記録ID: 6493755
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ハイキング
丹沢
大野山〜日影山〜タケ山
2024年02月24日(土) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 07:32
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,759m
- 下り
- 1,669m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:32
15:15
ゴール地点
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:富士急モビリティバス 寄15:35発新松田行き 田代向バス停から15:40に乗車(土日ダイヤ) 寄線は18時台まで1時間に一本あります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大野山林道終点〜秦野峠間は破線ルートです。藪あり、不明瞭箇所、危険箇所複数あり。里山低山ですが最低限の留意は必要です。 ・丹沢湖秦野峠分岐点から東は道標無し、急登あり、藪あり。雪が掛かっていると歩きづらい箇所あります。 ・日影山からブッツェ峠間急下降あり。 ・基本、尾根上の鹿柵沿いに歩けばルーファイの必要はありませんが、鹿柵にハマる箇所あります。 ・秦野峠への降下地点、北面崩落箇所複数あり。普段なら問題ない道ですが、谷側に切れ落ちているため、雪が溶けかけのときに足を滑らせると止まらず落ちる可能性あり、かなり危険です。 ダルマ沢ノ頭南面は道標少なく地図掲載ありませんが、きれいに手の入った植林地を降下できます。私有地っぽいですが「虫沢古道を守る会」の案内が丁寧に為されているのでありがたく利用しました。 |
その他周辺情報 | 寄ロウバイ祭りは2月前半で終了しましたが、松田の桜まつり期間中なので新松田は大混雑でした。 寄について、よく「神奈川の地名クーイズ!」みたいなので「寄 なんて読む?」とかってのを見ますけど、これ実は結構難問で、現時点でも地図、現地表記ともに「やどりき」「やどりぎ」「やどろき」「やどろぎ」が混在してるし「やどろぎ」派がわりと根強い気がします。 (松田町の正式呼称は「やどりき」) |
写真
ここが登山道入口なのですが、雪で踏み跡もなかったのでなぜか入口をスルーして林道を直進してしまいました(この日は先行の方が道を間違えたと思わしき踏み跡をことごとく辿ってしまいました、反省)。
ブッツェ平はずっと鹿柵を辿ったり、超えたり、潜ったりです。ただし、大半の箇所は柵が壊れて「鹿柵とは?」みたいになっているところを通過します。いざ脚立を登ろうとしてみると脚立が折れてたりします。
丹沢湖分岐からどこが道やら踏み跡薄い丘を50分ほど歩いて日影山(ブッツェ平)に到着しました。眺望無くシブい場所です。ちなみにブッツェとは「武士」のことで、かつて戦を落ち延びてきた武士がたどり着いたことから名付けられたとかなんとか。
急降下です。ズルズルです。アイゼン無しのローカット靴でここまでサクサクペースよく来たのですが、ここはCT以上掛かりました。結果的には下りだけでも横着せずにチェンスパ履いたほうが速かったです。
秦野峠への降下地点は……危ない!これはけっこう危ないです。
北面は崩落、ルートは崖に向かって傾斜しています。ベチャ雪でズルズルなので、足を滑らせたら落ちるまで止まらないかも。気を付けましょう。
北面は崩落、ルートは崖に向かって傾斜しています。ベチャ雪でズルズルなので、足を滑らせたら落ちるまで止まらないかも。気を付けましょう。
一度林道に降りて下山路に向かいます。時間もあるし行ったことのない道を通りたかったので林道でシタンゴ方面へは向かわず一回ダルマ沢の頭に登り返します。
ここで今日始めて他のハイカーさんに遭遇。挨拶すると道迷いされている模様で、色々聞き取った上で手短にできる限り案内をしました。1年に1回くらいはこういうことがあるのですが、まるで道迷いの仮想例題のような「どうしてそうなった??」事案でありまして、この件について書くとそれだけで軽く数千文字は書けてしまいそうなのでどこか別の所になにか書くかもしれません。
ここで今日始めて他のハイカーさんに遭遇。挨拶すると道迷いされている模様で、色々聞き取った上で手短にできる限り案内をしました。1年に1回くらいはこういうことがあるのですが、まるで道迷いの仮想例題のような「どうしてそうなった??」事案でありまして、この件について書くとそれだけで軽く数千文字は書けてしまいそうなのでどこか別の所になにか書くかもしれません。
実によく手の入った植林地で、むしろ正規の登山道より下りやすいです。「入っちゃいけなかったかな?」とも思ったのですが、下まで行ったら「虫沢古道を守る会」のきれいな道標が経っていたので、ありがたく紹介させていただきます。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
