沢登り体験会 土曜日チーム 八甲田 寒水沢
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- GPS
- 03:04
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 116m
- 下り
- 116m
コースタイム
- 山行
- 0:27
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 3:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
毎年恒例の山岳部の沢登り体験会を土曜日と日曜日に分けて行った。これはその土曜日チームの記録である。
日曜日チームの記録は以下に添付する。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6905541.html
今年は登攀に重きをおいた沢登り体験会とした。毎年、白神の暗門 横倉沢で行っていたが、今回は上記の目的を達成するため、八甲田の寒水沢とした。この沢は入渓してまもなく登攀要素の強い滝が現れるので、登攀練習にはちょうど良い。
今回は1年生にはできるだけ自分たちで考えて登山を実行するようにさせた。
前日の気象講習は私が一方的に教えるのではなく、1年生で話し合ってもらい、発表してもらうという形で行った。それまで教えた知識で1年生同士で自分たちなりに考察しており、これを繰り返せば前期中には1人で天候判断ができるようになるかもしれない、と私は感じた。
読図に関しても、寒水沢の入渓地点までは上級生は1年生に一切干渉せず、1年生だけの判断と行動で行った。このような自分たちで考えて登る機会を多く設けることで、「連れて行ってもらう」という受動的姿勢から、「自分たちで登る」という主体的な姿勢に変わることができるのではないだろうか。また、考えて登る方が登山はより魅力的なものになると私は思う。
個人的には初めてF1の流心よりを登攀できたことが会心の出来事であった。寒水沢を最後まで遡行する場合はF1は時間短縮のため簡単な左岸よりを登攀することが多かったのである。流心よりはクラックが細かったり、クラック内がフレアしているなどして、プロテクションが効めにくかった。ホールドもスタンスも左岸の方より乏しく、難易度は高く感じた。何回も行っている沢でも、たまには違うところにルートをとることで、こんなにも刺激的な登攀になることは私にとって大きな発見であった。
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