ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6764237
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

テント張って後はたっぷり歩こうと思ったら大変すぎた明神平

2024年05月04日(土) ~ 2024年05月05日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
31:52
距離
25.3km
登り
2,003m
下り
1,991m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:19
休憩
1:12
合計
5:31
8:24
6
スタート地点
8:30
8:30
42
9:12
9:13
41
9:54
9:54
95
11:29
12:22
17
12:39
12:39
15
12:54
12:55
8
13:03
13:19
4
13:23
13:24
16
13:40
13:40
15
13:55
2日目
山行
9:36
休憩
0:27
合計
10:03
6:14
10
6:24
6:24
10
6:34
6:35
21
6:56
6:57
10
7:07
7:08
10
7:18
7:22
5
7:27
7:28
7
7:35
7:37
7
7:44
7:44
27
8:11
8:12
40
8:52
8:53
8
9:01
9:03
268
13:31
13:42
86
15:08
15:09
24
15:33
15:33
38
16:11
16:12
5
16:17
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
明神平は登山口まで車で入れてテン泊装備でも2時間かからず気楽に行ける天場として休みになれば多くの人が入っていたと思うが、その林道奥の登山者用駐車地の一部と対岸が崩れたために七滝八壺のところでチェーンが張られて林道は通行止めとなっており、その代わりに直前の大又浄水場の敷地が一回1,000円で駐めれる駐車場となっている。
それでも以前の奥の駐車地からよりゆっくり歩いて4〜50分長くかかることになったので、これから暑くなったら特に荷物が重い場合はしんどいかも。
コース状況/
危険箇所等
奥山谷道はずっと緊張を強いられるような道なので、勿論初心者には勧められないし、他を歩き回って疲れ果ててから入るのも、雨の時に入るのも、そしてテン泊装備でここを上るのも相当危険だと思う。
虫が多くなる前に久しぶりにテン泊しようと考えたのが明神平。
前日になって一応奈良県の道路情報チェックしたらなんと一番奥の登山者用駐車場までの林道大又小川線が崩れて通行止めって。
確認して良かった。
というわけで今回はここから。
管理人も常駐しておらず、ポストと注意書きと貼り紙と名刺みたいなカードだけがあって1台1,000円って書いてあるけどどうやって払うのかよく分からず、同じ時間帯に着いたお一人が書いてあった電話番号にかけて確認されたところ、1,000円はポストに入れてもらったら、あとは袋に入れてある名刺みたいなカードに日付を書いてダッシュボードに見えるように置いといてくださいとのこと。
しかしそれではどの車が払ったのかも分からないのではと聞くと、そこはもう信用で、みたいなことだったらしい。
しかしそれではほんとに払わなくても分からず、そんなのは嫌なのでそこにいた数人でビニール袋に入っていた注意書きのビラに1,000円包んでナンバー書いてポストに入れておくことにして、袋に入ってた小さい鉛筆みんなで回して書いた。
2024年05月04日 08:25撮影 by  iPhone 12, Apple
1
5/4 8:25
虫が多くなる前に久しぶりにテン泊しようと考えたのが明神平。
前日になって一応奈良県の道路情報チェックしたらなんと一番奥の登山者用駐車場までの林道大又小川線が崩れて通行止めって。
確認して良かった。
というわけで今回はここから。
管理人も常駐しておらず、ポストと注意書きと貼り紙と名刺みたいなカードだけがあって1台1,000円って書いてあるけどどうやって払うのかよく分からず、同じ時間帯に着いたお一人が書いてあった電話番号にかけて確認されたところ、1,000円はポストに入れてもらったら、あとは袋に入れてある名刺みたいなカードに日付を書いてダッシュボードに見えるように置いといてくださいとのこと。
