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記録ID: 598754
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雪山ハイキング
中国山地西部

雪の吉和冠山に登る

2015年02月28日(土) [日帰り]
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kariogaryu その他1人
GPS
--:--
距離
8.6km
登り
771m
下り
771m
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
雪の吉和冠山(1339)に登る

日時:2015年2月28日(土) 
天気:晴れ後曇り  積雪:多いところで1.5m以上 新雪2〜3
コース:潮原温泉 中国道高架下〜冠山登山口〜クルソン谷出合〜国体コース合流点〜吉和冠山往復
メンバー:2人

 久しぶりの吉和冠山。汐谷から登るが、な何と林道が出来ていたのにはびっくり。場所はルソン谷出合の少し上。汐谷と別れて小尾根に取っ付くと、すぐ上に林道が走っているではないか。友達から聞いてはいたものの、まさかこんな所につけられているとは思いも寄らなかった。どこから始まってどこまでいるのか雪のため調べようがなかったが、それでもかなり奥まで入っているようだった。周りは人工林が終わって自然林となっているので何のために作ったのかわからない。雪に覆われていたので舗装されているのかどうかは分からなかったが、いずれにしてもこの林道を使って冠山に登る人も出てくる事は間違いなかろう。林道より上部は自然林で手つかずの自然が荒らされて行く事は間違いない。


中国道高架下に車を駐めて10時過ぎ出発。車道脇には30儖未寮磴積もっていた。広兼産業一番奥の「冠山登山案内板」から雪道。15分ばかり車道を上がると無雪期の登山口。
ここから鉄の橋を渡って沢(汐谷)沿いに登る。途中3カ所ばかり長さ5〜6m位の橋を渡るが、いずれも幅70〜80僂任靴もその上には20〜30僂寮磴積もり、その頂上部は幅が10儖未靴ないものもあるので滑り落ちない事だ(いずれも渡渉可能)。40分ばかりでクルソン谷出合に到着。この橋も滑りやすいので下流を渡渉。川を渡って3〜4分登ると、前述のように林道と出会しびっくりする。

林道を横切って10分ばかり登ると水の流れる小さな沢であるクルソン谷を左岸から右岸へと渡った。これから上は長くて比較的きつい上りが続く。クルソン岩への分岐が過ぎると斜面をトラバース気味に登り始めるが、新雪の場合最も苦労させられる場所。10数年前になるだろうか一人で出かけた折、この場所が登り切れず退散した苦い思いでのある場所だ。クルソン谷出合から登る事、約30分で今では廃道になっている国体コースとの合流点。
このあたりはブナやミズナラに囲まれた平坦地でテントを設営した跡も見られた。

この平坦地から7〜8分登るとなだらかな小ピークで落葉した樹間より冠山の山頂が間近に見える。ここから山頂まで最後の長くてきつい登りが続く。夏道は右手に回り込みながら登っているが、今回は頂上に向かってほぼダイレクトに登っている。左手の人工林を見合いながら小ピークから40分近く登ったところで冠山の山頂に達した。山頂手前は、3m近い大きな雪壁となっており今まで私が登った中では一番大きなもののような気がした。
さらに山頂から少し下った展望台も、露岩は雪ですっかり隠れ端っこは滑り落ちそうで近づけなかった。それにしてもここからの雪景色は超一級で、ただ素晴らしいの一言。

下山は往路を引き返すが、特に国体コースとの合流点までは迷い込まない事。踏み跡が 残っておれば問題ないがなければ迷い易いので細心の注意が必要。


(参考タイム)

上り

中国道高架下 (0.08) 広兼産業一番奥 (0.14) 夏山登山口 (0.45?) クルソン谷出合

(0.43)国体コース合流点 (0.47) 冠山

下り

冠山 (0.25) 国体コース合流(分岐)点(0.26)クルソン谷出合 (0.42) 夏山登山口

(0.12) 広兼産業一番奥 (0.08) 中国道高架下 


したがって
 上り 広兼産業一番奥 〜 冠山      約2時間30分

 下り 冠山 〜 広兼産業一番奥      約1時間45分

                         ただし雪の状態によって異なる
今は廃道になっている国体コースとの合流点付近。汐谷コースでは唯一の平坦地。珍しくテントを張った跡があった。
2015年02月28日 12:18撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
2/28 12:18
今は廃道になっている国体コースとの合流点付近。汐谷コースでは唯一の平坦地。珍しくテントを張った跡があった。
平坦地を少し登ると小ピークに達し、樹間より冠山の山頂が見えた。
2015年02月28日 12:36撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
1
2/28 12:36
平坦地を少し登ると小ピークに達し、樹間より冠山の山頂が見えた。
山頂(1339)手前の雪壁。今冬は例年にない高さ。右や左を巻くと簡単に登れる。登ったところが山頂。山頂からは展望が効かないので少しばかり北に進むと西中国山地の山々を見渡せる立派な展望台がある。
2015年02月28日 13:12撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
2/28 13:12
山頂(1339)手前の雪壁。今冬は例年にない高さ。右や左を巻くと簡単に登れる。登ったところが山頂。山頂からは展望が効かないので少しばかり北に進むと西中国山地の山々を見渡せる立派な展望台がある。
雪壁の上はなだらかな山頂。
2015年02月28日 13:14撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
2/28 13:14
雪壁の上はなだらかな山頂。
ここが山頂。標識は1m以上雪に埋まっていた。
2015年02月28日 13:16撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
1
2/28 13:16
ここが山頂。標識は1m以上雪に埋まっていた。
山頂からわずかに下がると懸崖があり、ここが展望台。展望台の末端から上部を眺めた所。
2015年02月28日 13:37撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
2/28 13:37
山頂からわずかに下がると懸崖があり、ここが展望台。展望台の末端から上部を眺めた所。
クルソン谷の出合を少し上がるといつの間にか林道が出来ていた。左を少し下ると汐谷。右手を小谷(汐谷)に沿って上ると国体コースとの合流点に達する。
2015年02月28日 14:47撮影 by  Canon PowerShot G11, Canon
2/28 14:47
クルソン谷の出合を少し上がるといつの間にか林道が出来ていた。左を少し下ると汐谷。右手を小谷(汐谷)に沿って上ると国体コースとの合流点に達する。
潮原温泉から冠山までの概念図。
2015年03月31日 10:21撮影
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3/31 10:21
潮原温泉から冠山までの概念図。
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