天祖山-雲取山【長沢背稜のシャクナゲを訪ねるハイク】
- GPS
- 10:41
- 距離
- 31.7km
- 登り
- 2,526m
- 下り
- 2,605m
コースタイム
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 10:39
天候 | うす曇り/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(平日は時間が少し遅いですが、より近い鍾乳洞BSまで行く便もあります) 帰り: 当日は峰谷橋BSまで歩きましたが、最寄は鴨沢BS 鴨沢BSの帰りの便は少なく、16:03のあとは18:38 (土日) 鴨沢から徒歩約20分の深山橋BSまで歩くと小菅から来るバス18:08が加わり、 鴨沢BSで待つより30分早く帰れます。(最新の時刻表でご確認下さい) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【天祖山登り口〜長沢背稜】 比較的よく踏まれています。赤テープも多く、迷う心配は少なそうです。 ほぼ全域が自然林でいいルートです。 【長沢背稜 合流点〜芋ノ木ドッケ】 良く踏まれています。 #13の写真のあとにちょっとトリッキーなルート取りがありますが、小さな案内も出ています。ピークを北に巻いて尾根に乗れば、あとは尾根通しの1本道。 芋ノ木ドッケの下りで、ちょっとルートミスをしてしまいました。薄い踏みあとにつられて二間小屋尾根に向かいかけました。戻ってみるとルートは明確。わかりにくいというより、ポカミスのようです。(相変わらずです。。) 【芋ノ木ドッケ〜鴨沢】 三峰ルートと合流してから鴨沢までは超メジャールート。賑やかです。 |
写真
感想
今年は春の花の開花が早いですね。
シャクナゲ開花の便りにあわせて、久しぶりに長沢背稜を歩いてきました。
シャクナゲが咲くのは長沢背稜でも最深部。
今回のプランは東日原から天祖山を経由する最短のアプローチとし、帰りは雲取山から鴨沢へ下る計画です。
これなら私の脚でも日帰りで何とかなりそう。
加えて、少し余裕を見たいので前日はお得意の立川マンガ喫茶泊とし、奥多摩駅6:27発の東日原行き始発バスを利用しました。
天祖山は東日原駅から登山口までの林道歩きが長いので今まで敬遠していましたが、とても良い登山道でした。
林道は途中から未舗装になり日原川のせせらぎを聞きながらまずまずの雰囲気で、思ったほど悪くないです。
登山口より登り始めは急斜面で、山と高原地図では「急坂注意」となっていますが、九十九折となっているところが多いので大変さはそれほど感じませんでした。
最大の魅力は植林帯がほとんどなく自然豊かなところ。
また人気薄のルートで人も少なく、とても気持ち良かったです。
長沢背稜(最近は都県境尾根と呼ぶらしい)の長沢山〜芋ノ木ドッケは、森林が生まれ変わる壮大なダイナミクスが見られるお気に入りのエリアです。同時にシャクナゲが自生する東京では稀有な場所。
シャクナゲはちょうど花を咲かせて迎えてくれました。
だけどー
近づいて見ると、花が全て傷んでいます。
そういえは3日前に凄い雷雨があったことを思い出しました。
おそらくその影響でしょう。
ちょっと残念ですが、しょうがないです。
残念といえば、この辺りはミツバツツジも咲いているのですが、花付きが悪い気がします。
石尾根や奥武蔵でも感じていたのですが、今年はミツバツツジのハズレ年なのでしょうか??
まあ、アタリ年もあれば、ハズレ年もある。
自然とはそういうものですね。
一方、森が生まれ変わりの光景はいつ見ても同じ。
自然が大きな時間をかけて、大きな変化を遂げている最中の姿です。
壮大なダイナミクス。
おそらく私が訪れることができる時間の中では変化を感じない程度でしょうが、
確実に、そして終わりのない変化を続けることでしょう。
長沢山から芋ノ木ドッケの間で撮った写真は100枚超(笑)
牛のような歩きでお楽しみのエリアを満喫しました。
三峰からのメジャールートと合流すると、雰囲気は一転。
今回のハイクでは「おまけ」の区間です。
ちょっと口が悪いですが、それなりに楽しんで鴨沢に下山しました。
最後にオチがつきます。
七ツ石山から下り始めるときに、鴨沢16:03発のバスは間に合わないので、
鴨沢に下った後、峰谷橋まで歩いて峰谷橋17:14発のバスに乗ろうと計算しました。
これが鴨沢〜峰谷橋の距離感を間違えた完全なミス。
後半はけっこう急ぎで下って、深山橋まで小走りしたところで、
あれ?全然無理じゃん?!って気付く間抜けっぷり。
まあ、自分はいいのですけど・・
下りの途中から一緒に急がせてしまったハイカーがいまして・・・
廃屋を過ぎたあたりで、ギリだからと自分だけペースアップしてしまい・・・・
彼の結末は知りませんが、ごめんなさいでした <(_ _)>
doppo634さん、こんばんは
今回は渋いエリアに行かれましたね
天祖山の尾根、まだ行ったことがありません。
ほぼ自然林とは魅力的、前回の鳥屋戸尾根同様、参考にさせていただきます。
長沢背稜、シャクナゲ自生地なんですね。
シャクナゲが咲く所は地味な所が多いのですが、
花が咲いているとほっとします。
一方、ツツジ系はアカヤシオ、シロヤシオ、ミツバツツジ、
どれも不作の年だったようです。
昨年が当たり年だったので、仕方ないのでしょうか
来年に期待しましょう
最後のダッシュ、 をおいしく飲むためにの演出では
hirokさん こんばんは
この春は奥多摩で登っていなかった尾根をいくつか使って赤線を延ばしましたが、
今回の天祖山の尾根はピカイチでした
展望系ではないですが、静かないい尾根なので機会があったらぜひ。
やっぱりツツジ系のハズレ年だったのですね
また来年に期待ですね
こんばんは。
あそこって、なに尾根っていうんでしょうね?
ぼくは勝手に天祖尾根って名前つけてますけど、
エアリアには記載されていないし、山名の成り立ちからしても、
たぶん違いますよね。
昨秋に下りで使ったんですが、
疲れている状態で最終盤の痩せた下りなので、
登りのほうが精神的に楽かもしれません)
芋ノ木ドッケからの下り、間違える人はたまにいますよ。
急に切れた下りになるんで、二軒小屋尾根に引っ張られやすいみたいです。
それにしても、相変わらずのロングハイク、素晴らしいですね。
長沢のシャクナゲ、ぼくも見に行きたくなりました。
お疲れ様でした!
motchさん こんばんは
私も尾根の名前があったら文章を書きやすいのになぁと思っていました。
あれだけの立派な尾根なので、固有名詞があって良さそうですよね
昨秋のmotchさんのレコを拝見していたので身構えるところがあったのですが、
おっしゃるように登りに向いたルートだと思います。
長沢背稜からだと天祖山への登りかえしもキツそうで、
「ここを帰路に使うのはヤメよう」と歩きながら心に決めました
シャクナゲは今年はもう終わりになりますが、
長沢背稜はmotchさんもお気に入りのエリアだったと思いますので
来年は開花にあわせて 訪れてみてください
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