烏帽子岳スカイライン直登

2024年05月26日(日) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,265m
• 下り: 1,184m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:17
• 休憩: 0:25
• 合計: 6:42

5:36 スタート地点
9:13 9:13 小烏帽子岳
9:30 9:55 烏帽子岳
10:03 10:04 小烏帽子岳
12:19 ゴール地点

天候

曇り。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

湯の丸高原駐車場

上信越道東部湯の丸IC出口より信号を左折して県道79号（浅間サンライン）を小諸・軽井沢方面に進みます。
「別府」交差点を左折、県道94号の山道を上ります。
小諸IC軽井沢から来る場合も同様に県道79号の「別府」交差点を右折します。

20分程登坂すると「地蔵峠」の駐車場があります。

(公共交通)

しなの鉄道田中駅からタクシー40分程。
または小諸駅か新幹線佐久平駅から千曲バス（運転期間限定）湯の丸高原行き60分か75分 で地蔵峠につきます。

コース状況／危険箇所等

山頂稜線以外はバリエーションです。
笹藪が深い熊さんがたくさんいるエリアです。

その他周辺情報

道の駅雷電くるみの里
所在地 389-0512 長野県東御市滋野乙4524-1
TEL [phone]
駐車場 大型：20台 普通車：100（身障者用2）台
営業時間 7:00〜19:00〔施設により異なる〕
ホームページ http://www.ktr.mlit.go.jp/road/chiiki/road_chiiki00000293.html
ホームページ2 http://raidenkurumi.jp/

写真

5/26 5:34

地蔵峠(長野県側)待避所に車を停めてスタート。

今年の冬に三方ケ峰から撮った烏帽子岳スカイライン。

今日は一直線に赤線の湯道尾根(勝手に命名)で上り、エボシ沢を下ります。

5/26 5:42

第三十八番聖観音がスタート地点ね。

5/26 5:45

一つ下の第三十七番　千手観音から入山。

5/26 5:46

中電の水力発電の送水管がある所から上り始める。

5/26 5:56

送水管とはここでサヨナラ。

5/26 5:56

さぁこれから尾根を直登だ。

5/26 6:05

ケルンを積みながら上る。

5/26 6:11

ゴロゴロしてきた。

5/26 6:16

足元にはチゴユリ。

5/26 6:17

だんだん岩のサイズが大きくなってきた。

5/26 6:31

林道跡を通過。

5/26 6:33

1500m付近から白樺の森♪

5/26 6:37

おや？スズラン！

5/26 6:47

笹藪始まります(-_-;)

5/26 6:49

1600mぐらいからレンゲツツジが良い感じ。

5/26 6:51

5/26 6:51

5/26 6:56

5/26 6:56

レンゲツツジの咲く尾根を上り最初のピークに到着。
白樺の森とツツジの咲く静なピーク。

5/26 7:03

最初のピークから一旦下ると林道。

5/26 7:05

林道の奥は笹とカラマツの森。

5/26 7:12

この感じアレあるよね！

5/26 7:12

嫁さんへのお土産GET!

5/26 7:34

尾根をさらに上ると谷へせり出した岩を見つけた。

5/26 7:35

登ってみるとこの景色。

5/26 7:35

三方ケ峰と篭ノ登山。
この角度から見た事がなかったので新鮮( ´∀`)

5/26 7:53

ん( -_・)?岩の上にピンク？

5/26 7:53

イワカガミがビッシリ咲いていました♪

5/26 7:53

今年初イワカガミ。

5/26 8:00

(￣□￣;)!!なんか凄いの見えてきたんですけど。

5/26 8:01

ここを攻める！

5/26 8:06

越えました(;´Д`)ﾊｧﾊｧ

5/26 8:08

笹藪だんだん深くなる( ´-ω-)

5/26 8:11

振り返れば八ヶ岳。

5/26 8:20

笹と岩の不思議な景色の尾根。

5/26 8:22

ムラサキヤシオが咲き始めていました。

5/26 8:23

癒される〜(*´∀`)♪

5/26 8:23

また岩(T^T)
藪と岩を何度も繰り返し体力が削られていく。

5/26 8:24

景色は綺麗なんだけどね。

5/26 8:24

東御市の町並み。

5/26 8:28

コイツがラストか？

5/26 8:29

越えた先にには湯ノ丸山(*>∀<*)