しかしそれではどの車が払ったのかも分からないのではと聞くと、そこはもう信用で、みたいなことだったらしい。
しかしそれではほんとに払わなくても分からず、そんなのは嫌なのでそこにいた数人でビニール袋に入っていた注意書きのビラに1,000円包んでナンバー書いてポストに入れておくことにして、袋に入ってた小さい鉛筆みんなで回して書いた。
どこが崩れたのかと思いながら長い林道歩いてきたらなんと一番奥の駐車場半分とその対岸。
2024年05月04日 09:11撮影 by  iPhone 12, Apple
5/4 9:11
どこが崩れたのかと思いながら長い林道歩いてきたらなんと一番奥の駐車場半分とその対岸。
ポストはここに。
2024年05月04日 09:27撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/4 9:27
ポストはここに。
この谷道の徒渉点には確か全てロープが渡してあった気がする。
2024年05月04日 09:59撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/4 9:59
この谷道の徒渉点には確か全てロープが渡してあった気がする。
この日は水量は普通と言ったところか。
2024年05月04日 10:04撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/4 10:04
この日は水量は普通と言ったところか。
ロープ以外のところが渡りやすいことも。
やはり大雨なんかで石の位置がずれるのかも。
2024年05月04日 10:20撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/4 10:20
ロープ以外のところが渡りやすいことも。
やはり大雨なんかで石の位置がずれるのかも。
ここはさすがに向こうの橋にたどり着きたいのでロープ通りに。
2024年05月04日 10:47撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/4 10:47
ここはさすがに向こうの橋にたどり着きたいのでロープ通りに。
明神平西側の水場。
今回は2.5リットル担いできたけど結構暑かったのでこれだけ出てれば安心。
2024年05月04日 11:13撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/4 11:13
明神平西側の水場。
今回は2.5リットル担いできたけど結構暑かったのでこれだけ出てれば安心。
とりあえずは設営。
この日はこの後一応このあたりで一番高い国見山だけピストンしてきて、あとは久しぶりのクレージークリークにはまり込んでのんびり本読む予定。
写真はまだ設営途中でシワだらけのフライ。
2024年05月04日 12:16撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/4 12:16
とりあえずは設営。
この日はこの後一応このあたりで一番高い国見山だけピストンしてきて、あとは久しぶりのクレージークリークにはまり込んでのんびり本読む予定。
写真はまだ設営途中でシワだらけのフライ。
次の日回る予定の桧塚方面の尾根か。
2024年05月04日 12:47撮影 by  iPhone 12, Apple
5/4 12:47
次の日回る予定の桧塚方面の尾根か。
久しぶりの国見山到着。
2024年05月04日 13:05撮影 by  iPhone 12, Apple
5/4 13:05
久しぶりの国見山到着。
水無山からの下りで明神平を1枚。
2024年05月04日 13:54撮影 by  iPhone 12, Apple
5/4 13:54
水無山からの下りで明神平を1枚。
この日はのんびりのつもりなので東側の水場にも行ってみる。
こちらはちょっと出が弱いか。
2024年05月04日 15:45撮影 by  iPhone 12, Apple
5/4 15:45
この日はのんびりのつもりなので東側の水場にも行ってみる。
こちらはちょっと出が弱いか。
この日は全部で12〜3張りくらいのテントが。
2024年05月04日 17:54撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/4 17:54
この日は全部で12〜3張りくらいのテントが。
