横岳〜赤岳 杣添尾根から

2023年07月29日(土) [日帰り]

• GPS: 07:23
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,481m
• 下り: 1,480m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:46
• 合計: 7:23

4:29 杣添尾根登山口
4:56 4:58 南八ヶ岳林道登山口(トイレ)
5:02 5:02 沢の木橋
5:27 5:29 AL2100プレート(休憩)
6:01 6:03 AL2300プレート(休憩)
6:29 6:33 AL2500プレート(休憩)
6:36 6:39 樹間から眺望点(休憩 撮影)
6:47 6:49 展望デッキ(撮影)
7:24 7:24 横岳稜線
7:26 7:28 三叉峰
7:37 7:37 石尊峰
7:40 7:40 鉾岳
7:44 7:49 日ノ岳(休憩)
8:00 8:00 二十三夜峰
8:06 8:06 地蔵の頭
8:10 8:10 赤岳天望荘
8:35 8:38 赤岳頂上山荘(コーラ購入)
8:39 8:48 赤岳(休憩)
9:04 9:04 赤岳天望荘
9:07 9:07 地蔵の頭
9:13 9:13 二十三夜峰
9:26 9:26 日ノ岳
9:29 9:29 鉾岳
9:34 9:36 石尊峰
9:40 9:40 杣添尾根分岐
9:46 9:46 無名峰
9:51 9:54 横岳(奥の院 休憩)
10:08 10:08 杣添尾根下降点
10:27 10:27 横岳展望地点
10:45 10:45 「ここが中間点」標識
10:49 10:54 AL2260(捻りポイント)
11:30 11:31 沢の木橋(かぶり水)
11:34 11:35 南八ヶ岳林道登山口(トイレ)
11:52 杣添尾根登山口

天候

晴れ、下山時から雲湧きはじめました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

海の口自然郷別荘地駐車場
4:15着で5台、出発時までに2台到着。下山時は満車で路肩駐車1台。(別荘地内なので路肩駐車厳禁)

ナビでは別荘地内の道路が錯綜して見えますが、メイン道路(対面2車線)を高原ロッジ前で左折しひたすら上り詰め、突き当たり「登山口駐車場」表示を右折してすぐです。

南八ヶ岳林道駐車場
5:00通過時で4台、下山時も6台程度でスペース十分余裕あり。

※南八ヶ岳林道について「林道どうでしたか？」ヒアリング
・RVの方
「楽勝ですよ！未舗装で少し凹みあるけど30km/hで30分くらいかなぁ？」
・コンパクトカーの方
「・・・結構ラフで大変でしたよぉ！」

コース状況／危険箇所等

▪️別荘地駐車場(AL1750m)〜林道駐車場(1876m) 距離1.2K/標高差126m
石積み等で整備された遊歩道。夜明け前でも迷いませんが、大小の段差やぬかるみなどあるのでヘデン必須。

▪️林道駐車場〜展望地点(2581m) 同2.3K/705m
急登は一部のみで上り易い斜度が続きます。樹林帯のなか屈曲も多く踏み跡交錯の箇所もありますが、緑のガイドロープやピンクテープ、新旧の同標を目指せばOKです。
水場は林道駐車場すぐの杣添川北沢の渡渉(点沢の木橋)のみで飲用は？です。

▪️展望地点〜三叉峰(2825m) 同0.7K/244m
赤岳から硫黄岳、南ア〜富士山〜奥秩父まで見渡せ、しっかりリセットできますが、ハイマツ帯の狭い登路なので、直射や強風時には我慢の上りになります。

