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Yamareco

記録ID: 6762418
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

鈴鹿竜ヶ岳山麓滋賀県側、古語録谷新緑沢歩き、P770太尾コース周回

2024年05月05日(日) [日帰り]
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oyacco その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:18
距離
9.8km
登り
570m
下り
565m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:56
休憩
0:14
合計
8:10
7:46
4
スタート地点
7:50
7:51
369
13:59
14:05
22
14:27
14:30
63
15:33
15:34
10
15:43
15:48
8
15:57
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R421から茨川林道に入って2つ目の橋を渡ってすぐ左に2台🅿可能スペース有り

その🅿向いから古語録谷林道が伸びていますが、途中で崩壊しています 

茨川林道には水たまりが多く、それぞれがかなり大きく深いのでSUV的な少し車高のある車が良さそうです そしてタイヤ車体は泥まみれ気味になります
コース状況/
危険箇所等
古語録谷林道入口からP770太尾への登り口まで、距離約4.0km、標高差約120mを大小渡渉を何度も幾度も繰返します 

谷に沿って上に林道が通っているので、無理して渡渉せずに、林道歩きがお勧めてす  林道崩壊地まで林道を歩き谷筋に降りれば楽に渡渉を楽しめる沢歩きになると思います  その地点から地形が変わり、迫って来ていた右側岩壁がなだらかな広葉樹林の山地になり、木々の新緑と明るい日差しのゆったりした浅い谷間になります 雰囲気的には御池岳の西側のゴロ谷に近い広がりを感じます