2週間くらい前の警報級の黄砂ほどではないが、この日もやはり低いところは黄砂かPM2.5かで霞んでしまってて、皆があしび山荘周辺に集まって陽が沈むのを見ていたけど最後は霞んでしまって日没そのもののタイミングはよく分からず。
2024年05月04日 18:42撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/4 18:42
2週間くらい前の警報級の黄砂ほどではないが、この日もやはり低いところは黄砂かPM2.5かで霞んでしまってて、皆があしび山荘周辺に集まって陽が沈むのを見ていたけど最後は霞んでしまって日没そのもののタイミングはよく分からず。
陽が昇るのを見に水無山に上って行かれる方もおられたが、自分はこの日は山と高原地図のタイムで6時間弱くらいのコースを歩くつもりでいるので自重してさっさと朝飯食べて出来るだけ早立ちを目指す。
2024年05月05日 05:05撮影 by  iPhone 12, Apple
1
5/5 5:05
陽が昇るのを見に水無山に上って行かれる方もおられたが、自分はこの日は山と高原地図のタイムで6時間弱くらいのコースを歩くつもりでいるので自重してさっさと朝飯食べて出来るだけ早立ちを目指す。
準備完了でテントのフライのファスナー先端も一応南京錠で留めて朝ご飯食べ出してたお隣の方たちに一言挨拶して出発。
2024年05月05日 06:13撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/5 6:13
準備完了でテントのフライのファスナー先端も一応南京錠で留めて朝ご飯食べ出してたお隣の方たちに一言挨拶して出発。
前日とは反対に明神岳側に上り始めたところから朝日が照らしだした明神平を1枚。
2024年05月05日 06:16撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 6:16
前日とは反対に明神岳側に上り始めたところから朝日が照らしだした明神平を1枚。
あっという間に明神岳到着。
ここまでは来たことがあるのでこの時点では先が楽しみだった。
2024年05月05日 06:34撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 6:34
あっという間に明神岳到着。
ここまでは来たことがあるのでこの時点では先が楽しみだった。
判官平。
このあたりもテン泊に気持ちよさそうな疎林だけど、たしか台高は大峰と違ってテント張れる場所には厳しかったんだったか。
2024年05月05日 06:57撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 6:57
判官平。
このあたりもテン泊に気持ちよさそうな疎林だけど、たしか台高は大峰と違ってテント張れる場所には厳しかったんだったか。
桧塚奥峰。
レポの写真でよく見る三脚櫓の山名版と一緒に1枚。
2024年05月05日 07:18撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 7:18
桧塚奥峰。
レポの写真でよく見る三脚櫓の山名版と一緒に1枚。
それにしてもここのパノラマ感すごい。
この日は前日の黄砂かPM2.5もだいぶ薄れて天気最高。
2024年05月05日 07:19撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/5 7:19
それにしてもここのパノラマ感すごい。
この日は前日の黄砂かPM2.5もだいぶ薄れて天気最高。
下りはここを左に折れて尾根下っていくはずだが、まずはまっすぐ先の桧塚に。
2024年05月05日 07:27撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 7:27
下りはここを左に折れて尾根下っていくはずだが、まずはまっすぐ先の桧塚に。
すぐ見えてきた桧塚。
2024年05月05日 07:29撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 7:29
すぐ見えてきた桧塚。
こちらは奥峰とは違ってほとんど展望の無い桧塚。
2024年05月05日 07:36撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 7:36
こちらは奥峰とは違ってほとんど展望の無い桧塚。
分岐まで戻ってザレて木が無くスカッとした尾根を下る。
