【残雪ありの針ノ木サーキット】針ノ木雪渓から周回

2024年05月22日(水) [日帰り]

• GPS: 12:51
• 距離: 19.4km
• 登り: 2,237m
• 下り: 2,236m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:12
• 休憩: 0:40
• 合計: 12:52

5:18 スタート地点
7:08 7:08 高巻き入口
9:28 9:35 針ノ木岳
9:59 9:59 小スバリ岳
10:04 10:21 スバリ岳
11:53 11:59 赤沢岳
12:40 12:46 鳴沢岳
13:17 13:17 新越山荘
13:53 13:53 新越岳
14:10 14:11 岩小屋沢岳
15:38 15:39 種池山荘
16:02 16:02 富士見坂
16:32 16:33 水平岬
17:10 17:10 駅見岬
17:18 17:18 ケルン（柏原新道）
17:58 17:59 柏原新道登山口
18:10 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢駅、市営無料駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

・針ノ木雪渓はマヤクボ沢を登りました。アイゼンとピッケルがあった方が安全安心。
・スバリ岳の北側と、新越山荘～種池山荘～夏道ルートはまだ残雪多いです。
・一部ルートを外れてしまい激薮に入っています。

その他周辺情報

下山後、薬師の湯♨️へ

写真

5/22 6:52

雪渓に来た〜。白馬と比べるとそれほど大きくはありません。

5/22 7:17

雪渓を振り返ると美しい景色が広がってました。

5/22 8:06

マヤクボ沢を登ります。この辺りが急斜面。軽アイゼンで力を入れて登りましたが、体力ばかり消耗しなかなか高度を上げれない。アイゼンを持ってくるべきだったと何度思ったことか。

5/22 8:59

マヤクボ沢はあともう少し。アイゼン+ピッケルの方に抜かれました。

5/22 9:28

【針ノ木岳】山頂。マヤクボ沢を登り上げてから山頂までは雪は無く、ガレ場多く、浮石注意。

5/22 9:28

今から歩く稜線。スバリ、赤沢、鳴沢、岩小屋沢。奥には白馬、唐松、五竜。

5/22 9:28

蓮華岳のお姿も印象的。

5/22 9:28

遥かなる絶景かな。
大天井、穂高連峰、鷲羽、手前は七倉岳

5/22 9:28

ちょっと拡大、穂高連峰方面

5/22 9:29

立山、剱岳の絶景。この後ずっと横にいる感じ

5/22 9:29

五色ヶ原あたり

5/22 9:29

綺麗な稜線です。黒部五郎から薬師岳、あの稜線も歩きたいなぁ。

5/22 9:57

振り返って針ノ木岳

5/22 9:59

鷲羽〜黒部五郎〜薬師〜立山。素晴らしすぎる稜線

5/22 10:05

【スバリ岳】山頂。
南側は楽チンでしたが、北側は少し気を使いました。

5/22 10:14

スバリ岳北側で硬めの残雪。2人組とスライド。なんとチェンスパ、アイゼンつけずにキックステップのみで行かれていました。

5/22 11:54

【赤沢岳】山頂。ここまでが遠く感じました。

5/22 12:10

ちょっとガスってきそうです

5/22 12:26

鳴沢岳がガスって。。見え隠れしてる頂きが山頂かな？

5/22 12:41

【鳴沢岳】山頂。この辺りから残雪とガスが濃くなりました。

5/22 13:15

新越山荘。水場があれば、、と思って来ましたが、、。すぐ諦めました。

5/22 13:38

ミヤマキンバイ

5/22 14:07

【岩小屋沢岳】山頂。ガスが晴れませんが、涼しくて良いかな。

5/22 14:13

残雪が交互にきます。

5/22 14:14

ガスの切れ間から剱岳

5/22 14:15

夏道と雪道が交互に

5/22 14:33

どこを歩いているのか、夢の中のような景色。

5/22 14:58

途中迷った挙句、激薮の中に突入。ハイマツを綱渡りして突破。

5/22 15:39

種池山荘到着。

5/22 15:41

ガスで何も見えませんが、ヤマレコ頼りにガンガン降ります

5/22 15:53

ありがたいトレース。見た目より怖め。冬道の方が良かったと少し後悔。

5/22 16:38

残雪と樹木が入り混じった感じが続きます。

5/22 17:08

ショウジョウバカマ

5/22 17:59

下山。相当な水量が、爆音とともに流れています。駐車場へ向かいます。

感想

toshi-o

【針ノ木サーキット】
　ちょっと残雪の針ノ木サーキット。午前のみ快晴、午後からは厚めの曇りの天気予報でしたが、梅雨の時期に入る前にチャンスと思い実行しました。
【針ノ木雪渓、針ノ木岳、スバリ岳】
　針ノ木雪渓にはマヤクボ沢から登り。アイゼンとピッケル無しで来たため、軽アイゼンで進みます。想定以上の急斜面で、ちょっと失敗と分かった頃はずいぶんと上の方でした(下調べしなさすぎ！)。キックステップを続けてきたのと想定以上の暑さで、脚が攣りそうになってきます。結果、マヤクボ沢ではかなりペースを落として登りました。
　マヤクボ沢から稜線に出ると立山、剱岳ドーン。針ノ木岳山頂では快晴の中で360°見渡す限りの絶景。そこからスバリ岳、赤沢岳にいたる稜線歩きは、格別。立山と剱岳が常に横にある幸せ感。
【赤沢岳～種池山荘】
　赤沢岳あたりでペースが悪く、周回できるかと心配になりましたが、焦ることなくじっくりと進みました。新越山荘あたりまで来ると残雪が続きますが、大きなアップダウンも少なく、残雪の上でもペースを上げることができました。ただ天気予報がピッタリ当たり、ガスガスで真っ白の世界を歩くことに。
【種池山荘～柏原新道】
　最後の下りは、夏道をたどった残雪ルート。トレースがあり、ずいぶんと助かりました。それでも柏原新道の残雪のトラバースは今回の核心部でした。トラバースは(数えてませんが15回ほど)滑落しないように気をつけ、最終的には体力を使い切りました。まぁ明るいうちに、車に乗れて良かったかな。