大人気の焼岳北峰（中の湯から上高地）

2024年05月26日(日) [日帰り]

• GPS: 06:07
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,155m
• 下り: 1,004m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:31
• 休憩: 1:07
• 合計: 6:38

4:08 スタート地点
4:12 4:13 新中の湯登山口
5:29 5:30 広場
5:34 5:34 下堀沢出会
6:28 7:20 焼岳北峰
7:47 7:47 中尾峠
7:54 7:54 焼岳展望台
8:01 8:07 焼岳小屋
8:08 8:09 新中尾峠
8:21 8:22 長ハシゴ
8:44 8:44 峠沢梯子場
9:07 9:07 上高地焼岳登山口
9:16 9:16 西穂高岳登山口
9:21 9:21 ウェストン碑
9:29 9:29 上高地アルプス山荘
10:03 10:03 中の湯ゲート
10:35 10:38 中の湯温泉
10:43 10:45 新中の湯登山口
10:46 ゴール地点

945上高地発のバスに乗り、中の湯バス停に10時過ぎにつき、駐車場まで上り返しました。

天候

北からの寒気の影響で山頂は西北から常時寒風とともにガスが湧いていたが、日中次第に落ち着いた模様。そのため、槍穂高は見えたり、見えなくなったり。その後は薄曇り。山頂は寒風のため寒くダウンを着込む。歩行時も常時ヤッケを着て歩いても汗は殆どかかず、快適でありました。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

中の湯先の登山口は出発時（AM4時）15台程度、戻った時（AM11時）は40台程駐車していてびっくり。登山口にはトイレが無いので、さわんどで車中泊（1泊2日で700円x2日）し、早朝に移動しました。上高地からは中の湯までバス（￥850）、そこから標高差250mほどを上り返します。中の湯送迎のマイクロバスに抜かれて寂しい思いをしますが、好天にも恵まれ、中の湯往復よりも楽しい山歩きができました。

コース状況／危険箇所等

中の湯から山頂はよく整備されています。途中の雪渓は早朝のため雪が固く、ちょっと滑りましたが、ストック無しでも頑張れば歩けます。山頂直下は強風にも関わらず（強風のせい？）硫黄臭が激しいです。南峰は夏路は崩壊の危険のため禁止とのことなので、次回雪のついたときに上りたいです。山頂から中尾峠までの道は、雨天時は滑りそう。過去に梓川を堰き止めて大正池を造った大崩壊地を眺めながらの上高地への道は
途中梯子や鎖場もありますが、よく整備されています。

写真

5/26 5:29

1時間ほど上ると樹林帯を抜け、焼岳が見えてきます。

5/26 5:36

右手には前穂高と明神岳が。

5/26 5:46

霞沢岳の肩からあがる朝日も霞がち

5/26 6:19

標高があがると乗鞍岳が見えてきます。美しい！

5/26 6:25

山頂直下に噴気孔があり、火山性ガスが噴出しています。

5/26 6:37

山頂到着、山頂標識の向こうは白い世界

5/26 6:56

漸くガスの切れ目から、槍、西穂、奥穂、前穂と勢ぞろい。素晴らしい展望です（晴れると）

5/26 6:57

笠ヶ岳は白く優美な姿

5/26 6:57

左から、双六、水晶、鷲羽、籾沢岳

5/26 7:09

漸くガスが切れ勝ちになってきました。

5/26 7:40

穂高を正面にみる贅沢な下り

5/26 7:45

5/26 7:48

中尾峠では、木の間越しに笠ヶ岳

5/26 7:55

ヨーロッパアルプスのような景観です

5/26 7:58

焼岳を振り返る。焼岳は過去ずっと登山禁止であったと記憶していたが、現在は噴火警戒レベル1。

5/26 8:06

焼岳小屋は営業していません。

5/26 8:09

小屋から下ったところに見晴らしの良い場所があります

5/26 8:20

霞沢岳をバックに箱にはのような大正池と大正池ホテル。こちらからみると大正池は殆ど埋まってしまっているようにみえます。

5/26 8:20

途中の梯子。これから上る女性の方。

5/26 8:25

この谷が梓川を堰き止めたのでしょう。

5/26 8:55

森林の中をゆる〜く下っていきます

5/26 9:06

登山口そばのお花

5/26 9:07

遊歩道に出たところからの霞沢岳

5/26 9:17

穂高が一望できる気持ちの良い晴天

5/26 9:24

映っていませんが、海外からの旅行者の方をはじめ、大混雑の梓川遊歩道

5/26 9:30

独標から明神岳まで勢ぞろいです。

5/26 10:46

中の湯の駐車場に戻りました。上高地から上る人は西洋人の方をはじめ海外の方が多く、中の湯からは台湾人らしき団体さんも。早朝に出発してもかなりの人でしたが、この時間、車が40台ほど停車してあり、びっくりでした

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

備考

山頂は寒く、フード付きダウンジャケットを持参して正解でした。

感想

hebat

中の湯から往復する方、上高地から往復する方が多いようでしたが、中の湯から早朝上って、山頂の大展望を満喫し、穂高を正面に中尾峠までおりて、上高地を散策して帰る、というのがとても楽しいプランでした。唯一最大の難点は、中の湯バス停から登山口までの上り返しです。第7カーブまで行くと、中の湯旅館の入口があり、ここから建物の右側を上るとショートカットできます。第5カーブの先からは前穂高が見えて慰められます。頑張ってせかせか歩きましたが、40分ぐらいかかりました。