天気が良いせいか空気に包まれてる感がすごい。
2024年05月05日 07:45撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/5 7:45
分岐まで戻ってザレて木が無くスカッとした尾根を下る。
天気が良いせいか空気に包まれてる感がすごい。
もうすぐ植林帯突入。
2024年05月05日 08:01撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 8:01
もうすぐ植林帯突入。
戸の無い避難小屋か。
ガラス窓は入ってるのにちぐはぐな感じだからおそらく元々は戸はあったのかと。
2024年05月05日 08:11撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 8:11
戸の無い避難小屋か。
ガラス窓は入ってるのにちぐはぐな感じだからおそらく元々は戸はあったのかと。
最後は一気に道幅狭いトラバースの急下りになって尾根歩きの爽快感吹っ飛んで下り着いた林道。
2024年05月05日 08:52撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 8:52
最後は一気に道幅狭いトラバースの急下りになって尾根歩きの爽快感吹っ飛んで下り着いた林道。
しばらく歩くと右に橋と左に何か小さい注意看板。
ここが奥山谷登山口らしいが、その小さい看板撮り忘れたけど、渡渉や滑落危険箇所も幾つもあり、ルートファインディングも必須、みたいな怖いことが書いてある。
しかしここも先ほど下ってきたマナコ谷出合いへ下った道と同じく山と高原地図に赤破線で登山道が載ってるのにと、不安は感じながらも入ることに。
2024年05月05日 09:02撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 9:02
しばらく歩くと右に橋と左に何か小さい注意看板。
ここが奥山谷登山口らしいが、その小さい看板撮り忘れたけど、渡渉や滑落危険箇所も幾つもあり、ルートファインディングも必須、みたいな怖いことが書いてある。
しかしここも先ほど下ってきたマナコ谷出合いへ下った道と同じく山と高原地図に赤破線で登山道が載ってるのにと、不安は感じながらも入ることに。
入ってみたはいいけどなんか荒廃感がすごい。
ちょっと写真撮っとこうと思って立ち止まってたら後ろから声かけられてびっくり。
まさかこんなところで人に会うとは思ってなかったが、マナコ谷口から上るつもりが登山口気が付かなくてこちらに来てしまったとのこと。
自分はもうだいぶ疲れてるしこういう所は怖くてゆっくり行きたいし先に歩かれてる方がおられるのは心強いと追い越してもらったが、よほど山慣れてる方らしくスタスタと一気に先に行かれてしまった。
自分はその後もゆっくり、その上飯食べたり何度もルーファイ失敗したりで山と高原地図では2時間20分となってるところ1時間くらいオーバーして抜けたが、あの方はあまりオーバーせずに明神平着かれたんではないだろうか。
2024年05月05日 09:09撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 9:09
入ってみたはいいけどなんか荒廃感がすごい。
ちょっと写真撮っとこうと思って立ち止まってたら後ろから声かけられてびっくり。
まさかこんなところで人に会うとは思ってなかったが、マナコ谷口から上るつもりが登山口気が付かなくてこちらに来てしまったとのこと。
自分はもうだいぶ疲れてるしこういう所は怖くてゆっくり行きたいし先に歩かれてる方がおられるのは心強いと追い越してもらったが、よほど山慣れてる方らしくスタスタと一気に先に行かれてしまった。
自分はその後もゆっくり、その上飯食べたり何度もルーファイ失敗したりで山と高原地図では2時間20分となってるところ1時間くらいオーバーして抜けたが、あの方はあまりオーバーせずに明神平着かれたんではないだろうか。
もう橋の横に踏まれた道が出来てしまってるが、いったいいつ頃のものなんだろうか。
今となっては苔で滑りそうで踏むのも怖い。
2024年05月05日 09:29撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 9:29
もう橋の横に踏まれた道が出来てしまってるが、いったいいつ頃のものなんだろうか。
今となっては苔で滑りそうで踏むのも怖い。
このルートも確かほとんどの徒渉点にロープがあった気がする。
