大普賢岳 和佐又ヒュッテから周回
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- GPS
- 07:53
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,462m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 7:52
658 和佐又のコル
749-54 日本岳のコル
855-912 大普賢岳
1047-1114 七曜岳
1237 無双洞
1416 和佐又のコル
1431 和佐又ヒュッテ
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
備考 | 出500 着618 水分消費1000ml ケストレル38 シエルパ |
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感想
「和佐又ヒュッテ」から「大普賢岳」への周回ルートは
3年前に初めて歩いて以来の今回はチャレンジだ。
その3年前に歩いた時の印象は、「鎖場と梯子が怖かった。」
それと「長丁場で体力的にもきつかった。」だった。
果たして3年ぶりの私は歩き終えてどんな感想を持つだろうか?
歩き始めは「和佐又ヒュッテ」から。
以前も同じ印象だがここは風が吹きぬける場所らしくて体感温度が寒く感じる。
もう夏だというのに、歩き始めは薄手のフリースを着てのスタートとなる。
とりあえずは少し舗装道を歩く。
そのうちに雰囲気のいいブナ林のルートになって来た。
やがて体も暖まってきて、薄手のフリースは脱いで、
半袖のシャツのいつもの夏スタイルとなった。
そのうちに大きな岩が見えたり
鉄製の梯子を登ったりして「日本岳のコル」に着いた。
ここもまた、風が吹き抜ける場所で半端なく、寒く感じる。
じっと立っていると手がかじかんでくるほどだ。
そこから、さらに梯子を登り、やがて「石の鼻」に着いた。
ここからは手前に「日本岳」そして、その奥は「和佐又山」が見えた。
下から単独男性がやって来て違う方に行かれようとしたので、
そこから声を掛けてそして、少し話をする。
三重県から来られた男性で今回は私と同じ周回ルートで初めて歩くとのこと。
そのあと、この男性とは「大普賢岳」と「七曜岳」の山頂でも再会した。
それから、またもや梯子を登り、「大普賢岳」の山頂に到着した。
が、残念ながらガスに囲まれて展望はなかった。
「まあ、時間帯によっては晴れ間も少しは見えるだろう・・・」と期待して
次は「七曜岳」へと目指す。
以前はここは2時間くらいかかった記憶があるが
今回は幾分かそれよりは早く「七曜岳」の山頂に着いた。
だが、ここも同様にガスに囲まれていて展望はなし。
とりあえず、昼食を食べながらのんびりと晴れ間が来るのを待っていた。
やがて、完全とは言えないが晴れ間が出て、
「大普賢3兄弟」それに「稲村ケ岳」「山上ケ岳」が見えた。
昼食後、ここからの木の根っこゾーンの激下りがハードなのは前回で学習済み。
雨上がり直後の登山道のむき出しの木の根の上に足をのせれば、
まるで油の上を歩いているかのように滑るので慎重に足を運ぶ。
「滑りそうだな・・・」と思った次の瞬間、
私の体は音もなく静かにストンと2メートルほど落ちた。
落ちる瞬間はスローモーションのようにゆっくりと時間が流れた。
幸いなことに大きな木の枝が目の前にあったので、
それに両手でしがみついたら寝そべった状態で怪我することもなく
服装すら汚れることなく何事もなかったように無事だった。
振り返れば、落ちた場所から2メートルくらい上に私のストックが1本転がっていた。
そして、もう片方は私の身代わりになったのだろうか?見事に折れて曲がっていた。
今回の体験は今後の自分のために戒めにしないといけないと思った。
にもかかわらず、それから3分後にわけもなく次は何かにつまづいて転倒した。
怪我はなかったが服だけは汚れた。そして、訳もなく一人で笑いが出てきた。
どうやら、無事だったがさっきの滑り落ちたことで動揺しているように感じた。
それからは、「ゆっくりと慎重に」を心がけて歩みを進めた。
やがて見慣れた「和佐又のコル」まで来た時はほっとした。
ここで、初老の単独男性と出会って少し立ち話をする。
その後は一緒に山談義をしながら下山した。
それで、下山後の感想としては以前のように
「鎖場」や「梯子」には恐怖感を感じなかったが、
やはり、体力的にはぐったりとなってしまった。
それに木の根は私にとっては鬼門なので今後はくれぐれも注意しようと思った。
大普賢岳から七曜岳周回は素晴らしいコースですね。
鋼製階段の登りもきついし、七曜岳からの下りは木の根っこが網の目状で
ここは緊張します。
お怪我が無くて本当に良かったですね。
七曜岳はクサリ場もあって、相当な体力が要りますね。
大峰奥駈道の山行、お疲れさまでした
s_fujiwaraさん
この周回ルートは体力勝負ですね。
初めての時は鎖や梯子が怖いと思ったのですが
今回は随分となれたのか?まったくそれは大丈夫でした。
イメージ的には大普賢山頂で全ルートの半分くらいに思えますが
それは間違いで、大普賢山頂で3分の1、無双洞で3分の2くらいですね。
それにしても、木の根は危険ですよ。私の失敗をいい教訓にしてくだったら幸いです。
これからも、お互いに怪我なしで山を楽しみましょう。
おはようございます〜
自身最近ご無沙汰してる大峰なんで、なんか新鮮です。
霧に包まれたブナ林の写真は、さすが大峰らしい空気が漂った良いショットですね。
七曜岳からの景色は、晴れてたら抜群の眺めで大好きです。
また今度、晴れた日に楽しんでくださいね。
和佐叉の舗装道路って、以前なかった様な。私の思い込み?
