二上山 日本遺産「葛城修験」の経塚、行所を訪ねる

2023年12月07日(木) [日帰り]

• GPS: 04:44
• 距離: 9.2km
• 登り: 719m
• 下り: 725m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:33
• 休憩: 1:05
• 合計: 4:38

10:21 二上山万葉の森駐車場
10:27 10:28 鹿谷寺跡展望台
10:33 10:39 鹿谷寺跡
10:53 10:54 ダイヤモンドトレイル分岐
11:02 11:02 馬の背
11:15 11:15 二上山
11:18 11:21 葛城経塚二十八宿(第26番)
11:47 12:07 ながめ坂
12:16 12:17 神願寺谷三角点
12:25 12:26 ふたかみ展望テラス
12:34 12:34 国見の丘
12:40 12:40 二上山ふるさと公園
12:44 12:44 道の駅ふたかみパーク當麻
12:55 12:56 石光寺
13:10 13:22 當麻寺
13:30 13:31 ゆうあいＳＴふれあい広場
13:36 13:37 傘堂
13:43 13:43 當麻山口神社
13:48 13:49 鳥谷口古墳
13:59 13:59 祐泉寺
14:16 14:24 岩屋峠
14:28 14:42 二上山 雌岳
14:49 14:49 岩屋峠
14:53 14:53 岩屋
15:05 二上山万葉の森駐車場

天候

くもりのち晴れ
黄砂のせいか視界が悪かった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

万葉の森駐車場利用　無料
駐車場にトイレあり

コース状況／危険箇所等

雄岳からながめ坂に下る道が急降下で、落葉で埋まっている所は滑りやすかった

雄岳から下る道は、枝道が多く分岐点で道標がなくGPSがないと迷いやすい

その他周辺情報

大阪側に　道の駅　近つ飛鳥の里、太子
奈良側に　道の駅　ふたかみパーク當麻
馬の背にトイレあります

写真

12/7 10:23

左の細い道　鹿谷寺方面に進む

12/7 10:25

長い丸太階段を登って行きます
辺りは、まだ紅葉が残っています

12/7 10:30

ちょっと横道に入ると、きれいな景色が飛び込んできました

12/7 10:31

12/7 10:33

鹿谷寺跡

12/7 10:34

凝灰岩を削って造られた十三重塔

12/7 10:36

岩壁に線刻された三尊仏坐像

12/7 10:43

黄砂のため遠くが霞んでいます
でも、紅葉がまだまだ美しい‼️

12/7 10:59

こんなきれいなのも残っています

12/7 11:03

雄岳を目指します

12/7 11:15

雄岳山頂　517m

12/7 11:16

二上山白玉稲荷大神

12/7 11:16

お社

12/7 11:17

葛城修験第26番経塚
二上山陀羅尼品

12/7 11:17

碑伝が置かれている

12/7 11:19

大津皇子の墓
大津皇子は、天武天皇の息子で、伯母の持統天皇の息子である草壁皇子との皇位継承を争う立場になり、謀反の疑いをかけられ、わずか24歳でこの世を去った悲運の皇子である

12/7 11:19

鳥居の奥のこんもりとした森に葬られているのでしょうか？

12/7 11:25

雄岳から金剛葛城方面

12/7 11:47

ながめ坂の休憩所
ここで、昼食休憩しました

12/7 11:48

ながめ坂から

12/7 12:14

振り返ると雄岳

12/7 12:16

神願寺谷の四等三角点
雄岳の
三角点とされているそうです

12/7 12:16

ほとんどがコナラの黄葉

12/7 12:19

12/7 12:21

12/7 12:25

雌岳と雄岳の紅葉🍁
日光が当たると、紅葉が一変に映える

12/7 12:26

きれいですね

12/7 12:34

大津皇子鎮魂の響
銅鐸が三個吊られていました

12/7 12:55

石光寺

12/7 13:04

中将姫のお堂

12/7 13:04

12/7 13:09

當麻寺竹之坊
當麻寺真言宗五ヶ院のひとつ
ご本尊は、役行者
修験者は、修行の祈願のため必ず立ち寄る行所
ここで宿泊して、二上山の第26番経塚を目指したと言われています

12/7 13:11

當麻寺
正面に国宝の本堂

12/7 13:11

12/7 13:14

金堂　重要文化財

12/7 13:14

国宝　本堂

12/7 13:16

西塔

12/7 13:17

當麻寺西塔　重要文化財

12/7 13:22

本堂

12/7 13:29

姉の大伯皇女が弟の大津皇子の死を悼んで読まれた和歌が刻まれています

12/7 13:36

傘堂

12/7 13:37

一本のケヤキの柱で屋根を支えています

12/7 13:40

大池からの二上山

12/7 13:41

大池には、カモがたくさん泳いでいた

12/7 13:45

鳥谷口古墳

12/7 13:46

最上部に石室があります

12/7 13:49

大龍寺

12/7 13:59

祐泉寺

12/7 14:18

岩屋峠
竹ノ内峠からの道と合流

12/7 14:19

雌岳に登る道でシマカンギクに出会う

12/7 14:36

雌岳山頂の日時計
奥の山は雄岳

12/7 14:32

時間、合っていますね

12/7 14:32

雌岳から見る金剛山地
朝よりは視界が良くなっています

12/7 14:50

岩屋　　葛城修験の行所

12/7 14:51

凝灰岩の岩壁が掘られて造られています
これだけ手彫りするのに、多くの日にちを要したでしょうね

12/7 14:53

樹齢千年とも言われる岩屋杉
平成10年の台風で倒れたそうです

感想

ノワール

二上山は、大阪府と奈良県にまたがる双耳峰の山で、名所、旧跡の多い山です

今回、雄岳山頂にある葛城修験第26番経塚と山麓の葛城修験の行所を訪ねる目的で出かけました

万葉の森の駐車場から凝灰岩の道を登り、鹿谷寺跡へ　ここは、凝灰岩を削り十三重塔を造り、岩壁に三尊仏坐像が刻まれていました

そして、雄岳山頂には、第26番経塚と悲運の皇子、大津皇子の墓が鎮座しているが、通り過ぎたりする人が多いような気がしました

そして、ここから一旦山を下って、葛城修験の行所である當麻寺に向かう　国宝の本堂をはじめ、多くの重要文化財の建築物を持つ當麻寺の大きさには驚かされました

この後、再び二上山に向かい、岩屋峠から七曲りを登り雌岳に向かう　山頂には大きな石の日時計があり、時を刻んでいました

反省　　祐泉寺から尾根道を選んで、雌岳に直接登ったほうが良かったかも