写真

7/29 4:26

杣添尾根コースの駐車場はここ別荘地(12台)と30分上った先の林道駐車場。
週末は早朝から満車とのことなので、甲府に前泊し長坂IC経由、小1時間で到着。

7/29 4:27

すぐ手前が登山口。

7/29 4:30

4:30で17℃。

7/29 4:32

別荘地内の道路を4回横断する、

7/29 4:34

石積みなどで整備された遊歩道です。

7/29 4:41

登山道標柱。
遊歩道は富士見岩周回のようです。

7/29 4:42

危うくぬかるみに突入、薄明るくてもへデン必須です。

7/29 4:44

鹿柵を抜けると、

7/29 4:46

山道となり、

7/29 4:47

杣添川北沢を間近に見て、

7/29 4:47

ちょっとブッシュを抜けると、

7/29 4:49

登山道標柱�ァ�

7/29 4:48

ゴーロっぽい上り、ランシューでは足首がとられ歩きにくい。

7/29 4:53

登山道標柱�Δ覇酥�ヶ岳林道を左へ。

7/29 4:54

横岳〜硫黄岳の稜線が見えました。

7/29 4:54

モルゲンに染まってます。

7/29 4:55

林道駐車場。
ここまで28分。

7/29 4:57

登山道標柱�А�

7/29 4:58

案内図。

7/29 5:00

白樺の樹林を進みます。

7/29 5:01

指導標�� 沢の木橋。

7/29 5:02

杣添川北沢、綺麗です。

7/29 5:03

樹間から朝陽が、

7/29 5:03

木立が色付いてきます。

7/29 5:06

旧い道標。

7/29 5:08

踏み跡紛らわしい箇所にはグリーンロープ。

7/29 5:14

一部に急登も。

7/29 5:27

指導標�� AL2100地点。

7/29 5:29

5:29で18℃。

7/29 5:43

ピンクテープも目印に。

7/29 5:44

この辺は苔が見事。

7/29 6:00

6:00でも標高上がって15℃。

7/29 6:03

指導標�� AL2300地点

7/29 6:18

ちょっとした広場に、

7/29 6:18

旧い道標。

7/29 6:29

指導標�� AL2500地点。

7/29 6:36

振り返ると絶景。

7/29 6:37

雲海と富士山。

7/29 6:39

島々のよう。

7/29 6:47

展望デッキからの横岳に、

7/29 6:47

赤岳。

7/29 6:48

甲斐駒、鳳凰山に、

7/29 6:48

富士山ほか。

7/29 6:56

男山の向こうは奥秩父かな？

7/29 7:00

ハイマツ帯に突入、上りにくい径が、

7/29 7:03

延々と続きます。

7/29 7:16

先行者を追って、

7/29 7:22

あと少し、

7/29 7:24

稜線に到達！

7/29 7:26

すぐ上に三叉峰ピーク。

7/29 7:26

赤岳西面に、

7/29 7:26

横岳西面が見渡せます。

7/29 7:29

まずは横岳コンプリートを目指し南側へ。

7/29 7:32

7/29 7:32

チシマギキョウ。

7/29 7:33

7/29 7:34

チシマギキョウ。

7/29 7:34

遠くに蓼科山。

7/29 7:35

赤岳と阿弥陀岳。

7/29 7:36

7/29 7:38

唯一、西側を迂回する険路を、

7/29 7:41

上り返します。

7/29 7:44

日ノ岳鞍部で休憩。

7/29 7:49

7:49でさすがに24℃、でも風もあって涼しい。

7/29 7:54

険路が続きます。

7/29 7:58

7/29 7:59

鉄梯子を下り、

7/29 8:01

二十三夜峰。

7/29 8:02

さらに下りると、

7/29 8:06

地蔵ノ頭。

7/29 8:07

赤岳直登のメインルート、真教寺尾根(上)と県界尾根(左)が伸びています。

7/29 8:08

7/29 8:10

阿弥陀岳と行者小屋。

7/29 8:10

こちらは赤岳鉱泉。

7/29 8:11

赤岳天望荘。

7/29 8:12

県界尾根分岐点、ラスボス赤岳へ。

7/29 8:13

7/29 8:23

AL2820辺りから。

7/29 8:28

中アも一望。

7/29 8:31

7/29 8:32

阿弥陀岳と御嶽山。

7/29 8:35

赤岳頂上山荘、売店で並んで、

7/29 8:40

赤岳着いて、

7/29 8:41

冷えたコーラが最高！

7/29 8:50

さて、下降開始。

7/29 8:57

やはりここが上り下りともグリップ効かず難所。

7/29 9:02

展望荘。

7/29 9:06

「白天宮」。

7/29 9:11

険路は上りのほうが楽ですね。

7/29 9:15

鉄梯子を見上げます。

7/29 9:17

人出もちょうどいいくらいで、

7/29 9:18

常に進路が見えています。

7/29 9:28

西面の険路。

7/29 9:30

鎖場。

7/29 9:31

来た道辿るので緊張なし。

7/29 9:37

石尊峰。

7/29 9:41

杣添尾根分岐、また後で。

7/29 9:48

鉄梯子で、

7/29 9:51

横岳(奥ノ院)。
これで横岳コンプリート。

7/29 9:51

なだらかな硫黄岳。

7/29 9:51

10時前なのに雲が上がって来ました。

7/29 9:51

阿弥陀岳のほうからも。

7/29 9:54