5/26 8:29

湯ノ丸山が見えてこんなに嬉しく思ったのはいつぶりだろうか。

5/26 8:29

槍も見えちゃって♪

5/26 8:29

浅間山の山々。

5/26 8:30

地蔵峠。

5/26 8:30

えっ？！まだあんのかい(￣□||||！！

5/26 8:39

やベーヤツきた！

5/26 8:41

最後まで巻かずに直登！

5/26 8:42

岩場に咲く花に励まされながら。

5/26 8:44

5/26 8:47

四阿山が見てきたと言うことは。山頂が近いはず！

5/26 8:50

明らかに人の踏み跡とわかるトレースが笹原に出始めた。

5/26 8:53

キター!!!ヽ(≧▽≦)ﾉ烏帽子岳！

5/26 8:54

四阿山、湯ノ丸山を眺めながら気持ち良い笹原を上る♪

5/26 9:00

小烏帽子こんにちは！

5/26 9:00

笹原と北アルプス。

5/26 9:03

祢津分岐到着。

5/26 9:03

祢津分岐の注意喚起の看板。

5/26 9:04

EBOSHI SHYRUN メッチャキツそう。
オッサンはよう走れんわ(^_^;)

5/26 9:12

すっかり夏山。

5/26 9:13

フデリンドウ。

5/26 9:15

今日のピークは後ちょっと。

5/26 9:23

ミツバオウレン。

5/26 9:25

ズミ満開。

5/26 9:27

烏帽子岳到着＼(^o^)／

5/26 9:29

(o´ｴ｀o)b

5/26 9:34

あー腹減った。

5/26 9:35

いつもの定位置。
岩の上で朝飯。

5/26 9:47

四阿山に乾杯(^_^)／□☆

5/26 9:52

肉眼では富士山も見えていましたが南は雲がやはり多い。

5/26 9:52

アルプスは良い感じや(●’∇’)♪

5/26 9:52

よし！帰ろ。

5/26 10:02

バイバイ烏帽子岳( ´∀`)/~~

5/26 10:08

ザレ場のコマクサ蕾が出始めました。

5/26 10:17

コルへの下り。
この場所のムラサキヤシオも咲き始めていました。

5/26 10:19

さぁ…ここからが今日一番の難所だ( ´Д｀)=3
雪が無いエボシ沢を下るのは本気で下らないとヤバい。

5/26 10:24

ですよねぇ〜
激藪ですよねぇ〜(っ−＿−)っ

5/26 10:32

雪があればシューって一滑りなんだけどね。

5/26 10:34

沢の起点まで降りてきた。

5/26 10:41

エボシ沢源流点。

5/26 10:43

イワボタン？

5/26 10:48

ようこそ！熊臭ムンムンの深い笹の谷へ((( ；ﾟДﾟ)))ﾋｨー!

5/26 11:09

ようやく恐怖の笹エリアを抜けた。

5/26 11:12

木こりの森まで下れば一安心(*´-`)

5/26 11:19

快適な林道。

5/26 11:20

林道入口へ無事到着。

5/26 11:21

ロードはイヤだな(-ε- )

5/26 11:28

五郎の滝から。

5/26 11:30

湯の丸渓流コースに乗り換え。

5/26 11:30

クリンソウ。

5/26 11:31

マイナスイオン浴びまくりで下る。

5/26 11:33

丸太橋。

5/26 11:36

サンリンソウ。

5/26 11:39

苔の緑が鮮やかな季節になりました。

5/26 11:40

サンリンソウが咲く気持ちの良い径♪

5/26 11:41

渓流とコンロンソウ。

5/26 11:43

エンレイソウ。

5/26 11:45

滝に癒され。

5/26 11:45

湯の丸渓流コース終了。

5/26 11:57

｢弘法大師のさかさ枝｣(シナノキの大木)まで下ってきました。
私の中ではこの木から上が山、下は里です。

5/26 12:04

今日登った烏帽子岳スカイライン湯道尾根。

5/26 12:06

この辺はレンゲツツジが見頃。

5/26 12:07

5/26 12:08

5/26 12:08

湯の丸高原のツツジ平はもうちょっと先だね。

5/26 12:19

今日は自転車が多いなぁって思っていたら。今日はヒルクライムの大会みたいでした。
スタート地点に無事帰還。今日は久しぶりにしっかりと山を歩けました(*>∀<*)