チェーンスパイク
スパッツ
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---|
感想
丹沢で歩いたことが無いルートを繋いでこようということで、前衛の日陰山(ブッツェ平)の尾根を歩いてきました。以前から気にはなっていたのですが、藪の濃いシブい道だと聞いていたのでずっと後回しにしていたルートです。
寒い日に行くのに良いかと思い前日に行き先に決めた次第なのですが、前日雪が降ったということで、「しまった、またしてももっと行くべき場所があったのでは?」と心配したりしたのですが、800m程度の地点でもそこそこ雪景色が見られて雪装備が必要なほどでもなく、快適に歩けてちょうど良かったです。
予想通りシブい山ではあったのものの、藪あり急登ありアスレチック要素もあり、雪のある寒い朝と雪解け水が降り注ぐ午後の温かさもあり、初訪問の眺望の良い里山エリアもあり、考えさせられる出来事もあり、何気にボリューム満点でとても楽しめた一日でした。ちなみに結構ハードで予想より体力も使いましたが、雪解けのコンディションではない普通の日であればそこまで変わったところはないルートだと思います。
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コメント
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虫沢古道を守る会の登山道整備力はすごかったですよね。
本当ですね!逆ルートで回られていたのですね。タケ山は景色が良かったですねー。
主脈の時と同じく帰りに用事があったので無しになったのですが、私も帰りに大西に寄りたいなあと思っていたのでもし立ち寄ったらラーメン屋さんでお会いしていたかもしれません。またばったりお会いしそうですね。
40人グループ!私がダルマ沢の尾根に上がったときはもう誰もいない時間でした。そこまでがマイナールートだったので、結局途中で会ったハイカーが道迷いされていた方お一人だけという一日になりました。
修正前の私のコメントは「ダルマ沢ノ頭から高松山の間で40人グループを追い越した」だったのですが、よく考えるとつっしーさんの経路にはない部分だったので、つっしーさんと40人グループがすれ違っているはずがなく、コメントを修正したところでした。
ラーメン大西でお会いできなかったのは残念です。ところでラーメン大西は今回発見がありました。普通の「ラーメン」と、たとえばチャーシューメンなどのトッピング付きラーメンでは、丼の大きさが違って、麺の量も倍くらい違うようです。無印のラーメンを頼むと、むしろ適度な量だと思います!
虫沢の道、良いですよね。山と高原地図でもまだ破線になっている箇所が多い地域ローカルだと思うのですが、手入れできない里山が多い中であれだけ手を掛けられるのはさすがまだ人の入る地区なんだなという感じがします。まだ新しく通る人が少ないせいもあるかとは思いますが、ただ整備しているだけではなくて山歩きをよくわかっている人がいらっしゃるんですよね、足に優しい程よい整備状況です。
ラーメン大西、そんなことがあるんですね!!それは気付きですね。。
そう言えば、初めて行ったときにただのラーメンを大盛で頼んだのですが、永福町大勝軒みたいな大盛だなあと思いつつもペロッと食べれてしまった気がします。チャーシューはおつまみ別盛も大盛ですもんね。
ほんとは秦野峠まで行こうと考えてましたが、あの雪の量と破線ルートに不安があり、舗装路を秦野峠までスタコラ行ってしまいました😅
秦野峠まで行かれたのはすごいのひと言です‼️
コメントありがとうございます!ただでさえ人気のない道を歩いているのに、こうして先行された方とやり取りができるのは良いですね!!
私も踏み跡薄い取り付きに気付かず、何の疑いも無く林道をそのまま行ってしまいました。尾根に戻ろうと路肩を登ろうとした場所にも先行された踏み跡がありました(笑)
ちなみに、ブッツェ峠から先に向かった後もまた別の方の踏み跡を辿って鹿柵に引っ掛かったりを繰り返しました……
秦野峠までの尾根ですが、あの日は林道を巻いて正解だったように思います!まあなんてことないだろうと分け入ったら、崩落地に向かって雪で足元ズルズルのまあまあの危険地帯になっていました。平常時であれば何ということはない道だとは思いますが、うっかり山ナメをしてしまい反省です〜
ほんとただでさえあまり人気のないルートに
あの雪の中を通られた方とやり取りできるのは嬉しい限りです!
まさかの路肩取り付きまで同じ箇所とは面白すぎます笑
秦野峠までの道は写真でもかなり危険に見えるので、相当な状況だったと容易に想像できますね。
いや、ほんと無事で何よりです!
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