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記録ID: 645339
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ハイキング
四国剣山

消えゆく剣山古道(5)つづろ堂から夫婦池、帰りは桑平道

2015年05月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:41
距離
13.0km
登り
1,312m
下り
1,083m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:13
休憩
0:29
合計
5:42
7:46
24
スタート地点
8:10
8:10
110
つづろ堂登山口
10:00
10:10
31
崩壊箇所
10:41
11:00
110
12:50
12:50
38
第2ヘアピン
13:28
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR徳島本線貞光駅から国道438号を剣山方面へ25km、約50分でつづろ堂。ここは路線バスの終点。
また徳島道美馬インターからは貞光駅まで車で15分程度。
酷道438号は最近整備が進みつづろ堂まではほとんどが対向車線です。
つづろ登山口は路線バスの回転場になっているので駐車は1から2台程度でしょう。
なお桑平登山口は標識がありません。
危険なので行政が撤去したのかも?
トイレは登山口にはありませんが、夫婦池にあります。
コース状況/
危険箇所等
以前は漆野瀬にあるうどん屋の前が回転場になっており、路線バスはここまでだったらしいです。
そのときは正面にある赤い橋がつづろ道の起点だったと聞きました。
つづろ道、桑平道ともに現在は通行禁止になっています。
特につづろ道の渡渉箇所は崩壊がひどく、足場を作りながらの1歩、1歩慎重に歩行します。
踏み跡は薄いですが目印、標識は少しですがあります。
また、目印、標識が全くないところもあります。
桑平道は目印はありません。夫婦池から25分ほどのところがバカ尾根になり、登山道が流水で不明です。
ここで右方向の尾根筋を標高にして100mほど降下し、はずしました。
2カ所ほど崩壊していますが何とか通行できます。
NTTの電柱を目当てに通行してください。
終点付近は林道に分断され登山道は不明でした。
結果としてこの古道はおすすめできません。
通行が少なく荒れ放題です。
どちらかといえば桑平道をですが、3.5kmで800mほどを消化する厳しい登山道です。
なお、つづろ道、桑平道とも展望は全くありません。
通行は自己責任で。
その他周辺情報 徳島新聞の
http://www.topics.or.jp/special/122545459958/2007/11/119612897829.html
このページを参考にしました。
宿泊施設は見の越の
http://www.turugisan.com/turugisan.html?size2=b
入浴は一宇古見の岩戸温泉
http://ww81.tiki.ne.jp/~iwado/
剣山木綿麻温泉
http://www.town.tokushima-tsurugi.lg.jp/yuumaspa.html
食事は絶品ラーメンの”中華そば くにおか”
http://tabelog.com/tokushima/A3603/A360302/36000633/
つづろ堂。
約50年ほど前はここでバスを降り徒歩でつづろ道を上りました。
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つづろ堂。
約50年ほど前はここでバスを降り徒歩でつづろ道を上りました。
つづろ堂の丁石
40丁(約4.4km)どこまででしょう。
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つづろ堂の丁石
40丁(約4.4km)どこまででしょう。
ここからいきますが進入禁止です。
危ないらしいです。自己責任でどうぞ。
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ここからいきますが進入禁止です。
危ないらしいです。自己責任でどうぞ。
シラン。
しろつめぐさ。
標識はあります。
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標識はあります。
これが最後の民家です。
つづろ道の情報をいただきました。
荒れているとのこと。
桑平道のほうが状態はいいらしいです。
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これが最後の民家です。
つづろ道の情報をいただきました。
荒れているとのこと。
桑平道のほうが状態はいいらしいです。
このあたりはウツギが満開です。
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このあたりはウツギが満開です。
シカよけ柵の横の急登をいきます。
シカよけ柵の横の急登をいきます。
対岸は林道があります。
法正集落へいけるのでしょうか。
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対岸は林道があります。
法正集落へいけるのでしょうか。
49丁ですか?
約5.4km
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49丁ですか?
約5.4km
対岸は漆野瀬集落。
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対岸は漆野瀬集落。
登山口より急登です。
登山口より急登です。
この辺は標識はあります。
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この辺は標識はあります。
薄い踏分で急登が続きます。
薄い踏分で急登が続きます。
フタリシズカでしょうか?
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フタリシズカでしょうか?
やっと自然林に出会います。
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やっと自然林に出会います。
突然林道に飛び出します。
(林道赤帽子線)川又からの林道らしいです。
ここでつづろ道が分断され道を失います。
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突然林道に飛び出します。
(林道赤帽子線)川又からの林道らしいです。
ここでつづろ道が分断され道を失います。
よく探すと杉林の中に丁石が。
約5.1km
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よく探すと杉林の中に丁石が。
約5.1km
どんどんいきます。
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どんどんいきます。
目印もあります。
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目印もあります。
あと38丁
約4.2km
苔むす道です。
崩壊。でも目印はあります。
対岸にもあります。
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崩壊。でも目印はあります。
対岸にもあります。
傾斜のきつい自然林のなかの薄い踏み跡。
