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Yamareco

記録ID: 5919616
全員に公開
沢登り
栗駒・早池峰

神室連峰 金山川本流 大沢

2023年09月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:04
距離
13.8km
登り
1,177m
下り
1,170m

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
0:34
合計
7:04
6:21
5
スタート地点
6:26
6:26
33
6:59
7:02
43
金山川入渓
7:45
7:48
174
620m二俣
10:42
10:42
3
登山道合流
10:45
11:02
6
11:08
11:08
10
11:18
11:18
4
11:22
11:22
6
11:28
11:28
13
11:41
11:41
41
12:22
12:33
48
13:21
13:21
4
13:25
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
有屋登山口手前の登山者駐車場。
コース状況/
危険箇所等
最上川水系 金山川本流 大沢

体感1級 水量平水 ラバー✕ 魚影あり SBなし

■アプローチ
駐車地点から金山川右岸に付けられてる登山道を進み、481mの二俣から金山川へ入渓。
入渓までは40分。

■金山川本流大沢遡行
記録のない沢で、何が出てくるかワクワクしながら遡行したが、最後まで何も出てこなかった。
地形図では510m付近に大滝のマークがあり期待していたが、大滝どころか滝すらない。
地形図ではよくある位置が間違って記載されているのかと思ったが、結局最後まで大滝は現れなかった。
ゴルジュもなし、ナメもなし、滝らしい滝は5〜6個くらいで、遡行価値はないと言っていいだろう。

そして滑りが半端ない。今回はラバーだったので尚更だっただろうが、平たい石の上でも真っ直ぐ立てないくらい滑る。まるでスケートリンクの沢を遡行しているようだった。

詰めは水流の多い方をひたすら進み、最後は15分くらいの空中戦藪漕ぎのオマケ付きだ。
詰め上がった先は神室山避難小屋の目の前であった。

記録のない沢なので遡行図を書きながら歩いたが、この沢にはそんなの必要ないと終盤で書くのをやめた。
それくらいの沢である。

■下山
神室山山頂を経由して有屋口まで一般登山道を辿る。登山道はとても歩きやすく整備されている。

その他周辺情報 ホットハウスカムロ 400円
有屋口からスタート。
2023年09月10日 06:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/10 6:22
有屋口からスタート。
ここまで舗装路なので車でも入ってこれるが、進入禁止の看板は一応あった。
2023年09月10日 06:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 6:26
ここまで舗装路なので車でも入ってこれるが、進入禁止の看板は一応あった。
金山川右岸の道を進みます。
2023年09月10日 06:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 6:27
金山川右岸の道を進みます。
481m二俣。この少し先に大滝のマークがあるのでここから入渓します。
2023年09月10日 06:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 6:59
481m二俣。この少し先に大滝のマークがあるのでここから入渓します。
入渓。至って平凡な渓相だが、神室特有のカツラ群が多い。
2023年09月10日 07:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:01
入渓。至って平凡な渓相だが、神室特有のカツラ群が多い。
おっ、ゴルジュかなと思ったが、違った。
2023年09月10日 07:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:10
おっ、ゴルジュかなと思ったが、違った。
小滝でも全て写真に撮ったので、その少なさをご覧あれ。
2023年09月10日 07:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:12
小滝でも全て写真に撮ったので、その少なさをご覧あれ。
小滝。
2023年09月10日 07:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:30
小滝。
こんな滝は遡行図には書きませんが、あまりに滝がないので、こんな滝も書いてみる。
2023年09月10日 07:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:34
こんな滝は遡行図には書きませんが、あまりに滝がないので、こんな滝も書いてみる。
620m二俣。「あれっ、大滝ないじゃん!うそー!」と嘆いています。
2023年09月10日 07:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 7:48
620m二俣。「あれっ、大滝ないじゃん!うそー!」と嘆いています。
しかし滑りが半端ない。タワシ出すのも癪なのでそのまま遡行する。
2023年09月10日 08:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 8:40
しかし滑りが半端ない。タワシ出すのも癪なのでそのまま遡行する。
小滝。
2023年09月10日 08:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 8:43
小滝。
小滝。小滝過ぎる!
2023年09月10日 08:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 8:45
小滝。小滝過ぎる!
稜線見えました。神室にいるからこんな沢でも心は穏やか。
2023年09月10日 09:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 9:24
稜線見えました。神室にいるからこんな沢でも心は穏やか。
小滝。
2023年09月10日 09:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 9:33
小滝。
滑る。
2023年09月10日 09:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 9:39
滑る。
この二俣の右の滝が最大かな。6mくらい。滑りながら登る。
2023年09月10日 09:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 9:44
この二俣の右の滝が最大かな。6mくらい。滑りながら登る。
これが最後の滝みたい。以上、小滝が11個でしたー。
2023年09月10日 10:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 10:12
これが最後の滝みたい。以上、小滝が11個でしたー。
最後は空中戦の藪漕ぎ15分で神室避難。
2023年09月10日 10:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 10:42
最後は空中戦の藪漕ぎ15分で神室避難。
神室山山頂。
2023年09月10日 11:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 11:06
神室山山頂。
天気はいいね。ただ暑い。
2023年09月10日 11:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 11:07
天気はいいね。ただ暑い。
前神室方面。
2023年09月10日 11:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 11:07
前神室方面。
遡行した金山川を見下ろす。
2023年09月10日 11:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 11:08
遡行した金山川を見下ろす。
遡行した金山川源頭部。
2023年09月10日 11:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 11:34
遡行した金山川源頭部。
有屋コースは実は初めてでした。とても歩きやすい登山道です。
2023年09月10日 11:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 11:41
有屋コースは実は初めてでした。とても歩きやすい登山道です。
のんびり降りてきました。お疲れ様でした。
2023年09月10日 13:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 13:25
のんびり降りてきました。お疲れ様でした。

