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記録ID: 674614
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ハイキング
谷川・武尊

土合〜蓬峠〜土樽(新道経由ハイキング)

2015年07月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:51
距離
15.7km
登り
992m
下り
1,032m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
0:01
合計
6:51
距離 15.7km 登り 992m 下り 1,050m
8:27
7
12:30
12:31
147
15:18
蓬峠まではマイペース。蓬峠から土樽まではちょっと速足といったペースです。途中で給水や行動食を食べたりしてるので、実休憩時間が1分ということはありません^^;
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土合駅前駐車場までバイクで往復
コース状況/
危険箇所等
特に危険個所はありません。ただ沢の渡渉地点の濡れた岩は滑りますので気を付けて。
まずはバイクで谷川連峰登山の基地、土合駅へ。寝坊してしまい到着は8:00過ぎ…快晴の土曜ですが、まだ数台分は駐車スペース残ってました
まずはバイクで谷川連峰登山の基地、土合駅へ。寝坊してしまい到着は8:00過ぎ…快晴の土曜ですが、まだ数台分は駐車スペース残ってました
駅の登山ポストに登山届を出そうとしたら、気になる情報が。蓬ヒュッテが改装工事中で利用不可!? 念のために駅の自販機で余分にペットボトル一本買います
駅の登山ポストに登山届を出そうとしたら、気になる情報が。蓬ヒュッテが改装工事中で利用不可!? 念のために駅の自販機で余分にペットボトル一本買います
さて、準備を整えて出発!
さて、準備を整えて出発!
舗装道路を数百メートル歩くと新道入り口に到着。旧道は荒れているという情報なので、今日は新道を使います
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舗装道路を数百メートル歩くと新道入り口に到着。旧道は荒れているという情報なので、今日は新道を使います
蓬峠までちょうど10kmですか!
蓬峠までちょうど10kmですか!
しばらくはフラットダートの林道を歩きます
しばらくはフラットダートの林道を歩きます
マチガ沢出会いとの分岐。・・・あれ?なんか蓬峠までの距離が700mほど増えているような? まぁいいけど
マチガ沢出会いとの分岐。・・・あれ?なんか蓬峠までの距離が700mほど増えているような? まぁいいけど
林道が終わっても、幅の広い快適な登山道は続きます。トンボが出てきたせいか、ブユなどの不快な翅虫はほとんどいませんでした
林道が終わっても、幅の広い快適な登山道は続きます。トンボが出てきたせいか、ブユなどの不快な翅虫はほとんどいませんでした
マチガ沢、一の倉沢などの大規模な沢には簡易橋が架かっています
マチガ沢、一の倉沢などの大規模な沢には簡易橋が架かっています
ふむふむ。昔は一の倉沢出会いとかに宿が建ってたんですね〜
ふむふむ。昔は一の倉沢出会いとかに宿が建ってたんですね〜
土合駅から1時間ほどでJR巡視小屋に到着。別に休憩施設があるわけではないので、登山者にとってはただのランドマークです
土合駅から1時間ほどでJR巡視小屋に到着。別に休憩施設があるわけではないので、登山者にとってはただのランドマークです
けっこう怖いトラバースや崩落している個所もあるので慎重に…
けっこう怖いトラバースや崩落している個所もあるので慎重に…
下草が生い茂る時期ですが、新道は刈り払いされていて歩きやすかったです
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下草が生い茂る時期ですが、新道は刈り払いされていて歩きやすかったです
道端のお花その1・タカネニガナ
道端のお花その1・タカネニガナ
最初はティッシュペーパーが捨ててあるのかと思ったのですが、どうやらこれも植物みたいです。これで花なんでしょうか?ともかくフシギな形…
最初はティッシュペーパーが捨ててあるのかと思ったのですが、どうやらこれも植物みたいです。これで花なんでしょうか?ともかくフシギな形…
旧道との合流点。旧道の土合方面は踏み跡も不明瞭で、荒れ果てている印象です
旧道との合流点。旧道の土合方面は踏み跡も不明瞭で、荒れ果てている印象です
新道との合流点からの旧道は踏み跡もしっかりした普通の登山道です。旧道はもともと車道だったこともあり、勾配もゆるく歩きやすいですね
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新道との合流点からの旧道は踏み跡もしっかりした普通の登山道です。旧道はもともと車道だったこともあり、勾配もゆるく歩きやすいですね
旧道の白樺尾根付近から見た武能岳。迫力あります
旧道の白樺尾根付近から見た武能岳。迫力あります
旧道上にあるJR白樺避難小屋に到着。ここは避難小屋として開放されています
旧道上にあるJR白樺避難小屋に到着。ここは避難小屋として開放されています
まぁ中は夕立を凌ぐ程度にしか使えない広さですが…
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まぁ中は夕立を凌ぐ程度にしか使えない広さですが…
白樺避難小屋を過ぎると間もなく清水峠との分岐
白樺避難小屋を過ぎると間もなく清水峠との分岐
分岐点から清水峠付近を望む。遠くに清水峠の送電線監視小屋の三角形の屋根が見えます
分岐点から清水峠付近を望む。遠くに清水峠の送電線監視小屋の三角形の屋根が見えます
旧道から分岐すると、いきなり道が荒れ始めます。なんとなく踏み跡は分かりますが、プチ藪漕ぎ状態…
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旧道から分岐すると、いきなり道が荒れ始めます。なんとなく踏み跡は分かりますが、プチ藪漕ぎ状態…
道端のお花その3・キンポウゲ
道端のお花その3・キンポウゲ
蓬峠までにいくつもの沢を超えます。ここは源流の雪渓から近かったので沢の水を飲んでみたのですが、冷たくてとても美味しかったです
蓬峠までにいくつもの沢を超えます。ここは源流の雪渓から近かったので沢の水を飲んでみたのですが、冷たくてとても美味しかったです
向かいの朝日岳が雄大すぎる…
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向かいの朝日岳が雄大すぎる…
峠手前のガレ場。それほど急ではありませんが、足元が不安定なので慎重に…
峠手前のガレ場。それほど急ではありませんが、足元が不安定なので慎重に…
