丹沢塔ノ岳(大倉尾根)
- GPS
- 03:35
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,252m
- 下り
- 1,251m
コースタイム
天候 | 曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
堀山の家から少し上に行ったあたりで、滑落注意の看板が新設され ちょうど通りかかった際にその場で慰霊をされているグループがいました。 何か事故でもあったのでしょう、大倉尾根の登山道は歩きやすい箇所が少なく下りは長いので 足腰を充分鍛えてから歩いて欲しいです・・・ |
写真
感想
足首の調子が悪く、しかも2週続けて下界の旅で心身が休めてなかった。
仕事も年度末特有の忙しさに連日の残業で体も疲れていた。
土曜日は一日休養して、日曜日はちょっと山歩きをしたい、いつもの塔ノ岳に行くことにする。
天気は土曜が良く、日曜は夜から雨が降るとかでイマイチな感じ。
しかし土曜に動ける状態じゃなかったので、日曜一択だったんだけど。
前日のハイボールが効いたのか朝は早起き失敗。
早起きしたところで長い山行は無理だからいいのだけど。
電車、いつもより乗客が多い。花見客が朝から動いている模様。
渋沢駅に着き、いつもの大倉行きのバスに乗り込むが、乗客は少ない。
天気が良くないのと、9時50分と遅い時間だからかな?
大倉に着いても人は少ない。ま、少ないに越したことはないが。
荷物は軽い割に歩き出しから体は重い。昨晩の酒のせい。
最近装備を省略する癖があって、今回は雨合羽を簡易なものだけしか持たず
ザックカバーも持たないという舐めきった装備。
いつかしっぺ返しがあるので、今回限りにすると誓います。
登山口を過ぎると、5月にある植樹祭の会場がだいぶ整備されているのが分かる。
真新しい解説看板もできて、お世辞にも手入れが整っていたとは言えなかった杉林が
間伐されて明るくなり、地面も枯れ枝などが撤去されていた。税金投入の効果はテキメンだ。
丹沢にとっては良いことなのかな、と思ったので既に植樹祭のバッチを買っている。
見晴茶屋を過ぎ、最初の急登を前にしてtwitterに写ツを送り本格的な登りがスタート。
登り始めてみるとまぁまぁなペースで登れそうな感じに気をよくする。
このあたりから登る人も下る人も増えてくる。
一旦平になったあたりではマメザクラらしき花が咲いている。
思うのだが、大倉尾根を単独で登っていると、登り優先のマナーが守られないケースが多い気がする。
殆ど年配の単独か少人数のグループ。まず当たり前の様にこちらが立ち止まったところを躊躇せず下っていく。
後で考えたのだが、大倉尾根の下りの負荷を考えると、止まることすら面倒になるんだろうな。
自分もいつか余裕がなくなってそうなるかもしれないし、目くじらたてることもない。
堀山の家の手前でウィダーインゼリーで補給、堀山の家の前に陳列されている綺麗なリースを眺め(いつか買いたい)
荒れた登山道を進むと、前方に人だかりが。団体客が休憩している、ように見えた。
「こんな狭い登山道で休憩して、なんて非常識な・・・」
と思ったのも束の間、鼻腔をくすぐるおよそ山に相応しくない香りが。
線香??そう、その通りで登山道脇に慰霊碑?のようなものがあり、そこに花や供物が置いてある。
その団体の雰囲気は決して湿っぽい訳でもなかったのだが、ちょっと通過するのに躊躇する。
しかも線香の次にはタバコの臭いが・・・(><)
近くには滑落注意を促す看板が2カ所あり、もしかして何か事故があって亡くなったのかな?
金冷やしを過ぎ山頂付近になると、木々についた雨氷が溶けて雨のように降ってくる。
一瞬「雨か?」と思う。合羽はあまり頼りにならない代物だけに不安になる。
山頂にはジャスト2時間で到着。山頂にはそこそこ人がいる。
風もそれ程なく、意外に寒くない。一枚着こんで食事に。
twitterをしたいのだが、電波の入りが悪い。
そんなことしてるうちに、今度は本当に雨が落ちてきた。
急いでテルモスに入れた熱湯をカップ麺に注ぎ、おにぎりをかじる。
以前はバーナーをあげていたのだが、日帰りでライトな山行なら
テルモスで充分カップ麺を作れることを教えて貰ってからは
ジェットボイルの活躍の場が減った。
同じベンチに後からきた単独年配客は、立派なバーナーに鍋でサッポロ一番の塩ラーメンを作っている。
缶ビールもあけている。この天気でもそれをやってのける情熱は凄い。
携帯も何とか繋がったのでtwitter写ツで呟いてから、写真を何枚かとり下山。
山頂滞在時間25分。雨が本格的にならないように祈る。
左足首の具合が気になるが、大丈夫そう。いつものペース以上で軽快に下る。
先ほどの慰霊の場所には人は居なかった。堀山の家のリースも引っ込んでいた。
捻挫しないようにと足を置く位置に気を遣いながらも順調な下り。
ちょっと走れば13:38のバスにも乗れそうな感じだったけど、調子に乗っては駄目!と自制した。
それでもいつものペースより10分以上も速い。人が少なかったことが原因だと思うが
足首を気遣って降りることでリズム良く足を運べたのかな、とも感じる。
何にもない時は雑なライン取りしたり、ペースが一定せずに落ち着きがない。
かえって集中して下山できたのかもしれない。
バス停に着いてからはいつものようにブラシで靴の泥を落とす。
バスの運転手によっては泥を落とすように注文つけてくるのもいる。
全く気にしない登山客も悪いが、登山客相手に商売しているならそれも込みの料金にすればいい話。
レストハウスでおでんとビールを飲んで独り反省会。
荷物が軽いとは言え、登りのペースもまぁまぁ。上り下りとも足首は問題なかった。満足感がジンワリ。お疲れ様でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する