鹿狼伝説☆鹿狼山〜東北ぷち遠征2023
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- GPS
- 01:06
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 355m
- 下り
- 348m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
見た目20台程度。舗装。枠あり。無料。出入り自由。 トイレは併設。小屋型。水洗。水道あり。夜間利用は不明。 カーナビ設定先 鹿狼の湯。ここの手前にある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されてます。鎖、ロープ、梯子、一切なし。 樹海コースのくだりで、何の案内もない分岐もあったので注意。 |
その他周辺情報 | ▼温泉 ○鹿狼の湯(鹿狼山の湧き水の沸かし湯) 11.00-19.00(受付18.30まで) 福島県相馬郡新地町杉目飯樋50 0244-63-2617 https://karounoyu.jp/ ▼食事 ○牛たん・麦とろ たんとろ 11.00-14.30 17.00-19.30 Pあり店舗前 宮城県岩沼市新関迎1 0223-29-3770 ▼鹿狼山バッジ 調べた限り、実売店舗はなし。 元旦には手ぬぐいと缶バッジを配布してるらしいが、詳細不明。 |
写真
感想
東北ぷち遠征1日目、午後の部。鹿狼山(かろうさん)は、福島県相馬郡新地町にある標高429.9mの山。四季を通じて通年登れる低山であり、元旦に山開きが行われる、日本一早い山開きをうたってる山。山頂からは、東に目を向ければ太平洋が一望でき、西に目を向ければ、蔵王連峰から吾妻連峰まで、欲しいままの眺望を楽しめます。山頂にある鹿狼神社は、この地に住んだとされる仙人の手長明神を祀っています。手長明神は、鹿と狼を飼い慣らし、鹿狼山の山頂に座ったまま、長い手を海まで伸ばして貝を獲ったそうで。手持ちの妖怪大百科によりますと、手長足長もしくは、足長手長という妖怪がおりますが、それと同種と思われます。手長足長の伝説は、東北各地に残っており、人類に危害を及ぼす妖怪であったり、仙人として敬われていたりするようです。
かの磐梯山も元々は病悩山と不吉なネーミングで呼ばれ、山頂には足長手長の夫婦の妖怪が住み、悪行を重ねていたところ、旅の僧(空海)に退治されて山頂に封じ込められた。それ以降、山頂に磐梯明神を建てて祀ったことから山名を病悩山から磐梯山と改めたとのこと。有史以来、幾度となく噴火を繰り返してきた磐梯山の噴煙がどこまでもたなびく様が、妖怪が手足を伸ばしている様に見えたことが、伝承の起源らしい。昔話とその起源の考察、面白いものだ。
で。鹿狼山ですけども。登ってみたかった理由は、山名がかっこいいから。これだけ。他に理由はありません。駐車場から、眺望コースを登って、すぐ山頂でした。それこそ、瞬く間。紅葉はまだまだ楽しめる感じでした。よく整備されていて、目をつぶっていても、歩けそうな感じ。気になったのは、眺望コースというわりには、まるで眺望が無かったことでしょうか。わずかに視界が開けた場所があったような気もしますが、眺望コースの「眺望」がよく分かりませんでした。山頂から北へ行ったところに、展望台というのがあったらしいですが、山頂から十分に景色が見れたし、かなり下っていく感じだったので、面倒になって引き返しました。くだりは、樹海コースでしたが、こちらも、その名の通り、眺望なし。歩きやすくはありましたが、途中、分岐があり、どちらが正解か分かり辛い箇所がありました。後で調べたら、そこは、憩いコースだったかの分岐だったようです。そこには、指導標、看板はありませんでした。
下山してから知ったのですけど、どこかしらに、モモンガだかムササビのカロちゃんてのがいたらしい。知っていたら、せめて巣穴だけでも、見ておきたかったものだ。勉強不足だ。
下山後は、青雲閣という温泉もありますけど、この日は定休日なので、この辺りでは他に選択肢はないため、鹿狼の湯に入り、宮城県にちょこっとだけ入って、牛タンを食べ、宮城県内で給油。宮城県と福島県で、軽油価格が1リットルあたり20円違いました。隣接地域で、ここまで価格差があるのは、ただ驚愕でした。給油するなら、宮城。よく覚えておくかな。
▼東北ぷち遠征1日目 午前の部 霊山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6201012.html
▼東北ぷち遠征1日目 午後の部 鹿狼山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6202104.html
▼東北ぷち遠征2日目 信夫山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6203669.html
コメント
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鹿狼山へおいでになってたんですね。
ここは足慣らしにいい山で確かに午後遅くても登山者いるようです。
しかし瞬く間に山頂とは!
そうなんです。
福島と宮城ではガソリン価格かなり違うのです。
だから福島方面へ行くときは
宮城の南のほうで給油は早めにということですね。
又、東北おいでください。
お疲れ様でした。
そうです。sakura1029さんが、少し前に行かれていた鹿狼山です。
15時に駐車場に行った時には、まだ、こんなに車があるのかと驚きました。
自分が最後だろうと思っていたら、後から2人くらい、山頂にやってきました。
人気の山なんですね。
県境の隣接地域でも、軽油の価格差は驚愕です。
随分と高いなと思っていて、宮城県に入った途端に20円安かったのには、閉口しました。
また行きますよ。東北に。何度でも。来年も。
いっそのこと、東北百名山を目指してみようか。
ちょうど、鹿狼山が50座目の折り返し地点だし。
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