黒部川源流域・赤木沢遡行（+薬師岳方面）

2023年08月11日(金) ~ 2023年08月13日(日)

• GPS: 25:32
• 距離: 35.0km
• 登り: 2,520m
• 下り: 2,388m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:37
• 休憩: 1:32
• 合計: 10:09

6:03 折立
6:05 十三重之塔 慰霊碑
7:10 7:11 太郎坂
7:48 7:56 青淵
8:08 8:09 積雪深計測ポール
8:40 ベンチ
9:35 9:46 五光岩ベンチ
10:05 太郎兵衛平
10:37 10:40 太郎平小屋
11:21 12:22 薬師峠
13:19 13:20 薬師平
14:15 14:21 薬師岳山荘
15:49 薬師平
16:12 薬師峠

2日目

• 山行: 11:16
• 休憩: 1:30
• 合計: 12:46

4:38 薬師峠
5:00 5:06 太郎平小屋
5:43 第一徒渉点
5:48 第二徒渉点
5:55 薬師沢第2ベンチ
6:05 6:06 第三徒渉点
6:09 薬師沢ベンチ
6:38 カベッケが原
6:45 7:29 薬師沢小屋
9:13 赤木沢分岐
9:54 ウマノ沢分岐
11:37 11:59 大滝
15:20 15:22 北ノ俣岳
15:28 15:29 神岡新道分岐
16:45 16:46 太郎山
16:52 17:05 太郎平小屋
17:24 薬師峠

3日目

• 山行: 2:43
• 休憩: 0:13
• 合計: 2:56

7:13 薬師峠
7:33 7:43 太郎平小屋
7:58 7:59 太郎兵衛平
8:13 五光岩ベンチ
8:31 8:32 ベンチ
9:00 積雪深計測ポール
9:08 青淵
9:31 太郎坂
10:07 10:08 十三重之塔 慰霊碑
10:09 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

11日（土）6:03出発。折立キャンプ場に前泊したが、1日遅かったら熊被害⁈

天気は最高！

風景を楽しみながらの登高

ギラギラの日差しの中ひたすら登る

長い登りがシンドイ！

やっと小屋が見えてきた

手前に雲の平、水晶〜鷲羽〜槍〜三俣蓮華などの峰々が！

キャンプ場は余裕あり

岩の横に設営

時間があり薬師岳へ。太郎平小屋を振り返る

自分は薬師岳を断念しノンビリ薬師岳山荘まで。MTが先行し山頂を目指す

お花を愛でながらの山歩

薬師平でニッコウキスゲも

ええ感じ！

薬師沢源流部と薬師岳

夏花の時期は終わりに...

薬師岳山荘に到着

山荘裏から薬師岳方面の眺め

MTを1時間ほど待って下山

朝登ってきた尾根筋を見下ろす

キャンプ場はほぼ満杯！

月とテント場

爽やかな朝。槍を眺めて薬師沢へ

薬師沢沿いを下る

カベッケヶ原を通過して

薬師沢小屋に到着

ここで沢装備に

水量が少なく滑りやすいとの事前情報

小屋を振り返る

ちょっとしたヘツリ

水温も気にならない程度

黒部源流域の雰囲気！

ゴルジュ帯に差し掛かる

前回は右岸をトラバースしたが、今回は左岸を滝を見ながらの高巻き

乾いた岩場をトラバースして

激流帯を通過する

落ち口からの激流

赤木沢出合が見えてくる

黒部川本流（奥黒部）を背にして

赤木沢へ進む

ナメが続く

右の階段状を快適に登る

どこからでも登れそう

奇麗な滑床が続き

その後も簡単に登れる滝が現れる

快適！

登れない滝には巻ルートがある

滝が続く

乾いた岩を快適に登る

落ち口からの眺め

枯木の立つ渓

こんな小滝が無数出てくる

水流が心地よい

巨岩上をナメ滝が流れる

ナメ滝を越える

美景！

ナメ滝をひたすら登る

ここも簡単に登れる

快適に滝を越えて

赤木沢大滝に到着。

小休止の後、右の岩稜から大滝を高巻く

背後の大滝を見ながらの高巻き

大滝上段へのトラバースで高巻き終了

直ぐに二俣

右俣へ進む。出だしから小滝やナメが続く

ナメ上部から見下ろす

初めての右俣を楽しむ

小滝が続く

快適な滝登りが最後まで続く

やっと源流部の雰囲気に

トリカブトの群落多し

水が枯れた辺りで上空はガスってくる

草原地帯を詰め上がる

ハイマツとの格闘もあって

最後はお花畑へ

巨大なナメクジとも遭遇

赤木岳の北側で登山道に合流。晴れてたらしんどかったやろな〜曇り空で助かった

北ノ俣岳山頂。

ここは三等三角点

太郎平を目指して下山

ブルーベリーが実っていた

池塘の横を歩き

太郎平小屋に到着

テント場の様子

最終日の朝、コーヒーで余韻に浸る

朝日を浴びてキャンプ場を後にする

太郎平へ向かう

次は槍ヶ岳周辺を目指すのもありかな...

太郎平小屋を通過して

下山へ

登山口着。自販機で一息つく

黒部源流域は最高やけどいつまで来られやら…

感想

2m-rsg

当初3人で計画していたが、都合で沢初心者と2人で遡行することになった。赤木沢は2回目となり、初めての右俣を遡行した。
赤木沢の水量は少なく運動靴で遡行した自分はコケで滑りやすかったものの、渡渉やヘツリにさほど苦労はなく、ツメは草原とお花畑にハイマツ漕ぎもあって、高山の沢らしいエンディングになった。赤木沢は沢初心者にとって最高に感動的な遡行やったと思う。
なお、10日に折立キャンプ場で前泊したが、熊が11日夕方と12日朝に出没、登山者が襲われて食料を奪われる被害があり、下山時にキャンプ場が閉鎖されていたのに驚いた。