まあよほど水量多くて飛び石が全て濡れてたりしない限りロープ持たない方が渡りやすい場合も多いけど、この谷の感じでは増水してたらロープなければ確かに危なそう。
2024年05月05日 09:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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5/5 9:36
このルートも確かほとんどの徒渉点にロープがあった気がする。
まあよほど水量多くて飛び石が全て濡れてたりしない限りロープ持たない方が渡りやすい場合も多いけど、この谷の感じでは増水してたらロープなければ確かに危なそう。
渡渉したらなんかいきなり斜面をジグザグの急登になり、その全てにロープが渡されててびっくり。
これは登り上がってから見下ろして撮ったがロープが見えるかどうか。
2024年05月05日 09:46撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 9:46
渡渉したらなんかいきなり斜面をジグザグの急登になり、その全てにロープが渡されててびっくり。
これは登り上がってから見下ろして撮ったがロープが見えるかどうか。
一部の渡渉や斜面以外徹頭徹尾細く落ち葉の積もった苦手なトラバースばかりで、もう疲れてやっと尾根道かと思ったらよく見ればまたまた右の斜面にテープが。
2024年05月05日 09:52撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 9:52
一部の渡渉や斜面以外徹頭徹尾細く落ち葉の積もった苦手なトラバースばかりで、もう疲れてやっと尾根道かと思ったらよく見ればまたまた右の斜面にテープが。
後で調べたらどうもここがクライマックスの徒渉点だったらしい。
もうだいぶ疲れてたし、自分にはロープ掴まずには下りれなかったと思う。
2024年05月05日 10:17撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 10:17
後で調べたらどうもここがクライマックスの徒渉点だったらしい。
もうだいぶ疲れてたし、自分にはロープ掴まずには下りれなかったと思う。
ここはさすがに水の上にロープは張られてなかったので、今回は水量このくらいで簡単だったけど増水してたらどうやって向こうの中州のような小尾根末端まで行くのか。
2024年05月05日 10:19撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 10:19
ここはさすがに水の上にロープは張られてなかったので、今回は水量このくらいで簡単だったけど増水してたらどうやって向こうの中州のような小尾根末端まで行くのか。
斜面這い上ってきたらいきなり安全な道って。
当然そちらに行くが、なんか踏み跡らしきもの幾つもあってそれに惑わされてしまい、おかしいと思って振り返ったら途中にテープがあってそこで折り返すのが分かってちょっと引き返すハメに。
どうもこの安全な道っていうのは元のトラバース道が崩れてるか何かで危なくなって巻き道として付けられたらしいが、もし気が付かずに直進してたらどうなってたんだろう。
2024年05月05日 10:29撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 10:29
斜面這い上ってきたらいきなり安全な道って。
当然そちらに行くが、なんか踏み跡らしきもの幾つもあってそれに惑わされてしまい、おかしいと思って振り返ったら途中にテープがあってそこで折り返すのが分かってちょっと引き返すハメに。
どうもこの安全な道っていうのは元のトラバース道が崩れてるか何かで危なくなって巻き道として付けられたらしいが、もし気が付かずに直進してたらどうなってたんだろう。
途中で写真撮ってる余裕など無く渡りきってからふり返って撮ったが、ぶら下がる感じのロープ場。
細いトラバース道だけでもう十分怖くて疲れてるのに何これ。
2024年05月05日 10:53撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 10:53
途中で写真撮ってる余裕など無く渡りきってからふり返って撮ったが、ぶら下がる感じのロープ場。
細いトラバース道だけでもう十分怖くて疲れてるのに何これ。
