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Yamareco

記録ID: 657032
全員に公開
ハイキング
奥秩父

奥秩父の岩峰・二子山(坂本バス停より・岩場初級者)

2015年06月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:40
距離
8.3km
登り
1,023m
下り
1,014m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:31
休憩
1:09
合計
3:40
8:13
39
8:52
9:06
19
9:25
9:28
20
9:48
9:54
15
10:09
10:35
11
10:46
11:00
3
11:03
11:06
43
11:49
11:52
1
11:53
ゴール地点
妙に休憩時間が長いが、おそらく垂直的な移動が多いためで、実際にはあまり休んでいない。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
西武秩父駅から西武観光バスに乗り小鹿野役場下車、坂本行きに乗り換え。
土日は、往路は西武秩父7:00→坂本8:10もしくは同9:17→10:30、復路は12:40→14:15もしくは16:30→18:09で非常に選択肢が限られる。
コース状況/
危険箇所等
坂本バス停〜登山口〜股峠:沢沿いに上がって行く、やや急な箇所もある登山道。
股峠〜東岳:岩登り。注意して登る必要あり。一部鎖場あり。
股峠〜西岳(一般コース):一般コースと言えども、岩を抱くように移動するところもある。鎖場もあって、注意が必要。
西岳〜魚尾道峠:岩稜歩き。両側が切れ落ちていて注意が必要。峠方向に南に折れる地点を間違えないように。岩場を下りると通常の登山道。
魚尾道峠〜登山口:快適な登山道。
※二子山エリアで岩場を間違って下りたら横移動せずに登り返すこと。そのまま進むと非常に危険。
その他周辺情報 バスは終点で回転するために、バス停ではなく登山道への分岐で下ろしてくれる。
坂本バス停、途中の登山口にトイレあり(どちらも水なし)。乗換えの小鹿野役場にトイレあり(水あり)。
ここでバスを下ろしてくれる。右への分岐が登山道への道。
2015年06月07日 08:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/7 8:13
ここでバスを下ろしてくれる。右への分岐が登山道への道。
しばらく舗装道を歩く。
2015年06月07日 08:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/7 8:13
しばらく舗装道を歩く。
針葉樹林の山道になる。一部倒木などによる迂回コースでアップダウンを強いられる。
2015年06月07日 08:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/7 8:18
針葉樹林の山道になる。一部倒木などによる迂回コースでアップダウンを強いられる。
道路に戻る。ここを右折。
2015年06月07日 08:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/7 8:22
道路に戻る。ここを右折。
民宿の横を通る。
2015年06月07日 08:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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民宿の横を通る。
ここを右折。
2015年06月07日 08:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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ここを右折。
おがくずを使ったバイオトイレ。
2015年06月07日 08:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/7 8:24
おがくずを使ったバイオトイレ。
登山口。巣箱のようなものはカウンター。
2015年06月07日 08:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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登山口。巣箱のようなものはカウンター。
沢沿いに登る。
2015年06月07日 08:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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沢沿いに登る。
股峠に到着。
2015年06月07日 09:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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股峠に到着。
東岳に向かう。
2015年06月07日 09:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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東岳に向かう。
岩に当たるので左に行く。
2015年06月07日 09:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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岩に当たるので左に行く。
岩を登って稜線に出た地点より西岳を望む。
2015年06月07日 09:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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岩を登って稜線に出た地点より西岳を望む。
同じく東岳を望む。
2015年06月07日 09:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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同じく東岳を望む。
稜線を歩く。
2015年06月07日 09:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/7 9:13
稜線を歩く。
途中から見たパノラマ。
2015年06月07日 09:18撮影
6/7 9:18
途中から見たパノラマ。
前方は東岳。
2015年06月07日 09:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/7 9:19
前方は東岳。
東岳山頂。それほど広いスペースなし。
2015年06月07日 09:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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東岳山頂。それほど広いスペースなし。
東岳山頂より西岳を望む。
2015年06月07日 09:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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東岳山頂より西岳を望む。
東岳山頂からのパノラマ。
2015年06月07日 09:24撮影
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東岳山頂からのパノラマ。
股峠に戻って西岳案内図。
2015年06月07日 09:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/7 9:48
股峠に戻って西岳案内図。
西岳に登っていく。
2015年06月07日 09:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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西岳に登っていく。
矢印方向に(この時点で一般コースの模様)
2015年06月07日 09:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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矢印方向に(この時点で一般コースの模様)
落葉樹林。