キンポウゲのお花畑♪
キンポウゲのお花畑♪
道端のお花その4。名前は分かりませんが、薄紫の小さくてかわいい花
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道端のお花その4。名前は分かりませんが、薄紫の小さくてかわいい花
道端のお花その5・イワカガミ。どこにでも咲いている印象…
道端のお花その5・イワカガミ。どこにでも咲いている印象…
結構危なっかしい雪渓のブリッジもあります。踏み抜かないよう注意
結構危なっかしい雪渓のブリッジもあります。踏み抜かないよう注意
道端のお花その6・イワナシ…だと思うたぶん。あと高山植物でもないので写真は撮っていませんが、この辺りはアザミの棘がけっこうズボン越しに足に刺さって痛かったです
道端のお花その6・イワナシ…だと思うたぶん。あと高山植物でもないので写真は撮っていませんが、この辺りはアザミの棘がけっこうズボン越しに足に刺さって痛かったです
その7・カラマツソウ。真夏の直射日光下なので、安物のコンデジだと白い花は白飛びしちゃいますね(汗)
その7・カラマツソウ。真夏の直射日光下なので、安物のコンデジだと白い花は白飛びしちゃいますね(汗)
その8・チシマフウロでしょうか。イワカガミとブユしかいかった焼岳と違っていろんなお花に出会えます♪
その8・チシマフウロでしょうか。イワカガミとブユしかいかった焼岳と違っていろんなお花に出会えます♪
なんやかんやで森林限界を過ぎ、谷川岳方面からの道との合流に出ました。笹原が幻想的…
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なんやかんやで森林限界を過ぎ、谷川岳方面からの道との合流に出ました。笹原が幻想的…
蓬峠。やはり蓬ヒュッテは工事中の模様…
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蓬峠。やはり蓬ヒュッテは工事中の模様…
大工さんに話を聞いたら、(当たり前ではありますが)自力で麓から登ってきているとのこと。山に登ってさらに仕事までするなんて凄いなぁ
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大工さんに話を聞いたら、(当たり前ではありますが)自力で麓から登ってきているとのこと。山に登ってさらに仕事までするなんて凄いなぁ
蓬峠からクロガネノ頭方面を望む。梅雨とはおもえないいい天気です
蓬峠からクロガネノ頭方面を望む。梅雨とはおもえないいい天気です
ここで土樽駅の15:24の列車まで3時間を切ってるのに気づきます。一応、蓬峠の案内標識には土樽まで2時間半とありますが…
ここで土樽駅の15:24の列車まで3時間を切ってるのに気づきます。一応、蓬峠の案内標識には土樽まで2時間半とありますが…
遠くに土樽PAが見えます。あそこまで2時間ちょいで降りられるか…?
遠くに土樽PAが見えます。あそこまで2時間ちょいで降りられるか…?
蓬ヒュッテから土樽方面に緩い坂を下って10分ほどの水場。ここの水も冷たくて美味でした
蓬ヒュッテから土樽方面に緩い坂を下って10分ほどの水場。ここの水も冷たくて美味でした
電車の時刻が気になって、速足で土樽への道を下ります。途中、清涼飲料水の段ボールを背負子で担いだ団体さんとすれ違いましたが…蓬ヒュッテ関連のポッカさんだったのでしょうか?
電車の時刻が気になって、速足で土樽への道を下ります。途中、清涼飲料水の段ボールを背負子で担いだ団体さんとすれ違いましたが…蓬ヒュッテ関連のポッカさんだったのでしょうか?
九十九折の登山道を1時間20分ほど下って沢筋の東俣沢出会に到着。でも土樽までは距離にしてまだ1/3も来ていません。少し焦り始めます
九十九折の登山道を1時間20分ほど下って沢筋の東俣沢出会に到着。でも土樽までは距離にしてまだ1/3も来ていません。少し焦り始めます
幸いここの道も下草は刈り払われており、勾配も緩やかでペースは上がります
幸いここの道も下草は刈り払われており、勾配も緩やかでペースは上がります
道端のお花その9・アジサイ。ほかにもいろんな花が咲いていたのですが、頭の中は電車の時刻で一杯で撮影している精神的余裕なし…
道端のお花その9・アジサイ。ほかにもいろんな花が咲いていたのですが、頭の中は電車の時刻で一杯で撮影している精神的余裕なし…
鉄パイプで作られたトラバース。そんなに危険な感じではありません
鉄パイプで作られたトラバース。そんなに危険な感じではありません
林道に出ました。でも事前情報だとここから土樽駅まで1時間かかるとのこと。電車の時刻まであと50分…間に合うか…
林道に出ました。でも事前情報だとここから土樽駅まで1時間かかるとのこと。電車の時刻まであと50分…間に合うか…
ほとんど小走りで舗装林道を駆け下ります
ほとんど小走りで舗装林道を駆け下ります
土樽PAに到着。でも土樽駅はまだ先…
土樽PAに到着。でも土樽駅はまだ先…
土樽PAの脇にある茂倉新道との分岐点。左が蓬峠で右が茂倉岳へ至ります
土樽PAの脇にある茂倉新道との分岐点。左が蓬峠で右が茂倉岳へ至ります
安全登山広場なる謎の施設。ここにも登山ポストがあり、また道を挟んだ向かいに水場もあります
安全登山広場なる謎の施設。ここにも登山ポストがあり、また道を挟んだ向かいに水場もあります
広場にあったコース図。蓬峠の「土樽まで2時間半」の標識は、どうやら土樽側登山口まで2時間半、の意味だった模様…駅まではさらに+30分がコースタイムでした
広場にあったコース図。蓬峠の「土樽まで2時間半」の標識は、どうやら土樽側登山口まで2時間半、の意味だった模様…駅まではさらに+30分がコースタイムでした
舗装路をさらに進みます。土樽駅付近は国土地理院地図でもどうやって駅舎まで行けばいいのか分かりにくいのですが、実際はここを右に行って上越線の高架の下を潜って駅前の橋を渡って駅舎に至るのが正解の模様。(今回は左側の道を行って駅舎の反対側に出て苦労しました)
舗装路をさらに進みます。土樽駅付近は国土地理院地図でもどうやって駅舎まで行けばいいのか分かりにくいのですが、実際はここを右に行って上越線の高架の下を潜って駅前の橋を渡って駅舎に至るのが正解の模様。(今回は左側の道を行って駅舎の反対側に出て苦労しました)
ともあれなんとか発車時刻の5分前に土樽駅に到着!ギリギリセーフ!
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ともあれなんとか発車時刻の5分前に土樽駅に到着!ギリギリセーフ!
徒歩で7時間かかった道程を、電車では僅か10分で土合駅に戻れます…鉄道って偉大ですねぇ
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徒歩で7時間かかった道程を、電車では僅か10分で土合駅に戻れます…鉄道って偉大ですねぇ