この谷から太尾P770への取付きはエライ登りから始まりますが、エライ急登はそう長くは続きません 4, 50分程度で太尾の尾根道に出合います P770で静ヶ岳を眺めた後下山します
この愛知川上流案内図が谷の入口に付近に掲示されています
この愛知川上流案内図が谷の入口に付近に掲示されています
古語録谷の案内です
全長約5km
砂防堰堤が11基設置
殆どの堰堤は向かって左手(右岸)から巻いていきます 最後の堰堤は右手からでした
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古語録谷の案内です
全長約5km
砂防堰堤が11基設置
殆どの堰堤は向かって左手(右岸)から巻いていきます 最後の堰堤は右手からでした
古語録谷林道入口です
古語録滝を少し過ぎた先の林道崩壊地まで通行可能です、一応 ジムニーか軽トラが最適でしょう
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古語録谷林道入口です
古語録滝を少し過ぎた先の林道崩壊地まで通行可能です、一応 ジムニーか軽トラが最適でしょう
林道入口を振り返って
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林道入口を振り返って
少し林道を歩いて、あまり急でない箇所から川へ降りました
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少し林道を歩いて、あまり急でない箇所から川へ降りました
こんないい感じの川
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こんないい感じの川
川辺りに縞模様の、庭石にしたくなるよな大石が目にとまりました チャートの岩ですね
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川辺りに縞模様の、庭石にしたくなるよな大石が目にとまりました チャートの岩ですね
段々と新緑に彩られた渓の雰囲気が高まって来ます
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段々と新緑に彩られた渓の雰囲気が高まって来ます
流れの音も申し分ありませんが、
幾度も渡渉を強いられています
まぁ、それが良いのですが
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流れの音も申し分ありませんが、
幾度も渡渉を強いられています
まぁ、それが良いのですが
大きな堆積岩がゴロゴロ
大きな堆積岩がゴロゴロ
両岸が程よい広さで、光が遮られて少し薄暗い感じですが、夏の季節は涼しそう
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両岸が程よい広さで、光が遮られて少し薄暗い感じですが、夏の季節は涼しそう
薄暗い渓谷から広々した林道に上がってきました
ここまでの沢歩きなかなか深いです
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薄暗い渓谷から広々した林道に上がってきました
ここまでの沢歩きなかなか深いです
テン泊出来そうと思っていると
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テン泊出来そうと思っていると
林道から降りやすい川辺の広場でテントが一張
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林道から降りやすい川辺の広場でテントが一張
入川口の案内板が木の根本に
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入川口の案内板が木の根本に
林道を歩いていると
何やらおかしな見たこともない物体が枯れ木に
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林道を歩いていると
何やらおかしな見たこともない物体が枯れ木に
よく見るとこんな感じで、調べるとスエヒロタケのような 食用にはならないが人にとっては功罪共に意味有るキノコとか
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よく見るとこんな感じで、調べるとスエヒロタケのような 食用にはならないが人にとっては功罪共に意味有るキノコとか
大写しにすると痛そうなトゲトゲだらけ
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大写しにすると痛そうなトゲトゲだらけ
更に歩いていくと、瀑布の音が聞こえて来ます  古語録滝かと上から覗くと、その滝の落口が見えたので、早速降り口を探して林道を戻り、川へ下りるとここに出ました
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更に歩いていくと、瀑布の音が聞こえて来ます  古語録滝かと上から覗くと、その滝の落口が見えたので、早速降り口を探して林道を戻り、川へ下りるとここに出ました
いい流れで滝を見物が出来るかと何度か渡渉をするも、行く手を阻まれ引き返し林道に逆戻り
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いい流れで滝を見物が出来るかと何度か渡渉をするも、行く手を阻まれ引き返し林道に逆戻り
先程の滝口の上から少し下りました
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先程の滝口の上から少し下りました
雰囲気は満点
水量も有り良い瀑布の音が
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水量も有り良い瀑布の音が
水も澄み切り青く深みのある滝壺を覗けます
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水も澄み切り青く深みのある滝壺を覗けます
滝の落口の上を見れば堰堤が
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滝の落口の上を見れば堰堤が
林道に戻り、林道崩壊地まで観察に歩いて行く事に その途中に見たウリハダカエデの花
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林道に戻り、林道崩壊地まで観察に歩いて行く事に その途中に見たウリハダカエデの花
崩壊地から戻り谷に降り、渡渉しつつ川沿いを上ります
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崩壊地から戻り谷に降り、渡渉しつつ川沿いを上ります
大石と良い流れです
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大石と良い流れです
先にきれいな滝が現れてきましたが、もう先には行けません
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先にきれいな滝が現れてきましたが、もう先には行けません
ここはその滝を高巻きして、その先の堰堤も越えていきます
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ここはその滝を高巻きして、その先の堰堤も越えていきます
谷が大きく広がり、渡渉の緊張感から少し開放されてユックリ歩けます
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谷が大きく広がり、渡渉の緊張感から少し開放されてユックリ歩けます
沢沿いの新緑はたまりません、そして炭焼き跡が目に入りました
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沢沿いの新緑はたまりません、そして炭焼き跡が目に入りました
確かに炭焼き跡はこんな山奥でっ!って言う場所に見かけますね
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確かに炭焼き跡はこんな山奥でっ!って言う場所に見かけますね
チャートの縞模様が美しくて、地球史ロマンが詰まっているようです 深海8000mに降り積もった海の放散虫たちの殻や骨片から成っていると言われても
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チャートの縞模様が美しくて、地球史ロマンが詰まっているようです 深海8000mに降り積もった海の放散虫たちの殻や骨片から成っていると言われても
でもこんな緑に染まった渓谷を歩けるなんて、時々は登山靴の浸水に耐えながら
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でもこんな緑に染まった渓谷を歩けるなんて、時々は登山靴の浸水に耐えながら
明るい風の通る河原歩き
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明るい風の通る河原歩き
キランソウが咲いていました
お花はこの滝には少なそうです
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キランソウが咲いていました
お花はこの滝には少なそうです
根を広げて頑張ってます
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根を広げて頑張ってます
綺麗なピンクのイワカガミが
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綺麗なピンクのイワカガミが
流れも広くゆったりとしていて、川面に木立が映っています こんなにもしずかな一面も
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流れも広くゆったりとしていて、川面に木立が映っています こんなにもしずかな一面も
この岩なかなか見応えが
2
この岩なかなか見応えが
周りの岩を睥睨しているように見えます
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周りの岩を睥睨しているように見えます
白谷越からの沢との出合、木の枝にピンクテープが見えます  このピンテの左手がP770へ伸び上がる急登の入口です

この辺りは石ころだらけの開けたおおらかな場所
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白谷越からの沢との出合、木の枝にピンクテープが見えます  このピンテの左手がP770へ伸び上がる急登の入口です