2015年06月07日 10:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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落葉樹林。
一般コースといえども岩場っぽいところを登る。
2015年06月07日 10:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/7 10:01
一般コースといえども岩場っぽいところを登る。
鎖あり。
2015年06月07日 10:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/7 10:08
鎖あり。
鎖を登る。
2015年06月07日 10:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/7 10:10
鎖を登る。
大きな岩。
2015年06月07日 10:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/7 10:14
大きな岩。
稜線に出て西岳の東峰に。
2015年06月07日 10:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/7 10:15
稜線に出て西岳の東峰に。
西岳東峰からの眺望(南側)。
2015年06月07日 10:17撮影
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西岳東峰からの眺望(南側)。
西岳東峰からの眺望(北側)。
2015年06月07日 10:18撮影
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6/7 10:18
西岳東峰からの眺望(北側)。
なかなかの高度感。
2015年06月07日 10:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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なかなかの高度感。
分岐点。
2015年06月07日 10:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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分岐点。
切り立った斜面。
2015年06月07日 10:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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切り立った斜面。
広いスペースがあるので小休憩&パノラマ撮影。
2015年06月07日 10:25撮影
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6/7 10:25
広いスペースがあるので小休憩&パノラマ撮影。
西岳山頂(中央峰)。
2015年06月07日 10:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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西岳山頂(中央峰)。
岩稜を歩く。
2015年06月07日 10:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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岩稜を歩く。
西峰を望む。
2015年06月07日 10:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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西峰を望む。
岩稜の上というよりも少し下を歩く部分も。
2015年06月07日 10:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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岩稜の上というよりも少し下を歩く部分も。
両脇が切れ落ちた岩稜上を歩く。
2015年06月07日 10:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/7 10:42
両脇が切れ落ちた岩稜上を歩く。
向こうにあるのは削られた叶山。
2015年06月07日 10:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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向こうにあるのは削られた叶山。
鎖場を経由して下に下りたところ。
2015年06月07日 10:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/7 10:57
鎖場を経由して下に下りたところ。
伐採された谷を見ながら右側を歩く。
2015年06月07日 11:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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伐採された谷を見ながら右側を歩く。
ローソク岩分岐。
2015年06月07日 11:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/7 11:03
ローソク岩分岐。
鹿よけ網の横を歩く。
2015年06月07日 11:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/7 11:04
鹿よけ網の横を歩く。
ここから分岐して網の中に一時的に入る(地理院地図だとこの先の小ピークを登ってから分岐になっている)。
2015年06月07日 11:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/7 11:05
ここから分岐して網の中に一時的に入る(地理院地図だとこの先の小ピークを登ってから分岐になっている)。
網から出る。
2015年06月07日 11:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/7 11:07
網から出る。
開けた道を下りていく。
2015年06月07日 11:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/7 11:10
開けた道を下りていく。
二子山を振り返る。
2015年06月07日 11:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/7 11:12
二子山を振り返る。
登山口方向。
2015年06月07日 11:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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登山口方向。
鉄塔。
2015年06月07日 11:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/7 11:15
鉄塔。
林の中を下りていく。
2015年06月07日 11:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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林の中を下りていく。
道路に出る。
2015年06月07日 11:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/7 11:34
道路に出る。
道路を下っていく。
2015年06月07日 11:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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道路を下っていく。
バス停に向かう道。
2015年06月07日 11:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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バス停に向かう道。
バス停到着。
2015年06月07日 11:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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バス停到着。