感想

谷川岳自体は夏にも冬にも何度か登っているのですが、蓬峠は土合結構から距離があるのとメインコースを外れることもあり、一度も行ったことがなかったので、今年こそ行ってみたいと計画を立てました。

土合〜西黒尾根〜谷川岳〜一の倉岳〜茂倉岳〜武能岳〜蓬峠〜土合というルートも考えたのですが、7月の谷川岳は過去に天神尾根から一ノ倉岳のピストンで熱中症になりかけたことがあったので、大事を取って(怖気づいて^^;)土合から新道経由ででシンプルに蓬峠〜土樽に至り、電車で土合に戻るコースを選択。

しかし当日、目覚まし時計をしかける時刻を間違えたのが誤算の始まり。
それでも蓬峠までは殆ど腕時計も見ず、腹時計だけを頼りにのんびりと登っていたのですが、蓬峠で時刻を確認したら土樽駅15:24の電車にかなり微妙なペースと判明。これに乗り遅れると、3時間も土樽駅で時間を持て余すばかりか、夕立にあう恐怖もあり(土合駅までの交通手段がバイクなので夕立は怖い)、普段の登山での楽しみの山頂でのお茶や山ラーメンも無しで、カロリーメイトをかじりながら下山道を足早に下るというなんとも慌ただしいハイキングになってしまいました。

それでも前回の焼岳と違い、不快なブユもおらず、豊富な高山植物に出会え、何より雲一つない晴天と、ハイキングとしてはなかなか楽しいものでした(炎天下はかなり暑かったですが)。

主脈を外れてもこれだけ楽しめる谷川岳は、やはり奥が深いです♪

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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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