日本300名山299座目☆冠山と金草岳〜北陸遠征2024
- GPS
- 04:56
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,142m
コースタイム
天候 | 晴れ曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
冠山峠へは福井県池田町側からは、アクセスできますが岐阜県側は、いまだに通行止め。岐阜県側への通り抜けはできません。 冠山トンネル北口近くに林道冠山線への分岐があり。 道のオアシスフォーシーズンテラスから林道起点まで、約7km。 林道起点から冠山峠まで約10kmの舗装林道。 道幅は狭く、片側崖で、ガードレールほぼなし。 ▼池田町林道情報サイト https://www.town.ikeda.fukui.jp/toplink/emergency/p002156.html http://www.e-ikeda.jp/see/p004018.html ▼池田町 木望の森づくり課(担当部署) 0778-44-8002 ▼冠山峠駐車場 かなりの台数を止められる。広大。舗装。枠あったと思う。 無料。出入り自由。トイレは、あるにはある。 コンクリートブロックで作られた非水洗トイレ。 モノを落としたら、取り出すことはほぼ不可能。 構造は凄いけども、よく清掃されていて、TPもあるし、匂いもない。 匂いが無いのは、利用者が極端に少ないからかもしれないが。 岐阜県側の駐車場はゲートの先なので、利用できない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○冠山峠〜冠山 尾根伝いの軽いアップダウンの繰り返し。 冠平あたりの山頂直下から、岩場の急登。 ロープかかってるけど、掴まなくても頑張れば登れる。 くだりでは掴んだ方が安心。 ○冠山峠〜金草岳 冠山より圧倒的に登山者少なく、登山道もワイルド。 軽く登った後、桧尾峠に向かって標高差にして150mのくだり。 桧尾峠からは、ひたすら登り。笹原で視界良好。 なかなか白倉山の山頂にたどり着かない。 白倉山まで行ってしまえば、金草岳は目と鼻の先。 |
その他周辺情報 | ▼食事 ○まる金そば 11.00-19.00 火休 福井県越前市今宿町1-2-4 0778-24-2315 ▼冠山バッジ、金草岳バッジ 調べた限り、なし |
写真
感想
北陸遠征2024、3日目の午前は、冠山(かんむりやま)と金草岳(かなくさだけ)に登ります。冠山は標高1257mで、日本三百名山他多数のなんとか名山に選ばれています。金草岳は標高1227mの山。冠山峠を挟んで、対峙するように並んでます。金草岳は、岐阜の何かしらの名山には選ばれていますけども、自分が目指しているところではないので、当初は冠山だけを往復しようかと考えていたのですが、それだとあまりにも距離が短いし、せっかく念願の冠山峠まで行っておきながら、冠山だけで帰るのも勿体ないなと思い、当日の天気次第では金草岳も行くことにしました。結果、山としては金草岳のほうが面白かったですね。おそらく金草岳は、300名山を目指している人の、ほとんどが登らないだろうけども、良い山なのに勿体ないと思う。
というわけで、冠山は、もう何年も前から登頂の機会をうかがってた山なんです。標高が低いわりに登山口標高が高いために、アクセス道の冬季閉鎖の解除時期が遅い。例年、解除になる頃には梅雨入りし、近年多発する豪雨災害で、瞬く間に土砂崩れが起きて通行止め。通行止めが解除になる頃には、冬期閉鎖。そんなのを何年も繰り返していました。いったい、いつのなったら、登れるのだろうかと悶々とした日々を送りながら冠山の数少ないレコを確認していたら、林道を通行止めの手前から歩いて登頂することも可能な気配が感じられたので、去年「林道を歩けば登れる」と思い込んで、現地まで行っていれば。岐阜県側の林道入口には派手なバリケードが設置されていた。トンネル工事関係者がそこらじゅうにいて、とてもバリケードを強行突破していくことなどできない状況で、すごすごと関東に逃げ帰りました。そんな苦み走った思い入れのある山の登山口である冠山峠に立ち、私は興奮のあまりオシッコを漏らしそうなのを必死にこらえていた。
で。冠山ですが。冠山峠から山頂部が見えている。近い。山自体は、本当にあっさり。尾根道の軽いアップダウンを何度か繰り返して最後の岩場をちょいと登れば山頂だった。しかし。ずっと晴れていたにもかかわらず。山頂に到達する5分くらい前だかに、山頂部に雲がかかってることに気づく。周囲は雲に包まれていく。勘弁してくれ。さっきまで晴れてたじゃないか。あと、30分早く出発すれば、360度視界だったのに。山頂部は思った通り、雲に包まれていたが、たまに遠くまで見通せたので、まあ、よしとした。
これで下山してしまうのも、やっぱり味気ないし、天気がよければ、金草岳にも行こうと思っていたので、車に戻って軽く水分補給し、金草岳を目指す。この時点で、いまだ他の登山者の車は、ゼロ。ネックは、150mくらいくだりがあること。帰りはそれが登りになる。楢俣川登山口から桧尾峠に登ってくる猛者ルートがあるということを、今回の遠征直前に知る。過去レコは極端に少ない。そんなルートがあるのであれば、林道冠山線の通行止めなんて関係なかった。いつでも行けたのか。でも、薮ルートで面倒そうだし、冠山峠まで車でアクセスできるのに、あえてそこから登ることもないので、そちらはパス。その桧尾峠を過ぎてからは、ひらすら登り。冠山より登山道の眺めは良く、登って正解だ。白倉岳に登り切ってしまえば、もう直ぐかと思っていたら、まだそこそこな距離があった。金草岳ではガスに巻かれることもなく、欲しいままの眺望を楽しむことができました。帰路、冠山峠が近づくと、冠山を取り巻いていたガスが晴れていた。ふと、もう一度、冠山に登ろうかとも思ったけども、この後の予定もあるので、やめた。
冠山峠に戻ってくると、これから登るという方々が多数いらっしゃった。確かに、この時間から登ったほうが正解だったかもしれない。そして、この山。いつまた豪雨災害でアクセス林道が通行止めになるか分かったものではない。またぞろ、大雨予報もあるようだし、登るのが難しい山だ。
これにて、日本三百名山の登頂数が、100座目となりました。300名山は、山上ヶ岳の関係で101座あるので、まだ完登ではないです。最後は、蓮華岳。200名山も残すは、針ノ木岳のみ。今年中の200名山、300名山の完登が現実味を帯びてきた。というわけで、今回の北陸遠征の大目的の大半は達成してしまったのですけども、まだ休みの日程があるので、遠征は続きます。
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