撮影機器：

LG style3 L-41A docomo LGエレクトロニクス

感想

よっさん

昨晩、二択で悩む(;＞_＜;)
ツクモグサが咲き始めた横岳か、藪が濃くなる前に登ってみたい烏帽子岳のルートか。

今朝の空模様で決めたのが烏帽子岳スカイライン！

東西に延びる特徴的なあの稜線！大好きなラインです(人´ з`*)

今日はそのスカイラインを攻める事にしました。

烏帽子岳。
浅間山塊の最西端にある2066m程の山で東御市と上田市の境に聳える山。麓の集落まで延ばびる裾のが美しく、南北にピークを有する特徴的な山容の山です。　　
　
島崎藤村の｢破戒｣の中にも、丑松が父の住んでいた根津村に向かう田中駅からの眺めた烏帽子岳をこう描写されています。　
(石垣で積み上げた田圃と田圃との間の坂道を上るにつれて、烏帽子山脈の大傾斜が眼前に展らけてくる。)

現在は烏帽子岳へは車で湯ノ丸高原（地蔵峠）まで上がって、誰もがハイキング感覚で登れる山ですが、かつては麓の集落から延びる尾根を深い笹藪を漕いでひたすら登ってたどり着く山でした。
　
故に今でも東御市の祢津集落からの祢津御堂山の神のルートや上田市の市民の森から殿城山を越えて上るルート、北の旧真田町の角間渓谷からの廃道ルートなどがあります。

山腹には昔から林業や放牧地への仕事のために造られた林道がいくつもあり、その林道や麓からの旧道を組み合わせた道を｢EBOSHI SKYRUN 烏帽子岳登山競走｣のコースとしても利用されています。

そんな昔から幾つもの道が切り開かれてきた烏帽子岳ですが一筋だけ誰も歩かない尾根があります。

その尾根は地蔵峠(長野県側)湯道から烏帽子岳南南東に延びる尾根です。エボシ沢の南の尾根ですね。今回はその尾根を上りエボシ沢を下るルートを歩いてみました。

何故、人はこの尾根に立ち入らないのか。このエリアは熊の生息域でその個体数も濃いエリアではあるのだが(^_^;)

三方ヶ峰から見える烏帽子岳のスカイライン！この線が私が一番好きな烏帽子のラインだ♪以前は真っ直ぐに延びるこのスカイラインは祢津からの尾根とばかり思っていたがどうやら今回登るエボシ沢の南尾根のようだ。

この尾根の名前は不明の為｢湯道尾根｣と勝手に呼ばせてもらう事にした。
長野県東御市の新張地区から群馬県嬬恋村・旧鹿沢温泉に通じる道はその昔、湯治客が往来したことで「湯道」と呼ばれていました。湯道から伸びる尾根と言う事で｢湯道尾根｣と命名しました。

湯道尾根は予想通りの深い笹藪！幾度も立ちはだかる岩壁！なかなか手強い尾根でした( ´;ﾟ;∀;ﾟ;)

今日最大の難所は下りのエボシ沢！背丈程の笹藪と熊臭ムンムンの深い谷。五感の全てを研ぎ澄まし久しぶりに緊張感をもって歩きました。

また一つ、浅間山塊に変テコな線を引いてきました(^-^;
烏帽子岳スカイライン湯道尾根。
良い尾根でした(*>∀<*)ﾉ

コメント

emimaru

烏帽子岳、誰がこういうルート歩くのかと思ったらよっさんでしたか。
私には歩けないけれど、もっと元気なころなら歩いてみたかった・・
渓流コース、いつも上にしか行かなかったけれど下る道もあるのですか、今度歩いてみたいです。

よっさん

いつも三方ケ峰から眺めていた烏帽子岳山頂から真っ直ぐに延びる尾根。気になっていたんですよね(^_^;)なかなか良い尾根でした。

渓流コースの緑も濃くなり、これから暑くなる季節には涼をとるのに良い道ですよね♪