ヤカンを持って雨の伊吹へ夜間登山
- GPS
- 11:05
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 966m
- 下り
- 1,177m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 4:35
- 合計
- 10:20
天候 | 小雨 後濃霧 後晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
夜間は料金と一緒に車のナンバーを記入して冷蔵庫へ投入で駐車可。 ※GPSログは駐車場から一合目まで記録出来ていません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
以前登った時(7年前)よりはガレていないと思いましたが、むき出しの岩が多く降雨時は要注意です。 防寒・熱中症対策は必須です。夜でしたがヒルが出ます! |
その他周辺情報 | 登山ポスト:三之宮神社横の伊吹山の看板前に有りました。 道の駅「伊吹の里」はすぐ近く。定食などボリュームあり♪ 隣のミルクファーム伊吹のソフトクリームは380円ですっごいボリューム♪おすすめです! 向かいの温泉「若いぶき」はやめといた方が良いです(料金500円で男女共定員4名、先客があった場合お待ち頂く事になります)。 |
写真
感想
S・Mさんに企画して頂いた伊吹山ご来光登山隊!
わんこの朝ご飯をご近所にお願いして参加させて頂きました。
出発数日前まではご来光が拝めるかもしれない天気予報だったので、前日まで一眼レフと三脚を用意していました。
しかし梅雨とトリプル台風には敵わず装備から外す事に・・・
M隊長から「夜間登山なので装備には忘れずヤカンを持ってきて」と言われていたのでヤカン忘れ無いようにし集合場所の大阪駅へ向かう。
「雨でも行くよ!」との事だったらしく登頂隊員が続々と集まりいざ出発!
ほぼ予定通りの時刻にゴンドラ駐車場へ到着。
エクザエルうえ〜ぶでウォーミングアップしていざ出発♪
7年前に登った時はまだゴンドラ健在で、三合目まではゴンドラを利用し登山したので麓からは初チャレンジとなります。
nyosさんから『三合目までかなりしんどいですよ〜!』以前聞いていたとおり、ずるずるの坂道・・・
帰りの下りはこわいなぁ〜と思ながら登るとお地蔵さまが♪
おんかか かびさんまえ そわか〜
おんかか かびさんまえ そわか〜
おんかか かびさんまえ そわか〜
無事な登山をお祈り。
一合目のお茶屋さんではわんこがお出迎え♪
芝犬でしたが八人目のメンバーとして「ハチ」と名付けました。
雨が霧雨に変わり暑いので雨具の上を脱いで歩き出す。
(ゴンドラ駐車場でが〜みんOnにしたのですがなぜか一合目までのログが採れていません。ご了承ください。)
三合目まではほんまにしんどかったなぁ〜
大休止に東屋に向かうと先客あり!
この天候でヤカン登る物好きは我々だけでは無かったとホッとする♪
声をかけさせて頂きお話しを伺う。
岐阜から来られたSさん。
なんと伊吹は初めてでなおかつソロ!!
ヤマレコに写真掲載OKのお許しを頂き写真を撮らせて頂く。
トイレに行ってふと、左手が痛いなぁ〜と見ると人差し指と中指の間にヒルが吸い付いているではありませんか!!
思わず振りちぎり水+食塩水で消毒・・・
A隊員も左親指の付け根を吸われ!
伊吹にヒルは居ないと聞いていたのにとH・M隊員。
「夜なのにヒルやねんねぇ〜♪」と無理やり笑顔を作りSさんに「お気をつけて〜!」とご挨拶し三合目を出発。
三合目を過ぎると草むらのあちらこちらにキラリと光る目がいくつも!!
のら犬?ネコ?それともタヌキ?
わぉ〜ん! にゃ〜ご♪ ぽんぽこりん(^^;)
と叫んでみるがいずれも反応無し・・・不気味で怖い
襲われたらどうしようか・・・不安がつのる
だんだん目の数が増えてくる・・・こわい〜
どんどん道は険しくなってくる・・・しんど〜
桑の実が落ちているが・・・下山時の楽しみに取っておこうと食べるより登り優先を選ぶ。
幸い雨は霧雨のままだが、足元の岩がぬるぬるして滑りやすい。
皆・・・だんだん無口になる。
六号目の避難小屋に到着。
中に入ろうとドアを開けると先客4名あり。
残念、小休止し山頂を目指す。
この辺りで先ほどの光る目の正体がなんと「鹿」である事が判明。
M隊長が持参した強力ライトが鹿の姿をうっすら確認!
まるで某国営放送の動物番組のような映像!!
ヒルも寄る(よる)はずです・・・
(山ヒルにやられたのは今回で二回目。最初は柳生街道で下着が血だらけになるまで吸われてしまい・・・)
そういえば三合目でネットの中でユウスゲを見たなぁ〜
鹿除けネットだったみたいです!ありやぁまぁ〜
なんだかんだで八合目。
ベンチで大休止。
山頂で風が出ると低体温症になる可能性があるので脱いだ雨具を再び着込んで出発。
ガスの中、山頂に予定通りの時刻に到着。
すぐにお堂兼避難小屋へ逃げ込む。
こちらはどなたも居なくて我々のみ。
お賽銭を入れここまでの無事を感謝し手を合わせる。
夜間 ヤカンでお湯を沸かしてコーヒーをすする。
そうこうしているうちにSさんもお堂に到着。
ご来光の時間まで1時間ほどあるので、隊長の談話を聞きながら、銘銘 食事を取るやら脚のマッサ〜ジをするなど時間を過ごす。
隊長のお話 その1
こないだロシアに行ってきた人にジャム貰ってん♪
瓶にぷ〜ちんの台詞入りの写真が貼ってあったんやけどなぁ〜
台詞は・・・
「なめんなよ!」
うそじゃありゃせん!ほんとだで!!
