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記録ID: 675866
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ハイキング
東北

摩耶山(越沢口より往復:梅雨の晴れ間の山形名山ツアーPart. 1)

2015年07月11日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.6km
登り
732m
下り
724m

コースタイム

日帰り
山行
3:32
休憩
1:14
合計
4:46
9:22
21
9:43
9:48
22
小浜茶屋跡分岐
10:10
10:11
23
尾根出合(七ツ滝分岐)
10:34
10:35
7
10:42
10:57
32
11:29
11:31
17
六体地蔵尊
11:48
12:08
4
12:12
12:29
67
中尾根下山口(日陰で昼食休憩)
13:36
13:48
19
弁財天ノ滝下部
14:07
14:08
0
14:08
越沢駐車スペース
天候 終日快晴
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
新潟駅ニッポンレンタ(24h営業)で軽自借出し、日本海東北道(無料区間)朝日まほろばICより国道7号線、鼠ヶ関より国道345号線で越沢へ(途中狭小区間あり)、一部未舗装の林道を詰め、越沢登山口へ(車数台の駐車スペースあり)
コース状況/
危険箇所等
越沢登山口にポストあり。小浜茶屋跡から「ベテランコース」の滝ルートを取った場合、弁財天ノ滝の脇の垂直ハシゴの登降は特に注意。山頂から中尾根コース入口までのガレ場も通行注意。「初心者ルート」尾根コースは標識等多数、特段の危険箇所ナシ。
その他周辺情報 鼠ヶ関の国道345線入口に早朝より営業のMax Valuあり。関川峠越え、越沢集落手前に越沢登山口へ入る林道入口あり(標識立ってます)。
今回はいつもの新幹線でなく、格安夜行バスで出撃。運賃は新幹線の2/5以下、コスパ&効率Good!!(睡眠不足は避けられませんが…)
2015年07月11日 00:23撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
7/11 0:23
今回はいつもの新幹線でなく、格安夜行バスで出撃。運賃は新幹線の2/5以下、コスパ&効率Good!!(睡眠不足は避けられませんが…)
越後川口SAで2度目の休憩。夜明けも近く、幻想的な光景…
2015年07月11日 03:58撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 3:58
越後川口SAで2度目の休憩。夜明けも近く、幻想的な光景…
05:30、新潟駅南に到着。駅まで徒歩3分。久々に良い天気でテンションもアップ!
2015年07月11日 05:36撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
7/11 5:36
05:30、新潟駅南に到着。駅まで徒歩3分。久々に良い天気でテンションもアップ!
越沢登山口駐車場着。先行者3組、小生含めていずれも県外ナンバー。やはり300名山の威力でしょうか。。
2015年07月11日 09:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 9:15
越沢登山口駐車場着。先行者3組、小生含めていずれも県外ナンバー。やはり300名山の威力でしょうか。。
駐車場から少し戻ったところに登山道入口。登山届のポストがなぜか公衆電話ボックスです…
2015年07月11日 09:17撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 9:17
駐車場から少し戻ったところに登山道入口。登山届のポストがなぜか公衆電話ボックスです…
鵜の巣の倉(岩壁)。案内標識によれば「登山道中第一の景観」の由。実際にはここ以上に素晴らしい景色も沢山ありますが。
2015年07月11日 09:28撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 9:28
鵜の巣の倉(岩壁)。案内標識によれば「登山道中第一の景観」の由。実際にはここ以上に素晴らしい景色も沢山ありますが。
小浜の小屋跡の分岐。ここから「初心者」尾根コースと「ベテラン」滝コースに分かれます。山頂を踏む前に滑って転ぶと悲しいので、まずは初心者ルートへ!
2015年07月11日 09:42撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
7/11 9:42
小浜の小屋跡の分岐。ここから「初心者」尾根コースと「ベテラン」滝コースに分かれます。山頂を踏む前に滑って転ぶと悲しいので、まずは初心者ルートへ!
各コースの距離を1m単位で測ってあります。こんな丁寧な案内図、未だかつて見たことない!
2015年07月11日 09:44撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 9:44
各コースの距離を1m単位で測ってあります。こんな丁寧な案内図、未だかつて見たことない!
一登りで尾根に出ました。七つ滝への分岐(破線)あり。
2015年07月11日 10:09撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 10:09
一登りで尾根に出ました。七つ滝への分岐(破線)あり。
ブナの深緑が抜けるような青空に映えます!
2015年07月11日 10:11撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
7/11 10:11
ブナの深緑が抜けるような青空に映えます!
追分着。ここで関川コースと合流。関川コースも標高差が小さく、相当踏まれているようです。
2015年07月11日 10:34撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 10:34
追分着。ここで関川コースと合流。関川コースも標高差が小さく、相当踏まれているようです。
水チョロチョロの「うがい清水」を通過し、余りの暑さに、避難小屋で休憩・軽食。太陽電池パネルでLED電灯も点灯してます!開山祭の際の摩耶姫さんの写真が飾ってありますが、綺麗な方で思わずうっとり…
2015年07月11日 10:54撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 10:54
水チョロチョロの「うがい清水」を通過し、余りの暑さに、避難小屋で休憩・軽食。太陽電池パネルでLED電灯も点灯してます!開山祭の際の摩耶姫さんの写真が飾ってありますが、綺麗な方で思わずうっとり…
避難小屋が樹林帯のとても雰囲気の良いところに建ってますね。
2015年07月11日 10:58撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 10:58
避難小屋が樹林帯のとても雰囲気の良いところに建ってますね。
小ピーク越え、いよいよ目指す摩耶山頂が眼前に。最後の一登りです。
2015年07月11日 11:11撮影 by  SBM303SH, SHARP
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7/11 11:11
小ピーク越え、いよいよ目指す摩耶山頂が眼前に。最後の一登りです。
八合目「鼻くくり坂」。標高1,000m以下の低山とは思えない険しさですが、稜線を吹き抜ける風が汗ばんだ肌に心地良い感じです。。
2015年07月11日 11:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