9:54で22℃。

7/29 10:00

無名峰。

7/29 10:08

10:08、下降開始。

7/29 10:13

ハイマツ帯を下り、

7/29 10:26

振り返るとこちら側からも雲が。

7/29 10:28

樹林帯到達。
斜度、路面に合わせ少し走ります。

7/29 10:31

上りで撮影した眺望地点。

7/29 10:32

AL2500地点。

7/29 10:45

「中間点」表示。

7/29 10:45

AL2300地点。
調子こいて飛ばしてたら、

7/29 10:54

AL2260付近で足首を捻ってしまった！
テーピングで応急処置。

7/29 11:04

あとは大人しく下りて、

7/29 11:30

沢入り橋。
たもとでタオルを浸しかぶり水タイム。

7/29 11:31

「苔ゾーン」沿いの分岐。

7/29 11:33

林道駐車場。

7/29 11:36

登山道標柱�ァ�

7/29 11:42

踏み跡錯綜気味なので、迷ったら鹿柵フェンスを右に見てゲートへ。

7/29 11:52

無事下山、おつかれさまでした。

7/29 11:52

南八ヶ岳林道の情報です。

7/29 11:53

同、地図。
「P5台」とありますが、路肩含めもっと余裕で停められます。

7/29 11:53

役場運営の野辺山駅へのバス、知りませんでした。予約制ですが南八ツからの下山最短ルートでは？

7/29 11:53

こちらはまだ満車状態でした。

7/29 12:06

東面のレタス畑から。雲がかかってます。

7/29 12:26

南面の八ヶ岳高原大橋から。なお雲がかかってました。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

備考

トップ：ftアンダー(ノースリーブ)、Tシャツ、稜線ではアームカバーで調整。
ボトム：レイン半パン、クワッド、カフ
Raidligdt30Lザック、キャップ、指切りグローブ、熊鈴、ランシュー

サプリ500/600、麦茶600/600、コーラ(頂上山荘)500/500、予備(未開封) 麦茶600、水600ml。
おにぎり2コ(4:17)、焼そばパン(7:44)、カレーパン(8:39)、エネ系ゼリー(9:51)

感想

Shindai1987

時間：歩6:37+休0:46=計7:23、距離： 12.1km、標高：最高点2894m/最低点1768m、累積標高：上り1481m/下り1480m。

トレラン装備のスピードハイクです。
先週に続き久々の八ヶ岳、東麓の未踏ルートに挑戦しました。ネックは台数の少ない登山口駐車場、満車の場合は別荘地入口の管理事務所駐車場へとの事前調査でしたが、舗装路を3.4km,/標高差279m走る(歩く)のは辛いので、甲府前泊3時起きで無事停められました。南八ヶ岳林道の開放は現地で知り、山中で停めた方にヒアリングしました。(アクセス欄参照、ご参考まで)

前日は稜線で15時頃から雷雨だったとか。この日も予報より早く10時には結構雲が湧き始めましたが、山行中は快晴そのもの、ご覧のパノラマ感に酔いました。
東面の尾根ルートなので日射を背に受けますが、樹林帯が長いので影響はありません。特に春秋シーズンはよいかもです。何より順光に輝く横岳〜赤岳ほか稜線には元気をもらえます。

赤岳山頂はハイカー:ランナー=2:1くらいで、尋ねると観音平2:30〜4:30発で蓼科までというグループが幾つか。10L程度のザックで心配しましたが、「荒れそうなら麦草峠で止めます」など。まぁ走力があればこの先は大きなピークはないのでダイジョブかなと…。
などと人の心配をしつつ、下りのハイマツ帯漕ぎを過ぎぼちぼち走っていたら「中間点」を過ぎた辺りで左足を浮石にとられ捻ってしまい万事休す。痛みはさほどなくテーピングして大人しく歩いて下りました。
歩いて下山でき運転にも支障なかったのは幸い、また一つ脚攣りや肉離れに加え、トラブル対策が増えました。

コメント

Jeanken

Shindai1987さん、こんにちは。
ほぼご一緒させていただいたJeankenと言います。(所々写ってますね)
あの距離と標高差をあのスピードで進めるなんてすごいですねー。
杣添尾根は人も少なく稜線にも時間がかからないのでお気に入りです。またどこかでお会いできると良いですね。

Shindai1987

Jeankenさま

おはようございます。
杣添尾根、いいですね〜。あっという間に主稜線に到達できるので、横岳岩稜と赤岳直登という実質の核心部にも余力を残せるし。
他ルートから赤岳登頂してもそうする気にはなりませんが。

横岳って主峰は奥ノ院？でしょうが、ちょっと通過点的で不遇な気がしてましたが、杣添からのまさに堂々とした横幅ある山容、赤岳からの岩峰連なる鋭鋒など、あらためて魅力を感じました。

Jeankenさまは長野在住なのですね。盛夏は信州の山がイチバン、羨ましいかぎりです。

kimipapa

Shindaiさま、こんにちは。

良い天候、ほどよい気温と風。
最高の八ヶ岳！と思いきや最後にひねってしまいましたか。
ゴール間近あるあるですね。
八ヶ岳はほとんど未踏なので、いろいろなコース情報とても参考になります！

Shindai1987

kimipapaさま

そーなんです。捻ったときは流石に焦りました！
ミッション終えての開放感、ちょっとはRunしてタイム伸ばそうなどと下心にバチが当たったかなぁ？
でも八ツはいーですね。アプローチが楽で縦走も周回もピストンもでき、何より営業小屋が多いのは安心です。
稲子湯ルートと杣添尾根を成就したので、治ったらどこ行こうかなと…。