今回桧塚から下ってきた尾根道と上り返した奥山谷道にずっとあって最も頼りになったのがこのオレンジの登山道テープ。
これを見なくなったらヤバイ。
オレンジって山の中ではそんなに目立たず、特に紅葉に時期なんてどうなるんやろと思うけど、ここも最初ちょっと気が付かなくて右に斜面上りかけた所おかしいと感じてよくよく見回して見つけた。
もう疲れて腹も減ってきたので珍しく座る場所があったここで飯。
唯一つ大失敗があって、テン泊用ザック以外ここまで大変と思わず大きいウェストポーチしか持ってきておらず、山と高原地図では6時間かからないくらいだし大丈夫かなと500ミリリットルのナルゲン1本しか持ってこなかった。
しかもポーチの中ゴチャゴチャして物落とさないようにと浄水器も持たずに。
この日はだいぶ気温も上がり、特にこの奥山谷では緊張で喉も渇いたけど水は節約せねばならず、パンで口の中の水分持って行かれて時間かかってしまった。
2024年05月05日 11:04撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 11:04
今回桧塚から下ってきた尾根道と上り返した奥山谷道にずっとあって最も頼りになったのがこのオレンジの登山道テープ。
これを見なくなったらヤバイ。
オレンジって山の中ではそんなに目立たず、特に紅葉に時期なんてどうなるんやろと思うけど、ここも最初ちょっと気が付かなくて右に斜面上りかけた所おかしいと感じてよくよく見回して見つけた。
もう疲れて腹も減ってきたので珍しく座る場所があったここで飯。
唯一つ大失敗があって、テン泊用ザック以外ここまで大変と思わず大きいウェストポーチしか持ってきておらず、山と高原地図では6時間かからないくらいだし大丈夫かなと500ミリリットルのナルゲン1本しか持ってこなかった。
しかもポーチの中ゴチャゴチャして物落とさないようにと浄水器も持たずに。
この日はだいぶ気温も上がり、特にこの奥山谷では緊張で喉も渇いたけど水は節約せねばならず、パンで口の中の水分持って行かれて時間かかってしまった。
この日の水量ならトラバース区間の合間に時折出てくる渡渉が癒やし。
2024年05月05日 11:15撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 11:15
この日の水量ならトラバース区間の合間に時折出てくる渡渉が癒やし。
飛び石らしき物も無い所に川渡りって書いてある所見るとやはり水量多かったら水の中歩くということか。
2024年05月05日 11:22撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 11:22
飛び石らしき物も無い所に川渡りって書いてある所見るとやはり水量多かったら水の中歩くということか。
おそらく水を節約して少し脱水症状が出て頭働いてなかったのか、源頭部に近づいても極細のトラバース道が見えずに巻き上がるのかと結局踏み跡もない斜面這い上がったり、最後の最後で谷を一筋間違えて明神平に突き上げるならもう先が明るく開けてるはずなのにおかしいと戻ったりと、山と高原地図では5時間半くらいとなってた所1時間くらいオーバーしてやっと戻ってきた明神平。
着いたらもうほとんどのテントはなくなってあとひと組だけが撤収準備してた。
自分はやはり水節約したのがたたって完全に息が上がって指が痙りそうでしばらく動けず、塩のタブレットと漢方を水ガブガブ飲んで流し込んでやっと一息。
そして一人きりになってしまった中を大福餅食べて急いで撤収して下山。
下りだしてすぐの水場で冷たい水を飲み、補給し、頭からもかぶってやっと頭も身体もすっきりしてきた。
途中家族連れひと組、ご夫婦ひと組、UL系らしき若い方お一人とすれ違うが、確か次の日の天気予報悪かった気がしたのでちょっと気になった。
2024年05月05日 13:41撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 13:41
おそらく水を節約して少し脱水症状が出て頭働いてなかったのか、源頭部に近づいても極細のトラバース道が見えずに巻き上がるのかと結局踏み跡もない斜面這い上がったり、最後の最後で谷を一筋間違えて明神平に突き上げるならもう先が明るく開けてるはずなのにおかしいと戻ったりと、山と高原地図では5時間半くらいとなってた所1時間くらいオーバーしてやっと戻ってきた明神平。
着いたらもうほとんどのテントはなくなってあとひと組だけが撤収準備してた。