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7/11 11:15
八合目「鼻くくり坂」。標高1,000m以下の低山とは思えない険しさですが、稜線を吹き抜ける風が汗ばんだ肌に心地良い感じです。。
六体地蔵尊。このお山の長い歴史を感じさせます。ここで道中の無事を祈願しましょう。
2015年07月11日 11:27撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 11:27
六体地蔵尊。このお山の長い歴史を感じさせます。ここで道中の無事を祈願しましょう。
厩(まや)の奥宮。ここの山名は「うまや」から来ているのでしょうか?摩耶山の歴史自体が、民間の聖徳太子(別名「厩戸皇子」)及びその母上の信仰に基づいている由。
2015年07月11日 11:38撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 11:38
厩(まや)の奥宮。ここの山名は「うまや」から来ているのでしょうか?摩耶山の歴史自体が、民間の聖徳太子(別名「厩戸皇子」)及びその母上の信仰に基づいている由。
倉沢コース分岐着。倉沢へ下る道は、いきなりの急降下のルートみたいです。奥に残雪の朝日連峰が見えてきました!
2015年07月11日 11:41撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 11:41
倉沢コース分岐着。倉沢へ下る道は、いきなりの急降下のルートみたいです。奥に残雪の朝日連峰が見えてきました!
頂上直下のガレ場。冬場の豪雪に磨かれて、日本アルプス並みの険しさ、高度感です。後方はだいぶ残雪も少なくなった月山。
2015年07月11日 11:45撮影 by  SBM303SH, SHARP
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7/11 11:45
頂上直下のガレ場。冬場の豪雪に磨かれて、日本アルプス並みの険しさ、高度感です。後方はだいぶ残雪も少なくなった月山。
摩耶山頂到着!またも無人の山頂ですが、ドピーカンで大展望。但し、暑さも半端ないですが…
2015年07月11日 11:48撮影 by  SBM303SH, SHARP
3
7/11 11:48
摩耶山頂到着!またも無人の山頂ですが、ドピーカンで大展望。但し、暑さも半端ないですが…
摩耶三山の向こうに、少し雲がかかってますが、鳥海山も見えてます!!
2015年07月11日 11:50撮影 by  SBM303SH, SHARP
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7/11 11:50
摩耶三山の向こうに、少し雲がかかってますが、鳥海山も見えてます!!
今から登ってくる方もほとんどおらず、いつもの如く自撮ります。
2015年07月11日 11:58撮影 by  SBM303SH, SHARP
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7/11 11:58
今から登ってくる方もほとんどおらず、いつもの如く自撮ります。
かなり霞んでますが、どうやら佐渡の山も見えてるようです!(スマホのため、ピンぼけご容赦…)
2015年07月11日 12:02撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 12:02
かなり霞んでますが、どうやら佐渡の山も見えてるようです!(スマホのため、ピンぼけご容赦…)
倉沢コース、ド迫力です!
2015年07月11日 12:08撮影 by  SBM303SH, SHARP
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7/11 12:08
倉沢コース、ド迫力です!
中尾根方面もなかなかのガレ具合…
2015年07月11日 12:09撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 12:09
中尾根方面もなかなかのガレ具合…
中尾根コース、なかなかの急降下ですが、ちょうど今日地元の方々が下草の刈り払いをして下さってます。これで夏場〜秋の家族・学校ハイキングも安心ですね!
2015年07月11日 12:34撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 12:34
中尾根コース、なかなかの急降下ですが、ちょうど今日地元の方々が下草の刈り払いをして下さってます。これで夏場〜秋の家族・学校ハイキングも安心ですね!
約50分弱の急降下を何とかクリア、滝分岐まで下りてきました。七つ滝方面は「通行不可」になってますが…
2015年07月11日 13:19撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 13:19
約50分弱の急降下を何とかクリア、滝分岐まで下りてきました。七つ滝方面は「通行不可」になってますが…
弁財天の滝を横から激写。ハシゴ&クサリで一気に下ります!
2015年07月11日 13:29撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 13:29
弁財天の滝を横から激写。ハシゴ&クサリで一気に下ります!
ウォー、上から見ると凄い高度感…
2015年07月11日 13:32撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 13:32
ウォー、上から見ると凄い高度感…
下から見上げても、ほぼ垂直…(汗)
2015年07月11日 13:35撮影 by  SBM303SH, SHARP
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7/11 13:35
下から見上げても、ほぼ垂直…(汗)
夫婦滝のもう一方も雰囲気バツグン!
2015年07月11日 13:36撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 13:36
夫婦滝のもう一方も雰囲気バツグン!
弁財天ノ滝、なかなか見応えあります。本日随一のハイライトかも。
2015年07月11日 13:37撮影 by  SBM303SH, SHARP
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7/11 13:37
弁財天ノ滝、なかなか見応えあります。本日随一のハイライトかも。
〈おまけ〉本日は明日の登山に備え、小国町の人工温泉「りふれ」に移動、宿泊。明日も好天ながら猛暑の模様…
2015年07月11日 18:10撮影 by  SBM303SH, SHARP
7/11 18:10
〈おまけ〉本日は明日の登山に備え、小国町の人工温泉「りふれ」に移動、宿泊。明日も好天ながら猛暑の模様…
夕食は山の幸鍋をチョイス。一応、本日の戦果を祝してビール1本付けます。
2015年07月11日 18:12撮影 by  SBM303SH, SHARP
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7/11 18:12
夕食は山の幸鍋をチョイス。一応、本日の戦果を祝してビール1本付けます。
〈おまけPart. 2〉宿のロビーにて。山では一番会いたくない動物です。
2015年07月11日 19:12撮影 by  SBM303SH, SHARP
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7/11 19:12
〈おまけPart. 2〉宿のロビーにて。山では一番会いたくない動物です。

