ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 687924
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

【過去レコ】鈴ヶ岳W:錦繍まとう赤城山系、半袖隊長、故・宿沢広朗氏(ラグビー日本代表)を偲ぶ

2008年10月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
半袖隊長👕 その他2人
GPS
--:--
距離
4.6km
登り
425m
下り
425m

コースタイム

日帰り
山行
2:06
休憩
0:34
合計
2:40
13:10
42
13:52
14
14:06
17
鞍部
14:23
14:57
8
15:05
45
鞍部
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
高崎駅からレンタカー
【往路】高崎駅⇒関越道赤城IC⇒(みもざ/昼食)⇒新坂平駐車場
【復路】新坂平駐車場⇒川場村(区民保養所に宿泊)
コース状況/
危険箇所等
●部分的に岩場があるが、特に危険個所なし
●山頂を前にして、ほぼ登って来た分を穿き出すような大下りがあり、その後、同じ分だけ登り返す。
●しかしコンタ100mほどなので大したことはない。

▲合計距離: 4.56km /最高点の標高: 1528m /最低点の標高: 1407m
△累積標高(上り): 299m / 累積標高(下り): 295m
◆新EK度数=9.025⇒「EK16未満:非常に楽」
その他周辺情報 食事toilet:カフェギャラリーみもざ(群馬県渋川市赤城町/赤城ICすぐ)
http://hotshotamp.exblog.jp/17052430/
・須田小春ママのこだわりの自家製野菜を使った創作料理
・「世田谷の山登りのXX」に聞いて来た・・・と言うと、なお一層、親切にしてももらえます。
・T皇日「人生の楽園」にも出演!
http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen_2008/back/20080329/tsusin/1tushin.html
高崎駅にて、偶々、SLみなかみ号。
季節運行列車だ。
高崎駅にて、偶々、SLみなかみ号。
季節運行列車だ。
「みもざ」で早めの昼食。
家庭菜園野菜を中心の食材。
女性はきっと気に入るはず。
しのぶ+はるか両隊員。
1
「みもざ」で早めの昼食。
家庭菜園野菜を中心の食材。
女性はきっと気に入るはず。
しのぶ+はるか両隊員。
では、鈴ヶ岳に向けて出発。
2人とも空身です。
では、鈴ヶ岳に向けて出発。
2人とも空身です。
最初のコブ。
背景は黒檜山。
最初のコブ。
背景は黒檜山。
次第に高度を上げると・・・
大沼が見えて来る。
次第に高度を上げると・・・
大沼が見えて来る。
中間地点を過ぎると鋤柄山1562m。
ここから約100mを下る。
中間地点を過ぎると鋤柄山1562m。
ここから約100mを下る。
ススキ街道。
鋤柄山と鈴ヶ岳の鞍部。
ここから100m登り返す。
鋤柄山と鈴ヶ岳の鞍部。
ここから100m登り返す。
黄色が眩しい。
絨毯模様。
最後は意外にもロープが設置された岩場。
1
最後は意外にもロープが設置された岩場。
鈴ヶ岳山頂・・・所要1時間15分。

ここで宿沢さんは倒れたのかthink
1
鈴ヶ岳山頂・・・所要1時間15分。

ここで宿沢さんは倒れたのかthink
地図上では山頂から他への道なし。
地図上では山頂から他への道なし。
眺望も限定的。
どこだろう?
眺望も限定的。
どこだろう?
鞍部へ一旦下り
登り返す。
はるか隊員、半袖に。
はるか隊員、半袖に。
キノコ。
鋤柄山へ最後の踏ん張りどころ。
鋤柄山へ最後の踏ん張りどころ。
鋤柄山を越えれば後は楽チン。
浴衣の〜きみぃ〜は♪
ススキのかんざ〜し♫
鋤柄山を越えれば後は楽チン。
浴衣の〜きみぃ〜は♪
ススキのかんざ〜し♫
燃えています。
ゴ〜〜ッルmotorsports
春はツツジの名所らしい。
ゴ〜〜ッルmotorsports
春はツツジの名所らしい。
今宵の夕食
at なかのビレヂ。
明日は至仏山へ。
3
今宵の夕食
at なかのビレヂ。
明日は至仏山へ。

感想

【記載日:2015年8月29日】

職場ワンゲル部(確かその年の)新人はるか隊員のリクエストに応えて、しのぶ隊員ともども、至仏山に登ることにした。
せっかくなので・・・いつもの川場村に前泊することにして、軽めにどこかを歩こうということになり、拙者が予てから登りたかった赤城山系の鈴ヶ岳に登ることにした。

鈴ヶ岳と言っても、赤城山系の中では超マイナーである。
やはり赤城山といえば黒檜山や駒ヶ岳が中心で、あるいは長七郎山や地蔵ヶ岳、はたまた荒山・・・といったところであろうか?