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傾斜のきつい自然林のなかの薄い踏み跡。
これぐらいだったらわかります。薄い踏み跡。
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これぐらいだったらわかります。薄い踏み跡。
渡渉します。
苔むす登山道。
黒松谷源流付近です。
崩壊しています。足の送り場所を掘るスコップが必要です。
こんなところが3カ所ほどありました。
恐ろしい。
写真では傾斜があまりわかりませんが立っておれないくらいの傾斜です。
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黒松谷源流付近です。
崩壊しています。足の送り場所を掘るスコップが必要です。
こんなところが3カ所ほどありました。
恐ろしい。
写真では傾斜があまりわかりませんが立っておれないくらいの傾斜です。
右の岩に木製の橋があったはずなのですが崩壊しています。
ここらから難しい道が続きます。
道の左右とも絶壁です。
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右の岩に木製の橋があったはずなのですが崩壊しています。
ここらから難しい道が続きます。
道の左右とも絶壁です。
目印はありますが。道が???
写真の右が高さ50〜60mほど崩壊していて落石があるかもしれません。(ヘルメットも必要)
左側は絶壁で黒松谷の深い谷です。
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目印はありますが。道が???
写真の右が高さ50〜60mほど崩壊していて落石があるかもしれません。(ヘルメットも必要)
左側は絶壁で黒松谷の深い谷です。
やっと通過し、もうすぐ夫婦池です。
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やっと通過し、もうすぐ夫婦池です。
自然林の中をどんどんいきます。
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自然林の中をどんどんいきます。
みずならの純林です。
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みずならの純林です。
がんばれもう少し。
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がんばれもう少し。
樹間から矢筈山
樹間から黒笠山
ようやく夫婦池ですが、やはり立入禁止の看板が。
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ようやく夫婦池ですが、やはり立入禁止の看板が。
丸笹山への登山口。
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丸笹山への登山口。
ラフォーレ剣山。
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ラフォーレ剣山。
夫婦池。
夫婦池の遊歩道からラフォーレ剣山。
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夫婦池の遊歩道からラフォーレ剣山。
国道438号方面。
正面に丸笹山が見えます。
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正面に丸笹山が見えます。
奥の笹原の頂上が丸笹山です。
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奥の笹原の頂上が丸笹山です。
左 桑平道 右つづろ道
両方とも立ち入り禁止です。
あと25分ほど降下したところで右に外してしまいます。
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左 桑平道 右つづろ道
両方とも立ち入り禁止です。
あと25分ほど降下したところで右に外してしまいます。
これは外したあと古道に戻りました。
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これは外したあと古道に戻りました。
どんどん下ります。
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どんどん下ります。
倒木多し。
NTTの電柱を頼りに降ります。
厳しい下りが続きます。
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倒木多し。
NTTの電柱を頼りに降ります。
厳しい下りが続きます。
苔むした古道の石積み。
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苔むした古道の石積み。
ここへ降りてきました。
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ここへ降りてきました。
こんなところに出ました。
右に古道があるはずなのですが林道で分断され取り付きがわかりません。
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こんなところに出ました。
右に古道があるはずなのですが林道で分断され取り付きがわかりません。
国道438号の第2ヘアピンへでます。
ここで標高800m。
ここから道なき道をどんどん下ります。
アスファルトの道は膝にこたえます。
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国道438号の第2ヘアピンへでます。
ここで標高800m。
ここから道なき道をどんどん下ります。
アスファルトの道は膝にこたえます。
こんなところに降りてきました。
1kmほど国道438号歩きます。
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こんなところに降りてきました。
1kmほど国道438号歩きます。
中央向こう側が八面山でしょうか?
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中央向こう側が八面山でしょうか?
ここに降りてくるのが古道です。
少し前まではあったはずなのですが、標識は撤去されています。
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ここに降りてくるのが古道です。
少し前まではあったはずなのですが、標識は撤去されています。
天延記念物”つづろのヒノキ”。
さすがです。巨樹の里”一宇”
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天延記念物”つづろのヒノキ”。
さすがです。巨樹の里”一宇”
つづろ堂内部。

装備

個人装備
スコップ ヘルメット ザイル 安全帯 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ
備考 ヘルメット、スコップ、ザイルを持って行けばよかった。

感想

登山道は全体に崩壊が進み、踏み跡も薄くなっている。あと何10年かすると登山道全体が消滅するかもしれません。
整備するべきか?利用者が極端に少ないためこのまま放置するのか?
歴史ある古道だけに判断に苦しみます。

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