装備

備考 岩や木をつかんで擦れるのでグローブはあった方がいいかも

感想

近場の大持山・小持山が意外と面白かったので、近場で他にないかと見つけたのが奥秩父の二子山。岩場などほとんど登ったこともないが、とりあえずどんなものか行ってみることに。

アクセスは西武秩父駅からバスを乗り継ぐが、実質的に使えるのは朝晩2本ずつしかない。しかし現地16:30発のバスだと帰宅が遅くなる。岩場がどの程度時間がかかるかわからないが、現地8:10着にすれば、早く終われば12:40発で帰れるのではないかと、自宅を始発で出発。

小鹿野役場で乗り換えた坂本バス停までの乗客は4人。ヘルメット持参の人もいる。バスはバス停ではなくて登山口への道で下ろしてもらえるが、1人はトイレを使うのか両神山に行くのか坂を下りていった。集落脇の道を上がっていくと、じきに沢沿いの暗い針葉樹林の山道を経て道路に出る。民宿脇を歩いて分岐を右に行くと簡易トイレがあり、すぐ先に登山口。ここから股峠まで、やや急な傾斜を登っていく。

ここから右の東岳に向かう。股峠には荷物がデポしてあり、手ぶらで東岳に登っている人もいるようだ。しばらく林の中を登ると岩にぶつかり、ここから左側に横移動しながら徐々に登っていく。ちょうど身体が入る程度の間隔のある3〜4m程度の二つの背の高い岩を見上げる場所に着く。ここを登るのかと、岩をつかんでバランスをとりながらなんとか体を引き上げた(※想像していたよりもレベルが高いと思ったが、実は一つ目のミス)。

上に上がると、後はそれほど急なところはなく、稜線を歩いて東岳に至ることになる。稜線上も含めて眺望は素晴らしい。東岳山頂はあまり広いスペースはない。

復路は、行きで登った大きな岩を下りられるのか、ということもあり、読んできたガイドブックに北側から梯子で登るルートがあるようなことが書いてあったので、右側に降りられるルートがないか探しながら戻る。ちょうど人が下りた跡のようなものを見つけたので下りてみると、これが大きな判断ミス。数m下りたが、そこから下は絶壁であり、横に移動しようにも足元は数cmしかなく、つかむ手がかりもほとんどない。行った先も岩が突き出ていてその先は進めない。かといって登り返すのも、地面が泥っぽくなっていて難しい。これは駄目かと進退窮まったが、とりあえずなんとか外側に向いていた体を斜面に向けて、少ない手がかりをつかんで平行移動して、突き出ている岩の手前を登ってもとの道に戻ることができた。GPSの軌跡が微妙に暴れているのは、このせい(※二つ目のミス)。

ここはクリアしても、股峠への帰り道で、あの高い岩を降りるのかと思いきや、その先に、安全に上り下りできるように、鎖や足場のフックが設置してある場所があった。二つのミスで無理に難しくしてしまったが、東岳の往復は、注意は必要であるものの、きちんと岩をつかんで足場を確保して登ることができれば問題ない。

股峠からは上級コースを見てみようかと思っていたが、よくわからず一般コースに行ってしまった。とはいえ、一般コースといえども、鎖場もあり、足場があまりない中で岩を抱えて向こうに行くようなところもあり、注意が必要なことには変わりない。東岳よりも若干楽な程度であり、ふらっと行くところではない。

上まで登ると、左右に行くことができ、左側には岩山がある。登るのは難しくなく、登ると360度の大パノラマを見ることができる。ここが西岳の東峰になる。岩山を下りて西に歩くと、休憩に適した見晴らしのよい広い場所に出る。

あとは、稜線上を西に行ってちょっと登ると中央峰に着く。ここからの下りは稜線上を歩いて行くことになる。景色はよいが、両側が切れ落ちているので、かなりの高度感。注意して下りていく必要がある。削られた叶山を進行方向に見ながら下りていくと、またしてもどうにも進めないところに出る。登り返すと、ここから南側に折れて下りればよいことがわかり、最後に鎖場を経て岩場を脱出することができる。

伐採された谷を横目に見ながら谷の右側を下りていく。ローソク岩分岐を経て、国土地理院の地図だと小ピークの向こうに坂本への分岐があるが、実際は分岐は手前にあり、鹿よけの網の中に入る形になる。あとは左側の眺望を時折見ながら、淡々と下りていくと道路に出て、往路の道に合流する。

結局バス停着は1時間近く前の11:50であり、十分に余裕がある行程だった。朝乗っていた人は誰もいなかったが。

注意は必要だが岩場初級者でも問題はなく、スリルと高度感、眺望を楽しめる山だった。変なところを下りないこと、間違って下りたとわかったら、無理に進まずに必ず登り返すことは、よく言われていることではあるが身をもって理解した。なお、勝手がつかめなかったため、登っている最中の写真があまり撮れなかったのは残念。

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