粟畑(障子ヶ岳撤退)

2024年04月21日(日) [日帰り]

• GPS: 09:57
• 距離: 20.7km
• 登り: 1,297m
• 下り: 1,286m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:51
• 休憩: 0:06
• 合計: 9:57

5:55 大井沢温泉
6:38 6:38 南俣沢出合
8:50 8:56 焼峰
9:43 9:43 竜ヶ岳水場
11:13 11:13 粟畑
12:11 12:11 粟畑
13:15 13:15 竜ヶ岳水場
13:53 13:53 焼峰
15:05 15:05 南俣沢出合
15:52 大井沢温泉

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

4/21 5:54

春風に乗って西川の湯ったり館までやって来ました。

4/21 5:58

行ける所までを念頭に障子ヶ岳を目指します。大井沢林道はまだ通行止めで南俣沢出合いまで歩きます。湯ったり館〜南俣沢出合いまで約3kmでした。

4/21 6:15

途中で氾濫した雪解け水が1km近くに渡り林道を覆います。その水量は真夏の馬見ケ崎川を凌ぐ程のものでした。

4/21 6:25

余談ではありますが結構いい値段のインナーグローブがスマホタッチ対応との割に反応が鈍く悩んでました。半年で穴が開きレスポンスが良くなりました。コツは地肌を押し付けてのタッチ＆スワイプです。

4/21 7:24

南俣沢出合い後はトレースは無くスライドもゼロでした。夏道は意識しましたがかなり適当で軌跡ログは毎度のことですが無視でお願いします。

4/21 7:46

残雪期のこのルートは初見ということもあり安全を期して雪が無ければ登山靴

4/21 8:16

あればワカンor12本爪アイゼンで歩行しました。

4/21 8:25

栗畑まで4〜5回それを繰り返し最終的にはそのタイミングが来るたび「んもぅ…」となりました。最短記録はワカン100mでした。

4/21 8:52

反時計回りだと自分の実力では及ばないと思い時計回りを選択しましたがそれでも途中、結構そこそこな場所もありました。

4/21 9:50

稜線に乗り上げました。その途中、障子ヶ岳方向から「ゴゴゴゴ…」「ドーン！！」という雪面崩壊の爆音を何度か耳にしたのが気になりました。

4/21 10:32

登る方角と登れそうなところ、踏み抜かなさそうな所だけを気にして自由きままに登って行きます。

4/21 10:40

気付くと障子ヶ岳がすぐ間近に。障子が岳山頂までの標高差はここから1.0大岡山。大岡山の偉大さが骨身に染みます。

4/21 10:47

雨量観測所がリフト乗り場に見えてしまいました。

4/21 10:49

この辺りから怪しげな亀裂が顕著に見られる様になってきました。

4/21 10:52

左手に小朝日岳、大朝日岳、西朝日岳の絶景を見据えながら暫し登り

4/21 11:14

栗畑の分岐に到着しました。右手の障子ヶ岳を目指します。

4/21 11:15

ダメ元だったけどなんか行けそうな気がする…。　自分にも久々に「野心」というものが生じました。

4/21 11:22

しかしそれも進むにつれて徐々に増えていくクラックの数とその深さに戦意は失われていきます。

4/21 11:28

だめだ、これ以上は自分のただでさえ無い頭のネジをもう1本外さなければ進んでいけない…。

4/21 11:29

あと1本外すと自分の頭がバラバラになるので撤退します。

4/21 11:36

無我夢中で進んでたので往路では気付きませんでしたが帰路で自分としては結構厳しい所を進んでいたのに気付きました。

4/21 12:12

しかしながらこんな所を貸し切りで登れてよかったと満足して下山します。登山なんて自分の思い通りになるわけが無く、何て言ったて自然が相手なのですから。

4/21 12:23

更に余談ではありますが友人に岡山の人がいて「とても」という言葉は岡山弁で「でれぇ」というそうです。

4/21 12:30

それには上位互換があり更に凄いことを「ぼっけぇ」、もっと凄いことを「もんげぇ」と云うそうです。

4/21 14:37

友人から「もんげぇは滅多なことじゃ使わない、わしももんげぇを使ったのは人生で数度じゃ。電車の中で誰かがもんげぇを発すれば乗客は全員皆そっちを向くで」と教わりました。

4/21 15:34

下山しました。今日はもんげぇ疲れました。

撮影機器：

Google Pixel 6a au Google

感想

yamano3

結果論ですが栗畑まではチェンスパ1本でokでした。

コメント

草

勇気ある決断、そして無事に下山。
何よりでしタ♪🙏
クラックは不気味デスよね。。。
😅🙏🙇🏻

yamano3

草さん、ありがとうございます。
クラックの不気味さ、登ってる最中に幾度か聞いた雪面崩落のBGMが一層それを際立たせました。なので撤退は自分にとって息を吸うくらい自然な感じで「回れ右」をすることができました(照)