自分はやはり水節約したのがたたって完全に息が上がって指が痙りそうでしばらく動けず、塩のタブレットと漢方を水ガブガブ飲んで流し込んでやっと一息。
そして一人きりになってしまった中を大福餅食べて急いで撤収して下山。
下りだしてすぐの水場で冷たい水を飲み、補給し、頭からもかぶってやっと頭も身体もすっきりしてきた。
途中家族連れひと組、ご夫婦ひと組、UL系らしき若い方お一人とすれ違うが、確か次の日の天気予報悪かった気がしたのでちょっと気になった。
奥山谷で感覚麻痺したせいか思ったより早く明神谷道下りて来れて完全に崩壊した林道にさしかかる。
ここは横の谷側の縁に踏み跡が続くが、向こう側はストンと谷まで落ちてるし、植生があるからなんとか歩けるけどテン泊装備背負ってもう疲れ切った足ではちょっと怖かった。
2024年05月05日 15:12撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 15:12
奥山谷で感覚麻痺したせいか思ったより早く明神谷道下りて来れて完全に崩壊した林道にさしかかる。
ここは横の谷側の縁に踏み跡が続くが、向こう側はストンと谷まで落ちてるし、植生があるからなんとか歩けるけどテン泊装備背負ってもう疲れ切った足ではちょっと怖かった。
元の駐車場の崩落地まで戻ってきたが、こうして見ると対岸の斜面だけでなく駐車場の下三分の一くらいも落ちてしまってるのが分かる。
いったいいつの何時くらいに崩落したのか分からんけど、もしも車が駐まってる時に落ちたりしてたらニュース物だったかも。
それにしても、対岸の斜面は法面工事で押さえれるかもしれんけど、こちらの駐車地は残りの部分だって崩れ落ちるかもしれず、それを調べたり必要なら補強工事したりって結構大事そうで、ここが駐車場として復活する日は来るんだろうか。
2024年05月05日 15:32撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 15:32
元の駐車場の崩落地まで戻ってきたが、こうして見ると対岸の斜面だけでなく駐車場の下三分の一くらいも落ちてしまってるのが分かる。
いったいいつの何時くらいに崩落したのか分からんけど、もしも車が駐まってる時に落ちたりしてたらニュース物だったかも。
それにしても、対岸の斜面は法面工事で押さえれるかもしれんけど、こちらの駐車地は残りの部分だって崩れ落ちるかもしれず、それを調べたり必要なら補強工事したりって結構大事そうで、ここが駐車場として復活する日は来るんだろうか。
林道はこの七滝八壺の入り口でチェーンが渡されて通行止めになってる。
2024年05月05日 16:11撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 16:11
林道はこの七滝八壺の入り口でチェーンが渡されて通行止めになってる。
長かった。
もう疲れ切った足には長すぎる下りの舗装道路歩き。
通行止め以前は登山口まで来るまで入れるので重いテン泊装備でも気楽に来れることが魅力だったと思うけど、この1時間の林道歩きはその魅力を半減させたと思う。
まあそれは自分が疲れ果てて下りてきたことや、人と行っておしゃべりでもしながらだったらまた違うのかもしれんけど。
2024年05月05日 16:15撮影 by  iPhone 12, Apple
5/5 16:15
長かった。
もう疲れ切った足には長すぎる下りの舗装道路歩き。
通行止め以前は登山口まで来るまで入れるので重いテン泊装備でも気楽に来れることが魅力だったと思うけど、この1時間の林道歩きはその魅力を半減させたと思う。
まあそれは自分が疲れ果てて下りてきたことや、人と行っておしゃべりでもしながらだったらまた違うのかもしれんけど。
出入り口の使用説明貼り紙。
現金だけでなくpaypayやLINEpayでも払えるようだけど、なんと電波が弱いので1キロ手前の笹野神社あたりまで名刺カード持って下りて読み込んで下さいって。
これはもう前もって調べて朝振り込んでから行くか、やはり現地で現金でというのが一番簡単そう。
2024年05月05日 16:16撮影 by  iPhone 12, Apple
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出入り口の使用説明貼り紙。
現金だけでなくpaypayやLINEpayでも払えるようだけど、なんと電波が弱いので1キロ手前の笹野神社あたりまで名刺カード持って下りて読み込んで下さいって。