感想

 梅雨の貴重な晴れ間、台風の来襲前に、かねてより計画していた山形方面の名山ツアーを挙行。交通アクセスとレンタカーの都合(夜討ち朝駆けヤマノボラーの強い味方、24時間営業所あり!)から、敢えて新潟から入ることとし、今回はコスト削減を旨として、新幹線の半分以下の格安料金、夜行バスで出撃。
 早朝、新潟駅に到着、寝不足は否めないものの、久々の抜けるような晴天に意識も覚醒。レンタカーで日本海東北道の無料区間を快走、「朝日まほろば」というステキな名前のインターからは国道を激走し、やや分かりにくい越沢の林道入口を一旦行き過ぎながらも、午前9時前に越沢登山口先の駐車スペース着。先行者のお車が計4台、いずれも山形県外ナンバーばかりで、さすが300名山のメジャーぶりを実感。
 昼なお暗い樹林帯の道をしばらく進むと、程なく小浜茶屋跡の分岐到着。ここで「初心者尾根コース」、「ベテラン滝コース」に分岐しますが、折角の好天、摩耶山頂に到達する前に滝つぼへ転落しても悲しいので、ここは敢えて尾根コースをチョイス。心まで青く染まりそうなブナの深緑の中、気持ちの良い尾根道を登ると、日照り続きで水量僅かの「うがい清水」を過ぎ、立派な作りの避難小屋到着。玄関前の太陽光パネルで電灯も点く屋内で涼みつつ、シャリバテ・塩分不足対策でオニギリ軽食。ここからは「ザンゲ坂」の急斜面をよじ登り、六体地蔵や厩の奥宮など長い歴史を感じさせるモニュメントを見物しつつ、一投足で展望絶佳の摩耶山頂到着。
 標高1,000mとは思えない高度感の倉沢コース方面の眺め、そして山頂からの月山、鳥海、更には佐渡の山までの大展望を楽しみつつも、余りの暑さ、日陰の無さに焦れる思いで、中尾根コースを少し下った樹林帯でしばしのランチタイム。ちょうどこの日は地元の山岳会関係者の方々でしょうか、複数の「草刈り隊」が入山中で、刈られたばかりの下草が瑞々しい匂いを発します。夏場の家族連れが歩きやすいように、との温かいご配慮に頭の下がる思いです。
 下山ルートに選んだ中尾根コースは「ベテラン向け」と言うだけあり、息もつかせぬ急降下の上、弁財天ノ滝上部からのほぼ垂直のハシゴ降下は足下のすくむ思い。無事下部に下り立った後は、素晴らしい夫婦滝の景観を楽しみます。程なく朝通ってきた小浜茶屋の分岐を過ぎ、快調に越沢登山口へ帰着。下山の届けを出し、帰路は林道+国道を走りやすい温海温泉方面へ抜け、朝も立ち寄ったMax Valuで明日の食料を仕入れた後、小国までのロングドライブ。この日は同地の交流センター「りふれ」でゆっくり1泊、山の幸に舌鼓を打ちながら、翌日の登山に備え人工温泉で充電します。
 摩耶山は標高の割に滝あり、ガレあり、素晴らしい展望ありと変化に富んだコースが楽しめ、長い山岳信仰の歴史を実感させる風物もあって、短時間のうちに充実した山岳漫歩を満喫することができました。やはり東北の山々は豪雪と永年の歴史に磨かれ、良い味を出していますね。週末ごと、季節ごとにこうしたステキな山歩きを楽しめる地元の方々が羨ましく思えた次第です。

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