長尾根〜久那みちハイキング札所巡り

2015年06月05日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.7km
• 登り: 560m
• 下り: 497m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:10

8:05 旧秩父橋
12:50 13:30 札所25番 岩谷山 久昌寺
15:15 浦山口駅

ルートは手書きです。
コースは一部を除き整備されています。
雨上がり直後は滑りやすいところもあります。

天候

午前10時頃まで晴れ
その後曇り
午後3時頃から小雨降り出す
風は風速2mぐらい

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

08:05 秩父橋着
15:15 浦山口駅着
15:48 浦山口駅発
16:38 西武秩父発　帰宅につく

コース状況／危険箇所等

車道と里山のミックス歩き。
指導標が整備されていて道迷いはありません。
ただ、長尾根みち、久那みちは歩く人が少ないらしく蜘蛛の巣掃除の歩きとなりました。

その他周辺情報

トイレ、自販機は各所にあります。

写真

ブコーさん号が停まっていました。

おはようございます。
ここからスタートです。
晴れて湿度が低く涼しいです。

地滑りのため通行止めです。トホホ。

クリンソウが1株だけ咲いていました。

着きました。
花の階段を降ります。

秩父34観音霊場
第二十番札所
法王山岩之上堂

ご本尊
聖観世音菩薩
御影

宮側のいわれです。

花の咲いている道を歩いていくと

秩父34観音霊場
第二十一番札所
要光山観音寺

ご本尊
聖観世音菩薩
御影

宮側のいわれです。

火災で廃寺となり、その後復興した観音寺は、火難に対して霊験があるといわれます。

明治古道にて次を目指します。

路傍には、可愛らしい花が咲いています。

名前は分かりません。

石垣に満開です。

花の道を行くと

札所二十二番の山門・童子仁王門に着きました。

童顔の「阿」像

こちらは「吽」像
どちらも太鼓腹で親しみを感じます（笑）。

秩父34観音霊場
第二十二番札所
華台山童子堂
西陽山永福寺

ご本尊
聖観世音菩薩
御影

観音堂

二十二番から戻り、長尾根みちに入ります。

入り口は、鬱蒼としていて蜘蛛の巣を払いながら進みます。

竹が倒れているところもあり少し荒れてます。

眺望のいいところに出ました。
武甲山と秩父市街地。
右隅に浦山ダムが見えます。

メープルの森
カエデを植林してました。
そう言えば、妙法ケ岳に行く途中でもシロップ採集していました。
メープルシロップは美味しい。

気持ちいい作業道を行くと

十三権者の石仏へ来ました。
なぜか十四体あります。
「松風の
音は菩薩の
音楽（ねらく）かな」

秩父34観音霊場
第二十三番札所
松風山音楽寺

ご本尊
聖観世音菩薩
御影
ご本尊は慈覚大師・円仁が安置したとされます。

天然記念物
御影松

分かり易い案内板。

パーキングを横切り古道へ降ります。

弁財天の石碑

少し荒れた坂を下り、沢を渡って少し登ると

念仏坂です。
坂を登り切ると

ポニーがいました。

休耕地を利用してソーラー発電です。
いいエコです。

地面にマリモ！？

ホタルブクロ
夏の始まりです。

こんなところを降ります。

濃い紫の花を見ながら坂道を登ると

秩父34観音霊場
第二十四番札所
光智山法泉寺

ご本尊
聖観世音菩薩
御影

明治以前は、法泉寺と白山神社が神仏習合していたとのことです。
いまは、白山神社が裏手の山の方に移され荒れているので修復したいが、寄付が集まらないと残念がっていました。
修験僧の泰澄大師と所縁が深いそうです。

トンネルを抜けると、そこは

酒づくりの森だった。

途中の四阿屋で一服。

巡礼坂のいわれです。

久那みちは、階段をくだります。

マムシがいそうなみちを歩いて行きます。

めずらしい
白いホタルブクロが咲いていました。

御手判寺の山門

秩父34観音霊場
第二十五番札所
岩谷山久昌寺
観音堂

ご本尊
聖観世音菩薩
御影

久昌寺
閻魔大王に遇い石で出来た御手判（通行手形）をいただき閻魔庁も無難に通れることにちなんで別名・御手判寺とよばれているようです。
久昌寺で40分ほど昼食休憩を摂りました。

ポンポンの花

チチ鉄の赤鉄橋

武甲山の湧水
不動の名水
わたしもゴクッといただきました。
うまいッ！
うま過ぎるッ！

着きました。

石灰崖下に建立

秩父34観音霊場
第二十八番札所
石龍山橋立堂

ご本尊
馬頭観世音菩薩
御影
馬は濁った水をも飲むという。

宮側のいわれです。

橋立堂では、そば屋が休みだったので定番のソフトクリームを美味しくいただきました。

左甚五郎作といわれます。

とうちゃこです。
お疲れさまでしたぁ。

泣ぁくうなぁコバトンよ〜♪
ナツメロかよッ！（笑）。
巡礼コバトンをゲットしました。

（おまけ）
5月21日柿田川へ行った時。
ひだり下は湧水の場所。
川全体が天然記念物です。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン ガラパン 替え下着 靴下 ウール手袋 雨具 靴 ザック（コロンビア28L） 昼ご飯 行動食 非常食（缶詰パン 缶入り乾パン α米など72時間耐久分） カップ付きエスビット 同用燃料 飲料 レジャーシート 100均銀マット 地図（地形図） コンパス ヘッ電 同予備電池 ガイド地図（ブック） 保険証 携帯 時計 タオル2本 ハンカチ ティシュ Ｗストック カメラ カメラ用予備電池 エマージェンシー・シュラフ

感想

amuri

食事会が入ったり、沼津旅行などで約1ヶ月ぶりの里山・札所ハイキングとなりました。
天気予報では、午前中が晴れで午後4時頃から小雨模様とのことでした。
ハイキングを兼ねた札所巡りの4回目は、秩父橋から秩父鉄道・三峰口まで（20番〜30番札所）を予定しましたが、午後3時頃から雨が降り出してきたので浦山口で途中打ち止めとなりました。雨具は準備してありますが無理してムレムレ歩きをしたくないので転進しました。
雨さえ降らなければ三峰口まで行けたのにッ←単なる強がり、ほんとうは少しヘロヘロ気味になってます（笑）。

この時期の里山は、春と夏の踊り場で花が少ないと思っていましたが、予想に反して多くの花々と出会えました。長尾根みちに入るまでにはクリンソウがひと株だけひっそりと咲いていたことや名前が解らない花々が色鮮やかに咲いていたことなどが驚きでした。
長尾根みちでは、花こそ少ないものの武甲山、秩父市街地から浦山ダムまでの素晴らしい眺望に恵まれました。
念仏坂を登り切ると、清々しい風の中でポニーがのんびりとしており、休耕地がソーラー発電として活用されていました。それから、マリモのような地面に生えた木（？）や久那みちでは白いホタルブクロも見ることができました。
また、納経所の人達ともお話しが出来て、いろいろなことを教えていただきました。感謝です。
不動名水をゴクリッといただいて疲れもちょっぴり消え、橋立堂では定番のソフトクリームを味わいました。

いいよねッ！ハイキング。

今回は、巡礼コバトンと西武秩父仲店の物産店でやみ付きになった石川屋「しゃくし菜漬け」をゲット。
この杓子菜漬けは、多くもなく少なくもなく、ちょうどいいサイズで400円、おまけに美味しいので言うこと無しです。
くどいようですが、杓子菜漬けは水洗いしてはいけません、そのまま絞って美味しくいただきましょう（笑）。
以上っす。