【氷瀑】奥日光☆庵滝☆緑滝はトレースなし〜赤沼駐車場から
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- GPS
- 05:26
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 511m
- 下り
- 515m
コースタイム
天候 | 快晴。出発時の赤沼駐車場の気温は、-12℃。戻ってきた時、0℃。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
試験的に無料開放中。開放期間は、1月6日から3月31日まで。 広大。舗装。平日で、1割程度の埋まり。車中泊、キャンプ禁止。 赤沼駐車場にあるトイレは、冬季閉鎖中。 トイレは、国道の反対側が利用可能。暖房、入ってます。 水洗。水道ありの公衆トイレ。無料。 ○赤沼駐車場 試験開放のお知らせ https://www.nikko-nsm.co.jp/cgi-bin/cms/cms_res/file/000/001/1703075541_1152.pdf 三本松駐車場、トイレ、共に冬季閉鎖なし。 光徳駐車場、公衆トイレ、共に冬季閉鎖なし。 龍頭の滝中駐車場、トイレ、共に冬季閉鎖なし。 いろは坂手前の馬返駐車場、公衆トイレ、共に使用可能。 清滝バイパス駐車場、トイレも使える。 ○奥日光冬季閉鎖施設のお知らせ(日光市観光WEB公式) https://www.nikko-kankou.org/notices/9 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○庵滝 弓張峠を越えた少し先まで、夏道歩き。 弓張峠周辺は、低公害バスの走行道路を歩く。路面凍結してます。 弓張峠の先、車道が大きく左にカーブしてる辺りから、庵滝へ。看板あり。 驚くほどに踏み固められてて、アイゼン無で庵滝まで到達可能。 トレースをはずれると、深いところで膝上くらいまで潜ります。 一応、バリエーションルート扱いですけど、もはや、遊歩道レベル。 ご丁寧にピンテまで設置してあります。 ○緑滝 庵滝との分岐からトレースありません。スノーシュー、ワカンなしでは到達困難。 2023年以降、緑滝まで到達している過去レコはありませんでした。 庵滝から距離は近いけど、トレースの無いところを歩いたことがない方には、お勧めしません。 ピンテ、指導標の類は一切ありません。ルートファインディング必須。 当然ながら、ここが緑滝であることを示す表示もありません。 地図と周辺の地形で判断します。 雪が無いと歩けないような沢の上部をトラバースしたり、一般ルートではありません。 復路の弓張峠付近で、GPSログが飛んでます。困ったもんだ。 |
その他周辺情報 | ▼温泉 ○日光湯元温泉 万蔵旅館 日光湯元 11.00-16.00 要確認 ¥600 Pあり 栃木県日光市湯元2553 0288-25-3333 ▼食事 ○れんがya(やきそば専門店) 10.30-18.00 水休 P店舗脇、数台 栃木県日光市清滝2-7-14 0288-54-0733 http://rengaya.biz/ |
写真
装備
個人装備 |
防寒テムレス
LACD製スノースパイク
INOOK製スノーシュー
ドロミテ・シュタインボック
ヘルメット
オーバーミトン
カーボンポール
ツェルト
あとなんだっけ
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感想
ヤマレコ登録以前に雲龍瀑を訪れ、その後、庵滝に行こうと思いながら、一体、何年経ったことやら。このところ、やたらに庵滝のレコが見受けられるので、興味をそそられて行ってまいりました。いろは坂は、一部で凍結はあったものの、ほとんど乾燥路面で拍子抜けしました。温暖化の影響で、特殊な状況なのかもしれませんが。
それはさておき。赤沼駐車場は車中泊禁止らしいし、そもそも、この時期、そんなところは氷点下だろうから、高速のPAで車中泊。4時30分に起きるつもりが、6時に起きた。それは、いつものこと。慌てず騒がず落ち着いて。準備をして出発。赤沼駐車場は、−12℃だった。
赤沼駐車場は10台くらいの車が止まっていた。既に準備をしている人もいたが、先に出発。どれくらいの人が既に庵滝にいるのだろうかと思っていたら。自分の先行者は、5人だけだった。往路で3人とすれ違い、滝に着いたら、2人いたけど、やがて下山していき、庵滝の前では自分ひとりだけの時間がしばらく続いた。後続は30人くらいいたようですけど。
歩き始めてみれば。驚くほどに、踏み固められている。圧雪トレースを追うだけで歩けてしまう。滑りもしないので、持って行ったチェーンスパイクを使うことなく、庵滝に着いてしまった。さすがに滝直下では、チェーンスパイクを使いました。
一応、凍結はしていて氷瀑となっている。が、内部が空洞化して、水がばしゃばしゃ落ちている。まあ、それは危惧していたことではあったけども。遠めに見れば、水が流れているのは、分かり辛いので、まあ、よしとする。なんだか、もっと早くに来ればよかったと思った。
多くの方々は、ここで引き返すようですけども、近くに緑滝というのがあって、こちらも凍結するとのことなので、せっかくだから行くことにしました。元々、その予定ですけど。緑滝は、庵滝の近くにあるのですけど、訪れる人がほとんどいないようで、ノートレースでした。なにしろ、2023年初頭から現在に至るまで、緑滝に到達しているレコが無い。そういうところは、行って調査しなくては。楽しくなってきたけど、一歩進むだけで、ズボズボ。ここへきて、やっとスノーシューの出番がきたようだ。フランス製で、INOOKという日本ではマイナーメーカーだ。そういう会社が好きなんだ。地図と地形を確認しながら、歩きやすいところを適当に歩く。両側にある岩壁の間隔が徐々に狭まってくる。下は沢の上部に、雪が無いと歩けそうにない斜面をトラバースして、たどり着いた先にあったのは、、、小さい水の流れ。あれ。どこに緑滝があるんだか。この水流が、緑滝か。実は、そうだった。まあ、これでは、訪れる人も少ないわけだ。周囲を見渡して、岩の斜面に氷が張り付いているのを発見。グリーンシーズンなら、たぶん、これは滑滝なんだろうな。これも緑滝ということにしておいた。近いし。むしろ、緑滝の手前の沢の奥にある無名の氷瀑のほうが見事だったようなので、次回はそちらに行ってみるかな。といっておきながら、また、数年経過してしまうのだろうか。
帰り道。NHKやガイドツアーらしき集団とすれ違う。庵滝は人気なんですね。来た道を戻るのも興が無いので、弓張峠からは、一旦、泉門池へ向かって、戦場ヶ原の中央を突破して赤沼駐車場に戻りました。赤沼駐車場が近づくにつれ、明らかに観光客といったスタイルの方々が多数、凍結した木道を散策していらっしゃいましたが、ミニスカートに生足を見た時は、衝撃でした。異国の方が日本の気候がよく分からずなのかなと思いきや、日本語を話していました。若い人は元気だ。私も元気だ。
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