に着いた。
もう10時近くになってしまった。
大岳山を越えて奥多摩駅に降りるのは諦める。

さてこれからは願掛け歩きだ。
いくつもの神社を巡る。
立派な樹木が多い。
階段の中から表を覗いている鬼がいた。
結構笑える。
参道の途中のお店で炭火焼コーヒーと鴨せいろを頼む。
観光地にありがちな手抜きは一切ない真面目なお店でした。
PASMOでケーブルカーに乗る。
数年前にワーヤーを張り替えたケーブルカーの車体にはKEIOと書かれていた。

明るいうちに帰宅できましたが、体重は減っていませんでした。（笑）

コメント

MUSICA001

御無事を願っています。
borav64mさま、こんにちは。

以前、奥多摩のバリルートをご紹介いただいたＭＵＳＩＣＡ００１です。
borav64mさまが、病と闘っていらっしゃること、存じ上げませんでした。

手術が成功して、また、楽しい山歩きができることを願っています。
ご家族の支えとご本人の精神力で早い復帰ができると信じています。
山行記録を掲載いただけるというお話でしたよね。
温かい、優しいborav64mさま、復帰お待ちしています。

borav64m

Re: 御無事を願っています。
MUSICA001さま
ご無沙汰しております。
MUSICA001さまは最近大岳山を集中して歩かれているようで何よりです。
私が中学生の時友達3人で登った山が大岳山です。
今年に入り毎週末、大岳山に行こうとしましたが、
体力的に自信がなく行かず仕舞いでした。
11日には行こうとしましたが、先輩からそれは体力づくりではなく、
体力消耗だと言われ、一理あるなと怯んでしまいました。
行っていたらばどこかですれ違いましたね。
手術は16日です。
どうなることやら。
ありがとうございました。