隊長のお話し その2
このガスの中を下るのは怖いし、帰りはバスで帰ろか?
(だれが車まで戻るん?)
脚が痙りそうやし・・・
あっ!
いたたた〜!
ほんまに脚痙った〜!!
うそじゃありゃせん!ほんとだで!!
などなど・・・
ご来光の時間になりこわごわ外へ出ると、霧は晴れず濃くなるばかり。
三角点を霧の中探し、記念撮影。
隊長曰く「晴れていたらこの下に新幹線が見える」らしい・・・
うそじゃありゃせん!ほんとだで!!
もう日の出の時刻。太陽の方角を見ると!
ご来光!!
と思いきやH・M隊員のヘッデンでした♪
立ち話で盛り上がるが寒いのでお堂へ戻り明るくなるのを待つ事に。
隊長が提案したバス下山はあきらめて貰い、そろそろ出立と準備をすましお堂を後にする。
ここでエクザエルうぇ〜ぶはせず(すっかり忘れてました(^^;)
まじめにストレッチして出発。
お花畑に少しだけ寄り道。
Sさんはそのまま降りようとされるが「せっかくやし、見に行きません」と隊長が勧め、その後Sさんが車を停めた道の駅までご一緒する事になりました♪
お花畑は花少々というかぽっぽっでしたが、山頂を離れるとすぐにガスが切れてきてすばらしい景色に遭遇し大満足♪
左手から鈴鹿山脈・比叡の山並み・琵琶湖・越前の山並み!♪
ほおじろもきちんと何時もより余分にさえずってくれております♪
はるか下にはちゃんと新幹線が!♪
「何両編成?」とY隊員
「8両かなぁ?」M隊長
うそじゃありゃせん♪ほんとだで♪
(12両編成では?)
絶景を満喫し麓を目指します。
濡れた岩が滑る!滑る!!
慎重に足元を確かめながらおそるおそる下山する。
七合目辺りでカッコウが遠くで鳴いて、山頂から2時間ほどで三合目に到着。
大大休止を取る事に。
東屋に掲載されている花の写真などを観ながら植物観察や、鹿よけネットに貼り付いていた蜘蛛の巣を撮影。
そして鹿除けネットの中のみに生息しているユウスゲをバックに写真を撮り、再び出発。
途中念願の桑の実を試食♪
小さい実の方が甘かったのは何故に?
N隊員が滑った!と思ったらすぐその後にA隊員もツルリン!
毛が無くて良かった。
パラグライダーの練習風景を見たりしながら一合目に到着。
お茶屋番犬「はち」は昨夜遅くに起こしたせいか眠くて相手してもらえず・・・残念・・・
麓の中学生女子が次々に坂道を走って登ってくる!
「何のクラブ?どのくらい距離あるの?」と聞きたかったが彼女たちの姿はいつの間にか消えて替わりに小学生の団体が到着。
席を空けるためお茶屋さんを後に登山口を目指します。
が、昨夜この道の記憶がお地蔵さま以外すっ飛んでいてここで雨具のズボン・スパッツを脱いでしまい、どろどろの道を下りる羽目に・・・
え〜ん、ズボンがどろどろやん〜
(pokoとA隊員は雨具を脱いだまま下山。A隊員は下山後さらのズボンを購入♪)
お地蔵さまに昨日今日の御加護を感謝し、どろどろ道をえんえん下る。
やっと登山口にたどり着き三之宮神社さんへ。
お宮さんの前の川でどろどろになった靴などの汚れを洗い落とし、参拝。
本殿は棟持ち柱が外に出ている珍しい神明造りで感激しました!
あれっN隊員は?
とふと見ると遊具で童身に帰り遊んでいるではありませんか!♪
M隊長もその後遊具に乗っておりました♪
Sさんは車を道の駅に停めて登山口まで2キロくらい歩いたらしい。
しんどかったらしい。確かに結構距離があります。
駅の道までSさんを送りお別れ♪
poko「お気をつけて〜ヤマレコみてね!」
Sさん「領海(^_^)v」
A隊員のズボン探しに近所のスーパーへ立ち寄り、道の駅向かいの温泉にドボン♪
なかなか渋いお風呂屋さんでした・・・
道の駅でお昼&お土産を買い求め、美味しいソフトクリームをなめなめし、車は一路大阪へ♪
名神は混雑も無く、無事大阪駅へ到着しました。
めでたし♪めでたし♪
今回の山行を企画・実行して頂いたS・M隊長に感謝!!
そして楽しい登頂隊員の皆さんに感謝!!!
すてきな出合いがあったSさん!
またどこかでお目にかかったら声かけて下さいね!
gakukohと申します。
読んでて楽しそう。
つい笑ってしまいました。
お笑い芸人よりもっと芸があるんじゃない!
ひょっとして、「ゲイ」。
なんて。楽しいことはいいことです。
人生に無駄は無いといいますが、余計な書き込みでした。
「やかんより 溢れ出でたる 水流る 君袖濡らし 通う夜わかな」
「バケツより 人知りいいと 爺がいい」
おばかさんでした。
結論、みんなと「わいわい」いいですね。(g)
gakukohさん
はじめまして〜
長文のレコ 読んで頂きありがとうございます
ソロでそろそろ歩くのも味がありますが、
ムードメーカーさんがいると楽しい山行になります
帰りは でバラバラ解散だったので 抜き
あるともっと「わいわい」です
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