制限時間は8時間、タイムアタック宮之浦岳
- GPS
- 07:35
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,154m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 7:34
天候 | 朝は曇で済んでましたが復路は雨、下山後のバイクは大雨で散々でした。でも安房に降りたら雨が止んで日差しが差し込んで三十分もバイクを走らせたらズボンは乾いてました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木道様々の登山道ですね、なかった日帰りピストンは無理でしょう |
その他周辺情報 | コンビニはないけどツルハドラックとモスバーガーはある |
写真
感想
【タイトなのは常に】
早い段階で西日本の百名山を制覇してしまいたいなーと常々思っていたのですが、どうしてもネックになるのが宮之浦岳です。
離島の百名山は最南端と最北端にありますが、どちらも交通アクセスがよろしくなくて前泊があたりまえでしょうし、下手したら後泊も必要になりますし、宮之浦岳は基本一泊二日の山中泊が推奨の山です。とても登山初心者には山泊などもっと先の話ですし、連休の取りづらいサラリーマンには前泊と後泊に高い航空券はハードル高いです。
でもよくよく移動手段さえ確保できたらピストンで七時間半で行けるのか〜と気が付き、ネット予約できるバイクのレンタルもお店がありますし、高速船の最終便に間に合うようにスタートを早めれば実現できるなーと分かれば話は早いのです。あとは荷物を少なくできる夏場で連休は避けて天気はお祈りすれば決行あるのみなのです。
【ひたすらに】
有給とって11時位の伊丹発屋久島行きの直通便に乗り、空港からバスでバイク屋に乗り付けてハンターカブを確保し、町のエーコープで当日の食料を確保して準備万端、九時には寝ました。
宿屋の女将にピストン十時間と脅されたので六時宿出発を五時に早めて1時間ほどで登山口へ。でも、登山口手前で道崩落の為通行止めとなっていて仕方なくそこから往復30分のロスでスタートしました。
前半の林間コースは屋久杉の中を進んでいるんでしょうが、木の洞が歩きにくいのと、登りというよりは下りのがメインで復路で苦しみました。
湿地隊にでてから本番の本格登山開始ですが木道と岩場と時々ロープががっつりあり雨の岩場と木道は滑らないように神経を使いますので時間にタイトな登山ではかなり神経に応えます。
後半の森林を抜けてからは風も抜けてこれまで暑かったのが心地よく登れるので坂こそ急ですが一番快適な時間でした。
ピークに到着早々写真だけとって普段はパンでも噛じるのですが、気さくな殿方が写真を撮って下さるとのことで普段は自撮りをしないのですが最近あってもいいからと思い至っていたところでしたので初めての自撮り写真をゲットしてしまいました。人様にモノを頼むのが苦手なのでたいへんありがたかったです。非公開でヤマレコに保存するといたしましょう。
アンパンと常温保存牛乳を食し、時間的には1時間くらい余裕はありましたが帰り道にアクシデントがないとも限りませんのでそそくさと下山です。
やはり雨が激しくなってきて雨具を用意したり、木道で滑って尻もちをついたりはしましたがなんとかコースタイムギリギリでゴールできましたので、無事にバイクのレンタル時間も間に合い高速船にも乗れて今に至ります。
【西日本百名山制覇へ】
この後指宿のホテルに一泊して明日は開聞岳に登り、鹿児島空港から関空へ帰ります。
結局明日も飛行機の時間に間に合うようにタイトなスケジュールは変わりませんが、いつものことなのでもう慣れましたかね…
【追記】
十年ちょっと前、山に興味ない時代にフェリーでバイクごと乗り付けて屋久島一周旅行をしておりましたが、もののけ姫云々の苔むした風景が見たくて今回の場所ではないどこかの山にバイクで入って、手ぶらで入って15分位で無理だと悟り引き換えした覚えがあります。その時屋久島の山以外は堪能していたので今回のスケジュールに後ろ髪は引かれなかったのです。
でもあの時、まさかもう一度訪れて山に登るなんて思ってもいなかったので、人生って何が起こるかわかりませんね!
西日本百名山の制覇をお祈りいたします。
あの後、そのまま縦走されたとのことで雨の中お疲れ様でした。
雨の日のほうが多い屋久島のことですから眺望はあればラッキーなのでしょうけど他の山にはない屋久杉を堪能できるという点で雨でも楽しい山歩きができるのが魅力のひとつなのでしょうね…
私は欲張って次の日の開聞岳のためにバタバタと島をあとにしましたが屋久島は宮之浦岳以外にも魅力的な山が多くありますのでいずれまた訪れたいなと思うのでありました、できれば晴れの日に(笑)
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