この辺りは石ころだらけの開けたおおらかな場所
正面は土壁みたいに見えますが、一応登山道です 
正面は土壁みたいに見えますが、一応登山道です 
しっかりマムシグサが成長しています
しっかりマムシグサが成長しています
ユキモチソウとまではいきませんが、似たり寄ったり
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ユキモチソウとまではいきませんが、似たり寄ったり
太尾P770に上がって来ました 
静ヶ岳が青空に映えます
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太尾P770に上がって来ました 
静ヶ岳が青空に映えます
あの頂きP962で、あれを越えた向こう側に竜ヶ岳が聳えて居るのでしょう
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あの頂きP962で、あれを越えた向こう側に竜ヶ岳が聳えて居るのでしょう
太尾の標識、広々とした気持ちの良い所です
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太尾の標識、広々とした気持ちの良い所です
少し行くと道標が見えました
太尾からP730までなだらかな歩きやすい尾根が続きます
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少し行くと道標が見えました
太尾からP730までなだらかな歩きやすい尾根が続きます
しばらく歩くと何やら涸れた沼地かなと思える様な地形が  そこを通過したら
"長池" と書かれた標示が目に留まり後戻り
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しばらく歩くと何やら涸れた沼地かなと思える様な地形が  そこを通過したら
"長池" と書かれた標示が目に留まり後戻り
なる程、雨季にはやはり池か沼地になるのでしょう   池の端ではやはり少しじくっとしていて足が沈みかけました  あの恐ろしい三池岳下のお菊池(沼)とは比較になりませんが
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なる程、雨季にはやはり池か沼地になるのでしょう   池の端ではやはり少しじくっとしていて足が沈みかけました  あの恐ろしい三池岳下のお菊池(沼)とは比較になりませんが
ここにも大量に根を張った大樹が
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ここにも大量に根を張った大樹が
この山域ではこのこれが唯一のキノコでした なかなかカッコいい兜を纏っています
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この山域ではこのこれが唯一のキノコでした なかなかカッコいい兜を纏っています
この標示読めませんが、ここをほぼ直角に尾根を南西に下ります まっすぐ行き別尾根に入るとややこしそうです

ここからやや急になりますが問題は有りません  ただ常緑樹の肉厚の落ち葉が登山道に堆積していて、少し滑りやすく足を取られます
この標示読めませんが、ここをほぼ直角に尾根を南西に下ります まっすぐ行き別尾根に入るとややこしそうです

ここからやや急になりますが問題は有りません  ただ常緑樹の肉厚の落ち葉が登山道に堆積していて、少し滑りやすく足を取られます
また標示が、でも読めません
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また標示が、でも読めません
この木立右側は林道で幅も広くて歩きやすそうです  左側が登山道になっていますが道がハッキリしていません  

左を選択しました   多分どちらでも下山出来そうです
この木立右側は林道で幅も広くて歩きやすそうです  左側が登山道になっていますが道がハッキリしていません  

左を選択しました   多分どちらでも下山出来そうです
茨川林道に降りてきました
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茨川林道に降りてきました
太尾 竜ヶ岳  
焼野登山口
と書かれています
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太尾 竜ヶ岳  
焼野登山口
と書かれています
🅿、古語録谷入口に到着
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🅿、古語録谷入口に到着

感想

爽やかな新緑のこの連休五月晴れの中、綺麗な谷間で縞模様の大岩を見ながら沢歩きを静かに楽しめたのは幸せでした

手前の入川口からの遡上は釣人達の領域なんでしょうか 登山靴での渡渉には川が少し深めです 自分にあった渡渉ルートの見極めが不可欠で、大きなビニール袋等の下準備が必要になります 着けたり脱いだり頻繁にしなければならないので時間が掛かりますが、それも楽しみのひとつにしないといけませんね

下の区間の遡上には手間暇は掛かりましたが、古語録滝上流分だけの遡上にはない雰囲気と楽しみが有りました  切り立ったゴルジュ風の岩壁と覆いかぶさる緑の木々それと木洩れ日、縞模様のチャート大岩、轟く水流等々、    自然の景観を楽しみながらも戦々恐々

残念だったのは、古語録滝を下から見ることが出来なかった事 見ようと川に降りて何度か渡渉を繰り返しましたが、深みに封じられました  今回は無理せず引き上げて良かったなと後悔は有りません  それはまた次回古語録谷遡行の楽しみのインセンティブにと

この古語録谷は狭くてやや深い渓谷から、古語録滝を境に上部は広くて明るい川、沢と変化しています 一般的な谷、沢とは逆の印象てす  イワナ・ヤマメの渓流釣りも古語録滝が最上流になるんでしょうか 渓流の雰囲気は古語録滝までその間が見応えが有ると思えます もちろん上流も味わい深いのは言うまでも有りません

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