これはもう前もって調べて朝振り込んでから行くか、やはり現地で現金でというのが一番簡単そう。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

ほんとは双門に行きたいんだがどうも今年は雨と晴れが交互して水量が少ない日の見当が付かず、しかしまだ虫も少ないこの時期を無駄には出来ないと、久しぶりにテン泊に行くことに。
9か月ぶりだし最近は軽いローカットシューズで歩くことも増えてきたのできっと荷物も靴も重く感じるに違いないから出来るだけ気楽に行ける所をと選んだのが明神平。
行く前日になって一応確認しておこうと奈良県の道路情報チェックしたらなんと林道大又小川線が崩落で通行止めって。
びっくりしてレポ等拝見すると途中の大又浄水場の敷地が急遽登山者や観光客用に1,000円で駐車出来るようになってるとのこと。
まあいいかと出かけたが想定外のそこそこ傾斜のある舗装林道歩きは行きも長いと感じたし、帰りはもう足に堪えて結構辛かった。
普通は帰りが辛いというほどのことはないと思うけど、天気も良い日を選んだし、2日目は帰る前にたっぷり歩こうと山と高原地図眺めて上手い具合に赤破線ながらトータル5時間半になるルートを発見。
これだとばかりよく調べもせずにそのコースを回ってから帰ることに。
一応難しい所があるとすれば谷筋かなと思って明神岳から桧塚に行き、マナコ谷登山口に下りて奥山谷登山口から奥山谷を上って明神平に突き上げる反時計回りを選択。
たまたまとはいえこの周り方の選択だけは自分を褒めてやりたい。
そして出来るだけ身軽に歩こうとサブザックではなくなんと容量2.7リットルという大きめのウェストポーチとダブルストックで行くことにし、6時間で帰ってこれるならいいかとなぜか水を0.5リットルしか持たずに出発。
最初桧塚まで行ってマナコ谷登山口に下りる尾根の途中まで、植林帯に入る前のザレて開けた尾根を下ってくる所までは天気に恵まれてもう最高だった。
ところが植林帯に入って林道と交錯しながら下りていくと道はだんだん苦手な狭く急なトラバース道になり、ゲゲッと思いながらやっと林道に降り立ってなんか嫌な予感に囚われながら次の奥山谷登山口に行くと小さい注意看板が。
撮り忘れたけど確か渡渉や滑落危険箇所が幾つもあってルートファインディング力必須みたいなことが書いてあった。
まあそれでも破線ながら山と高原地図に道が記載されてるんだから大丈夫だろうといきなりのトラバース道に入っていくとなんかだんだん道が荒廃した雰囲気に。
それを1枚撮っておこうとしてたらいきなり後から声かけられてびっくり。
少し話してから先に行かれ、強い方であっという間に離されてしまったが、先を行く方がおられるというのはほんとに心強かった。
それにしても、源頭部最後のゴーロ地帯は別として、途中はもちろん渡渉や斜面上りも出てくるけどほとんどが狭いトラバース。
それも水線からは結構高い急な斜面を時に片足分しか無いような、時にどこに踏み跡が続いてるのか見失いそうな、枯れ葉に埋もれて滑りそうな怖いトラバースばかり。
徹頭徹尾自分が一番苦手な道が続いて心身共に緊張を強いられるところに追い打ちをかけたのが持って行った水の少なさ。
この日は朝からグッと気温が上がり、山の上でも20度前後になってる中、結局6時間半かかったそのきつい状況で飲めるのは0.5リットルだけ。
その時は自分では分からなかったが途中からやはり少し脱水症状で頭が働かなくなってたらしく、無理に斜面上ってみたり最後の最後で谷筋間違えたり、その上息も上がってしまってなんとか明神平に戻ってきた時には立ち眩みはするしなぜか手の指まで痙りそうでしばらく動けなかった。
塩のタブレットと漢方薬を水ガブガブ飲んで流し込んでしばらくしてなんとか復活したが、帰ってきてから調べたら奥山谷は結構な難ルート、上級者向けなどと書いてあるレポも多く、ろくに調べもしない上に5時間半なら大丈夫かと水もろくに持たずに行った自分がアホでした。
おかげでたっぷり歩くという目的は十二分に果たせたけど、その状態でまたテン泊装備背負っての下りは最初やはり足元が心許なくて怖く、降り出してすぐの水場で冷たい水たっぷり飲んでしばらくしてやっと身体が落ち着いてくるの分かったが、それでも疲れはどうしようもなく、その足で通行止めで1時間長くなった舗装林道下りは辛く、最後はもう呆然と歩いてたと思う。
無事帰って来れたからよかったけど、やりきった感半分、反省半分の山行になりました。

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