針ノ木岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,451m
- 下り
- 1,449m
コースタイム
天候 | 晴れ後小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車は有料の下の市営無料駐車場に停めた |
コース状況/ 危険箇所等 |
砂防ダムは雪で覆われていない部分があるため帰りのスキーは注意 |
その他周辺情報 | 温泉は大町温泉郷の薬師の湯。700円。休憩所は広い。 |
写真
感想
大雪渓シリーズ、白馬岳を終えたその足で扇沢駅に向かい市営の無料駐車場に車中泊とした。天気予報で午後から天気が崩れるという予報だったので雨が降る前には山頂に立てるよう逆算して出発。
扇沢駅の自動車ゲートまで徒歩でいき、登山口の看板がある所から板を履く。堰堤は基本右岸から難なく越えられるが、部分的に雪が付いていない所があるので帰りのスキーは注意が必要であった。
大雪渓上は前日までのシュプールがたくさん。黒部立山アルペンルートも開通しアプローチが楽になりゲレンデ化している。どうやらこの日の登山者の中で我々が一番先頭のようだ。途中、右手に大沢小屋がポツリと立っている。
標高2300で針ノ木峠との分岐で一息入れる。マヤクボ沢は急で固いのでクトーを効かせながらジグを切って進む。頂上稜線コルまでの残り150mはアイゼンに替えた。段々雲行きが怪しくなってきた急ごう。
頂上に付く頃はあまり展望は良くないがなんとか天気はもってくれて良かった。滑走準備をしていると雨がぽつぽつ、ぎりぎりドンピシャでした。
滑降ルートは頂上直下。急だが、カチカチではない意外に快適じゃないかと油断をしていると、いきなり雪質が変わりカチカチ斜面に、50mほど滑落してしまう。ダブルウィペットで制動を掛けなんとか止まった。ちょうどパートナーがウィペットを買ったばかりで今山行に初めてもってきていたのでウィペットの使い方をリアル実演できてよかった。パートナーもウィペットの素晴らしさを認識ようでした。
下を見ると数パーティー登ってくるのが見えた。雨が降り出したので一部は下部で引き返しているようだった。我々はピークから滑降しているので気持ちよく優越感に浸りながらスレ違わせてもらう。快適な雪渓を雄叫びを挙げながら下山した。
帰りは沢の右岸をずっといくと総合案内センターの裏に出る。ここに人口の橋があり楽に下山できた。行きの時点で知っていれば少し楽できたかな。
下山後の温泉で大学の部活の先輩に遭遇。先輩も針ノ木岳雪渓を滑りに来たそうで途中で引き返したそうだ。自分は横浜からわざわざ遠い所から来ているので絶対頂上にたつことは決めていたし、引き返しはあり得なかった。
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