不老山-三国山-鉄砲木ノ頭-切通峠-丹沢湖
- GPS
- 06:58
- 距離
- 49.0km
- 登り
- 2,328m
- 下り
- 2,326m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:谷峨駅(13:51発) 行きの電車はあまり混んでおらず谷峨駅での下車人数は私含めて4人 おそらく丹沢湖に向かうのであれば新松田からバスを利用するのが主流と思われる。そもそもこの時間ではまだバスも無い。 帰りは浅瀬入口から新松田行きのバスを利用したかったのだが、到着が予定よりも早く次のバスまで2時間以上待つことになった(11時15分発の次が15時発)ので谷峨駅まで走って御殿場線で帰ることにした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■不老山まで 今回、県道から分岐して登山道に入ってから不老山に至るまでに2回もコースアウトしてしまった。1回目はそもそも登山道の入り口を間違えていた。登山道にしては急だなと思いつつも薄っすら踏み跡があったためそのまま進んで行ってしまった。2回目は、登山道がはっきりわからず境界杭を目標にして進んでいたらコースアウトしてしまっていた。地図を細目に確認しなかった私の落ち度であるが、おそらく登山以外にも作業目的で使われている道が複数あり、道迷いしやすい個所なのだと感じた。 ■不老山-世附峠-明神峠-三国山登山口 稀に急坂もあるが基本的には平地と小刻みなアップダウンの繰り返しで非常に快適なトレイル。それでも不老山付近で3名とすれ違った以外は明神峠の直前まで全く人と会わなかった。ちなみに一部登山道の南側に鹿除けの有刺鉄線が続いているのでぶつからないよう注意が必要。また、明神峠-三国山登山口間は登山道が無いと思っていたので県道を走ったが、実際には県道の北側に登山道も有った。 ■三国山登山口-三国山-三国峠 なんとなく頂上のあたりの目星はつくので迷うことは無いと思うが、広い尾根のどこを通っても頂上に行けそうなので逆にどこを通るのが登山道として正しいのか若干わかりづらい。三国山から三国峠までの下りも同様で、私が下っているところから少し離れたところから上ってくる人がいた。ちなみに三国山からの眺望は無し。 ■三国峠-鉄砲木ノ頭-平野 三国山とは異なり木々が生えていないので道もわかりやすく登り始めから非常に景色が良い。 ■平野-切通峠-浅瀬入口 切通峠まではしばらく舗装路、途中から未舗装路、最後に少しだけ登山道となっている。途中には高指山方面の道標は有るものの切通峠を案内する道標は無いので分岐を間違えないように注意が必要。切通峠から先はヤマレコの地図では破線となっており慎重に進んだが、切通峠から林道(新大棚沢林道)に合流するまでの間は少し迷いそうな絶妙なタイミングで道標やピンクのテープが有ったので迷うことなく進むことができた。一方で林道に合流してしまえば、落石には十分注意が必要だが歩く(もしくは走る)分には特に問題ないと感じた。ある程度下ってからは、装備から鑑みて登山客ではなく通常の観光客と思われる方とも結構すれ違った。 |
その他周辺情報 | ・補給食は電車の乗り換え待ちの時間を利用して新松田駅前のセブンイレブンで購入 ・谷峨駅付近は店は無いが自動販売機は有、また少し進むと道の駅山北がある ・山中湖平野のセブンイレブンで補給 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
非常食
飲料
ヘッドランプ
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
|
---|---|
備考 | ・食料はコンビニのおにぎりを4つ購入し、平野で2つ食べ残り2つは帰りの電車移動中に食べた。 ・飲料は800ml×2本持参、平野到着時点で1本分消費していたため1L補給したがその後浅瀬入口までほとんど消費せず。 結果的に飲料・食料共にちょうど良い量であった。 |
感想
切通峠を越えて丹沢湖と山中湖を結ぶのは以前からやってみたいという思いがありつつも破線ルートなので中々決行できずにおりましたが、参考情報としていくつかの直近の山行記録を事前に確認し行けると判断して本日決行。
しかしながら上述の通り序盤の不老山への登りの途中で道迷いに陥ってしまったので今回はその点について記憶の新しいうちに詳細に振り返っておきたいと思います。
■1回目のコースアウト
そもそも登山道の入口を間違えており、概ね北西に向かって登っていくところ本来の登山道よりも北側を登山道とほぼ平行に進んでいた。ヤマレコのアラームでコースアウトしていることに気付いたが、少し進路を登山道の方向に変えて登って行けば登山道に復帰できるだろうと思い引き返さずにそのまま進んだところ警告解除のアナウンスが出たのでほっとする。ただ解除されたものの周りを見渡してもあまり雰囲気は変わらず本当に登山道なのかと思いながら進んでいく。
■2回目のコースアウト
2度ほど、登山道からそれることを防ぐロープを確認できて登山道に戻ったのだと確信できたのだが、その後も道がはっきりせず境界杭を頼りに進んでいたら再びコースアウトのアラームが鳴りまたもや本来のルートよりも北側を進んでいた。
ただ地図を確認すると今いるところから伸びている等高線がいずれは登山道にぶつかっているのでこのまま高度を変えずに進んでいけば登山道に復帰できるのではないかと思い、ここでも引き返さずに進むことを選択。実際に進んでいくと急斜面を横切るような形となり地面も滑りやすく、「道迷いの末の滑落というのはこういう時に起きるのか」と思いつつも方向は合っているはずだからと慎重に進んでいったが、目の前に谷が表れ進めなくなってしまった。
ここで「やはり引き返さねば」と思ったが進んできたところを安全に戻る自信がなく、いったん上を目指すことにした。そのうちに青色のテープが出てきたので、登山道ではないものの何らかの作業用の道なのではと思いここを進み少しづつ高度を上げていく。それまで進んできた場所と比較すると歩きやすく少し安心。
そのうちに先ほど進むのを断念した谷の方に何が書かれているのかはわからないものの看板が見えたので近づいてみる。特に登山道の位置がわかるものではなかったが、ここまで来てみて、今いる場所からなら谷を渡れると判断して谷の反対側へ。するとピンクテープを発見することができ、踏み跡もあったので進んでいったところ漸く登山道に復帰。
■まとめ
道迷いを経験して、当たり前ではありますが素直にアラームが鳴った時点で戻れば良かったです。2度のコースアウトどちらもまだ序盤で、予定していた工程をこなすことにこだわらなければ余裕(時間も体力も)は十分ありました。それでも今回のような選択をしてしまったことは大いに反省したいと思います。
その一方で結果的に無事だったから言えることですが、一度道迷いを経験することができたのは今後の教訓にするためにも良かったのではと思っています。油断すること無く今後も登山を楽しんでいきたいです。
■コース復帰後
コース復帰後しばらく進んでからヤマレコの下山予測時刻を見ると予定の時間には収まっていたので、そのまま当初の行程を進む判断をしてその後は特に問題なくゴールに至ることができました。舗装路や林道の割合が多く走れる個所が多かったことや切通峠-浅瀬入口の破線区間の予定時間についてはかなりのバッファを見込んでいたこともあり全体的には余裕をもってゴールすることができました。
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