鈴ヶ岳になぜ???
それは日本ラグビーの歴史を語るにおいて、その名を忘れることはない故・宿沢広朗氏の終焉の地だからである。
ラグビー界においては全く無名の熊谷高校(※熊谷工業は超・有名&名門だが)から名門早稲田大学ラグビー部の門を叩き、SHとして大活躍。
2年連続して日本一となった原動力であり、主将も務めた。
日本代表としても活躍し、現役引退後は日本代表監督を務め、スコットランド戦での勝利など、日本ラグビーの黄金時代を支えた。
銀行マンとしても成功し専務の地位まで上り詰めたが、ラグビー界のことか?職務のことか?、心労が祟りヘビースモーカーとなったのも一因か、友人たちと鈴ヶ岳に登頂し、さぁ、下ろうか・・・と立ち上がったところで倒れ、そのまま息を引き取ったとされる。
その辺りは、加藤仁著「宿澤広朗 運を支配した男」に詳しい。
http://honto.jp/netstore/pd-book_02793740.html?partnerid=02joqr_next

さて、その鈴ヶ岳は新坂平登山口から、早いハイカーであれば片道1時間も掛からないであろう。
途中で登り返し凹凸があるものの、高々、コンタ100m程度である。
だから宿沢さんは登山で疲れて倒れたのではなかったのだと容易に想像できる。
何かのきっかけで倒れた・・・そこが偶々鈴ヶ岳の山頂だったに過ぎないのだ。

実は、拙者、その宿沢さんの講演会(セミナー)に参加したことがある。
セミナー終了後、握手を交わしながら二言三言会話する機会があり、その時の写真もあるのだ。
宿沢さんはラグビー界の雲上人。
拙者は底辺の中の底辺で、チョロチョロと楕円球を追い掛けただけ。
何を話したのだろう???
緊張のあまり、「ワタクシもラグビーをしておりました!」とでも話したのであろうか?
今は昔・・・記憶は定かではない。

美しい秋の錦繍に彩られた稜線を、こんな思いに耽りながら歩いた。
一緒に歩いた女性二人は、さて、何を考えていたのだろう?

お疲れさんどしたm(__)m

  隊長

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1427人

コメント

偉大な監督でしたね
半袖隊長。晩にちわ(多分あっている)。最近習ったこちらの方言で、こんにちわとこんばんわの間で使うそうです。まだ、陽が落ちていない時に。
宿沢さんは偉大な監督でしたね。住○銀行だったでしょうか? 今日は、過去レコの日ですね。
明日は、大山(だいせん)の近くの山に勤務先山登り会のメンバーと行く予定だったのですが、あいにくの雨で中止となりました。であれば、得意?の平地、街歩きでもします。
2015/8/29 19:09
Mikuniさん
当地も小雨が断続的に降った一日でした。
一旦、出陣する用意はしたのですが・・・止めました。
ですので・・・過去レコ三昧です。

宿沢さんは早稲田の黄金期の創成期のメンバーですね。
ラグビー部がない●友銀行に就職しても、暫くはラグビーを続けていました。
●友銀行の大物・磯●氏(後の会長)が、京●大学のラグビー部OBだったので理解があったようですね。
仕事の上でも為替ディーラーとして活躍、ロンドンでは「London Japanese(ラグビー好きの集まり)」でも功績があったと聞いています。

明日も今日と変わらぬぐずついた天気らしいのですが、拙者も明日はナントカしたいと思っています。

  隊長
2015/8/29 19:37
こんばんわ
エディ・ジョーンズはWRC後の退任が決まりましたが、何かと宿沢さんと比較されることが多いようですね。ラグビー界に改革をもたらし、しかしラグビー界の体質は変わらず、というような。優秀な人はどうしても孤高の存在になるようです。

故郷の山で倒れた、ということなのですかね。小学生の頃にラグビーをやっていたので、勉強になりました。
2015/8/29 21:01
derakkumaさん
お〜、ご無沙汰しておりますm(__)m
お子様はすくすく成長されているかと思います。
今から親子登山が楽しみですね。

さて、そうなんです〜〜〜評判の好かったジョーンズHCも退任が決まったと聞き、ビックリしていました。
宿沢さんの時代も、日本派と海外派の勢力争いがあったようで、代表監督を誰にするかで、随分と悩まれていたようですよ。

しかし国立競技場問題の影響で、日本開催が決まった2019大会の開催権を、南アフリカが横取りしに来ているとの報道もあり、場外での争いも大変です。

それにしても、よく、この過去レコを発見されましたね
フォロワーでなければ、ほとんど目に触れることはないのですが・・・

  隊長
2015/8/30 10:22
こんばんは
同じ金融界に身を置くものとすれば宿沢さんは名ラガーマンというよりは名バンカーという認識です。
早逝されたのは二足のわらじでいろいろ心労があったんでしょうね。
ただ、紹介された本ですが、これはすべて事後取材に基づくもので協会を止めるくだりなどは立場が違えば見方もいろいろだと思います。

ラグビーW杯は暗雲が立ち述べてきましたねえ。
ここにきてのこの動きいろいろ事情はあるんですが。
一つ言えることは各種スポーツの協会はアスリートOBだけじゃ機能しないということです。汚れ仕事を引き受ける政治屋さんが必要なんですよね。
特にラグビーのようにボードの一員でもない日本がW杯開催決められたのはそういう人の工作があってのこと。
そういう人をバッシングしたらあきませんわ!
2015/8/30 18:53
match1128さん
あまり裏事情には通じていませんが、まさか宿沢さんが早世されるなんて・・・握手した時にはそんなこと思いもしませんでした。

Wカップ、どうなるんでしょうねぇ?
大会収入の多寡が問題になるようですが、国立競技場問題も思わぬ所に跳ね返ってきましたね

  隊長
2015/8/31 8:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 赤城・榛名・荒船 [日帰り]
新坂平〜鍬柄山〜鈴ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら