記録ID: 6370453
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沢登り
丹沢
河内川水系 滝口沢
2023年11月26日(日) [日帰り]
kamog
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 276m
- 下り
- 281m
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・無料 ・開閉時間注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■滝口沢 ・県道76号滝口沢に架かる橋右側のゲートを申し訳なく左から跨がせていただく。 昔の錆び付いたコンクリドラムを過ぎ、崩れかけたザレから沢へ下りると すぐに235m二俣。 大滝を間近に見るためには、左沢の2段滝を登らなければならない。 左隅から登り出し、下からは見えない上段のナメ滝をフリクション頼りに 少し足を濡らしながら登る。 落ち口先の下に残置ピトン1個あり、後続にはロープを出すが、ピトンに なるべく荷重を架けないよう肩絡みなどボディブレイスビレイにした。 以前は上段ナメではなく上から木を使ってアプローチしていたが 今は崩れたのか、悪くなっているように感じた。 ・30m大滝はまるで井戸の底に立ったような異空間に落ち込む滝。 しばし見とれたが、とても直登できるものではなく、今登った前衛の滝を 下らなければならない。 残置ピトン1個に下降のテンションを架けるには不安があるので ボディブレイスビレイで先にロワーダウンしてもらい、こちらは ラペルするも、テンションをなるべく架けないよう、ックライムダウン 気味に下りた。 ・30m大滝の高巻きは、一旦右沢へ入る。3m程度の小滝を2つ、左隅に 架かる古い残置ロープを使ってゴボウで登り越す。 すぐに左側の小尾根に取り付く。根と岩混じりの小尾根を登り、左手の 斜面を対岸の尾根までトラバースすると、大滝落ち口上流に下りられる。 ・300m辺りから小ゴルジュとなり数mの小滝が続く。 小釜など濡れるのを嫌わなければ前半の小滝は水線近くを登った方が 下手に巻くよりも易しい。(せいぜい卦蕁篠度) 後半の3m滝は左手に垂れた細い残置ロープをゴボウで登るが、足元が やや悪い。 残置ロープが巻いてある木まで登って、右手のザレ斜面をトラバース。 慣れた人なら左程問題ないが、後続にはずっとロープで確保する。 振られ止め用にトラバース時も時折ある木の根にランニングを取り ながら来てもらう。 沢に慣れていない人はこのトラバースというものが怖いらしいので リーダーは慢心することなく、もし落ちても最低限のダメージにする よう配慮することが肝要だ。 滝を越えると少しの間、幅の広いきれいなナメが出てくる。 この沢の見所のひとつであろう。 ・平凡な沢を東進していくと370m二俣となる。 右俣に入ると少し厄介な倒木群。そして390mで2段30mほどの 右俣大滝が姿を現す。 直登ラインは概ね右だが、上段が脆い箇所もあり悪いらしいので この滝を越えるには、少し戻って左から合わさるガレ小沢を30mほど 登って右手の植林帯基部をトラバースして高巻く方がよいであろう。 ・今回はこの大滝を眺めて二俣まで戻ることにする。 左俣に少し入り北側P463mへ向け、明瞭な植林作業径路をジグザグと 上がった。 この径路、落ち葉が覆う時期柄か、440m辺りで不明瞭になっていた。 以前歩いたときは西側の375mコルにトラバースするように付けられて いたが、多少崩れたのか、後続の方にはちょっと危険を感じたので、 P463へ登り、南南西尾根を下って375mコルへ。 ここは作業径路が明確に横切っている切通しになっている。 さらに細くなった径路をコルから西側斜面をトラバースに入る。 395mピーク南西尾根と合流するところで、径路は右に屈曲し えぐれた小沢へ突き当たって、涸れたこの小沢を右に見ながら 下っていくと、相当古い柵ゲート。 巻いてある針金を解きゲートを開けて(もちろん元に戻します) 民家の右脇を通させていただくと神縄地区に出る。 県道76号、神縄バス停のところだ。 ■詳細は『丹沢の谷200ルート』(山と溪谷社。お蔭さまで残部数も 少なくなってきました。ありがとうございます。) ■丹沢限定沢登り記録(下記内にあります) http://www.mt-farm.info |
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