木の根帯の無双洞への下り・・・
大事に至らなくて良かったですね。
あんな所で歩行困難になったら、それこそ大変!!
途中無双洞へと進む、左へ直角に曲がる所は、
案内板など増えて明確になってましたぁ〜?
popoiさん
大峰が呼んでますよ。来てやってくださいな。
もちろん晴れた日の展望もいいですが、霧に包まれたブナ林は大峰の魅力ですね。
今回はそんなに天気予報はよくなったので、展望はあまり期待せずだったので
それなりの展望だったのでまあ、よかったとしています。
和佐又の舗装道って以前はどうだったんだろう?
無双洞へのルートは特に迷うことなくだったので
標識が各ポイントで設置してあったんじゃないでしょうか・・・
案内板は以前よりも増えた印象でしたし・・・
転落したのは怪我はなくてよかったですが、気を付けていただけにショックです。
やはり、努力しても山では怪我リスクはゼロにはできないので
万一があっても他の登山者に見つけてもらいやすくするとか
下山時間も焦らないようする効果があるので、山では早立ちが大切だと痛感しましたよ。
大普賢周回、お疲れ様でした。
転倒にはびっくりしました。
2mといえども打ちどころが悪いとどうなってたかわからないですから。
ほぼ無傷で不幸中の幸いでしたね。
ポールが折れたのは残念ですね。
そうなると最新のポールのレポートが楽しみです。(≧∇≦)
なんでもないところで転倒するのは私もよくあります。
地面についた手に運悪くカメラを持っていたことも多々。
距離はともかく、総上昇量が大きいですね。
久しぶりの周回はハードでしたか?
キバラーさん
確かこのルートはキバラーさんの大峰の初体験のルートでしたね。
初にしては厳しすぎるルートだったしたでしょうね・・・
ストンと転落したのは自分でもびっくりでした。ホントに怪我なくてよかったです。
ストックは残念でしたが、実は壊したのは初めてではなくて
ストックの一部分だけ購入するよりも今後も壊す可能性もあると思ったので
同じものをもう1セット購入して持っているのです。
ですから、新しいのを買わなくていいのです。
そうですね。転倒はなんでもないところでよく転倒しますよね。
やはり、周回ルートはハードでぐったりでしたが、
変化に富んでいて楽しいルートなので、またチャレンジしたいと思っています。
orisさん こんにちは
根っこでの転落は、無傷で何よりでした。
ストックが救ってくれましたね
私も下りでよく転倒するので人のことは言えませんが、
岩、木の根っこの上に乗って滑ること、枝に引っかかって転倒など、
山行後半の下りは、疲れも相まって注意が必要ですね。
popoiさんが書いておられる通り、ここは舗装されたのは最近でしょう?
私もこの写真違和感がありすぎです。標識もいくつか新調されてるみたいですし。
ここの駐車場は高いですが、その分標識やら道の整備してもらえたら安心ですね。
リサちゃんに会いませんでした?
metsさん
ホントに無傷でよかったです。
metsさんのようなベテランでも転倒されるんですね。
このルートは前半に鎖場や梯子で疲れるので体力的にも
下山の時は足の踏ん張りが効かなくなってきているのも一因かと・・・
ですが、私にとって木の根は鬼門なので以後は気を付けます。
舗装道はそうなんでしょうか?私には以前の記憶がありません。
リサちゃん(犬)は確か昨年のオーナーが変わられたので
もしかしたら、犬も引っ越ししてもういないかもです。
詳しくはわからないですが、当日は見なかったし、鳴き声も聞かなかったですよ。
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