装備

個人装備
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備

感想

神室連峰の主峰である神室山を源とする沢は、全部で3本ある。
南西面の土内川、東面の役内沢、そして今回遡行した西面の金山川である。
西ノ又川や根ノ崎本谷も神室山に近い源頭を持っているが、神室山直下の源流域となればこの3本かと思われる。

主峰神室山とは言ったが、何故かこの神室山を源頭とするこの3本の沢登りの記録は見ない。
理由はわかるような気がするが、神室連峰の沢は全て遡行するつもりの私としては、この神室山に突き上げる沢は是非とも入りたい気持ちが強い。

去年、南西面の土内川本流を遡行したので、今年は金山川本流を遡行するつもりで地形図を眺めていた。
有屋口から二俣と呼ばれる620m二俣地点の手前に大滝の記載がある。
金山川遡行の記録はないので、もちろん写真もない。
一体どんな滝があるのか、その先はどんな渓相なのか、期待に胸を膨らませて遡行を開始したのだが・・・。
なんの変哲もない平凡なゴーロを進んで行くと、いつの間にか620m二俣まで来てしまっていた。

「あれっ!?大滝は?見逃した?」
そんなはずはない。大滝どころか滝らしい滝すらなかった。
地形図の記載の位置が間違ってるのかと思い遡行を進めたが、出てくるのは小滝が間隔を空けてちょこちょこあるくらいである。
「え〜?まさか埋まったのか?もしかして入渓地点より下流にあるのか?」
期待していただけにガッカリ感は強かった。

考えてみると、この金山川は二俣までは右岸に登山道がついている。地形図通りの場所に大滝があるならば、一般の登山者がちょっと寄り道して大滝鑑賞をしていてもおかしくない。何より登山道から見えるはずである。
しかしそんな話しも記録も写真も今まで1度も見た事も聞いた事もない。

「最初からないのか・・・」
腑に落ち無い気持ちのまま遡行を進めたが、結局小滝が数えるくらいであっという間に源頭になってしまった。

ハズレ沢・・・
あまりこの言葉は使いたくないが、沢登りの遡行価値としてはこの言葉が当てはまるだろう。
私としては大好きな神室連峰の沢を好きで入っているので、ハズレ沢だったとしても充分満足なのだが、もし違う山域だったとしたらもっとボロカスに言っていただろうし、沢登りとしては初心者にさえまったくオススメ出来ない沢であった。

もしこの金山川の大滝の記載で詳細をご存知の方がいれば、ご教示願います。

さて、神室山に突き上げる沢で残ってるのは東面の役内沢のみとなった。
ここも沢登りの記録はない。そしてその理由もわかってはいる。
だがいつの日か、敢えて沢登りとして遡行する日が来る事もわかっているのである。

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