田歌から五波谷峠(今は、五波峠)
- GPS
- 06:00
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 614m
- 下り
- 660m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:00
若狭越えの復活です。
前回までに、京から美山の田歌まで歩いて「とうたつ」しています。https://yamap.com/activities/6358026
今日はいよいよ五波谷を遡って五波谷峠を越えて染ヶ谷に降ります。このコースは1968年11月1日、なんと54年前!初めて若狭越をしたコースなのです、それも自分の企画で。それだけに思い入れのある峠越えなのです。ここを越えておかないと若狭越え高浜街道(あるいは小浜街道)も完成しないし、登山寿命が尽きるまでに再度越えておかないとやり残し感が大きすぎる・・・それほど重大な峠越えなのです。本来は5月6日に計画していたのですが、バイク故障で今になってしまいました。暑いのが思いやられる。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
写真
感想
■五波谷峠
今は五波峠と地理院地図にも書いてありますが、ボクが最初に越えた時は「五波谷峠」でした。森本次男さんの「京都北山と丹波高原」ガイドブックや金久昌業さんのガイドブックもそうでした。古い写真の標柱にも「五波谷峠」とはっきり書いてありました。ここは「五波谷峠」で通します。
峠のてっぺんは「なんじゃコレ!」と思うほど隔世の感がありました。しかし、稜線のブナ樹林帯は美しい。
■丹波側の峠道
ちょっと荒れてはいるもののスバラシイ道が残っていました。ジグザグです。それも飽きるほどのジグザグ道!基本、落葉広葉樹林の中、美しくないはずがない。
しかし、地理院地図(旧版)や、昔の山と高原地図(京都北山2)はこの左俣を遡るようなんですが、これが謎。
■若狭側の古道
当初から懸念していたとおり、若狭側の古道がよく分からない!杉植林帯で新しい林道が錯綜しています。陸測地図に従って探索しましたが、古道の「コ」の字も見当たりません。無理に下るという手もありますが、キャンプサイトには4時には到着と言っているので、この調子では不確定要素が大きすぎます。ちょっと考えて、今回はパス、下から探索してみることにしました。
■染ヶ谷(しがたん)
昔は何戸かの集落がありました。たしか「しめがたに」と呼ぶんだったか?昔使っていたガイドブックに書いてありました。正式には「しがたん」
この集落のどこかでテントを張った記憶があります。神社マークのあたりだったか?
今は跡地を利用して「八ヶ峰家族旅行村」というアウトドア施設になっています。アウトドア施設といっても、TVで宣伝しているような変な人工アクティビティもなく広大なキャンプサイトと宿泊設備、魚つかみなどのアクティビティだけ。しかし、シャワー設備(本来は風呂)、売店(カップ麺とかお菓子類など)があり、ちょっとした食料補給はできます。自販機はありますが、できるならビールはほしい。多分おおい町立と思いますが、考えてね。ここの職員さんがフレンドリーで親切というのは強調しておきます。
以前の峠越えで、峠越えより記憶に残っているのは、一泊した後村の一軒のおうちに「祝 若狭高校甲子園出場」と書かれた手ぬぐいが干されていたことです。その時は、このイナカ(失礼!)から甲子園に出るのは並大抵なことではではないなあ、と思ったくらいでしたが、1968年というと、多分それは「川藤」の時代やないかい!同時代人です。川藤オモロイわ!
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